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Logicool G733 レビュー。めちゃ軽いカラー豊富なワイヤレスヘッドセット

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Logicoolから発売されているワイヤレスゲーミングヘッドセットの「G733」をレビューしていきます。

4色から選べるカラフルでおしゃれな見た目のヘッドセットで、低遅延のLIGHTSPEEDワイヤレステクノロジーに対応しています。さらに非常に軽量でつけ心地がめちゃくちゃ良いです。

きみ・・ワイヤレスでその軽さとかずるいじゃん・・

っていうのが最初の印象でした。その外観と性能について詳しく見ていきます。

※ 本製品はロジクールG公認サポーターとしてレビュー用にご提供いただきました

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概要とスペック

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Logicool G(ロジクール G)
¥8,500 (2024/11/12 10:14:27時点 Amazon調べ-詳細)
注目の特徴
  • LIGHTSPEEDワイヤレスで低遅延
  • 20mまで接続可能
  • 最大29時間のバッテリー寿命
  • 着脱式リバーシブルヘッドバンド
  • PRO-Gドライバーでクリアなサウンド
  • BLUE VO!CEフィルター搭載
  • 278gの超軽量仕様
  • イヤークッションのフィット感は抜群

G733」には4種類のカラーバリエーションが存在します。

Logicool G733 カラーバリエーション

Amazonやその他のストアで購入できるのは「ブラック」のみで、その他の3色「ホワイト」「ライラック」「ブルー」に関してはロジクールのオンラインストアのみでの販売となっています。

カラー黒 / 白 / ライラック / ブルー
接続LIGHTSPEEDワイヤレス
オーディオステレオ
タイプ密閉型
重さ278g
スピーカー周波数特性20Hz – 20kHz
スピーカーサイズPRO-G 40mm
マイク着脱式マイク
ヘッドバンド素材リバーシブルソフトヘッドバンド
ライティングなし
バッテリー寿命ライトあり 20時間 / なし 29時間
接続端子USB Type-C
対応コンソールPC / Mac / PS4

同梱物

G733 外箱

今回レビューするのは「ライラック」で、いわゆる薄紫カラーです。

G733 ヘッドセット本体

ヘッドセット本体。すでにリバーシブルヘッドバンドは取り付けられた状態です。

G733 マイク

着脱式マイク。フレキシブルなので簡単に曲げて使えます。

G733 USBレシーバー

2.4GHzのUSBレシーバー。ちょっと大きめで、USBメモリくらいのサイズはあります。色がヘッドセットと一緒になっているのが分かりやすい。

G733 ケーブル

USB Type-C ケーブル。タイプCは念願ですね。充電しながらヘッドセットを使用することもできます。

G733 保証書とか

後は保証書など。

G733 同梱物
  • ヘッドセット
  • 着脱式マイク
  • USBレシーバー
  • USB-Cケーブル
  • 保証書

同梱物は以上です。

外観と性能

G733 ヘッドセット

Logicool G733」は角張ったデザインをしており、フロントフェースライトといってLEDライティングが前面にあるのが特徴的。

淡いライラックカラーにイヤークッションのパープルが映えて綺麗。

G733 プラスチックでできている

ベースはプラスチック。ちょっとおもちゃっぽい質感をしています。

G733 グロッシー部分

マットな部分と、光沢のあるグロッシーな部分が混在しています。

G733 ひねり

高級感はありませんが、軽さと頑丈さを両立 しており、ヘッドバンド部分なんかこんなに曲げても問題ありません。

おもちゃっぽい質感と言いましたが、よく近づいて見ないとそうでもないので、配信などで使う分には おしゃれなヘッドセットとしか見えません

G733 重量

その重量はマイク込みの実測で 約285g でした。着脱式マイクが単体で 8.7g だったので、ヘッドホン単体だと 約277g です。

ワイヤレスヘッドセットとしては かなり軽い部類 に入ります。長時間つけていても全然重さを感じません。

G733 イヤークッション

低反発イヤークッションで、側圧は普通くらい。密閉度と遮音性はほどほどです。

G733 柔らかいイヤークッション

押し込むとやや遅れて反発してくる柔らかいクッションで、適度な弾力を保っています。

G733 ウレタン

中のウレタンはこのようになっていて、よく見ると2色に分かれています。

G733 イヤークッションマクロ

カバーはどんな編み目になってるんだろう・・と気になったのでマクロレンズで接写してみました。不思議な編み目。

G733 イヤーカップのサイズ

イヤークッションの耳部分のサイズは実測で 縦58 x 横38 x 奥行き20mm でした。

G733 Rのマーク

中に大きく「L」と「R」が書いてあるので、もしマイクをつけていなかったとしてもどっちがフロントかすぐに分かります。

G733 ドライバー

ドライバーの「PRO-G 40mm」。「Logicool G Pro X」では 50mm を搭載しているので、それと比べると小型化。軽さやコスト面を考慮しての変更かも。

