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Pulsar X2H eS レビュー。OLED搭載の最先端マウス

Pulsar X2H eS レビュー

Pulsar Gaming Gearから発売されているゲーミングマウスX2H eSをレビューしていきます。

Pulsar様よりご提供いただきました

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概要

Pulsar X2H eSは以前発売されたX2Hを競技用eSports向けにしたとされる新ラインナップ。

軽さを追求したモデルではないため60g台中盤と最近のマウスとしてはやや重めですが、底にOLEDがあってDPIやポーリングレートを表示するなどデバイスオタクたちの射倖心を煽りまくる洒落乙マウスとなっています。

ワイヤレス4Kポーリングレート、有線8Kポーリングレート、ソフトなしの完全ドライバーレス設定、巨大な500mAhバッテリーによる長寿命などが特徴。

スペック

マウスX2H eS
カラー
接続2.4GHz 無線
シェイプ左右対称
センサーPixArt PAW 3395
DPI26,000
ポーリングレート4K無線 / 8K有線
寸法124.2 x 66.8 x 38.2 mm
重さ65g
ボタン数5
メインスイッチRAESHAオプティカル
サイドスイッチHuano Black Shell White Dot
ホイールスイッチKailh
エンコーダーPulsar Blue Encoder
ライティング
バッテリー500mAh
ソフトウェア

同梱物

  • マウス本体
  • 4KUSBレシーバー
  • USB-Cケーブル
  • クイックガイド
  • ステッカー

マウスの購入先

Pulsar公式サイトから購入できます。

Pulsar Gaming Gears
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性能

デザイン

カラーリングは黒のみですが、お尻の赤い帯がワンポイントアクセント。

もうちょっとマットで周りのコーティングとブレンドした感じを期待してたんですが、艶ありでテープが貼られたみたいでした。

ホイールはアルミニウム合金仕様になっていて、銀色で映えます。

ノーマル版ではセンサー周りのくぼみに穴が空いていましたが、eSでは埋められてソリッドベースになっています。

マットコーティングで防滑性は高く、グリップしてもツルツル滑ることがありません。その代わり脂による汚れは目立ちがちです。

端子はUSB-C。GOOD。

底のOLED構造

eSシリーズで最も特徴的なのは底のOLED。

必要な情報は全て見られます。バッテリー残量、DPI、LOD、ポーリングレート、そしてMotionSync。個人的にはバッテリー残量見られるだけでも嬉しい。

常時点灯ではなく、センサーすぐ下のポーリングレートボタンを押下すると3秒ほど点灯します。まぁ常時点いてたらそこでバッテリー消費しちゃいますし当たり前か。

本マウスはソフトウェアの使用を想定していないドライバーレスのため、本体で全て完結することが重要なわけです。この辺りはオフラインとかで使うためのeSports向けという感じしますね。

サイズ

サイズは120 x 65 x 39 mmで、Mサイズ相当です。

横幅の65mmというのは最も広がっている部分の値で、実際にグリップする部分は60mmくらいでした。

ノーマルのX2Hと全く同じ寸法。X2Hには一回り小さくしたミニサイズもありますが、eSシリーズにミニは発表されていません。

シェイプ

X2H eSはPulsarオリジナル形状となっていて、ロープロファイルなフロント側と、高く設計されたリア側が特徴的です。

ケツ高マウスというとEndgame Gear XMシリーズを思い浮かべますが、それよりもさらにほんのちょいトップピークは高くて後ろ側にきており、尻側のカーブは急傾斜になっています。そのため手のひらの接触面が広く、グッとフィット感します。

フロントは低くなっているので指を立たせて精密なクリックをするのに向いています。私はこの形状すごく好きなんですよね。 XM系も好きでしたが、このX2Hシリーズもかなりお気に入り。

