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Xtrfy M4 レビュー。カラフルで高品質なエルゴ軽量ゲーミングマウス

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Xtrfy(エクストリファイ)より発売されている「Xtrfy M4」のレビューサンプルを頂きましたのでレビューしていきます。

軽量エルゴで高品質なことも勿論ですが、カラーバリエーションが多いのは良いですね

今回はブラックのデザインやパフォーマンスを中心に詳しくチェックしていきます。

タップできるもくじ

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概要とスペック

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Xtrfy(エクストリファイ)
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Xtrfy M4」は左右非対称の右手用エルゴシェイプ。非常に洗練されたデザインです。丸く穴抜きされたハニカム構造で、約69gと軽量。

スウェーデンの会社であるXtrfyが発売しており、開発にはNiPというCS:GOの超強豪プロチームが携わっています。

最先端センサーである「PixArt PMW-3389」を搭載しており、滑るPTFEマウスフィートやクリック感の良いボタンなど、細部までしっかりと作り込まれている安心感たっぷりのゲーミングマウス です。

カラーは5種類。ピンクやブルーなど他の軽量マウスにはない 独特なカラー展開が魅力的。RGBもサイドが印象的に美しく光りますので、見た目にこだわる人にもおすすめです。

カラー黒 / 白 / レトロ / ピンク / ブルー
接続有線
センサーPixArt PMW 3389
DPI16,000
寸法120 x 68 x 39 mm
重さ69g
マウスボタンオムロンメカニカルスイッチ
ボタン数6
ポーリングレート1,000Hz
ケーブル長1.8m EZコード
LEDカラーRGB
オンボードメモリあり
ソフトウェアなし

同梱物

Xtrfy M4 - 外箱

外箱は普通のサイズ、Xtrfyらしい黄色と黒のデザイン。

Xtrfy M4 - 開けたところ

梱包がしっかりしていて高級感があります。

Xtrfy M4 - 付属キーキャップ

なんと キーキャップが2つ付属してきます。「Xtrfy」と「GG」と印字されていて、ちゃんと光るように透過処理されています。結構嬉しいアクセサリー。

Xtrfy M4 - 付属品

その他、説明書・ステッカー・予備のマウスフィート。

Xtrfy M4 - 予備のマウスフィート

マウスフィートは消耗品ですので、予備がついてくるのはありがたいです。

  • マウス本体
  • キーキャップ2つ
  • 予備のマウスフィート
  • ステッカー
  • 取扱説明書

同梱物は以上です。結構充実しています

デザインと性能

Xtrfy M4 - ななめうえ

Xtrfy M4」は左右非対称の右手用有線ゲーミングマウスです。

Xtrfy M4 - サイズ

サイズは公称で 120(長さ) x 68(幅) x 39(高さ) mm 、上記の数値は実測値です。中サイズに分類されます。

Xtrfy M4 - 前方から

コーティングは マット仕上げで滑らかな触り心地。サラサラとしてて持ちやすいです。ただし、指紋と油汚れは徐々についていくのでたまに清掃が必要。

Xtrfy M4 - 重量

重さは公称で 約69g、実測値で 68.4g とほぼ同じです。

やはり60g台になると軽く感じます。もっと軽い50g台のマウスなどもありますが、否応無しにサイズが小さくなってしまうので、これくらいがちょうどよいサイズ感。

Xtrfy M4 - 正面から

右側がやや下がり気味のエルゴシェイプです。比較的ゆるやかなエルゴシェイプ で、マウスボタン先端部分はほとんど水平になっています。また、ロープロファイル気味 になっています。

