ドスパラのおすすめBTOカスタマイズを初心者でもわかるように解説
ドスパラでBTOを購入したいけどカスタマイズ画面で 何をどうすればいいのかイマイチわからない・・ そんな悩みがあるのではないでしょうか。
ここでは本体構成のアップグレードから周辺機器・サービスに至るまでのカスタマイズを網羅してご紹介します。
ドスパラでBTOゲーミングPCをカスタマイズ
今回のカスタマイズでは例として「GALLERIA XA7C-R70S」を基本構成とします。
ここからそれぞれのパーツを見ながらアップグレードするべきか、そのままにするべきか選んでいきます。
「GALLERIA XA7C-R70S」のページにアクセスしたら「構成内容を変更する」をクリックしてカスタマイズ画面へ進みます。
カスタマイズ不可な組み合わせはポップアップがでる
中にはカスタマイズが不可な組み合わせもあります。
このようにアップグレードを選択した時にポップアップが出現し、組み合わせNGですよと教えてくれる ので安心してください。
うっかりOK押しちゃっても戻った画面でさらに警告されます。
赤文字が警告。最終的にカートに入れようとするときも「ダメですよ〜組み合わせNGですよ」と言ってカートに入りません。
カスタマイズ不可な組み合わせがないようにしましょう。
本体構成のカスタマイズを解説
それでは「GALLERIA XA7C-R70S」をカスタマイズしていきます。
OS
アップグレードの必要なし、Homeで十分。
Proにすればリモートデスクトップでパソコンを遠隔操作できるといった機能もあるので、必要な方はよく調べた上でアップグレードすれば良いと思います。
が、HomeとProの違いがよくわからない、とりあえずゲームがしたい・・という方はHomeで問題なし。
オフィスソフト
Microsoft Officeシリーズがほしければ購入。
ですが、今はGoogleスプレッドシートなど無料で使える高機能なソフトがあるので 必要じゃなければ買う必要はありません 。
パワポが入っている Home and Business 2019 で+25,000円・・高い。ただし買い切りなので、オンラインクラウドで月額を搾り取ろうとする会社が多い中嬉しいは嬉しいですね。
CPU
今回のモデルに限って言えば、特に変更はできません。
構成によってはCore i9へ有料でカスタマイズすることができることも。予算が足りそうなら一考しましょう。
CPUファン
構成によっては空冷としては鉄板の虎徹MarkIIなどに変更可能ですが、本機では変更不可。
CPU水冷ユニットは今回の組み合わせ的にカスタマイズ不可。カスタマイズ可能な構成なら水冷はメンテナンスフリーなのでおすすめです。
CPUグリス
CPUに塗布されるグリス。優先順位はかなり低いですが、余裕があるならアップグレードしておきましょう。特に必要性はない。
オーバークロックする場合は冷却効果の上昇は期待できるかもしれませんが、ゲームだけなら恩恵はほとんどない と思われます。
自分でグリスを塗り直すとなると、パーツを分解しなきゃいけないのでちょっと大変。始めからなんとなくちょっといいヤツ塗っとこう!くらいの気持ちで。
グラフィック機能
カスタマイズの余地はあまりありません。
基本構成はグラフィックボードを最初に選んで決めるので、ここでのカスタマイズはあまりしないでしょう。
もしOC版などがあって、大きく値段が違わないならアップグレードしても良いかも。
電源
グラフィックボードにもよりますが、700W以上、変換効率GOLD以上を狙いたい。電源は容量ギリギリよりも余裕を持ったほうが安定します。
電源が安定しないとそもそもPCが起動しないので、安ければ良いというものではありません。
BRONZEやらGOLDといったメダルの色のような呼称は電力変換効率の規格で、ランクが高いほど変換効率が上がります。省エネ・発熱減少・音が静かなど良いことづくめ。
メモリ
最近のゲームでは16GBを推奨しています。8GBだと少ないので 16GB以上確保できればOK。
32GB~あれば安心ですが、メモリはめちゃくちゃ簡単に増設できるのでここでのカスタマイズ優先順位は低め。
SSD
この状況下でアップグレードするとしたら「Samsung 500GB NVMe SSD 970 EVO Plus」しかありえないのですが、単品で買ってもそんなに値段が変わらない。
なので 基本SSDはこのままにしておいて、必要に応じて自分で増設するのが絶対良いです 。
ハードディスク / SSD
HDDなし。
