【2021年発売】おすすめのメカニカルキーボード5選
2021年に発売したゲーミングキーボード、もといメカニカルキーボードでおすすめを5つ紹介していきます。
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おすすめのメカニカルキーボード5選
キーボードに関しては毎年あまり沢山は買えていないので限定的な紹介となりますが、そんな中でも5つピックアップしました。
名称 | タイプ | サイズ | キー数 | 寸法 | 重さ | 配列 | プレート | ケース | スイッチ | キャップ | ケーブル | ライト | ソフト | 購入先 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
iQunix F96 | 有線 | 96% | 100 | 372 x 123.5 x 42 mm | 1060g | US | アルミ | アルミ | CherryMX | PBT | 着脱 | RGB | あり | ふもっふ |
Glorious GMMK Pro | 有線 | 75% | 82 | 332 x 135 x 41 mm | 1490g | US | 3種 | アルミ | ホットスワップ | お好み | 着脱 | RGB | あり | Ark |
HyperX Alloy Origin 60 | 有線 | 60% | 61 | 296 x 105.5 x 36.9 mm | 781.5g | US | アルミ | アルミ | HyperX Red | PBT | 着脱 | RGB | あり | Amazon |
Razer Blackwidow V3 Mini | 無線 2.4GHz Bluetooth | 65% | 68 | 325 x 105 x 40 mm | 724g | JP / US | アルミ | プラスチック | Razer Green Yellow | ABS ダブルショット | 着脱 | RGB | あり | Amazon |
Pulsar PCMK TKL | 有線 | 80% | 87 | 355 x 127 x 22 mm | 498g | JP / US / ISO | アルミ | プラスチック | Kailh Gateron | ABS | 着脱 | RGB | あり | Amazon |
この5つです。4つが有線で、Razerのキーボードだけ唯一無線です。
気になったキーボード名をクリックすれば、それぞれの詳細レビュー記事へと飛べます。
iQunix F96
フルサイズなみのキー数なのにギュッと小型化されている iQunix F96。
ゲーム用に気持ちコンパクトなサイズのキーボードが欲しいけど、キーの数は妥協したくないという人にぴったり。
カラーバリエーションは幅広く、どれもおしゃれな色合いばかり。値段が高いのだけが壁。
後、この発売日は正確には2019年のはずですが、日本で正式に発売されたのが2021年です。
タイプ | サイズ | キー数 |
有線 | 96% | 100 |
寸法 | 重さ | 配列 |
372 x 123.5 x 42 mm | 1060g | US ANSI |
プレート | ケース | スイッチ |
アルミ | アルミ | CherryMX |
キャップ | ケーブル | ライティング |
PBT | 着脱式 USB-C | RGB |
TKLサイズにフルサイズ並みのキー
テンキーレスに近い寸法ですが、なんとフルサイズ並みの100キーが詰め込まれています。
通常フルサイズだと横幅400mm以上は軽く越えるので、こんなキーボードは他に中々ありません。
キーの配列は少し特殊なため慣れる必要がありますが、マスターしたらゲームのみならず他の作業も効率的にこなせるようになります。
アルミビルドで頑丈
トッププレートだけでなく、ケースも全てアルミでできており、頑丈でどっしりとしています。
四辺を板で囲むという、無骨だけどコンテナみたいで面白い設計になっているのもポイント。
ポップなカラーリングの数々
私が持っているのはピーチですが、白と青とピンクの3色からなり、キャップによっては花柄のプリントもあるポップな感じ。
他のカラーバリエーションも多彩で、迷うと思います。
実はワイヤレスモデルも存在して、日本にも輸入はされているのですが色が限られます。
Glorious GMMK Pro