サイドはゆるやかな逆ハの字になっていて、センター付近が後方に対してくびれているため手前に引きながらガッシリ掴むことができます。

ただ、私の手の大きさは18.5×10.5cmで、個人的にはX2H miniの方がサイズとしてはしっくりきます。

重さ

実測で64.5gです。公称値は65gなのでそれよりもやや軽いです。

ノーマルのX2Hが54g。他のマウスも多くは50g台で、かなり軽いものは50gを切ってくる世界です。なので64.5gは比較的重めと考えられます。

とはいってもLogicool G Pro X Superlightに近い重さではあるんですけどね。少し前はSuperlightがモックアップみたいと言っていたので、時代の流れは早いもんです。

eSは軽さにフォーカスした製品ではないため、程よい重さが好きな人、軽さよりも機能性や安定性をとる人などに好まれるハズ。

センサー

搭載されているセンサーは記事執筆時点では最新となるPixArt PAW 3395です。

今はどこもこのセンサーを搭載するため特筆することはありません。

センサー位置

センサー位置は少しだけフロント寄りです。

LOD

設定実測値
1mm0.8mm
2mm1.4mm

特に何もなければ1mmがおすすめです。

マウスボタン

それぞれのマウスボタンについて見ていきます。

メインボタン

マウスボタンはセパレートタイプでシェルから独立しており、クリックは軽めとなっています。オプティカルスイッチですがもさっとした感じは全くなく、スナップ感のある調整で良いです。

右クリックに少し横方向へのかたつきがありますが、個体差の可能性も。押し込んだ後のズレはほとんどないです。

ノーマル版のX2H MINIでは少し右クリックに引っかかりがあったのですが、それは改善されています。

スイッチはRAESHAオプティカルスイッチです。

メインボタンのクリック応答速度

デバウンスタイムの設定が可能となっていて、確かデフォルトだと3msになっていたかと思いますが、最速の0msにして計測しました。

4Kポーリングレートでの応答速度は0.53msとオプティカルスイッチらしく非常に速いです。

ポーリングレート設定平均値
1K0ms0.72ms
1K3ms(デフォルト)3.18ms
4K0ms0.53ms
8K有線0ms0.26ms

正確な計測ができるXLATではまだPulsar系のマウスは測れないため、OSLTTという機器で音ベースで計測しました。

1Kでも十分速いですが、4K→8Kとより高速反応になっていきます。1K→4Kでの違いは軽微ですが、4K→8Kは2倍違います。

ちなみになぜチャタリングとは無縁のオプティカルスイッチにデバウンスタイムがあるのかというと、叩きつけた時に誤クリックするスラムクリックを防ぐためです。

0msで軽く叩きつけてみるとスラムクリックは発生しがち。なので強めにマウスのポジション直しをする人は3msなど高く設定することをおすすめします。3msの応答速度を稼ぐよりもスラムクリックを防ぐ方が重要かと思います。

サイドボタン

幅が細めでやや丸みを帯びたサイドボタン。飛び出しはほどほど。それなりにカチッとした押し心地で良好です。左サイドに親指をそえると少しだけサイドボタンが触れるような高さなので押しやすいです。

左側に見えているのはLED。バッテリー残量や充電状況の確認ができます。

スイッチはHUANO Black Shell White Dotです。

スクロールホイール

なんといってもeSシリーズはアルミ製のホイールが特徴的です。普通はプラスチックなどにラバーリングがはめられていますが、アルミ。アルミです。

堅牢なフィーリングでブレを感じませんが回転はやや重め。かつラバーでない分滑りがちなので、軽い気持ちで回そうとするとちょっと遅れてついてくるイメージです。ノーマル版のような軽さはありません。

クリックフィーリングは少し硬めですが、指が硬直するほどではありません。私の手のサイズ(18.5×10.5cm)だとちょっと遠くて回しにくいなという位置でした。握り方次第ですけど。

