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Razer Viper V3 Pro レビュー。2024年の神マウスきたな

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Razerから発売されているゲーミングマウスViper V3 Proをレビューしていきます。

レビュー用サンプルをご提供いただきました

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Razer Viper V3 Proのレビュー動画

チャンネル登録 よろしくお願いします。

Razer Viper V3 Proの概要

Razer Viper V3 Proは人気のViperシリーズ最新作。V3という名の通り、3世代目となります。

V1であるRazer Viper Ultimateから代を重ねるごとにスペックアップし、今回のV2→V3では内部アップグレードのみならずシェイプ変更も入りました。

より汎用性の高いシェイプとなって様々な持ち方に対応し、Razerらしく最先端のセンサー、8Kワイヤレスポーリングレート、DPIを1単位で変更、他のマウスとDPIを合わせる…といったガチ技術から役立つ小ネタっぽい機能まで網羅。

SentinelsのZekken選手がこのプロトタイプを使用して2024 VCT Masters Madridで優勝し、MVPを獲得したといういきなりとんでもない箔が付いたスーパーマウスです。

Razer Viper V3 Proのスペック

マウスRazer Viper V3 Pro
カラー黒 / 白
接続2.4GHz 無線
シェイプ左右対称
センサーRazer Focus Pro 35K
DPI35,000
ポーリングレート~8,000Hz
寸法124.2 x 66.8 x 38.2 mm
重さ54g
ボタン数5
メインスイッチRazer Optical 3rd gen
サイドスイッチ
ホイールスイッチ
エンコーダーTTC Blue
ライティング
バッテリー306mAh / 1K 95hrs / 8K 17hrs
ソフトウェア

同梱物

  • マウス本体
  • 8K対応USBレシーバー
  • USBケーブル
  • グリップテープ
  • クイックガイド
  • ステッカー

マウスの購入先はどこ?

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Razer Viper V3 Proの性能

デザイン

シェイプは左右対称型で、2.4GHzの低遅延ワイヤレスマウス。

Viper V3 Proの見た目はV2から刷新されてるんですけど、これはViper V3 Hyperspeedっていうのが少し前に出てますから周知のことかもしれません。

V2まではアイアンマンみたいな見た目してたんですよね。

V3からは少し前にリニューアルしたDeathAdder V3 Proみたいにモダンなシンプルさのあるデザインへと進化しました。

私はV2とV3どっちが好きかというと圧倒的にV3。

コーティングはかなりしっとりとしていて、Razer DeathAdder V3の有線版と似ています。

グリップ力は高いのに汚れもそんなには気にならない一石二鳥タイプ。

ソールはかなり大きいタイプに変更されています。

端子はUSB-Cです。

もう今発売されるマウスでmicroUSBのものなんてないと思いますが、表裏なしで何も考えずにケーブルさせるの最高です。

ホイールの前にLEDがついていて、接続状況の確認やDPIの色をチェックできます。

サイズ

サイズは127x64x40mmです。

64mmというのは一番幅のある後方の部分ですから、センサーを結ぶグリップ幅は58mmちょっとくらいとなっています。

V2が127x67x38mmですので、V3はV2と比べて前側も後ろ側も横への広がりが抑えられて、かつトップピークが高くなったということになります。

シェイプ

くびれ…という観点ではV2の方があるんですけど、親指の付け根部分が接地してるのがいいか、してない方が使いやすいと感じるかで評価は分かれそうです。

私は親指と左サイドに隙間ができたことによって、親指の開きが狭まったのでより正確にマウス操作できるかなと思いました。

高さに関して言うと、つかんだ時に手のひらの薬指と小指の付け根あたりが接触する感覚があってつかみ持ちが安定します。

V2では全体的にロープロファイルだったのであまり感じにくかったものです。

どちらかというつかみ持ちやつまみ持ちと相性が良いですが、かぶせ持ちでも持ちやすいような高さになっていますね。

さらにもう1つ変更点があって、右側のマウスボタンのサイド部分…というかマウスボタンの形状ですかね。

サイドにあったエッジがなくなりました。

このおかげで薬指が縁に当たることがなくなって、置き位置の自由度が広がりました。

重さ

重さはスケールで測ると54.2g。

公称値は54gなのでほぼほぼ良いところ。

Viper V2 Proは点ソールに変えちゃってますが57gちょい、たぶんノーマルソールだと58g強くらいか。

Viper V1に至っては75gくらいでしたが、これもノーマルソールだとたぶん76gかな。

ソリッドシェルと剛性を維持しながら着実に軽量化を重ねてきています。

センサー

センサーは第2世代のRazer Focus Pro 35K。

Razerのセンサーは常に最先端です。

センサー位置

センサー位置はほぼセンターです。

マウスボタン

それぞれのマウスボタンについて見ていきます。

メインボタン

メインボタンのスイッチにはRazer Opticalスイッチの第3世代が採用されています。

金属接点がないためデバウンスタイムなし、チャタリングなしで耐久値も高く反応も速いスイッチ

V2はまだクリックの時に少し遊びがあるというかスレを少し感じていたんですが、その点がさらに改善されてソリッドな押し心地になっています。

今では他のブランドでもこぞって光スイッチですが、うろ覚えなんだけど私の記憶ではRazerが一番速かった気がする。

メインボタンのクリック応答速度

ポーリングレート平均値STdevサンプル数
1K700μs88μs1,000
2K686μs190μs1,000
4K580μs133μs1,000
8K464μs67μs1,000

