【2024】予算20万円以下で買う!ゲーミングPCのおすすめを比較紹介
予算20万円となると様々なパーツをアップグレードすることができるので、バランスに優れたミドルレンジモデルのゲーミングPCを購入することができます。
最新ゲームでグラフィック高めに設定しながら快適に遊べます!
10万円・15万円の場合はある程度グラフィックを落としながらでないと満足いくfpsが出せませんが、この値段帯から画質を高くしてもかなり安定してきます。
近年のシングルプレイヤーゲームはグラフィックが重くなってきていますし、レイトレーシングを使ったリアルな描写を存分に楽しみたいならこの値段から入っていくことをおすすめします。
本記事では各BTOショップでおすすめの構成を比較し、20万円以下のゲーミングPCならどれが買いか比較紹介します。
予算別!おすすめのゲーミングPC
予算20万円で買えるゲーミングPCのスペック
予算20万円となると15万円の時よりもグラフィックボードがワンランクアップしたより高性能なゲーミングPCを購入できます。
20万円のゲーミングPCではNvidia GeForce RTX 4070を搭載したモデルがもっとも狙い目。
ゲーム | RTX 4070 Low | RTX 4070 High |
---|---|---|
Valorant | 620 fps | 610 fps |
Overwatch2 | 598 fps | 339 fps |
Apex Legends | 299 fps | 240 fps |
競技用ゲームのグラフィック設定をHighにしてもこれだけのfpsが出ていれば十分すぎるというかもはやオーバースペック気味。
このグラボになると4Kでのゲームプレイも視野に入ってきますので、シングルプレイヤーゲームで没入感のある高解像度体験をしたい方は一石二鳥でしょう。
4060 Ti搭載型ならしっかり価格20万円を切りますが、ここは頑張ってギリギリラインを攻めて4070搭載モデルを選びたいところ。
とは言ったものの、予算と目的に応じて柔軟に選択肢を広げていきましょう。
CPU | Core i5-13400 / Ryzen 7 5700X |
---|---|
GPU | RTX 4060 Ti / RTX 4070 |
メモリ | 16GB / 32GB |
SSD | 500GB / 1TB |
20万円帯だと基本スペック的には上記のようなものになります。
各ブランドのモデルごとに構成が異なりますが、メモリやSSDは後からでもとても簡単に組み換え可能なので、CPUとGPUに注目していくのがおすすめです。
これくらいのスペックがあれば2024年でもゲームの推奨スペックは基本クリアしていますし、Apex LegendsやValorantなどはグラフィック設定を落とさないでも高いfpsで快適に遊べます。
また、ゲームだけでなく動画編集でもゲーミングPCはその性能を発揮しますので、クリエイティブ作業をする人にもおすすめです。
- 15万円のPCと比べると…
-
ValorantやApex Legends、Fortniteといった競技向けゲームであれば15万円でも十分に高性能ですが、4Kでのゲームや重いシングルプレイヤーを視野にいれると20万円の方がおすすめです。
- 25万円のPCと比べると…
-
4Kでのゲームには飽き足らず、レイトレーシングを使ってリアルな描写を存分に楽しみたい場合はさらに高性能なスペックを狙いましょう。
BTOゲーミングPCは本当にお得なのか?
ゲーミングPCを選ぶ時には3つの選択肢を考えますよね。
- すでに出来合いのブランド品
- BTOショップのカスタムPC
- イチから自作
BTOと自作だったらどっちが良いんだろう…と思いますよね、私も思いました。
自作ゲーミングPCの強みと弱み
- 強み
-
- カスタマイズの幅が無限に広い
- 工賃がないため安上がりになる
- 自分で組み立てていく楽しさもある
- パーツさえ揃えばBTOみたいに出荷をまたなくてもその日のうちに使える
- 弱み
-
- まず知識がないと揃えて良いパーツが何なのか分からない
- ネットで組み立て方を調べても完全正解マニュアルは見つからない
- 何かしらミスっても全部自分のせい
- 周りにPCが得意な人がいなければ質問することもできない
- 特に何故かPCの電源がつかないなんてなったら発狂モノ
これを乗り越えていく覚悟があるなら自作PCにチャレンジしてみる価値はあると思います。
BTOゲーミングPCの強みと弱み
- 強み
-
- 自社パーツを取り入れてしっかりコストを抑えてくれる
- 組み立て工賃を含めても自作とそこまで変わらない金額で同スペックのものが買える
- プロに任せられるし、保証が効いて電話サポート対応も厚い
- 弱み
-
- よくカスタマイズ可能!っていうけど実際予算と天秤にかけると大して自由度ない
- 納期まで時間がかかる場合がある
- 見た目にあまりこだわれない
一番重要なグラフィックボードを基準に考えると、可能な限り予算ギリギリの構成を狙うわけなので、基本構成にオプション追加するとなると躊躇します。
ちなみにカスタマイズで言うと、メモリやストレージはオプション追加するよりも自分で買って取り付けた方が安上がりです。
スペック項目でも書きましたが、上記2つの追加はかなり簡単なので優先順位は低いです。
20万円のゲーミングPCでベンチマーク
手持ちでは持っていないため、有志のfps計測動画を調べあげて一覧にしてみました。
CPUやその他の構成が不明なのでかなり大雑把な目安と捉えてください。
ゲーム | RTX 4070 Low | RTX 4070 High |