G733 スライダー可動域

サイドはスライダーになっていて、頭の大きさに合わせてサイズ調整が可能です。スライド幅はそれぞれ約10mmずつ で、どこかでカチッと止まるわけではなく、任意の場所で好きに止められる感じ。

可動域は少し狭い気がします。ただし、頭がある程度大きめでも問題ないとは思います。

G733 ロゴ

ロゴは割とミニマルで、両サイドに薄く彫られています。

G733 バッテリー寿命

バッテリーは ライティングオンの状態で最大20時間、ライティングオフの状態で最大29時間の連続使用となっています。

ライティングをオフにするためにはG HUBソフトウェアをほぼ常時起動してなきゃいけないので、PCでもソフト起動しない人やPS4の人は ほぼライトオンでプレイすることになると思われます

ヘッドバンド

G733 ヘッドバンド

ヘッドバンド部分は2本のプラスチックでできています。冒頭でも紹介しましたが、かなりしなやかでひねっても大丈夫。

G733 リバーシブルヘッドバンド

そのすぐ下にあるのがリバーシブルヘッドバンド。これはゴムのように伸縮性のあるヘッドバンドで、その名の通りリバーシブルデザインとなっています。

この柔らかいヘッドバンドのおかげで頭にかかる重みが上手く分散され、長時間着用しても痛くならないです。

G733 リバーシブルヘッドバンド

色とデザインがアクセントになってさらにおしゃれさがUPしていますね。この色は購入したヘッドセットのカラーによって異なります。

G733 外す部分

リバーシブルヘッドバンドは着脱可能で、2段階で位置を調節できます。

G733 ヘッドバンドタイト

汗をかいてくると染みてしまいそうなので、汚れるのも早そう。洗っても大丈夫な素材 なので、手洗いなどでたまにお手入れしてあげると、長く綺麗に使っていけるでしょう。

操作ボタン

G733 ボタン

「L」の後ろ側にあるボタンについて見ていきます。各ボタンやダイヤルなどの役割は上記の通り。

目で見ないでも操作できるように ボタンは大きめに作られています。また、区別しやすいようにギザギザの模様が刻まれているボタンもありますね。

G733 マイクミュートボタン

マイクミュートボタンを押すと電子音と共にマイクがミュートされます。もう一度押すと解除。

ワンタッチで楽なのですが、マイクがミュートにされているかどうかを知る術がソフトウェアで確認するしかないので「押し込むと少しスイッチが下がる」みたいなギミックがあると良かったかも。電子音だけだとどっちか混乱しそうですね。

G733 ボリュームダイヤル

ボリュームダイヤルはずっと回転し続けるタイプです。音量がMAXに到達すると電子音が鳴ります。

タクタイル感は弱いですが回った感じは分かりますし、とてもスムーズに回転するので使いやすい です。

G733 電源ボタン

電源は ポチッと押してから約1.5秒 でオンになります。長押しじゃないので、一度押すだけでいいのが嬉しい仕様。電源オフの時は逆に約1秒間長押しが必要 です。

オン・オフ両方で電子音が鳴って電源ステータスの変化を教えてくれます。電源オンの状態でボタンを短く押すと、電池の残量をAIボイスが伝えてくれます。

G733 USB-C

みんな大好きUSB-C。ありがとうロジクール。充電しながらの使用も可能なので、付属してくるケーブルが短いと感じたら長いものを別途用意しておくと幸せになれるかも。

G733 G1のカスタマイズ

G HUB ソフトウェアを通せば、G1ボタン(デフォルトではマイクミュート)にカスタム機能をアサインすることができます。マイクミュートが必要なければ、そこにサラウンドオン・オフを登録しておくなど自由なカスタマイズが可能です。

G733 見当たらないG2ボタン

電源ボタンがG2として表示されているのですが、G HUBではボタンが表示されないためアサインできませんでした。

マイク

G733 マイク端子

マイクの接続部分。差込口は台形のようなシェイプをしているため方向を間違えることはないでしょう。

G733 マイクの曲がり具合

マイクは曲げると曲がったままで留まってくれます。

G733 マイク

マイクは単一指向性で、品質は微妙ですが及第点かな といったところ。あまりクリアではなくややこもった印象です。

ソフトウェアの BLUE VO!CE機能をオンにすると品質が多少聞こえやすくなります

ライティング

G733 フロントフェースライト

ライティングが前面にあるフロントフェースライト。前面にライトがあるヘッドセットはあまり見かけないですね。

G733 ライティング

フロントにライトがあると、配信する時はめちゃくちゃいいですね。カメラの角度にもよりますが、正面気味に撮っているなら目立ちます。

G733 ライティングハーフ&ハーフ

ライティングは 上部と下部で2つに区切られています。画像のように上部と下部で色を分けてカスタマイズすることも可能です。

G733 電源オフ

ライティングは輝度を0%まで下げればオフ にすることができます。ただし、ヘッドセットは電源をオフ・オンするたびにデフォルト設定を読み込むため、毎回G HUBソフトウェアを起動しないとライトがオンになります。ここはオンボードメモリにちゃんと保存してくれたら嬉しいところ ですね。

