Logicoolのゲーミングヘッドセットはどれがおすすめ?
Logicoolから発売されているゲーミングヘッドセットの数々。
高級なフラッグシップモデルから安価なエントリークラスのものまで様々なモデルが用意されています。
ここでは私が実機でレビューしたものを比較しながら、それぞれの機種にどういった強みや弱みがあるのか解説していきます。
ロジクールゲーミングヘッドセットの魅力とは
ロジクールGのゲーミングデバイスは幅広いジャンルを取り扱っています。
ゲーミングヘッドセットは低価格で手が出しやすいものからプロ御用達のハイエンド製品まで揃っており、ニーズに合わせて選ぶことができます。
3.5mmケーブルで接続するもの、USB接続するもの、無線、見た目重視など選び方は様々ですが、どんな条件にしろきっとあなたにぴったり合うモデルがあるはずです。
では早速1つずつ見ていきましょう。
G331
「Logicool G331」はロジクールのゲーミングヘッドセットの中でも最も安価なエントリーモデルに位置します。安いだけにコスパはかなり良いです。
ドライバーは大きめな50mmで聞き取りやすい仕上がり。価格に見合った音質で、及第点といえます。逆にマイクはこもった微妙な音質です。
小さい頭から大きい頭までカバーするサイズの可動域も魅力の1つで、小さすぎて入らなかった!なんてことが少ないでしょう。
ただイヤーパッドなどは硬めで、ヘッドセット自体は軽いのですが長時間の使用で痛くなってしまいます。カジュアルなゲームプレイ向けですね。
本製品はUSB接続ができないため、ソフトウェアで認識されません。なのでイコライザーといった様々な調整ができません。
とにかく安さと音質を求めるならこれ!
G431
「Logicool G431」はロジクールのラインナップの中では低価格帯に位置するモデル。G331と見た目がそっくりですが、基本的な仕様はほぼ変わりません。
何が違うかというと、USB接続できるようになってソフトウェアに対応し、7.1chサラウンドサウンドが使えるようになりました。
このUSB DACを経由することでG HUBソフトウェアでヘッドセットが認識されます。イコライザーで音を作り込んだり、サラウンドサウンドを使うなどできることがG331よりも増えます。
音質は値段に対して及第点、やや低音よりな印象ですがしっかり音は聞き分けられるし定位も良いです。サラウンドは音のディテールが潰れ気味なので、ステレオの方が推奨です。マイクが微妙なのもG331と一緒。
サイズ幅も広いので頭の大きさに左右されることなく、安心して買えるというのはメリット。ただイヤーパッドなどは硬いので長時間の使用には向いていません。
7.1chサラウンドなどを使えるソフトウェアはパソコンでしか使えません。つまりPS5とかスイッチでしか使わない予定なら宝の持ち腐れなので素直にG331いっておきましょう。
USB接続できる最安ヘッドセット、7.1chも試してみたいならこれ!
G433
「Logicool G433」は価格帯としてはミドルレンジに位置するゲーミングヘッドセット。何より大きな特徴は見た目が角張ったゲーミングっぽいデザインからカジュアルに方向転換しているところ。
色も複数色展開しており、マイクやケーブルが全部着脱式になっていることから、外でも使えるようにターゲット層を広げた製品です。
専用のキャリングポーチなんかもついてきちゃう。ここにヘッドセットやケーブルを全部まとめて持ち運ぶこともできます。ヘッドセット自体もかなり軽いのが魅力。
若干スポーツメッシュの肌触りが良くないのですが、予備としてついてくるイヤーパッドはマイクロファイバータイプでしっとりしていますので、付け替え推奨です。
40mm Pro-Gドライバーはバランスのとれた音で、クリアかつパワフルな良い音質です。ゲームメインとしては十分ですが、映画や音楽にはいまひとつって感じですね。
7.1chはこもり気味になりますのでステレオ推奨です。マイク音質は普通くらい。
見た目重視!でも音質もちゃんとクリアでパワフルがいいならこれ!
G933s
「Logicool G933s」はハイエンド寄りに位置するかつてのフラッグシップモデルです。2.4GHzワイヤレス、7.1chサラウンド、そしてライティングに対応。
かなり重くなっていること、そして見た目が時代遅れなゴツさなのがネック。ボタンもたくさんあって多機能ですが、背面にあるため使いこなすのが難しいです。
また、ライティングも後ろ側なので誰も見る人がいない、なのにバッテリーを消耗するという微妙さ。
ですが、それを完全に覆すほどの素晴らしい音質とクオリティの高い疑似サラウンドで、さすがこのレベルになってくると音質が全然違うなと唸らされます。
ワイヤレスで動き回れるし開放感もあるのにこのクオリティは最高です。また、イヤーパッドやヘッドバンドのクッションも非常に柔らかいため、ヘッドセット自体は重いけど痛みを感じることは全くありません。
とにかく音質・サラウンド・つけ心地を求めるならこれ!
G733
「Logicool G733」は低遅延ワイヤレスに対応したカラフルでポップな見た目が特徴のおしゃれなゲーミングヘッドセット。前面のライティングが特徴的で、配信者の方などにもおすすめなデザインです。
Pro-G 40mmで全体的にバランスのとれたクリアな音ですが、50mmとかに比べるとやはり立体感など弱く、パンチ不足感は否めません。
定位は良くて敵の足音の方向は分かりやすい。ゲームをするには十分な品質です。
イヤーパッドの素材はめちゃくちゃ良いです。肌触りが良いし、低反発なので長時間着用しても痛くならないでしょう。
サイズの調整幅はロジクール製品の中では狭めな方です。頭が大きい方は少し注意かもしれません。
とにかく、この見た目とワイヤレスっていう組み合わせが刺さる人にはぶっ刺さると思います。
見た目にとことんこだわったワイヤレスならこれ!
まとめ
ロジクールのゲーミングヘッドセットで私が実際に使ってみた製品をそれぞれ紹介しました。
予算や目的にあったゲーミングヘッドセットが必ずあるはずなので、自分に合った製品はどれかを探す手助けになれれば幸いです。
まだ全部紹介できてないので、いずれレビューしたら追記していきますね。