Pulsar PARACONTROL / PARABREAK マウスパッド レビュー
Pulsar Gaming Gearから発売される予定のゲーミングマウスパッドのレビューをしていきます。
バランスタイプの「PARACONTROL」とコントロール重視の「PARABREAK」の2タイプから選べます。
それぞれデザインは同一ですが、表面素材は全く違う別物マウスパッドです。
本製品はレビュー用サンプルをご提供いただきました
1分の動画ショートレビュー
スマホ推奨です!
概要
48gの超軽量ゲーミングマウスを発売したPulsar Gaming Gearから今度はマウスパッドが登場です。
- PARACONTROL:ミディアムスピードとされるバランス型
- PARABREAK:滑りを抑えたコントロールタイプ
自分のプレイスタイルや好みによって選び分けることができます。
いずれもXLサイズのみの販売。サイズやデザインは全く同じで、表面の素材が異なります。
発売日は2021年7月27日18:00頃です!
梱包
このマウスパッドシリーズ、Artisanと同じく「丸めない」梱包です。これは評価高いです。
丸まっていると必ず端に巻きグセがついてしまうため、慣らすのに時間が必要です。
これらは最初からいきなりピシッと平ら。開封直後に使ってもプレイに制限が全くないのは嬉しいポイント。
しかし、第2ロットからは巻いた状態での梱包になってしまうようです。価格との兼ね合いみたい。フラットのまま値上げするなら、丸めたまま安いほうが良いですよね。
「PARACONTROL」がバランスタイプ。コントロールって名前がついているからスロータイプかと思いがちですが、実際にスローなのは「PARABREAK」です。
これ本当に間違える!
きっと何回も間違えると思います。多分・・名前逆だった方が良かったんじゃないかな・・。
外の厚紙梱包から取り出すとプラスチックで包装されいます。
同梱物はマウスパッドのみ。
デザインと性能
「PARACONTROL」と「PARABREAK」はどちらも同じデザインをしており、その見た目は極めてシンプル。黒いスティッチに黒い表面。
サイズは 460(横幅)x 410(縦幅)x 3(厚み)mm で、XLのみ販売されています。
右下に小さく型番が乗っています。今後他のサイズ展開も考えているのかもしれません。
裏面はノンスリップラバーになっています。ここにロゴが刻印されているのは珍しい。
木材の机で試してみたところ、防滑性はほどほどです。手で強く揺するとややズレましたが、普通に使う分には問題なさそうです。
厚みは3mmと平均的。押し込むと少し沈み込みを感じます。
硬いというほどでもなく、柔らかいというほどでもない。ちょうどバランスがとれている印象を受けます。
端は丁寧にスティッチ処理されています。かなりしっかりと編み込まれており、ほつれなどはほぼ皆無。パッドの表面がめくれる心配が減り、耐久性は高い。
一方、ちょっとした段差と肌触りの違いはありますので、気になる人には気になるかもしれません。
表面の違いと使用感
今回紹介している2つのマウスパッドはデザインや値段など同一なものの、表面素材が全く違うためマウスパッドとしては別物といって差し支えありません。
PARACONTROLの表面
「PARACONTROL」はミディアムスピードのマウスパッド。表面はザラついたさわり心地です。
フィーリング的には「Odin Gaming Infinity」や「Artisan NINJA FX ヒエン」にやや似ているかも。あとは「ROB Strata Aqua Control+」とか。
表面を拡大して見ると、繊維は交互にがっしりと絡まっていて密度が高く、隙間がありません。
縦横が均一になっており、マウスを操作したときに縦方向と横方向が同じような滑り心地になります。
先程似てるといったマウスパッドをマクロレンズで撮影したものを並べてみました。網目模様はかなり似てますね。
似ているといったマウスパッドたちよりも編み込みがタイトめでちょっと荒い。全く同じようなフィーリングではありません。
滑りやすくコントロールも効きやすい、まさにバランスタイプ。どちらかというとコントロール寄り。
個人的に好きなタイプのマウスパッド。このマウスパッドの魅力は、高品質だけど値段が結構抑えられているってところ。
PARABREAKの表面
「PARABREAK」はコントロール重視のスロータイプなマウスパッド。ザラつきは感じず、滑らかでスムーズな表面をしています。ただし抵抗はかなり強く感じます。
「Xtrfy GP2」に近いイメージ。それよりもツルツル感と摩擦感が強いです。
マイクロファイバークロスを織り込んでおり、横方向に網目が流れていることがわかります。横方向よりも縦方向の方が抵抗が強く、スローな動きになります。
GP2と比較するとこんな見た目。GP2は縦方向にラインが伸びているのに対し、本マウスパッドは横方向です。
手で触った感じもうすでに結構な摩擦を感じますが、マウス操作でも強くコントロール寄りだなと感じます。ストッピングがかなり効きます。
公式的には超軽量マウスにおすすめって書いてあるので、まさに「Pulsar Xlite」向けかも。
とはいえその辺は好き好きかなとは思います。私はどっちかと言われたらPARACONTROL派。
裏面ロゴによる凹凸について
裏面のロゴが表に影響していて気になるという報告が多く、実際に試したところ、点タイプのマウスフィートを使っているとボコボコ感がかなり分かります。ちなみにこれは「PARABREAK」の方がより顕著でした。
「PARACONTROL」だと「Logicool G Pro X Superlight」のような大型な面タイプのソールを使っていると分かりにくかったです。なので、大型マウスソールを使えば気にならない人には気にならないです。
今後対応可能なロットからロゴがなくなるそうなので、待つのもありだと思います。
レビューまとめ
- 良いところ
-
- 選べる2つのスピードタイプ
- XLで大きめなサイズ感
- シンプルで邪魔しないデザイン
- スティッチは繊細で綺麗
- 丸めてないのでフラットさを維持
- 防滑性はほどほどなラバー
- 値段はとても安い
- イマイチなところ
-
- 名前を間違えやすい
- ワンサイズしかない
- 底面のロゴが表に影響する
以上、バランスタイプの「PARACONTROL」とスロータイプの「PARABREAK」という2つのゲーミングマウスパッドをレビューしました。
どちらもマウスパッドとして突出した特徴を持っているわけではありませんが、丸まってこない包装は嬉しいし、値段をかなり抑えています。
公式サイトには24.95ドルって書いてあったので、3,000円くらいかな~と思っていたら予想を大分下回る税込2,490円。どうやら輸送量を間違えて計算してしまったようですが、もうこのままの値段でいくとのこと。
気合入ってる・・
消耗品であるマウスパッドでこれは結構大きいポイント。
裏面のロゴが表に影響する件は残念ですが、今後改善されるはずなので期待です。
Pulsar Gaming Gearはマウスもそうでしたがかなり安価なラインナップを打ち出しているので、今後も要チェックです。