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ソフトウェア

G733 G HUB

ソフトウェアは「Logicool G HUB」を利用します。公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。「G733」はこのソフトで出来ることが結構多いので細く紹介していきます。

G733 ヘッドホン音質

「側音」は自分が喋った声を再生するかで、自分が喋れているかを確認できるのが便利。これに慣れると自分が喋れていないことに気付けるので、ミュートしたままずっと独り言喋ってたなんてことが少なくなります。

「詳細EQを有効化」にチェックを入れると細かいEQ調整が可能になります。プリセットもいくつか入っていますが、プリセットの変化は弱めなので、自分で色々いじって調整した方が良さげです。

G733 サラウンドサウンド

サラウンドサウンドのタブではサラウンドサウンドモードを有効化できます。空間の広がり方はかなり優秀だなと感じました。ソフトでは方向ごとに細かい音量の指定が可能。

G733 マイク設定

「BLUE VO!CEを有効化」にチェックを入れるとプリセットからエンハンサーを色々と選ぶことができます。たぶん「Broadcaster」が一番聞こえやすくなるかな。AMラジオとかはネタ枠ですね。

G733 ライティングの設定

ライティングの設定画面。上部と下部でそれぞれ個別に効果を設定できます。

  • オフ
  • 固定
  • サイクル
  • ブリージング
  • 画面サンプラー
  • オーディオ ビジュアライザー

この6つが選択可能。オーディオビジュアライザーなんかは音に合わせて光が変化してくれるので結構面白いです。

G733 電源設定など

スリープモードは最初30分に設定されています。5分や10分などに変更できるので、省エネしたい人はソフトウェアで変更すると良いでしょう。

G HUB の挙動はたまにおかしくて、マイクをミュートにしていても、設定を変更するとマイクが勝手にオンに戻るんですよね

例えばサラウンドサウンドのオフオンとかEQの設定とかでマイクが勝手にオンになります。ミュートしてると思ったらめちゃめちゃオンだったりするので注意してください。

使用感

Logicool G733」を実際に使用して感じたことについて書いていきます。

クリアな音質

G733 on headphone stand

Logicool G733」の音質は 全体的にバランスのとれたクリアな音 です。ちょっとパンチ不足な気もしますが、そこは40mmなので、50mmとかと比べたら仕方ない部分なのかなと思います。

ゲームをするには十分高品質ですが、音楽とか映画にはそんなに期待しない方が良いかも。

G733 ドライバータイト

定位は良くて、敵の足音の方向はかなり分かりやすいです。特にサラウンドサウンド機能をオンにすると方向認識がさらに強化されてより分かりやすくなります。

ワイヤレスの便利さ

ワイヤレスはしばらくぶりに使用したのですが、コードレス本当に最高ですね

ちょっと部屋の中を移動して物を取りたい時など、わざわざ外さないでもスッと移動できます。別の部屋の冷蔵庫に飲み物を取りたい時でも問題なし。20mまで通信可能です

実際にPCから10mくらい離れた別部屋の冷蔵庫に行ってみましたが、音は途切れなかったです。壁挟んで隣の部屋にいても途切れないのでびびりました。

着け続けていても不快感や疲労感のないヘッドセットですから、いちいち外すなどせずにずっとつけていられるのは楽ですね。

レビューまとめ

良いところ
  • 低遅延LIGHTSPEEDワイヤレス
  • PRO-Gドライバーでクリアなサウンド
  • 足音はかなりわかりやすい
  • サラウンドサウンドも優秀
  • BLUE VO!CEフィルターあり
  • おしゃれなフロントフェースライト
  • 278gの超軽量仕様だけど頑丈
  • イヤークッションのフィット感は抜群
イマイチなところ
  • 見た目がややおもちゃっぽい
  • ヘッドホンのサイズ調整幅は狭め
  • オンボードメモリに設定を記憶してほしい
  • 素のマイクはこもり気味

ワイヤレスなのにこの軽さと頑丈さ、かなりスゴイ。プラスチックの見た目はややおもちゃっぽいですが、遠目からだと全く分かりませんし、何よりそのぶん軽くなっているのが良いです。

サイズの調整幅は狭めっぽいですが、やや頭が大きめでも問題ないサイズ感です。

音質はクリアです。ただもうちょっとパンチが欲しいなとも感じました。マイクの品質は及第点ですが微妙よりな感じで、BLUE VO!CEフィルターをかけると多少聞こえやすくなると思うので試してみて下さい。

個人的には「長時間使ったときに痛くならないつけ心地」が一番大事なのですが、これはバッチリ満たしています。いくら音質が良くても耳が痛くなったり重くて疲れたりしたら楽しめないですし、長期的な健康面でも心配になりますからね。

カラーも4色揃っているので、ぜひ自分の好きな色で この軽さとワイヤレスの便利さを体験してほしいです

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