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Xtrfy M4 Wireless レビュー。これはただM4が無線になっただけじゃないぞ・・!

Xtrfy M4 Wireless レビュー。これはただM4が無線になっただけじゃないぞ・・!

Xtrfyから発売されるワイヤレスマウス「Xtrfy M4 Wireless」のレビューをしていきます。

本製品はレビューサンプルをご提供いただきました

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概要とスペック

Xtrfy(エクストリファイ)

ちょっとクセのあるエルゴシェイプな「M4」がワイヤレスモデルとして登場。

この「M4 Wireless」、ただ単純にM4をワイヤレス化しただけには留まりません。

シェイプはそっくりで重さは少し増加しているのですが、M42で画期的だったモジュラーシェルシステムが採用され、さらに今回は新しく重心が前後に可動するようになっています。

また、MZ1で登場したホイール後ろのファンクションボタンに別キーを割り当てるモードも搭載。これまでに発売した歴代Xtrfyマウスたちの良いところを総結集した製品となっています。

ドライバーレスなのでソフトいらず。完成度は極めて高く、値段もそこまで高すぎない絶妙なライン。これはおすすめ。

カラー黒 / 白
接続2.4GHz 無線
シェイプエルゴ
センサーPixArt PAW 3370
DPI19,000
ポーリングレート~1,000Hz
寸法127 x 59 x 39.5 mm
重さ71g
ボタン数6
マウススイッチKailh GM 8.0
ライティングあり
バッテリー75時間
ケーブルEZcord Pro 1.8m
オンボードメモリドライバーレス
ソフトウェアなし

同梱物

外見的にはいつものXtrfyシリーズと同じ外箱ですが、内容物は山盛り。

同梱物
  • マウス本体
  • USBレシーバー
  • USB延長アダプター
  • USB-Cケーブル
  • モジュラーシェル
  • 予備のマウスフィート
  • キーキャップx2
  • プラスドライバー
  • クイックガイドなど

外観と性能

Xtrfy M4 Wireless」は左右非対称型、エルゴシェイプのワイヤレスゲーミングマウス。

有線M4はカラフルな5色展開でしたが、無線版のカラーは黒と白の2色に落ち着きました。

でも一部の噂によるとカラフルなモジュラーシェルも登場してるとかなんとか。

シェルはマット仕上げでサラサラとしています。グリップ力には欠けますね。

丸い穴で軽量化されていますが、脆くはなく頑丈です。

トップシェルを交換できるモジュラーシェルシステムですが、そこも含めて極めて頑丈な作りです。

強く押しても軋むような音はせず、振っても音は鳴りません。

サイズと重さ

サイズは実測で 127x59x39.5(長さxグリップ幅x高さ)mm でした。分類的にはMサイズ。

デフォルトではまっているモジュラーシェルの場合だと、有線モデルのM4と同じシェイプ。

重さは実測で70.5gでした。重すぎず軽すぎず。

モジュラーシェルを変更してもほとんど誤差範囲の違いでした。

つまみ持ちするからトップシェルいらないってなったら66.3gになります。

通常の重さで重量比を計算すると 0.94:1 でした。このサイズのマウスにしてはやや軽めという評価です。

各サイドからのシェイプ

有線版M4とシェイプを比較してみた感じ全く同一に見えます。強いて言えばM4ではマウスボタンを縁取るようなライティングがありましたが、無線版では撤廃されました。

トップ部分の左から右へかけた傾斜は緩やかで、途中からきつい角度でストンと落ちていきます。メインマウスボタンはロープロファイル気味になっていて、くぼみは少なくストレートな作りです。

よくあるEC2系と比べると、左サイドのくびれがややきつめ。ですので親指の置き位置が後ろ気味に矯正されます。かぶせとかで無理に真ん中を持とうとすると、親指とくぼみに大きなギャップができます。

Xtrfy M4 - 綺麗にライティング
有線版M4のライティング

持ち方と使用感

一般的な持ち方とされる「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3つで持った使用感について見ていきます。

これらは個人的な感想で、持ち方や感じ方は人それぞれ違いますので参考程度にお願いします。特にこのマウスはシェル後方のシェイプを変えられるため、自分にフィットする組み合わせを見つけるのが理想です。

