DXRacerとAKRacingの違いって何?どっちを選べばいいの?
ゲーミングチェアで有名な「DXRacer」と「AKRacing」。
どちらも見た目は似ているし、名前も似ています。
どっちがいいの?何が違うの?
そんな疑問を解消すべく、ここでそれぞれのメーカーの共通点や違いについて解説していきます。
DXRacerとAKRacingの共通点
「DXRacer
まずはお互いの違いを見ていく前に、どんな共通点があるのか見ておきましょう。
- 人間工学に基づいた設計
- レーシングシートのようなデザイン
- 位置調整が可能なアームレスト
- 座面の高さ調整が可能な昇降機能
- リクライニング機能
- 座面ロッキング機能
- ヘッドレストとランバーサポートが付属
- 静かで地面を傷つけないキャスター
- 頑丈なビルドクオリティ
DXRacer・AKRacingともに様々なシリーズを展開していますが、上記のような共通点があります。
DXRacerとAKRacingの違いを比較
値段の比較 – どちらが安い?
お互いに数多くのシリーズが存在し、それぞれ素材・性能・デザインなどが異なります。
プライスレンジは実は似通っており、そこまで大きく変わるわけではありません。しかし、DXRacerのエントリーモデルは値段が格段に安い。
DXRacerのエントリーモデル
AKRacingのエントリーモデル
定価で1万円違うのはかなり大きい。
AKRacingはファブリックのみでなくレザーを使用しているなどの違いはありますが、最も人気商品ともいえる エントリーレベルとしてこの値段まで抑えているDXRacerはコスパ最高 でしょう。
サイズの種類 – どちらが豊富?
DXRacerとAKRacing、どちらもかなり多くのシリーズを発売しています。
モデルの種類数はAKRacingの方が多めとなっていますが、DXRacerはシンプルで分かりやすく研ぎ澄まされたという見方もできます。
それでも数で言うと、AKRacingの方が自分の体に合ったゲーミングチェアが比較的探しやすい というメリットがあります。
こういう日本ならではっぽいモデルがあるのも嬉しいポイント。
品質の違い – どっちがより頑丈?
これに関しては どちらもかなり頑丈で上等な品質。
体をしっかりとホールドしてくれる堅牢なフレームを採用しています。個体差はあるにしろ、お互いに大きな差はないでしょう。
ただし、ビルドクオリティという観点では引き分けかなと思う一方、保証期間に関しては大きく異なります。
DXRacerでは1年間ですがAKRacingは5年間となっています。保証期間だけでいうとAKRacingの圧勝 となります。
アクセサリ・部分修理の違い
AKRacingでは各パーツごとにバラ売り されており、保証期間外になってしまったとしても気軽にAmazonなどで注文することができます。
予備パーツをストックしておくことも可能ですし、座面の高さを変えたいなら尺の異なるシリンダーを買ってみるのも良いでしょう。
DXRacerではそのようなパーツバラ売りはしておらず、故障した時のパーツ取り寄せ修理くらいしかできません。かかる費用も書いていないため不明です。
いずれにせよ修理はできるのですが、オーダーのしやすさ、予備パーツとしてのストックのしやすさといった点で考えるとAKRacingに軍配があがります。
リクライニング – より深く倒れるのは?
リクライニング機能は以下のようになっています。
このように、リクライニングの角度ではAKRacingが優勢。
実際に180°まで倒すか?と問われたら、そんなに倒すことはなかなかないです。
しかし、135°〜180°までの絶妙な角度なら、ちょっと休むときに良いかも。リクライニングの幅に制限が欲しくないならAKRacingになります。
結論:それで結局どちらが良いの?
- DXRacerがおすすめ
-
- できるだけ安くすませたい
- 通気性の良いメッシュモデルが欲しい
- ゲーミングチームとのコラボが欲しい
- AKRacingがおすすめ
-
- 修理しながら長く使いたい
- リクライニングを深く倒したい
- ワンピースが好きすぎる
- 座椅子タイプが欲しい
ここまでDXRacerとAKRacingの共通点や違いについて説明してきました。
勝負の結果でいうとAKRacingの圧勝なのですが、選べるモデルが多いということはそれだけ迷うということ。DXRacerは沢山あったシリーズを減らして分かりやすくしています。
とりあえずメッシュが欲しかったらDXRacer、その他はAKRacingを見てみると良いかもしれません。
メーカーごとのおすすめはこちら
DXRacerとAKRacing、それぞれシリーズの特徴を全て解説した記事も書いています。
それぞれどんなシリーズがあるのか気になったらご覧ください。
ここでは勝負させていないけど最も安価なGTRacingについても書いています。
欲しい性能から逆算して決める
DXRacerとAKRacingを合わせて、ご要望からどれが最適かおすすめします!
とにかく安いのが欲しい
全モデル中、最も安いスタンダードモデルであるDXRacerの「DXR V2」。カラーは3種類です。
ゲーミングチェア入門には最高の一品。
カラフルな色から選びたい
全8種類のカラーバリエーションから選べるのがDXRacerの「DXZ V2」。
パステルモデルが配信でも映えるような明るいポップな色合いです。
座面が厚いのが欲しい
大柄じゃないけど座面の厚みが欲しい、という方は13cmの厚みを持ったAKRacingの「PRO-X V2」がおすすめ。
4Dアームレストもついたハイエンドモデルです。
大柄なのでビッグサイズが欲しい
一番ビッグサイズなのはDXRacerのプレミアムシリーズ「MA-1200」です。
背もたれは高く、座面は広く、そして厚みのある作りとなっています。推奨身長は170~190cmなので注意。
コラボモデルが欲しい
AKRacingではワンピースコラボ、DXRacerではゲーミングチームとのコラボモデルが多く発売されています。
ワンピースコラボはファン好きにはたまりません。
1番高いやつはどれ?
定価で最も高いゲーミングチェアはAKRacingの「PREMIUM Monarca」です。
プレミアムの名の通り、パーツにこだわった最上位モデル。
ただしオフィスシーンでの使用を想定しているので、ゲームならこれじゃなくても良い。というか高い。
同じく定価で最も高いDXRacerの「MA-1200」は高級マイクロファイバーレザー採用。
これもオフィス向けに作られていて、フットレストなどをカスタマイズで追加できるのが特徴。
座椅子タイプは?
これ一択。座椅子スタイルはAKRacingにしかありません。
以上になります。
皆様が自分に最適なゲーミングチェアを見つけられますように!