エンコーダーはPulsar Blue Encoder。

スイッチはKailhです。ノーマルのX2Hなどと異なり、クリック機構の部分が普通にホイールの軸で押すタイプになっています。

4Kドングル同梱と有線8K

最近のマウスは大体が4Kに対応していますが、ドングルが別売りのパターンが圧倒的に多いです。PulsarもX2H MINIXlite V3などは別売りでした。

eSでは最初から4Kドングルがレシーバーとして付属しているので追加の出費がありません。箱から出したらすぐに4Kワイヤレスで使えます。

ノーマルX2Hなどで使える別売りドングルはeS非対応となっているため、eSに同梱されているドングルは少し特殊なようです。

また、eSシリーズでは有線接続すると8Kポーリングレートで使用できるのもノーマル版ではない性能です。しっかり検証したわけじゃありませんが、ケーブルはUSB3.0にさしておかないと通信が上手くいかないかも。

バッテリー

バッテリーはそんじょそこらのサイズとは違う巨大な500mAh。普通は250や300mAhなので2倍前後大きいです。

当然重さに関わってくるわけですが、4Kポーリングレートを使うとバッテリー消費が激しくなって充電切れまでの時間が短くなります。そのため、バッテリーは単純にデカい方が心配少ないですよね。

1Kポーリングレート
267時間
4Kポーリングレート
64時間

フル充電の状態から1Kポーリングレートで8時間使用したところ、残量はソフトウェア上で97%となりました。単純計算するとトータルで267時間ほどもつことになります。まじか。

4Kで同様に4.5時間使用したところ、残量はソフトウェア上で93%となりました。単純計算するとトータルで64時間もつことになります。4Kでこれだけ持つのはなかなかです

完全ドライバーレス

Pulsar X2H eSはドライバーレスでの使用を想定して作られていて、Pulsarの統合ソフトウェアであるFusionではeSマウスを認識しません。

マウス本体での操作で設定を変更します。各項目の調整方法はクイックガイドに載っていますが、ここにも掲載しておきます。

設定操作キー
DPIDPI
ポーリングレートPR
LODPR長押し→右リック
モーションシンクPR長押し→左クリック
デバウンスタイムPR長押し→DPI
LEDオフオンホイール+右クリック+サイドボタン5長押し

基本的にセンサーすぐ下にあるPR(ポーリングレート)ボタンを長押ししながらどこかしらクリックすれば変更できると覚えておけば良さそう。OLEDで何が変更されたか一目瞭然なのでうろ覚えでも問題ありません。

価格について

記事執筆時点の税込で17,820円。Pulsarはそもそも安いんですが、このOLED版も例外ではなくリーズナブルな設定なんです。

Pulsar X2Hが13,860円で、4Kドングルが2,690円なことを考えると、トータルで16,550円ですよね。実はノーマル版から1,000円ちょっとしか高くなっていません。

OLED追加してそれならなんか安い気がする。

レビューまとめ

Pulsar X2H eS
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 底面OLEDディスプレイ
  • 滑りにくいコーティング
  • 高速反応するオプティカルスイッチ
  • 4Kドングル同梱
  • 有線8K対応
  • 価格はリーズナブル
  • 大容量バッテリー
  • 完全ドライバーレス
デメリット
  • 65gと重め
  • アルミホイールはやや滑る

以上Pulsar X2H eSのレビューでした。

当初思ってたよりもお尻の赤いワンポイントよりもアルミホイールの方が見た目は好きでした。ちょっと回し心地重い気がするけど…。

底面OLEDは先鋭的です。ドングルにOLED搭載したのはちらほら見かけるけどマウス本体にいってるのは他に知らないです。完全ドライバーレスがついに成ったなという印象。

バッテリーも500mAhみたいなモンスター積んでるので4Kで使ってもかなり充電はもちます。そう考えると長く充電しなくても安心して使えるという点では競技向けと言えます。

その代わり65gと重めで、軽さにはフォーカスしていないことが分かります。軽くなくて全然いいんだよなっていう人には、現在のとにかく軽くするというトレンドと逆行したeSシリーズは肌に合うかも。

Pulsar Gaming Gears
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Pulsar X2H eS レビュー

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