Xtrfy M4 - 左サイド

左サイド。中央部分がくぼんでおり、親指がしっかりフィットするようになっています。ここもしっかりハニカム構造。

Xtrfy M4 - 右サイド

右サイド、サイドボタンはありません。また、外側にふくらむような形をしていて、薬指と小指が置きやすいです。

Xtrfy M4 - 真上から

サイドのくぼみとふくらみは、真上から見ると一番わかりやすいですね。左サイドのカーブがややキツめですが、個人的には全く問題ありませんでした。

Xtrfy M4 - 真後ろ

後ろから。お尻に向けてふくらみがあるので、つかみ持ちした時にかなりフィット感があります。

Xtrfy M4 - 丸いハニカム

ハニカム構造の穴抜きシェイプが蜂の巣状になっておらず、丸いのも特徴の1つ。

Xtrfy M4 - 底面

底面。マウスフィートが独特な形をしています。本マウスは設定をすべてマウスのみで行えるのが強み ですので、様々なボタンが配置されています。

センサーは最先端の「PixArt PMW-3389」で、最大DPIは16,000。センサー位置は どセンター にきています。GLHFの刻印がいいですね。

予備のマウスフィートにはセンサー周りに貼る用のものが付いていたので、オプションで追加できるようです。滑りが気になったら貼ってみると良いかもしれません。

マウスフィートは四隅に貼られている小型タイプですが、4つ全てサイズが違うのが特徴です。

材質はPTFEテフロン、滑りは結構良いです。

GP1 x M4

よく滑るスピードタイプのマウスパッド「Xtrfy GP1」で滑走させてみましたが、この組み合わせだと めちゃくちゃよく滑ります

滑るのが好きな方はセットで買っておくと幸せになれるでしょう。

Xtrfy M4 - 後方から

サイドを押し込んでも特に軋みなどは見られず、マウスを振ってもラトル音はありません。ビルドクオリティはかなり良い です。

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LODの長さ

Xtrfy M4 - LODチェックセット

LODの長さをチェックします。使用するのは1mm厚と0.1mm厚の金属板で、0.1mm単位で計測します

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Xtrfy(エクストリファイ)

マウスパッドに使用したのは「Xtrfy GP1 Lサイズ」です。LODはマウスパッドによっても結果が変わることがあります。

Xtrfy M4 - LODをはかる

LODは短めの 1mm でした。良い長さです。

Xtrfy M4」にはLODを変更するスイッチなどはありませんので、この長さで固定となります。

マウスボタン

Xtrfy M4 - メインマウスボタン

Xtrfy M4」のマウスボタンはメカニカルスイッチで、カチッとかなりクリスピーな感覚と音です。作りも堅牢で横にスライドするようなことはありません。

Xtrfy M4 - サイドボタン

サイドボタンは大きめで、外側に飛び出した設計。

ストロークがかなり深く、ややフワッとした押し心地。ここに関しては 好き嫌いが別れるかも しれません。

Xtrfy M4 - マウスホイール

マウスホイールのラバーカバーが少し変わった紋様をしています。中央部分はRGBライティングで発光します。

スクロール・クリック共にタッチは軽めで音も小さめで とても良いです

Xtrfy M4 - RGBボタン

このボタン、DPIボタンかと思いきやRGBライティングの設定変更をする専用ボタンとなっています。

ソフトウェアなしなのに、RGBの光り方をカスタマイズできるまで設計しているのには頭が下がります。

DPI

DPIボタンは底面のセンサー左に位置しています。CPI=DPIです。

LEDインジケーターの色で、現在のDPI値を判断することができます。

ポーリングレートスイッチ

底面のお尻側に配置されているポーリングレートスイッチ。あまり触らないボタンだとは思いますが、ソフトウェアが存在しないため、ひっそりとここにあるのは全然OK。

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EZコードケーブル

Xtrfy M4 - EZコード

Xtrfy M4」のケーブルはEZコードと呼ばれ、それなりに柔らかくて取り回しがしやすくなっています。これはこれで十分なのですが、もうちょっと柔らかいと最高でしたね。

