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滑りが遅く、しっかり止まるコントロール系のマウスパッド5選

滑りが遅く、しっかり止まるコントロール系のマウスパッド5選

滑りが遅く、止めが効きやすいコントロール系のゲーミングマウスパッドを5つ紹介していきます。いずれも当サイトの計測でトップクラスに遅いものを集めました。

タップできるもくじ

コントロールタイプの特徴

マウスを動かす時に必要な初動の力が多く、滑り始めても力を加えないと一定のスピードを保てません。その代わり、止めたいと思ったところで止めやすい。

メリット

  • マウスを思ったところで止めやすい
  • 小刻みにエイムが泳ぐ・・なんてことが少ない
  • フリックエイムが安定しやすい

デメリット

  • 細かいコントロールが苦手
  • 抵抗感が強く、力が必要
  • トラッキングでカクつく可能性がある

CS:GOやVALORANTのように一瞬のHSで勝負が決まるようなゲームでは、高速でマウスを動かすフリックエイムがどうしても必要な場面が出てきます。コントロールタイプだと、素早くエイムを切り返した時でも思ったところで止めやすく、線(トラッキング)よりも点(フリック)が重要になる場面では力を発揮します。

逆にApex Legendsのように相手を常に追いかけ続けるトラッキングエイム(または追いエイム)が重要な場合、一定のスピードで相手を追いかけようとすると、マウスパッドに抵抗があるためエイムがカクつくかもしれません。

こういう場合はこっちの方がいいかもよ、っていう一般論っぽい話なだけで、慣れといえば慣れだと思います。

コントロールタイプのマウスパッド5選

ランク54321
商品
Aqua Control+

Xtrfy GP2

Pulsar PARABREAK

Corsair MM200 Pro

ZOWIE G-SR
タイプソフトソフトソフト ソフト ソフト
素材
サイズXL / XXL / 3XLL / XXLXLLL
静摩擦20位 / 3525位 / 3535位 / 3534位 / 3533位 / 35
動摩擦30位 / 3533位 / 3532位 / 3534位 / 3535位 / 35
底面ラバー△~◯
エッジ処理スティッチ加工スティッチ加工スティッチ加工なしスティッチ加工

5位〜1位まで、ランクが上がるごとにより滑りの遅いコントロールタイプです。5位はコントロールの中でもややバランス寄り、1位はガチガチのコントロール寄りです。

これらはあくまで私が持っているマウスパッドの中での話ですので、他にも候補はあるかと思いますが。そのへんはなにとぞ。

補足事項

静摩擦」は静止した状態からマウスが動き出すのに必要な力

動摩擦」はマウスの滑走を維持するために必要な力

5. X-Raypad Aqua Control+ ROB Strata

素材サイズXL: 450x400x3mm
XXL: 900×400×3mm
3XL: 1200×550×3mm
※ 日本で買えるもののみ表記
静摩擦20位 / 35ラバー防滑性△~◯
動摩擦30位 / 35エッジ処理スティッチ加工、スムーズ

ややザラついた感触の表面で、抵抗感があります。それでもArtisan飛燕ほどのザラ感ではないかな。

網目は不均一な梨地織り。結構粗めなので肉眼でも細かい模様が確認できます。湿気には強いタイプ。

スピードテストでは35マウスパッド中、静摩擦は 20位、動摩擦は 30位 となりました。滑りにくいけど初動は重すぎないという評価。今回紹介している中では最もバランス寄り。

フィーリング的にはもっと滑る印象…。

中間層はやや硬め。硬めですが力を込めるとマウスが少し沈むので、コントロールを制御できます。

スティッチ加工されたエッジはほつれもなくかなり綺麗です。スティッチの幅は普通くらいですが、段差は感じます。

底面ラバーの滑り止めは、木の机だと手でゆすると動いちゃいますね。とはいえ、マウス操作でズレまくる・・なんてことはありません。

パッとみキッツイカラーリングですけど、実際手元に届いた実物を見ても中々な見た目です。このカラーリングはさすがに嫌!という人もご安心下さい。普通のもあります

極端に遅くもなく、初動はバランス系が良い人向け

4. Xtrfy GP2

素材サイズL: 460x400x4mm
XXL: 1200x600x3mm
静摩擦25位 / 35ラバー防滑性◯
動摩擦33位 / 35エッジ処理スティッチ加工、スムーズ
マクロで見るマウスパッドの世界

触り心地はやや抵抗感のある布。網目は縦方向に流れています。大体マウスパッドって縦より横の方が滑ることが多いのですが、GP2に関してはどちらも同じくらいの滑りです。

スピードテストでは静摩擦が 25位、動摩擦が 33位 となりました。滑りはかなり遅い方ですが、実は初動はそんなに重くありません。

厚みは4mmと、よくある3mmタイプから少し厚め。中間層は柔らかめで、押し込むと結構沈み込みます。マウスに力を加えれば、さらにコントロール制御が可能です。

エッジはスティッチ加工されていて、ほつれなどは見当たらないです。幅は細いとは言えず、段差もあるにはあるのですが、糸の処理が丁寧なのでギザギザ感はありません。

底面ラバーはかなり優秀で、手でゆすっても微動だにしません。ちょっと巻きグセがついてくるのだけ惜しい。

初動が重くなく、縦横均一な滑りのコントロールマウスパッド

Xtrfy(エクストリファイ)

3. Pulsar PARABREAK

素材サイズXL: 460x410x3mm
静摩擦35位 / 35ラバー防滑性◯
動摩擦32位 / 35エッジ処理スティッチ加工、スムーズ
マクロで見るマウスパッドの世界

