【2022】ゲーミングPCで30万円以下のおすすめを比較紹介

まだまだ高騰が続くBTOゲーミングPC。ハイエンドともいえるBTOゲーミングPCを購入するには少し前に比べてまとまった予算が必要となります。
各BTOショップでおすすめの構成+おすすめのアップグレードを比較し、30万円のゲーミングPCならどれが買いか比較紹介します。
30万円で買えるゲーミングPCのスペック
トップクラスのグラボにはRTX 3080、RTX 3080 Ti、RTX 3090などが名を連ねます。
今回の予算だと3080 Tiは厳しく、遠く届かない3090はそもそもコスパ的には微妙。そして、3070〜3070Tiなら25万円以下に抑えて買うことができるため、3080に的を絞って探していくことになります。
フルHDで240Hzや360Hzモニターを駆使したい方や、4K60fpsレイトレーシングで美麗なグラフィックを堪能したいという方はぜひ3080以上を狙っていきましょう。
30万円のゲーミングPCで動かせるゲーム

RTX 3080 搭載の「GALLERIA XA7C-R38」でベンチマークを行いました。
- グラフィック設定:最高
- 解像度:1080p
- いずれのfpsも推定平均値
ベンチ | RTX 3080 |
---|---|
VALORANT | 205 fps |
Apex Legends | 208 fps |
LoL | 217 fps |
Fortnite | 165 fps |
R6S | 267 fps |
Overwatch | 250 fps |
アサクリオデッセイ | 91 fps |
Borderlands 3 | 117 fps |
FF XIV 漆黒のヴィランズ | 19125 |
FF XV | 12771 |
Apexでは最高設定でも200fpsオーバーをキープ。ValorantやLoLのように軽いゲームは220fpsオーバー、R6SやOverwatchに至っては250fpsオーバーです。
設定さえ調整すれば、240Hzどころか360Hzモニターでも活かせますね。
ヘビー級なゲームであるアサシンクリードやボダラン3でも安定した高fpsを維持しています。これらは4Kでプレイするという選択肢もあります。
ゲーミングPCで30万以下のおすすめ
30万円以下のおすすめのゲーミングPCを紹介します。
STORM
CPU | Core i7-12700 |
グラボ | RTX 3080 |
チップセット | Z690 |
メモリ | 16GB DDR5-4800 |
SSD | 1TB Gen4 |
HDD | なし |
光学ドライブ | なし |
クーラー | 空冷 |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 1200W Platinum |
値段(税込) | 308,800円 |
第12世代Core i7-12700+RTX 3080搭載モデル。
メモリがDDR5かつ16GB搭載で、SSDもGen4の高速タイプと全体的に最新規格のパーツが揃っています。今回紹介している中で最もコスパが良いと思います。
少し値段は30万をオーバーしていますが、電源を1000Wにランクダウンすれば-5,000円なのでさらに予算をセーブできます。
側面がガラスパネルになったケースを採用しています。
G-Tune
CPU | Core i7-11700K |
グラボ | RTX 3080 |
チップセット | Z590 |
メモリ | 32GB |
SSD | 512GB |
HDD | 2TB |
クーラー | 水冷120mmラジエーター |
光学ドライブ | なし |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 850W ゴールド |
値段(税込) | 307,780円 |
Core i7-11700K+RTX 3080 搭載モデル。値段は30万を少し超えますがGtuneは高い値段帯では優秀な性能。
HDDが2TB、クーラーが水冷、さらにWiFiとBluetoothが最初から付属してくるなど、周辺機器は良いです。
ケースはシンプルでバルキーな感じ。強化ガラス(+8,580円)へとカスタマイズで変更できるので、中を光らせたい人はアップグレードしておきましょう。
セールしていると30万切ります。
ドスパラ
CPU | Core i7-12700K |
グラボ | RTX 3080 |
チップセット | Z690 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | なし |
光学ドライブ | なし |
クーラー | 空冷 |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 750W ゴールド |
値段(税込) | 319,980円 |
Core i7-12700K+RTX 3080 搭載モデル。TimeSpyは16402スコア。
値段的にはけっこうオーバーしちゃってるんですが、これが3080搭載モデルで最安でした。3070や3070Tiになるとパフォーマンスがガクッと落ちるので、ドスパラで買うならこのモデルかなと。
