
Endgame Gear OP1w 4K V2 レビュー

Endgame Gearの細身シェイプマウスOP1シリーズに、4Kポーリングレート対応のワイヤレスモデル「OP1w 4K V2」が登場しました。
少し前に発売したOP1w 4Kから基本はそのままに、センサーやエンコーダーなどがアップデートされたものです。
すでにV1が完成度高いのですが、さらに中身を磨きあげたマイナーチェンジモデル。
大きい変化があるわけではないので、もしV1を持っていたら買い替える必要性は弱いとは思います。
ただ、これから買う人はまずV2一択ですね。
タップできるもくじ
スペック
スペック
基本仕様
| カラー | Black, White, DarkFrost |
| 全長 | 118,2 mm |
| 幅 | 60.5 mm |
| 高さ | 37.2 mm |
| 重さ | 58,1g |
| 接続方式 | 2.4GHz |
| MCU | Nordic nRF52840 |
| センサー | PAW3950 U+1F95A |
| DPI | 30,000 |
| IPS | 750 |
| 加速度 | 50g |
| ポーリングレート | 4000Hz |
| LOD | 0.7 – 1.7mm |
| Motion Sync | |
| バッテリー | 335 mAh |
| ソフトウェア | インストールタイプ |
スイッチ
| メインスイッチ | Kailh GX |
| クリック応答速度 | |
| サイドスイッチ | Kailh GM 2.0 |
| ホイールスイッチ | Kailh GM 2.0 |
| エンコーダー |
購入先
| 定価 | 19,800円 |
| 販売先 | Amazon |
| コード |
外観とデザイン
カラーバリエーション、ホワイトフロストがなくなっちゃいました。もしかして人気なかった?!
わずかに透けてるホワイトデザイン、独特の清涼感みたいなのがあったんですけどね。

表面のコーティングはグリップ力が高くて、そのままでもガッチリホールドできます。
実際にゲームで使っていても滑りにくく感じますし、グリップテープに頼らなくても問題ないレベル。
重量とバランス

重量は実測で58.1gでした。
現代の軽量マウスとしては標準的な立ち位置というか、どちらかというとちょっと重いくらいかな。
旧型のV1からほぼ変わらないです。というか1gくらい軽くなってますね。
前後の重心が安定しており、マウスを振ったときのブレが少ないため、精密な操作ができます。
たたやっぱり、切り返す時の持ち上げでちょっとズシッと感じることはありますね。
ビルドクオリティ

Endgame Gearといえばビルドクオリティの高さが特徴ですが、今回もその例に漏れません。
ボディはしっかりとした密度を感じるような作りで、握ったときの剛性が高い。
強めに力を入れてもたわみや軋みは感じにくく、これは長く使う上での安心感にもつながる部分です。
品質面で不安を感じる要素はほぼなく、失敗したくないならEndgame Gearみたいな。このブランドを選ぶ理由のひとつとして機能しています。
形状と持ち方

形状はOP1w 4K V1と同様で、118.2×60.5×37.2mmのコンパクトな左右対称デザインです。
実際のグリップ幅は約55mm程度とかなり細めで、手の中でコントロールしやすいサイズ。

トップのピークはやや後方寄りにあり、中央からフロントにかけてスリムに絞られている、先細りタイプ。
この構造によって親指や薬指の収まりが良く、深めに握り込んでも安定するような設計となっています。
サイドは比較的フラットな作りになっており、指の置き位置の自由度が高いのも特徴です。

ただしやや高さは低いため、持ち方によっては指がマウスパッドに擦ることもあるかもしれません。
つかみ持ちとの相性が非常に良く、手のサイズによってはつまみ持ちも選択肢に入ります。
私の手サイズは18.5×10.5cmですが、つまみ持ちだと後方の膨らみに指がかかりやすく、操作にわずかな影響が出るためつかみ持ちで使用しています。
かぶせ持ちも不可能ではありませんが、薬指と小指のスペースがややタイトに感じる可能性があります。
このあたりは完全に好みが分かれるポイント。
ソールと付属品