HDDを追加してもいいし、SSDにもカスタマイズできます。SATA接続になりますので、値段は割安め。おすすめは Crucial 1TB へのアップグレードです。
ゲームをダウンロードしているとすぐに1TBくらいは埋まってしまうので、なるべく多めに積んでおきましょう。
パーティション分割
HDDのパーティション分割ですが、パーティションが必要ならフォーマットしなおせば良いし、必要だと感じられるなら分割方法を知っているはず。
つまり、基本気にしないでスルー推奨。
ハードディスク(追加1)
追加ハードディスクですが、ここでは 追加ハードディスク1台目 無し にしておきましょう。絶対に自分で増設したほうが安い です。
「Crucial 1TB」はAmazonなどで割安購入できます。
光学ドライブ
昨今はCDというメディア媒体を使うことがすっかり少なくなりました。基本は必要なし。
ですが、ブルーレイやDVDを焼いたりする予定がある人は付けておいても良いですね。
外付けという選択肢もありますが、スペース的にケースに内蔵しても問題ないなら内蔵がおすすめ。外付けは場所をとって結構邪魔です。
ケースファン
トップケースファン前部
特にカスタマイズする必要なし。
標準キーボード
自分で別途好きなブランドのキーボードを買うのがおすすめです。
しかし、予算がないのであればこの安いGALLERIAキーボードを買っておくのもあり。
標準マウス
マウスも同じく、自分の好きなブランドの好きなゲーミングマウスをゲットするのがおすすめ。
無線LAN
これで本体構成のカスタマイズは終わりです。
本体構成のカスタマイズまとめ
ここまでの本体構成カスタマイズをまとめます。
カスタマイズまとめ | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
オフィスソフト | なし |
CPU | そのまま |
CPUファン | そのまま |
CPUグリス | 余裕があれば |
グラフィック機能 | そのまま、もしくはOC版 |
電源 | 700W GOLD 以上 |
メモリ | 16GB〜、32GBで安心 |
SSD | 512GB NVME M.2 のまま |
HDD / SSD | Crucial SSD 1TB |
パーティション分割 | なし |
ハードディスク(追加1) | なし |
光学ドライブ | なし |
ケースファン | そのまま |
標準キーボード | なし |
標準マウス | なし |
無線LAN | なし |
これより周辺機器の選択をしていきます。周辺機器はいらない!っていうならすぐに飛ばして次の項目へ行ってもOK。
周辺機器の選択を解説
周辺機器は必要に応じて買えば良いので、完全に好みでOKです。
ただし、モニター・キーボード・マウスは少なくともないとPCが使えません。どれを買うにせよ、Amazonなどで別買いした方が選択肢も幅広いし値段も安いです。
こちらでプロが使うデバイスランキングをまとめていますので参考にどうぞ。
もし、あくまでドスパラで買うとしたら?というおすすめを下に書いていきます。
テーブル内のリンクはAmazonへ飛びます。
周辺機器 | ドスパラなら | ガチのおすすめ |
---|---|---|
モニター | BenQ 2411P ASUS VG258Q |
BenQ XL2546 |
モニターアーム | ガススプリング | Amazonベーシック |
追加キーボード | Razer Cynosa | Logicool G Pro |
追加マウス | Logicool PRO HERO | Logicool G Pro ワイヤレス |
HTC VIVE | なし | Oculus Rift S |
Webカメラ | なし | Logicool C922 |
無線LANルーター | ASUS RT-AC68U | なし |
無線LAN子機 | なし | Buffalo WSR-5400AX6S/NMB |
PCクリーニング用品 | なし | 特になし |
マウスパッド | G240r | HyperX Fury S Pro XL |
ゲームコントローラー | なし | 特になし |
アームレスト | なし | エレコム pgel EX |
イヤホン・ヘッドセット | Razer Kraken Green | Beyerdynamic DT 990 Pro |
プリンター・複合機 | なし | 特になし |
LANケーブル | なし | 特になし |
ディスプレイケーブル | なし | 特になし |
UPS電源 | なし | 特になし |
パソコンチェア | なし | AKRACING PRO-X |