ザラつきは感じず、滑らかでシルキーな表面をしています。ただし触っただけでも抵抗はかなり強く感じます。マイクロファイバークロスを織り込んでおり、横方向に網目が流れています。

滑走速度は重めで、初動に至ってはかなり重いです。私が持っている35枚のマウスパッドの中では 35位 とトップクラスの静摩擦。動摩擦は 32位 でした。

中間層は押せばやや沈み込むといったところ。硬いというほどでもなく、柔らかいというわけでもなく、バランスがとれている印象。

スティッチ処理は丁寧でほつれはほとんどなし。幅は細めなのですが、割と段差は手首で感じます。

Pulsar PARACONTROL/PARABREAK

底面ラバーの防滑性は優秀。マウス操作でズレることはもちろんないし、手が擦れても動きませんでした。

ただし、この中央のロゴが表に影響し、マウスが通ると少し違和感があるというちょっと残念なポイントが。

大きめのマウスフィートを使っていればあまり気にならないですが、点タイプを使っているならやめた方がいいです。

この問題はブランド側も既知で、次回のロットからロゴが削られます。ただし、これは「V2」といって新たに販売される予定です。なので、V2と付いていないパッドを買うとこの問題に直面するでしょう。

対となるもう1枚のPARACONTROLはV2が年内に発売される見込みですが、本PARABREAKのV2に関してはまだ未定と思われます。

ロゴの凸凹くらいなんじゃ!ってなるなら、コスパはスゴイ良品質パッド

2. Corsair MM200 Pro

素材サイズL: 450x400x6mm
静摩擦34位 / 35ラバー防滑性◯
動摩擦34位 / 35エッジ処理切りっぱなし、粗い

スルスルとシルキーなフィーリングをしていて、抵抗感はしっかりあります。つぶれ気味な縫い目が横方向に広がっています。

初動が重く、滑りも遅いガチガチのコントロールタイプです。スピードテストでは静摩擦・動摩擦共に 34位 でした。

かなり重い操作感ですが、それだけ止めたいところで止めやすい。

軽量マウスを使っている方や、点タイプのマウスフィートを使っている方には調整しやすいかも。

Corsair MM200 Pro レビュー

6mmととんでもなく分厚いのが特徴。中間層はやや柔らかめで、押し込むとぐっと沈み込みます。

めちゃくちゃ厚いので、机の縁から離して使うと段差が気になります。私は机の手前側の縁とラインを合わせたので全く気になりませんでした。

エッジは切りっぱなしで、ほつれが散見するのがちょっと残念。

Corsair MM200 Pro レビュー

底面ラバーはマウスパッドの重みもあってか超優秀で、全く動きません。

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1. ZOWIE G-SR

素材サイズL: 470x390x3.5mm
静摩擦33位 / 35ラバー防滑性◯
動摩擦35位 / 35エッジ処理スティッチ加工、スムーズ
ZOWIE G-SR レビュー

少しザラ感のあるさわり心地。布パッドらしく横方向に編み込まれた普通の縫い目ですが、ほつれやつぶれがなく美しい模様です。今回紹介している中では一番綺麗。

スピードテストでは静摩擦が 33位、動摩擦は 35位 と最も遅い。初動重め、滑りも遅め。だけどキツイ抵抗感がある・・というよりは、一貫してスムーズな摩擦を感じます。

G-SRを手にとればわかるのですが、高級感がすごい。Artisanの零を触ったときと同じ感じかな。高いけどその価値はあると思えます。

中間層は硬すぎず柔らかすぎず、普通くらいの印象。押し込むと少し沈み込みます。沈み込むと、力を込めてストッピングを強めることが可能です。

左上には小さなタグがありますが、これはタグが縫い付けてあるので邪魔だと感じたら外せると思います。

3.5mmとそれなりに厚みがあるはずですが、触ると比較的薄手に感じます。薄いのにすごい丈夫な作りってイメージ。

エッジは非常に綺麗にスティッチ加工されていて、私のパッドでは一箇所だけ毛羽立っていましたが、ほぼほつれはありません。柔らかく細い糸でぎっしり縫い込まれており、段差は少しあるものの、手首に違和感のない仕上がりです。

底面の滑り止め性能は良好。

超高品質でムラのない滑りのコントロールパッド

さいごに

当サイトで計測したマウスパッドの滑り具合、遅いものを5位~1位として紹介しました。

ランク54321
商品
Aqua Control+

Xtrfy GP2

Pulsar PARABREAK

Corsair MM200 Pro

ZOWIE G-SR
タイプソフトソフトソフト ソフト ソフト
素材
サイズXL / XXL / 3XLL / XXLXLLL
静摩擦20位 / 3525位 / 3535位 / 3534位 / 3533位 / 35
動摩擦30位 / 3533位 / 3532位 / 3534位 / 3535位 / 35
底面ラバー△~◯
エッジ処理スティッチ加工スティッチ加工スティッチ加工なしスティッチ加工

この中で一番好きなのは1位の「ZOWIE G-SR」。シンプルなマウスパッドながら品質の良さがすぐに分かる素晴らしいパッドです。

PulsarのPARABREAKを紹介していますが、PARACONTROLもかなりコントロール寄りなんですよね。同じブランド並べるのも面白みに欠けるため、飛ばしてAqua Control +を紹介しました。

Amazon Basicのマウスパッドも実は滑らないタイプなのですが、あんまり褒められた代物でもないのでスルーです。

また順位が入れ替わるようなことがあれば更新します。

滑りが遅く、しっかり止まるコントロール系のマウスパッド5選

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タップできるもくじ