【2024】予算10万円以下で買う!ゲーミングPCのおすすめを比較紹介
ゲーミングPCは予算があればあるほど良いものが買えるのはもちろんなんですが、やっぱり先立つ物がないとその予算で決めるしかありませんね。
10万円しかないけれど、その中でも一番良いやつが欲しい!
各BTOショップでおすすめの構成+おすすめのアップグレードを比較し、10万円以下のゲーミングPCならどれが買いか比較紹介します。
予算別!おすすめのゲーミングPC
予算10万以下のゲーミングPCでってどうなの?
現在では、価格10万円以下だとゲーミングPC を購入するのは中々厳しいです。
この予算で狙い目のグラフィックボードは基本的にGTX 1650やRTX 3050が搭載されたエントリーモデルです。
動作がほどほどの重さのゲームなら、1920×1080の解像度で高いグラフィック設定にして60fpsに近い数字を出すことができるでしょう。
GTX1650搭載モデルなら超ザックリ言うと下の表のようなfpsは期待できるかと思います。
ゲーム | GTX 1650 | RTX 3050 |
---|---|---|
Valorant | 300 fps | 400 fps |
Overwatch2 | 240 fps | 338 fps |
Apex Legends | 110 fps | 193 fps |
これだけのfpsが確保できるのであれば、スペック的には144Hzや240Hzのゲーミングモニター性能をしっかり活かすことができます。3050なら360Hzもいけるぞ…。
そうすると無理に背伸びして価格15万以上のゲーミングPCを買うより、10万のパソコンとゲーミングモニターをセットで買った方が良いと思うんですよね、だってモニター絶対必要だし。
意外と10万でもいけることはいけるんだな、って思ってもらえたら良いかなと。
どれだけ快適かはゲームにもよるので、重たいゲームを4Kでプレイするなどは難しいです。
また、ゲームだけでなく動画編集でもゲーミングPCはその性能を発揮しますので、クリエイティブ作業をする人にもおすすめです。
- 15万円のPCと比べると…
-
15万円になるとRTX4060という世代が大きく違うグラフィックボードを搭載しているため、GPUのパワーが大きく異なります。
一度買ったらパーツ換装せずに長く使っていきたい!と思うのであればお金を貯めるという選択肢もあります。
BTOゲーミングPCは本当にお得なのか?
ゲーミングPCを選ぶ時には3つの選択肢を考えるかと思います。
- すでに出来合いのブランド品
- BTOショップのカスタムPC
- イチから自作
この中でブランド品は基本割高なので後回しにするとして、ではBTOと自作だったらどっちが良いの?という疑問が出てくるのは当然です。
自作ゲーミングPCの強みと弱み
自分で好きなブランドのパーツを選べたり、組み合わせも自由、予算内でどのようにパーツパワーを配分するかも自由など、カスタマイズの幅が非常に大きく、またトータル価格も安く済みます。
自作はブルースクリーン出ても電源つかなくなっても全部自己責任ですし、自分で問題を解決しなきゃいけないのでやはりそこは玄人向けと言えるでしょう。
BTOゲーミングPCの強みと弱み
一方BTOゲーミングPCはそこまでの自由度はなく、基本ベースがほぼ出来上がっているものにオプションでカスタマイズするのが関の山。
ですが自社パーツを取り入れるなどコストを抑えるテクニックに長けているため、同じ値段でも自分で組み立てるという手間がなく、プロに任せられます。
保証やトラブルシューティングという点でもBTOの方が手厚いです。
また、自作と価格的に大きく変わりませんから、パーツのブランドやスペックにそこまで大きなこだわりがないのであればBTOゲーミングPCを買って後々自分で追加するというのが最もおすすめです。
10万円のゲーミングPCでベンチマーク
手持ちでは持っていないため、有志のfps計測動画を調べあげて一覧にしてみました。
CPUやその他の構成が不明なのでかなり大雑把な目安と捉えてください。
ゲーム | GTX 1650 | RTX 3050 |
---|---|---|
Apex Legends | 110 fps | 193 fps |
CS2 | 227 fps | 350 fps |
VALORANT | 300 fps | 400 fps |
Fortnite | 130 fps | 210 fps |
PUBG | 94 fps | 163 fps |
LoL | 145 fps | 246 fps |
Overwatch 2 | 240 fps | 338 fps |
ValorantやCS2など、グラフィックは軽めだけど根強い超人気ゲームがやりたいのであれば当然問題なし。144Hzどころか360Hzモニターと組み合わせても使えます。
基本的に映像・画質設定はHighなどを選択せず、なるべくLowで低く抑えておくのが高fpsをキープするコツです。
Overwatch 2やValorantなんかはLowなら240~400fps台がでるので結構すごいですね。
特にこの辺の競技用ゲームは画質にこだわったところでなんの意味もないため、Low設定で全く問題ありません。
予算10万以下のゲーミングPCでおすすめを紹介
10万円付近(最安値)のおすすめのゲーミングPCを紹介します。他の値段帯に比べて選択肢は比較的狭いです。