パソコンデスク | なし | Bauhutte PCデスク |
周辺機器の選択はおしまい。このあたりはかなり個人の好き嫌いも入ってくるので、ドスパラ内の限られた選択肢で決めるのは早計です。
欲しいな〜と思っていたものがたまたまリストにあったらポチってしまうのは手ですが、そうでなければ 別買いしましょう 。
サービスの設定を解説
修理代金無料のセーフティサービス
過失故障でも修理代金が無料になる保証プラン。値段が異なる4つのプランが用意されています。
最低でも月額680円とそれなりに高いので、不必要かと 。
加入キャンペーンをやっている場合、3,000円オフとかになることもあるので4ヶ月試しに入っておくのもアリですが、多分引き落とされていることを忘れるのでやめたほうが無難。
延長保証
通常の保証期間は1年間ですが、延長保証をつけることで最大3年まで延長することができます。
2年なら本体価格の6%、3年なら10%と、本体価格が高くなれば高くなるほど高額になります。基本的にはいらないと思います 。
しかし、いざPCの調子が悪くなったとき、自分で原因を特定できそうもないし助けを求められる人がいないのであれば入ると安心かも。
初期不良対応期間
選択肢なし。通常は1週間ですが、モバイル会員になっておくと30日まで延長されます。
ドスパラアプリをインストールしてログイン推奨。
セキュリティ対策
通常は30日版ですが、1年版にもアップグレード可能。このセキュリティソフトは絶妙な値段なんですよね。
1年版が1,000円ならかなり安いので、アップグレードしておく価値はあります。しかし、ノートンの1年版の値段は5,000円弱なので更新時に同じような値段をとられる可能性が高い。
ESETなどは3年契約ですが、1年あたりの値段は2,000円弱とかなり安め。なので、最初の1年はノートンを買っても良いですし、最初から無視してリーズナブルな値段のセキュリティソフトを探してもどちらでも良いです。
パソコン下取りサービス
不要なパソコンがあるなら下取りに出すことが可能です。
今まで使っていたパソコンを粗大ゴミとして出す場合、通常はお金を払わなきゃいけません。しかし、ここで下取りに出すと PC購入代金が1,000円引き されます。
荷物は集荷に来てくれるし、送料はドスパラ負担といたれりつくせり。
訪問をしてパソコン設置と初期設定
出張サービスなしで問題なし。こういったサービス料は得てしてめちゃくちゃ高い。逆に半額で私がやってあげたいくらいですけど・・。
ゲーミングPCを購入する以上、多少の配線知識はあったほうが後々役立つこともあるでしょう。モニター・PC・キーボード・マウス・スピーカーなど、最初に接続しなきゃいけないものはそこまで多くないので自分で頑張ってみましょう。
インターネット系は結構手こずるかもしれませんが、スマホ片手にググりながらやれば案外なんとかなるもの。
データ復旧安心サービス
PCを一度送らなければいけないこと、1年に1回しか使えないことを考えるとう〜んと思うサービス。
重要なファイルのバックアップは常に自分でとっておくべきだと思いますので、バックアップ用のHDDを1つ買って自分で管理しましょう。
というわけで復旧安心サービスなし。
サービス設定のまとめ
ここで、サービス設定のカスタマイズをまとめます。
サービス設定のカスタマイズまとめ | |
---|---|
セーフティサービス | いらない |
延長保証 | いらない |
初期不良対応期間 | ドスパラアプリにログイン! |
セキュリティ対策 | 1年版を買っても良い |
パソコン下取りサービス | 不要なPCがあれば使おう |
訪問設置・初期設定 | いらない |
データ復旧安心サービス | いらない |
サービス設定系は、確かにあれば安心なものが多い。ですが無駄金を払うことになりえます。多少のお金を払って安心を買っておくか、自分で解決することにするのか。
これはPCに関する知識や周りの人に頼れるかも影響すると思いますので、どうしても不安ならサービスに入っても良いですね。
最終確認してカートに入れる
サービス設定まで選択し終わったら、最後に確認ページに移動します。
ここでカスタマイズした内容を全て確認できるので、漏れがないか確認して値段をチェックしましょう。
「カートに入れる」をクリックするとカートに入ります。
最終的に「購入手続きへ進む」から支払いを行えば購入完了です。
ドスパラは発送がめちゃくちゃ速い ので、購入したら割とすぐに手元にPCが届きます。
自分でカスタマイズした自分のゲーミングPCです。
末永い付き合いになることを祈りながらゲームを楽しみましょう!