自分でパーツを選んで組み上げていくホットスワップ型のカスタムキーボード「GMMK Pro」。
Gloriousでプレートやノブ、キーキャップに至るまで必要なパーツは全て揃えることができます。
タイプ | サイズ | キー数 |
有線 | 75% | 82 |
寸法 | 重さ | 配列 |
332 x 135 x 41 mm | 1490g | US ANSI |
プレート | ケース | スイッチ |
3種 | アルミ | ホットスワップ 5pin |
キャップ | ケーブル | ライティング |
お好み | 着脱式 USB-C | RGB |
プレートはポリカーボネート、アルミ、ブラスの3種類があり、最初はアルミが付属してきます。
カスタムキーボードなので、まずはBareboneというケース&PCBセットを購入し、そこから他のパーツを自分で選んで用意することになります。
ガスケットマウント方式のカスタムキーボード
黒いクッションをトップケースとボトムケースで圧着させるガスケットマウント方式を採用しており、これは打鍵感や音が改善される人気な方式です。
しっかりルブまですると打鍵感はかなり良いです。スタビライザーは微妙で、MODしないとうるさめ。
アルミニウム製でビルドクオリティ高め
ケースは全体的に角張ったデザインで、素材はCNCアルミニウム。スムーズな手触りで高級感があります。
トッププレートは公式で3種類用意されており、アルミ以外が欲しければ自分で追加購入することになります。ポリカーボネートが最も柔らかな打鍵感でおすすめ。ブラスはキンキンうるさいのでやめておいた方が良いです。
自由度がとても高い
カスタムキーボードなので、スイッチからキーキャップ、ノブの色、プレートタイプに至るまでカスタマイズ幅が広いです。
その分トータルで考えると値段は高くなりますので注意。カスタムキーボードとしてはリーズナブルですが、ゲーミングキーボードをベースに考えたらめちゃくちゃ高いです。
HyperX Alloy Origin 60
いよいよメジャーなブランドも60%サイズを発売する時代になりました。
2021年4月にHyperXから発売されたAlloy Origins 60は、フルアルミでコンパクトかつ重厚感のある仕上がりです。
タイプ | サイズ | キー数 |
有線 | 60% | 61 |
寸法 | 重さ | 配列 |
296 x 105.5 x 36.9 mm | 781.5g | US ANSI |
プレート | ケース | スイッチ |
アルミ | アルミ | HyperX Red |
キャップ | ケーブル | ライティング |
PBT | 着脱式 USB-C | RGB |
コンパクトな60%サイズ
フルサイズの60%のキーしか有さないため、横幅や奥行きがかなりコンパクトになっています。
場所をとらないため狭い机でも使いやすいですし、ゲーム中にマウスがキーボードに当たるといった事故が少なくなります。
ある程度キーの数が制限されますが、Fnキーを同時押しすることでフルサイズと同等の入力は可能。
プレートもケースもアルミ
プレートはアルミだけどケースはプラスチック、というキーボードが多いのですが、本機はケースもアルミ製でどっしりとしています。ベゼルは細く、丸みを帯びた四隅が柔らかさを出しています。
HyperXのキーボードはライティングが鮮やかで美しいのが強み。このキーはフロートタイプなのでライティングが映えます。
おしゃれなスペースバー
キーキャップはPBTダブルショットで使い心地は良く、汚れなども気になりません。
等高線模様で光るスペースバーが付属してくるのですが、このスペースバーだけなぜかABSっていうのがちょっと残念なところ。ですが、そこまで汚れが目立つタイプでもないです。
フォントはブロック体で見やすいです。擦れをあまり感じない打鍵感で、リニアタイプなのでスッと押し込めます。スタビライザーがちょっとカシャカシャうるさいのだけ微妙なところ。
Razer BlackWidow V3 Mini HyperSpeed
今回紹介している中では唯一のワイヤレスキーボード。低遅延の2.4GHzモードとBluetoothモードの両方に対応しています。
Blackwidowシリーズが65%の小型になったモデルで、60%に比べると矢印キーやデリートキーなどそれなりに使うキーが追加されています。
値段は高いのですが、完成度も高いです。
タイプ | サイズ | キー数 |