私の手のサイズは縦幅が18.5cm、横幅が10.5cmくらい。

かぶせ持ちつかみ持ちつまみ持ち

かぶせ持ち

デフォルトで装着されている緩やかなシェルだと相性が良いです。

左親指の位置が多少矯正されますが、小指にいたるまで窮屈に感じる指はなく、しっかりフィット感良く持つことができます。

リラックスして持つというより、しっかりコントロールしやすい持ち方になります。

つかみ持ち

つかみ持ちはデフォルトシェルでも良いのですが、もう1つの尻が高くなるシェルに換装するとフィット感が抜群になりました。

横をがっしり掴んで手前に引くと、後方の丸みがしっかり手の中に収まってくれます。もともとフロントサイドは低めなこともあり、相性が良いです。

つまみ持ち

つまみ持ちも悪くありませんが、特におすすめする持ち方ではないです。

シェルは後方がなだらかな方が適しています。マウスボタンの手前側に穴があること、そして手前側を押すとややクリック感がよくないので、深く持つことになります。

深くつまむには長さがけっこうあるため、結果としてつまみにくくなっています。手が大きければ話は別。

バッテリー

バッテリーは3.7V/500mAhで、最大で75時間の寿命です。

おそらくポーリングレート125Hz/ライティングオフでの計測になるはずなので、1,000Hzでライティングをオンにしてたら、輝度にもよりますが速くバッテリーを消耗します。

ライティングをオンにするにしても輝度は最大まで低くするのがおすすめです。

充電はPC経由以外でするな!ってクイックガイドに書いてありましたのでお気をつけください。

センサー

フラッグシップセンサーである「PixArt PAW 3370」を搭載。最大DPIは19,000、最大トラッキング速度は400IPS、最大加速度は50G。

センサー位置は気持ち後ろより。

センサーテスト

ポーリングレート1,000HzでDPIが400、800、1,600の時のセンサーテストを行いました。

マウスとレシーバーの距離は30cmほど。

センサーテストに使用したマウスパッドは「ZOWIE G-SR」。

400DPI

800DPI

1600DPI

800DPI以降のxCountsはやや荒ぶっています。xSumでは折れ曲がりのない綺麗な波を描いているためセンサーとして問題はありません。

LOD

LODは 0.8mm でした。短くて優秀です。

これはデフォルトのLOD1mmでの実測値。本マウスはLOD2mmにも変更することができ、そちらでの実測値は 1.7mm となりました。

マウスフィート

PTFEマウスフィートはそれぞれサイズの異なるものが4枚貼られています。センサー周りはなしですが、予備マウスフィートの方には付属していますので任意でつけることができます。

角の丸め処理はどこも丁寧で引っかかりは感じにくいです。

マウスボタン

それぞれのマウスボタンについて見ていきます。

メインボタン

人気のあるKailh GM 8.0スイッチを搭載。ただ、Kailhにしては歯切れ良さがやや控えめというか、M4のオムロンスイッチと割と似ている印象があります。

クリックは軽めで、跳ね返りとストロークは普通~ちょっと短めくらい。

デバウンスタイムを最短の2msにしてクリック応答速度を計測したところ、数あるマウスの中でも比較的遅め。詳細はこちらで見られます。

サイドボタン

横に長いサイドボタンで、軽くてゆとりのある押し心地。連打はしやすいです。

奥側のボタン5はとても良いですが、手前のボタン4はプリトラベルが少しフワフワしています。

スクロールホイール

回し心地はやや硬め、1ノッチごとにしっかりめに止まるので、軽快さはありませんがコントロールしやすいです。

ホイールクリックは硬めでちょっと押しにくいです。私は大体Apexで敵発見マーカーを打ちやすいかを判断基準にしているのですが、このマウスで押そうとすると指が硬直しがち。

マルチファンクションボタン

多くのマウスではDPIサイクルが割り当てられている、ホイールすぐ後ろのボタン。Xtrfyのマウスはソフトウェアのないドライバーレスなため、このボタンは様々な役割を担っています。

もちろんDPI(XtrfyではCPI)もその1つで、底面のスライダースイッチの位置によってその役割が変わります。

CPIにするとDPIステージサイクル。DPIは「400/800/1,200/1,600/3,200/4,000/7,200/19,000」とトータルで8ステージもあります。