製品 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
Lightning AH5 | Ryzen 5 4500 | GTX 1650 | 16GB | 500GB NVMe | 87,980円 |
Lightning AS5 | Ryzen 5 4500 | RTX 3050 | 16GB | 500GB NVMe | 100,980円 |
GPUの違いがダイレクトに価格に影響します。
1つ前の項目にリスト化したfps一覧を見て、144とか240あれば十分という方はLightning AH5が良くて、少しでも滑らかなゲームをしたい方はLightning AS5を選ぶと良いでしょう。
稀にMouse Computerなどから同価格帯のコスパ良いゲーミングPCが発売されることもありますが売り切れてしまいます。常に買えるのはドスパラ。
Lightning AH5
チップセット | AMD A520 |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラボ | GTX 1650 |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
SSD | 500GB NVMe |
HDD | なし |
光学ドライブ | DVD |
クーラー | 空冷 |
ケース | EM041 ミニタワーケース (MicroATX) |
電源 | 450W ブロンズ |
値段(税込) | 87,980円 |
- ドスパラで唯一10万円をしっかり切っているパソコン
- 他BTOブランドはこの値段のゲーミングPCをほぼ用意してない
- GTX1650ならLow設定にすれば多くのゲームで問題なし
- SSDやメモリなども悪くない構成かと
10万しか予算がないなら現状これが良いでしょう。
もし他に周辺アクセサリーを持っているなら次に紹介するLightning AS5も見てもらいたいのですが、モニターやマウス、キーボードなどを買う必要があるならこの最安値PCが狙い目です。
メモリが16GBでSSDが1TBと標準的な容量ですが、まずはこの最安値セットを買って後々増設していくパターンを考えられるので、まずはカスタマイズせずに買ってしまいましょう。
ドスパラは出荷のスピードがめちゃくちゃ速いので、速く欲しい人はその点も加味しておくと良いです。
Lightning AS5
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラボ | RTX 3050 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB NVMe |
HDD | なし |
光学ドライブ | DVD |
クーラー | 空冷 |
ケース | EM041 ミニタワーケース (MicroATX) |
電源 | 550W ブロンズ |
値段(税込) | 100,980円 |
- ギリ10万円超えだけどRTX3050へと超アップグレード
- 3050ならMedium画質設定でもかなりのfpsが見込める
- レイトレーシングやDLSSに対応
- その他の構成も問題なし
RTX3050になるとレイトレやDLSSに対応し、GTX1650に比べてかなりのステップアップになります。
なので今後を見据えて長く使っていきたいのであれば、10万円を超えてしまっていますがこのモデルを選ぶのはアリです。個人的にはこちらがおすすめ。
結局PCなんて壊れなければ3~4年くらいは同じの使い続けるわけじゃないですか。そうすると少しでも高いスペックのパーツを載せたパソコンにしたくなりますよね。
予算10万以下のゲーミングPCを比較してみた
ブランド | ドスパラ | ドスパラ |
---|---|---|
モデル | Lightning AT5 | Lightning AS5 |
CPU | Ryzen 5 4500 | Ryzen 5 4500 |
グラボ | GTX1650 | RTX3050 |
メモリ | 16GB | 16GB |
SSD | 500GB NVMe | 500GB NVMe |
HDD | なし | なし |
光学ドライブ | DVD | DVD |
クーラー | 空冷 | 空冷 |
ケース | ミニ | ミニ |
電源 | 450W ブロンズ | 550W ブロンズ |
値段 | 87,980円 | 100,980円 |
→ | 購入する | 購入する |
10万円だとほぼ選択肢がないのが実情。4~5年前はもっといろいろ選択肢があったんですけどね。インフレ怖っ。
他のBTOショップだとグラフィックボードが搭載されていないか、搭載されたら12万円程度に値段が上がります。
Mouse Computerとかは出してるんですけど、売り切れちゃってたりするんですよね…。
10万以下で買えるゲーミングPCまとめ
以前は10万円以下でも選択肢がそこそこあったのですが今ではほとんど見かけません。
上記2つのゲーミングPCを紹介しました。
この価格帯のゲーミングPCを狙うならドスパラが安定しているので推奨します。
マイナアップデートはされますがいきなりモデルがなくなるなんてことはあまりないので。
コスパに優れたおすすめPCなので、購入の参考にしていただければ。
もうちょっと予算頑張れそうなら以下の記事もご覧ください。
予算別!おすすめのゲーミングPC