マウススイッチにワイヤー接続して正確な遅延を計測するXLATを使用しました。

基本的にかなり速く、8Kだとトップ3に入る速さです。

ポーリングレートが上がると少しずつ応答速度も速くなってる印象です。

サイドボタン

サイドボタンはストローク浅めの静かめで、押し心地はRazerのいつもの感じかな。

V2に比べると太くなって4と5の間にスペースができました。

私はこっちの方が押しやすいと思います。

スイッチはコレですが、なんのブランドなのか未だによく分からない。

スクロールホイール

ホイールは軽めの回し心地で、素早くも回せるし、ゆっくり回せば分離感がきっちりあります。

ホイールクリックは普通くらいの硬さで、硬直することもあまりなく優秀です。

DPIボタン

底にあるDPIボタン。

V3 Hyperspeedではホイール後ろにあったようですが、Proでは誤爆をなくすために底へと移動しました。

これは上にあっても特に誤爆しないし、エクストラボタンとして使い道があったのでちょっと残念。

最近は他のマウスでもこのDPIボタンはほぼないですから、求めている人にとって訴求ポイントの1つになったのかなと。

ポーリングレート

ポーリングレートは最初からワイヤレス8000Hzに対応しています。

どこのブランドも今後対応します!っていうのが多い中最初から対応した状態で出すのはさすがRazerです。

付属してくるUSBレシーバーはワイヤレス8Kに対応したドングルで、別途買う必要ないのは嬉しいポイント。

これもコミュニティの意見をちゃんと聞いてくれてるなと感じますね。

バッテリー

バッテリーは306mAhが搭載されています。

スペック上は1000Hzで95時間、2000Hzで62時間、4000Hzで40時間、8000Hzで17時間もつとされています。

ポーリングレートを通常とゲームで分けているともうちょっとバッテリーの持ちが良いはずです。

ソフトウェア

Razer Synapseを公式からダウンロードして使います。

  • プロファイル変更
  • ボタン割り当て変更
  • DPI設定
  • ポーリングレート設定
  • 感度マッチャー
  • スリープモードの時間
  • 低電力モード
  • スマートトラッキング

DPI設定について

DPIは35000までですが、面白いなと思ったのはDPIをソフトで1単位で変更できること。

V2の時は50単位だったのでめちゃくちゃ細かく設定できます。

これは次に説明する感度マッチャーとの相性が抜群に良いです。

感度マッチャーについて

感度マッチャーという機能があって、他のマウスのDPIに合わせてV3 Proの感度を微調整してくれるというもの。

マウスってモノによっては1600DPIといっても、極端に言えば1700だったり1500だったりすることがあります。

これをDPIズレと言いますが、マウスを変えた時に感じる不調はこの絶妙なDPIの誤差によって引き起こされている可能性があります。

なので、この感度マッチャーを使えばマウスを乗り換えてもDPIズレによる違和感に悩まされない…という地味に役立つ機能なんですよ。

Razer Viper V3 Proのレビューまとめ

Razer Viper V3 Pro
総合評価
( 5 )
メリット
  • 横幅が狭く高さがでた刷新シェイプ
  • ソリッドシェルで54gと軽量
  • 最先端センサーによる機能群
  • 滑らず汚れにくいコーティング
  • 安定したマウスボタンクリック
  • ワイヤレス8Kポーリングレート
  • でかマウスソールで安定
  • バッテリーの持ちはほどほど良し
  • センサー更新によるソフトの新機能
デメリット
  • V2の形が好きだったらちょっと違和感かも?
  • Razer Synapse

以上、Razer Viper V3 Proのレビューでした。

V1からV2の時大きなシェイプ変化はなかったんですが、V2からV3では結構変わりましたね。

特に高さが出たので、個人的には前よりも持ちやすくなりました。

着々と軽量化も進んでいますし、最新センサーで1単位のDPI設定やパッケージ開けた瞬間から8Kポーリングレート使えるなど、Razerらしく時代の最先端を駆け抜ける次世代マウスとなっています。

はっきり言ってめちゃくちゃおすすめです

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