マウスバンジーの使用推奨です。

Xtrfy M4 - ブッシュ

ブッシュ部分。地面に対してやや上向きになっているので、マウスパッドとの接触も軽減されています。

ライティングは豪華

Xtrfy M4 - ライティング

Xtrfy M4」のライティングは結構豪華です。

サイドからフロントにかけてぐるっとライティングゾーンがあります。ホイールの中央部分も光るようになっています。

Xtrfy M4 - Xtrfyのロゴライティング

後ろの中に「Xtrfy」のロゴが隠れるように光っています。

ハニカム構造だと、穴から光が漏れでて光り方が幻想的になります。

Xtrfy M4 - サイドのライティング

ライティングはマウスホイール近くにあるボタンを押すことで、光り方を変更することができます。かなり豊富なセレクションが用意されています。

また、特定のボタンを組み合わせて押すことでライトの輝度やカラーを変更することができます。

  • RGBボタン+右マウスボタン:色の変更
  • RGBボタン+サイドボタン:輝度の調整

ソフトウェアなしでここまで制御する のは中々他にはありません。

カラーリング

©Xtrfy
©︎ Xtrfy

Xtrfy M4」には5種類のカラーバリエーションが存在し、他のゲーミングマウスにはない色を選べるのが特徴です。

一般的なブラックではなく、ブルーやピンク、はたまたレトロな色を魅力を感じる人は結構いるでしょう。ケーブルも本体の色に合わせてカラフルなのも良いです。

もちろん、ブラックやホワイトもマット仕上げで素晴らしい見た目。

ソフトウェアはなし

完全なドライバーレスのプラグ・アンド・プレイとなっていて、ソフトウェアは存在しません。

全てマウスにある物理スイッチで設定変更します

  • DPI
  • ポーリングレート
  • RGBライティング

この3つが設定可能。

ソフトウェアがないので、パソコンに余計なインストールが発生しません。PCをクリーンに保っておきたい人には嬉しい設計です。

  • マクロ設定
  • バインドアサインの変更
  • LODの変更

といった制御はできません。普段、ボタンに様々なアサイン変更を行っている方は注意しましょう。

持ち方とそれぞれの使用感

右手用エルゴシェイプ、中くらいのサイズです。後方にややふくらみがあるため、つかみ持ちをした際に手の腹へマウスがぴったりフィットします。

かぶせ持ちもフィット感は中々ですが、つかみ持ちほどではありません。

つまみ持ち、エルゴよりも左右対称が好まれる傾向にありますが、本マウスでは持ちやすいと感じました。

かぶせ持ちつかみ持ちつまみ持ち

かぶせ持ち

かぶせ持ちも良いです。ですが、尻高が影響してやや疲れる可能性はあるかも。

つかみ持ち

つかみ持ちが最もフィットする、ちょい尻高シェイプです。マウスボタンがロープロファイルになっていることもあり、非常に持ちやすい。

つまみ持ち

つまみ持ちも悪くはないですが、割と急なエルゴなのでちょっと使いにくいかも。

レビューまとめ

良いところ
  • 69gのハニカム軽量マウス
  • PMW3389最先端センサー搭載
  • RGBライティングが豪華
  • 完全ドライバーレス
  • マウスフィートの滑り良し
  • LODは1mmと良い長さ
  • つかみ持ちに最適
  • ビルドクオリティは良い
イマイチなところ
  • ケーブルがほんのちょっと硬いかも
  • マクロなし
  • ボタンアサイン変更不可
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  • 各パーツの性能良し
  • 持ちやすさ良し
  • 見た目も良し

このように三拍子揃っています。

軽量エルゴマウスの決定版とも言え、細部までこだわりが感じられます。値段もそこまで高くないのに、高級感漂う作り。

カラーリングが豊富だったり、ソフトウェアを使わないドライバーレスだったりと、マウスを使う人の気持ちになって設計してくれてるのは嬉しいですね。

以上「Xtrfy M4」のレビューでした。

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