無線 2.4GHz / Bluetooth | 65% | 68 |
寸法 | 重さ | 配列 |
325 x 105 x 40 mm | 724g | JP / US |
プレート | ケース | スイッチ |
アルミ | プラスチック | Razer Green / Yellow |
キャップ | ケーブル | ライティング |
ABSダブルショット | 着脱式 USB-C | RGB |
低遅延無線+Bluetooth対応
ラグがほぼない低遅延2.4Ghzに加えてBluetoothモードも搭載しているワイヤレスキーボードです。バッテリーはライティングなしなら約200時間の連続使用が可能。
USB-C接続なので汎用性が高く、充電はフルまで5時間程度となっています。
コンパクトだけど使いやすい65%
テンキーレスじゃ大きすぎるけど60%だとキーが足らなすぎる…というワガママに答えてくれる65%サイズ。矢印キーやdelキーなどよく使うキーが追加されているため、コンパクトさと機能性を両立しています。
もちろんそれでもフルサイズには程遠く及ばないキー数。これはFnキーを押しながらキーを押せば別のキーを呼び出すことができます。
私は一番好きなサイズです。もっと評価されていい。
緑か黄色で選ぶRazerメカニカルスイッチ
Razerのメカニカルタイプ。クリッキーな緑軸か、リニアで高速反応する黄軸の2種類から選ぶことができます。オプティカルにしない理由としては、バッテリーの消費量がメカニカルよりも激しいためのようです。
黄色はRazerの中でも最も静かな軸で、アクチュエーションポイントが浅く高速反応します。慣れるまでは誤爆が起きる可能性はありますが、反応が速いためFPSなどで有利にたてるかもしれません。
Pulsar PCMK TKL
低価格で高品質なゲーミングデバイスを提供するPulsar Gaming Gearから発売されているエントリークラスのカスタムキーボード。
非常に低価格ながらも、自分好みのスイッチやキャップを選べるようになっています。トッププレートの変更はできませんが、自分のタグ入りのネームプレートをオーダーできるなど満足感の高い仕上がりです。
タイプ | サイズ | キー数 |
有線 | 80% | 87 |
寸法 | 重さ | 配列 |
355 x 127 x 22 mm | 498g | JP / US / ISO |
プレート | ケース | スイッチ |
アルミ | プラスチック | Kailh / Gateron |
キャップ | ケーブル | ライティング |
ABS | 着脱式 USB-C | RGB |
コスパ抜群の格安カスタムキーボード
すでに組み立てられているキーボードをオーダーすることもできますが、一番の醍醐味は公式サイトでのカスタマイズ。ホットスワップ対応なので、スイッチを複数購入すれば特定の部分だけ変更するといったビルドも可能です。
キャップも通常のものに加えてロープロファイルの薄いものもあって面白いです。ただし、これらは全てABSで汚れが目立つため、PBTもラインナップに加えてほしいところ。
とにかく安いのがスゴイですコレ。
使いやすいTKLフォームファクター
数字パッドが削られた80%サイズで、フルサイズよりも小さいながらも60%よりはキーの数がかなり多いです。F1~F12などよく使う方はかなり嬉しいキー数です。
ケーブルは着脱式なのでかさばりませんし、機能性を損なうのが嫌な方にはおすすめ。
独特なシースルーケース
最初見るとけっこうびっくりするボトムケース。プラスチックですが中の基盤が見えるスケルトン仕様になっています。シースルーのケースってあまり見かけないですけど、これはこれで良いです。
端に少し見えている赤いものはポリマーダンパーといって、厚みのあるゴムのようなもので振動を吸収します。打鍵感はトコトコっとした柔らかい打ち心地で、個人的には結構好き。
さいごに
私としては「Pulsar Gaming Gear PCMK TKL」がおすすめです。
値段が安いのにカスタム性が高いし、スイッチのルブ入門するにも良い素材です。
キーキャップがABSなのだけ気に入らないので、キーキャップは自分でPBTのものを購入して取り付けるとより高品質になります。
さてさて、来年もメカニカルキーボードが豊作でありますように。
後、今年かすりもしなかったKeycultが買えるといいな。700ドルは高すぎな気もしますけど…。