Pulsar PARACONTROL V2 比較レビュー。底面ロゴを排除した新モデル登場
低価格でゲーミングデバイスを提供しているPulsarが発売したゲーミングマウスパッドに「PARACONTROL」と「PARABREAK」があります。
この2つ、低価格なのですが底面に大きくXLというロゴがプリントされていて、このロゴが表の滑走面にデコボコ感を与えてしまうという問題がありました。
大きなマウスフィートを使っていると分かりにくいのですが、点タイプのマウスフィートだと明らかに分かります。
そんな問題の元凶となっているロゴを排除したリニューアルバージョンが登場しました。
その名も「PARACONTROL V2」。梱包方法とロゴの有無が異なる他、色々とアップデートされています。
PARACONTROL V2をチェック
旧「PARACONTROL(以下無印と呼びます)」との違いは以下の通り。
- 梱包方法が違う
- カラーリングが増えた
- サイズが増えた
- 1mm厚くなった
- 底面ロゴがなくなった(最重要)
では無印と比較しながら確認していきましょう。
梱包方法の違い
まず梱包方法が変わっています。無印ではフルフラットで巻グセが皆無でしたが、V2ではよくある丸められた長方形の箱に入ってきます。
これどちらかっていったら当然フルフラットの方が良いのですが、この梱包だと発送にお金がかかって高くなってしまうみたいです。
無印は間違えて値段設定したけどそのままいくっていうファンキーな展開だったのですが、V2からは価格据え置きで梱包方法が変わりました。
袋に入った状態で丁寧に巻かれています。Rは結構きつめなのですが、巻グセはあまりありません。
全くないとは言えないものの、机に敷いたらほぼ気にならないレベルです。
奥のエッジに注目すると分かるのですが、端は全体的に少し波打っているように感じます。ただし、プレイに悪影響を及ぼすことは全くありません。
カラーリングが増えた
無印のカラーバリエーションはブラックのみでしたが、V2からはレッドが仲間入りしました。
赤っていうと飛燕だなぁって印象ありますけど、飛燕のワインレッドと比べるとそれよりも朱色って感じかな。
表面のザラ感は飛燕よりもソフトタッチです。
サイズが増えた
無印では460x410mmのXLサイズのみ販売されていました。
V2では全く同じサイズのXLに追加して、900x400mmのXXLサイズが追加されました。
キーボードまで載せられる横長タイプなので需要はしっかりありそうです。
サイズ | PARACONTROL | PARACONTROL V2 |
---|---|---|
XL | ◯ | ◯ |
XXL | ✕ | ◯ |
1mm厚くなった
無印は厚みが3mmだったのですが、V2からは全て4mmになりました。
下の黒が無印なのですが、こうやって比べてもあまり分かりませんね。
無印の中間層は硬くも柔らかくもない普通くらいでしたが、4mmになって沈み込みが少し増えました。ちょい柔らかくなったって印象。
これにより、V2の方が幾分かストッピングをコントロールできるようになりました。
底面ロゴがなくなった
これが最も重要で、底面のロゴが綺麗サッパリなくなりました。
もう表面に干渉するデコボコはありません。
このロゴが買う時の最大の懸念点だったと思いますが、これで払拭されました。
滑りに関して
無印とV2を比べてみた感じ、滑り具合や初動の重さに変化はなさそうです。コントロール型バランスという結果。
35枚あるマウスパッドで計測した結果、滑りは中間あたりですが、初動がけっこう重め。なのでバランスタイプの中でもコントロールよりという評価となります。
他の様々なマウスパッドと数値で比較したい場合は以下の記事を参考にしてください。
無印とV2の表面をマクロレンズで撮影して比較してみました。
色が違うのでちょっと比較しにくいかもしれませんが、ほとんど表面の仕様は変わっていないかなと。
厚みが1mm増したことによって沈み込みが増し、クッション性に加えて、力を加えてコントロールする猶予が生まれました。
まとめ
以上「Pulsar Gaming Gear PARACONTROL V2」の簡単な比較レビューでした。
PARACONTROL V2の特徴
低価格で品質の良いコントロール型バランスのマウスパッドが欲しいなら候補に入れておきましょう。
とにかくめちゃ安い。無印と同じ値段です。
PARACONTROL V2 | 定価 |
---|---|
XL | 2,490円 |
XXL | 3,490円 |
ちなみにPARABREAKに関してはまだ発売しないみたいですが、新しくスピードタイプのPARASPEEDが仲間入りしますのでそちらもチェックしてみてください。