マウスソールはやや独特な形状をしていますが、滑り自体は素直で扱いやすい印象です。
また、付属で大型のソールも用意されていて、よりコントロール寄りのフィーリングに調整することも可能。
このあたりは好みに応じて変えられるため、環境に合わせたチューニングがしやすい構成といえます。
個人的にはサードパーティ製のドットソールが1番おすすめです。

サイド用のグリップテープも付属しており、見た目はリザードスキン系に近い質感。
標準状態でも十分グリップは効きますが、さらに安定感を求める場合には選択肢になります。
クリック性能

Endgame GearとKailhが共同開発したGXスイッチが採用されています。
押下はやや硬めながらストロークが浅く、フィードバックがはっきりしているタイプです。
とくにズレやかたつきは感じませんが、プリトラベルはそれなりにあるかなと感じました。
わずかにですが左クリックの方がやや音が大きいです。
やや硬めなのもあり、ベストとは言えないけどそれなりに良いクリック感という評価。
また、このマウスはホットスワップ構造を採用しており、はんだ不要でスイッチ交換が可能です。
その辺りまで含めると、クリック感にこだわりがある方にとって魅力的な仕様かも。
クリックモードと応答速度
クリックには通常モードに加えて、GXスピードモードとGXセーフモードが用意されています。
これらはソフトウェア上で切り替えることが可能です。

GXスピードモードでは、接点が離れた瞬間に入力が発生する仕組みになっており、物理的なストローク分の遅延を削減できます。
その分、クリックはかなり高速になります。
一方でGXセーフモードは、離脱と接触の両方を条件にすることでチャタリングを防ぐ設計になっており、安定性を重視したモードです。
クリック応答速度はXLATでの実測322μ秒でした。これは業界内でもトップクラスの水準です。
サイドボタンとホイール

サイドボタンに関しては、やや評価が分かれる部分です。
クリック音が大きめで硬さもあり、押し心地としてはやや粗さを感じます。
プリトラベルやポストトラベル自体は少ないものの、フィーリングとしてはもう少し改善の余地がある印象。

ホイールはやや硬めでノッチ感強め。下にスクロールする分には問題ありませんが、上にスクロールするとやや異音がありました。
クリックは押しやすくて硬直することはありませんでした。
センサー
センサーにはPAW3950 U+1F95Aが採用されており、これはEGGカスタムセンサーとなります。

すでにトップクラスのトラッキング性能を持っていましたがさらに磨きをかけたと。
最大DPIは30,000で、10,000までは10単位での調整が可能。
MotionSyncにも対応、スキャンレートは最大20,500fpsです。

センサー位置はそれなりにフロント寄り。

ポーリングレートは4,000Hz対応。
ソフトウェア

ソフトウェアは非常にシンプルで、直感的に操作できるUIになっています。
DPI変更やポーリングレート、クリック設定など、必要な機能はしっかり揃っています。
特に特徴的なのは、デバウンスタイムをスイッチごとに個別設定できる点です。
特定のボタンだけ調整したい場合でも、他に影響を与えずに対応できるため、かなり実用的な設計。
ただし…マウスごとにソフトウェアが分かれてるのはあまり好きじゃないんですよね。
ゲートウェイ的なソフト作るか、そろそろウェブドライバー対応してほしいです。PCの中に古い個別ソフトが溜まっていくの嫌じゃ…。
バッテリーと使用感

バッテリー容量は335mAhとやや大きめで、4Kポーリングレート使用時でも約30時間程度の駆動が可能とされています。
高ポーリングレート機としては十分な持続時間です。ストレスは感じにくいかなと。
ホットスワップ対応なこともあって、非常に分解しやすい構造なのも良いです。
総評
OP1w 4K V2は、従来の完成された形状を維持しつつ、内部性能をブラッシュアップしたマイナーアップデートモデルです。
センサー性能や操作感は依然としてトップクラスで、小型・ サイドフラット形状はつかみ持ちやつまみ持ちとの相性が非常に良く、非常に高い完成度になっています。
一方で、クリックの重さサイズの合う合わないといった課題はあるタイプのマウスで、万人向けとは言えません。
私はXM2がちょっとでかいなと感じるので、OP1はとても気に入ってます。
既存のOP1w 4Kユーザーであれば乗り換えるメリットはあまりないと思いますが、これから購入する場合は改良版のV2を選んでおけば問題ありません。












