BTOで買えるぶっちぎりに高い100万円近くの超ハイスペックPCまとめ
各BTOで最高値のパソコンを検索すると、どこも 100万円クラス のものが出てきます。
ゲーミングPCとは銘打っておらず、ほとんどが法人向けのワークステーションです。
- 果たしてその超ハイエンド性能はどれほどのものなのか?
- ゲーム目的でもこれを買っておけばいいの?
そんな疑問に答えるため、各BTOで最高値の超スペックPCをまとめてみました!
各BTOで100万円近くする超ハイスペックPC
100万円前後するハイスペックPCはほとんどの場合法人向けで、Quadroシリーズのグラフィックボード を搭載していることが多いです。
Quadroシリーズはゲーム用に作られておらず、ワークステーション向けにデザインされたグラフィックボードです。CADや3DCGモデリングといった繊細な業務に適しています。
もちろんゲームを快適にプレイすることはできるので、もしそういった 業務を兼ねたゲームもできるPCを探しているならピッタリかもしれません 。
逆にゲームしかプレイしないのであれば、Quadroシリーズよりも GeForceシリーズの方がコスパが良い です。お金をかける方向性が異なりますのでゲーム用として最も高いモンスターPCを見てみましょう。
TSUKUMO
モデル | QA9J-J190/XT |
---|---|
CPU | Core i9-9960X |
グラボ | Quadro RTX 6000 |
チップセット | X299 |
メモリ | 32GB |
SSD | 500GB NVMe M.2 |
HDD | 2TB |
光学ドライブ | なし |
タワー | ATXタワー |
電源 | Thermaltake 1200W PLATINUM |
値段 | 899,800円 |
TSUKUMOで最も高いBTOPCは、Quadro RTX 6000 24GB を搭載した 税込100万近い「QA9J-J190/XT」です。
最高レベルまでいかなくても良い人向け。CPUとグラボを最高のものにカスタマイズしてもドスパラよりコスパが良いので、いずれにせよおすすめなモデル。
加えてCorsair製の水冷クーラーがついているのでCPU熱対策も安心。
ドスパラ
モデル | THIRDWAVE Pro FQ9810 |
---|---|
CPU | Core i9-9980XE |
グラボ | Quadro RTX 8000 |
チップセット | X299 |
メモリ | 32GB |
SSD | 512GB NVMe |
SDD2 | 1TB |
光学ドライブ | なし |
タワー | GR one フルタワー |
電源 | Enhance 800W TITANIUM |
値段 | 1,196,000円 |
ドスパラで最も高いBTOPCは、最上位グラボである Quadro RTX 8000 48GB を搭載した 税込130万近い「THIRDWAVE Pro FQ9810」です。
グラボのメモリ48GB って笑っちゃいますよね。CPUもグラボも大将軍レベルのとんでもないバケモン。
SEVEN
モデル | SR-ii9-9996Y/S9/GZ/W10P/D6 |
---|---|
CPU | Core i9-9980XE |
グラボ | RTX 2080 Ti |
チップセット | X299 |
メモリ | 128GB |
SSD | 1TB NVMe M.2 |
HDD | 8TB |
光学ドライブ | Blu-ray |
タワー | フルタワー |
電源 | 1000W GOLD |
値段 | 679,800円 |
18コアのCore i9-9980XEと RTX 2080 Ti を積んだ「SR-ii9-9996Y/S9/GZ/W10P/D6」。名前が長いっ!SEVENではQuadroシリーズを搭載したBTOを販売していないため、RTX 2080 Ti 搭載のれっきとしたゲーミングPCが最高値をマーク しています。
CPUとメモリに極振りしているように見えますが、Corsair製のフルタワーケースやSilverstone製の水冷クーラーが搭載されています。
そして31.5インチの4Kモニターが付属してきます。モニターもまとめて買っておきたい人には良いですね。ちなみに、モニターなしで612,800円になっている構成もあります。
SEVENは様々なパーツを有名ブランドのハイエンド製品にアップグレードすることができるので、カスタマイズに力が入ります。
FRONTIER
モデル | FRGBZ390/SLI1 |
---|---|
CPU | Core i9-9900KF |
グラボ | RTX 2080 Ti(SLI) |
チップセット | Z390 |
メモリ | 32GB |
SSD | 500GB NVMe M.2 |
HDD | 3TB |
光学ドライブ | なし |
タワー | ミドルタワー |
電源 | 1500W |
値段 | 579,800円 |
パソコン工房で最高値のBTOPCは、RTX 2080 Ti(SLI)を搭載した 税込60万ごえの「FRGBZ390/SLI1」です。
今回紹介しているPCの中では 最安値のゲーミングPC です。最安値とはいえこの値段・・。RTX 2080 Ti 2枚ざしなので、4Kゲーミングでそのパワーを発揮します。
ゲームのみをプレイしたい人はこれくらいのPCで良いと思われます。
ENERMAXのCPU水冷クーラー搭載。
パソコン工房
モデル | SENSE-R42A-LCi9XE-QGKI |
---|---|
CPU | Core i9-9980XE |
グラボ | Quadro P6000 |
チップセット | X299 |
メモリ | 64GB |
SSD | 480GB NVMe |
HDD | 4TB |
光学ドライブ | なし |
タワー | ミドルタワー |
電源 | 850W GOLD |
値段 | 1,299,980円 |
パソコン工房で最高級のゲーミングPCは、Quadro P6000 24GB を搭載した 税込140万ごえの「SENSE-R42A-LCi9XE-QGKI」です。
CPUクーラーは水冷になっています。スペックとコスパ的にはTSUKUMOやドスパラの方が買い。
まとめ:100万円のPCはゲームに適しているか?
Quadroシリーズグラボを積んだ100万円のBTOPCでゲームをプレイできるか?
と問われたらそれは当然「YES」です。
ただし、ゲーム目的のみで100万円のPCを買うべきか?
と聞かれたらそれは「コスパが悪い」です。
ゲームのみが目的なら、今回紹介した中だと RTX 2080 Ti を2枚搭載したFRONTIERの「FRGBZ390/SLI1」が最も適しています。これは他のPCに比べて下手したら 半額程度安い ものです。
他の候補を見たい場合は、以下のゲーミングPCで最高値のBTOをまとめた記事をご覧ください。
もしCAD・3DCGモデリング・4K編集といった業務を抱えていて、それもこなせるPCを探しているなら今回紹介した100万オーバーのスーパースペックPCを購入すれば幸せになれるでしょう。