SSDはNVMeですが転送速度は遅いGen.3タイプなので速いものにするか、自分で後ほど増設すると良いかも。
ガレリアのSKケースはフロントパネルがLEDで光るのでゲーミングらしさがあります。冷却性能にも優れ、サイドに小窓アクリルパネルも装備。
ドスパラは出荷が業界最速なので、すぐに欲しいなら迷わずここから選びましょう。
TSUKUMO
CPU | Core i7-12700KF |
グラボ | RTX 3070 Ti |
チップセット | Z690 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
HDD | なし |
クーラー | 空冷 |
光学ドライブ | DVD |
ケース | ミドルタワー |
電源 | 750W ゴールド |
値段(税込) | 279,300円 |
第12世代Core i7-12700KF+RTX3070Ti搭載モデル。3080にアップグレードすると31万くらいですが、電源もアップグレードする必要があるのでもうちょっと高くなります。
メモリとSSDは標準的。3070Tiなら電源はギリくらいですね。
ある程度予算に余裕がある構成からアップグレードするスタイルだと、自分に必要な機能を取捨選択できるので、BTOゲーミングPCのポテンシャルが引き出せますね。
@Sycom
CPU | Core i7-12700K |
グラボ | RTX 3060 Ti |
チップセット | MSI MAG Z690 TOMAHAWK |
メモリ | 16GB |
SSD | Intel SSD 670p 512GB |
HDD | なし |
クーラー | Noctua NH-U12S redux |
光学ドライブ | DVD |
ケース | CoolerMaster CM694 |
電源 | 750W ゴールド |
値段(税込) | 288,310円 |
Core i7-12700K+RTX3060Ti(アップグレード)搭載モデル。@Sycomだと個人的にはガンガンに光るコンセプトモデルのG-Master Luminousを思い浮かべるのですが、こちらは割とベーシックなゲーミングPC。
グラボのランクはかなりダウンしますが、各パーツはブランドにこだわっています。
標準搭載のSSDはBTOブランドでよく使われる低速タイプではなく、そこそこ速いシーケンシャルリード最大3,500MB/sのIntel SSD 670pが採用されています。しかし折角Gen.4に対応しているので、WD Black SN850(+9,670円)にアップグレードがおすすめです。公称の性能的には2倍になります。
グラボだけでじゃなくて周りのパーツも高性能にしたい方向け。
30万以下のゲーミングPCを比較
ブランド | STORM | G-Tune | GALLERIA | TSUKUMO | @Sycom |
---|---|---|---|---|---|
モデル | ![]() PG-PD12 | ![]() XN-Z | ![]() ZA7C-R38 | ![]() GA7J-H214/ZB | ![]() G-Master Spear |
CPU | Core i7-12700 | Core i7-11700K | Core i7-12700K | Core i7-12700KF | Core i7-12700K |
グラボ | 3080 | 3080 | 3080 | 3070 Ti | 3060 Ti |
メモリ | 16GB DDR5 | 32GB | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD | 1TB Gen4 | 512GB | 1TB | 1TB | 512GB |
HDD | なし | 2TB | なし | なし | なし |
光学ドライブ | なし | なし | なし | DVD | DVD |
クーラー | 空冷 | 水冷 | 空冷 | 空冷 | 空冷 |
ケース | ミドル | ミドル | ミドル | ミドル | ミドル |
電源 | 1200W Platinum | 850W ゴールド | 750W ゴールド | 750W ゴールド | 750W ゴールド |
値段 | 308,800円 | 307,780円 | 319,980円 | 279,300円 | 288,310円 |
→ | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する |
まとめ
今回の調べでは30万円以下のゲーミングPCという予算ではハイエンドクラスである3080搭載型がおすすめという結論になりました。
ゲームをする上でどれだけ高性能なグラフィックボードにできるかはかなり重要なので、RTX 3080が最もおすすめなのですが、見た目や各パーツのブランドを拘りたい場合はその限りではないので3070搭載のPCも紹介しています。
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