---|---|---|
Apex Legends | 299 fps | 240 fps |
CS2 | 480 fps | 294 fps |
VALORANT | 620 fps | 610 fps |
Fortnite | 327 fps | 201 fps |
PUBG | 439 fps | 240 fps |
Overwatch 2 | 598 fps | 339 fps |
どの競技用ゲームをプレイしてもLow設定なら360Hz視野、High設定でも240Hzが狙えます。
CPUにも左右されますから全くこの通りとはいきませんが、設定をいじれば望み通りのfpsで快適に遊べるでしょう。
このグラフィックボードになるとレイトレーシングや4Kでゴリゴリのグラフィック設定で遊ぶのもいけるので、各ゲームのfpsを見てみましょう。
ゲーム | RTX 4070 4K | 備考 |
---|---|---|
Cyberpunk 2077 | 80 fps | プリセットHigh |
ホグワーツレガシー | 62 fps | プリセットUltra |
Elden Ring | 60 fps (上限) | プリセットMax |
GTA V | 105 fps | Very High |
Red Dead Redemption 2 | 63 fps | プリセットUltra |
4Kのグラフィック設定高めでこれだけのfpsを確保できれば十分じゃないかと思います。
4K+レイトレーシングなどさらなる映像表現の高みを体験したい方はより強力なスペックを持つ25万円や30万円クラスのゲーミングPCを検討しましょう。
予算20万以下で買えるゲーミングPCのおすすめ
20万円以下で買えるゲーミングPCを各BTOから抜粋して紹介します。最後に比較表も作ってありますので参考にしてみてください。
製品 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
G-GEAR GA5J-C230B3/CP6 | Core i5-13400F | RTX 4070 | 32GB | 1TB NVMe | 199,980円 |
GALLERIA RM5C-R47 | Core i5-14400F | RTX 4070 | 16GB | 500GB NVMe Gen4 | 209,980円 |
NEXTGEAR JG-A7G7S | Ryzen 7 5700X | RTX 4070 SUPER | 16GB | 1TB NVMe Gen4 | 229,900円 |
Lenovo Legion 5i Gen 8 | Core i5-14400F | RTX 4070 | 16GB | 512GB NVMe Gen4 | 207,790円 |
RTX4070搭載モデルは予算ギリギリか少しだけ超えてしまいますが、グラボパワーが強いので頑張るのがおすすめ。
特にTSUKUMOのG-GEARはコスパ抜群ですので必見です。
G-GEAR GA7A-D230BN/CP2
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラボ | RTX 4070 |
メモリ | 32GB (16GBx2) |
SSD | 1TB NVMe Gen4 |
HDD | なし |
クーラー | 空冷 |
光学ドライブ | DVD |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 750W ゴールド |
値段 | 199,980円 |
- 20万円以下でRTX4070を搭載したコスパ最強モデル
- 競技向けゲームはもちろん4Kもサクサク
- SSDは1TBのGen4で高速
- メモリは32GBなので他のモデルに比べて多い
TSUKUMO G-GEARのRTX4070搭載モデルで、今回紹介しているゲーミングPCの中では唯一20万円以下という価格で4070を積んでいる構成です。
4KでのゲームプレイやフルHD+レイトレでのゲームが快適に遊べます。競技向けだけじゃなくてシングルプレイとかCoopゲームもガチガチに遊ぶぜって方にはおすすめ。
見た目が若干無骨なのがネックだけど、そんなの関係ねぇって場合はコスパ最強。
SSDが1TBでGen4対応高速タイプなのも強いです。
こんなこと言うとあれだけど、モデル名が長くて数字の羅列だから分かりにくい…もうちょっとキャッチーな感じにした方が印象付くと思うんですけどね。
GALLERIA RM5C-R47
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 4070 12GB |
メモリ | 16GB (8GBx2) |
SSD | 500GB NVMe Gen4 |
HDD | なし |
クーラー | 空冷 |
光学ドライブ | なし |
ケース | ミニタワー |
電源 | 650W ブロンズ |
値段 | 209,980円 |
- ちょっと20万円超えるけど4070搭載型
- 4K・レイトレフルHDで快適ゲームプレイ
- CPUがTSUKUMOよりも一世代新しい
- SSDは500GBだけどGen4なので高速
先に紹介したTSUKUMOのゲーミングPCに比べると1万円ほど価格が上がっていますが、CPUが1世代新しくなり、SSDがGen4になっているのがアップグレード内容と言えます。
ただしメモリは32GB→16GBとなっているし、SSDは容量が半分になっているので、どっこいくらいといえばどっこいくらいの印象。