RGBだとライティングエフェクトの変更、PGDNは別キーとして割り当てられるようになっています。

ポーリングレートボタン

センサーすぐ左のボタンはポーリングレート変更専用ボタンです。

「125/500/1,000Hz」の3つをサイクルします。

ライティング

ホイールと後方内部にライティング。有線のM4はフロント側を半周するようなライティングがありましたが、無線ではなくなりました。

バッテリーを浪費するので良い判断。むしろライティングはホイールだけにしても良かった気がしてる。

中に仕込まれている白い半透明のボックスが光ります。

Xtrfy M4 Wirelessの特徴

Xtrfy(エクストリファイ)

Xtrfy M4 Wirelessの特徴について紹介していきます。

M4シェイプでワイヤレス

シェイプのところでも書きましたが、左のくびれが強く、トップの傾斜はなだらか。よくあるEC2クローンとは一味違うシェイプでクセは強め。

このシェイプのままワイヤレス化されているので、M4ユーザーには最高のマウスですね。

普通に技術が許すのであればワイヤレスで進化していくのが良いと私は思っているので、他のマウスも無線化して頂きたいところ。

モジュラーシェルでトップが変形

M42で革新的だと思った後方シェルの換装がM4でも採用されました。1つのマウスで2つの形状を試せるので、マウスが手にフィットするか不安な人には保険が増えて嬉しい限り。

比較的なだらかなカーブを描くシェルと、大きく膨らむシェルの2つ。

シェルを換装するにはボトムの3つのネジを外します。

これだけがちょっと不満で、M42はマグネットで簡単に変更できたんですよ。それでもビルドクオリティは十分だと思っていたので、今回のこのネジはちょっと煩わしいかな。

すでに1回落として3分くらい探すハメになりました。ネジを外す際はゆめゆめ気をつけなされ…。

重心を前後に動かせる

センサー近くに位置するネジ2つをゆるめることで重心を前後にずらすことができます。このシステムは他のマウスではない画期的な部分ですね。

画期的ですけど違いはあんまり感じないというか、微妙に動いてる気がするって感じかな・・?でも実際中を見るとしっかり重心移動してるんですよね。

これは何を動かしているのかというと、バッテリーを動かす仕組みになっています。

そこまで調整幅が広いわけではありませんが、マウスのシェルをわざわざ外さなくても簡単に調整できる点は良いと思います。

最も後ろにウェイトをずらすとセンターちょい後ろくらいにきます。

ドライバーレスで完結

Xtrfyシリーズはソフトウェアいらずのドライバーレスマウスです。マウス本体のみで様々な設定を変更できますが、Xtrfyはその設定できる幅が極めて広いです。

マウスで変更可能な設定
  • ポーリングレート
  • DPI(CPI)
  • RGBエフェクト各種
  • ライトのオフ・オン
  • LOD
  • デバウンスタイム

デバウンスタイムとか他のソフトウェアありのマウスですら変えられないものがありますからね、ほとんどの設定を網羅しているといっても過言ではありません。

その代わり、細かい数値の調整や、ボタン割り当ての変更ができません。

さらに、複数ボタンの同時押しなど操作が複雑なので説明書が手放せません。なくしてもオンラインで見られますけど、なるべく捨てない方が良いです。

クリックは浅く持つと微妙

マウスボタンの手前側、丸い穴があいているあたりなのですが、この辺りをクリックすると跳ね返ってきた時に細かい振動を感じます。穴から少し先に指をそえるとそうでもないのですが。

もしかすると個体差の可能性もあります。スイッチは違うといえど、有線版にはこのようなことはなかったので。さらに、穴開き部分はかなり手前なのでつまみで浅く持つ時に干渉するかなってくらいです。

かぶせ持ちや普通のつかみ持ちはあまり心配いらないかと思います。

Xtrfy M4 Wirelessのレビューまとめ

以上「Xtrfy M4 Wireless」のレビューでした。

M42のシェル交換だったり、マウスレビュアーが考えた奇抜な形のマウスを商品化したり。M4 Wirelessは単純に有線版M4をワイヤレス化しただけでなくて、さまざまな機能を詰め込んだユニークなマウスに仕上がっています。

シェル交換は面倒になってるし、重心移動はいまいち結果が分かりにくいとは思いましたが、とても面白いと思いますので今後もこのような試みをしていってほしいですね。

Xtrfy(エクストリファイ)
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