前面がLEDで光る洗練されたケースになってよりゲーミングPCらしくなっていますから、見た目もちょっと拘りたい方はガレリアの方がテンション上がるかも。
ドスパラは出荷がめちゃくちゃ速くて有名なので、すぐにでもPCが欲しい人はドスパラを優先的に選ぶと良いかも。カスタマイズしても高速出荷なことが多いです。
NEXTGEAR JG-A7G7S
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラボ | RTX 4070 SUPER |
メモリ | 16GB (8GBx2) |
SSD | 1TB NVMe Gen4 |
HDD | なし |
光学ドライブ | なし |
クーラー | 簡易水冷 240mm |
ケース | ミニタワー |
電源 | 750W ブロンズ |
値段(税込) | 229,900円 |
- 23万円になるけど4070SUPERとさらにワンランク上
- 4K・レイトレフルHDで快適ゲームプレイ
- Ryzen 7 5700X搭載でコスト調整
- SSDは1TBのGen4で高速
20万円だいぶ超えたねぇ、という声が聞こえてきそうですが、実はグラフィックボードが4070 SUPERとワンランク上のものになっているんです。
4070とどれくらい違うかというと、ゲームによりますがちょっと重ためのシングルプレイヤーで5~10fpsほどの向上が見込めます。例えばStarfieldとかホグワーツレガシーなどですね。
GPUだけでなく、SSDは1TBの容量多めかつGen4対応の高速モデル。
さらにクーラーが空冷ではなく簡易水冷となっているため、静音性や冷却性能も高くなっています。
保証期間が3年と長く、電話サポートも手厚いので初心者の方には特におすすめ。
実は20万円を切る4070搭載モデルのNEXTGEAR JG-A7G70という構成もあるのですが、売り切れているため記載しませんでした。再入荷したら一考の余地ありかも。
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 4070 (カスタマイズ) |
メモリ | 16GB DDR5 (8GBx2) |
SSD | 512GB NVMe Gen4 |
HDD | なし |
クーラー | 空冷 |
光学ドライブ | なし |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 500W ブロンズ |
値段 | 207,790円 |
- 20万円をちょいごえだけどスペック強め
- カスタマイズで4070に変更する必要あり
- SSDはGen4対応で高速
- メモリはDDR5の8GBが2枚
- 無線LAN標準搭載
20万円を少し超えてしまいますが、カスタマイズモデルでRTX 4070搭載モデルにするとかなりスペックの良いゲーミングPCとして爆誕します。
SSDが512GBと普通の容量だけどGen4対応なのがお得。
他に強いのはメモリがDDR5で高速になっていること、そして他のBTOでは有料オプションである無線LANアダプターが標準搭載されていること。
有線インターネットじゃないなら必ず必要になるので追加料金払わなくて良いのはでかい。
ただ納期が長いのがネック…。
予算20万以下のゲーミングPCを比較してみた
ブランド | TSUKUMO | GALLERIA | NEXTGEAR | Lenovo |
---|---|---|---|---|
モデル | GA7A-D230BN/CP2 | RM5C-R47 | JG-A7G7S | Legion Tower 5i |
CPU | Ryzen 7 5700X | Core i5-14400F | Ryzen 7 5700X | Core i5-14400F |
グラボ | RTX 4070 | RTX 4070 | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 |
メモリ | 32GB | 16GB | 16GB | 16GB DDR5 |
SSD | 1TB Gen4 | 500GB Gen4 | 1TB Gen4 | 500GB Gen4 |
HDD | なし | なし | なし | なし |
光学ドライブ | DVD | なし | なし | なし |
クーラー | 空冷 | 空冷 | 簡易水冷 | 空冷 |
ケース | ミドル | ミニ | ミニ | ミドル |
電源 | 750W ゴールド | 650W ブロンズ | 750W ブロンズ | 500W ブロンズ |
値段 | 199,980円 | 209,980円 | 229,900円 | 207,790円 |
→ | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する |
このようになりました。4070搭載モデルが狙い目です。
予算にはめるならTSUKUMOのG-GEARが一番ぴったりです。
少し背伸びできるなら4070SUPERを搭載したNEXTGEARやLenovo Legionも良いかもしれません。簡易水冷や1TB Gen4も嬉しい部分。
最後に紹介しているRTX4060Ti搭載型はあくまで最後の手段…です。
20万円以下で買えるゲーミングPCのまとめ
上記4つのゲーミングPCを紹介しました。
この中だとNEXTGEAR JG-A7G7SかG-GEAR GA5J-C230B3/CP6でしょうか。どちらも名前が文字の羅列で訳わからんけどスペックとコスパは確かです。
さらに予算頑張れそうなら以下も見てください。
予算別!おすすめのゲーミングPC