Xtrfy GP4 レビュー。現代アートワークが目を惹くおしゃれマウスパッド
ゲーミングマウスパッドらしからぬ、ストリートグラフィティを彷彿とさせる絵柄が特徴的な「Xtrfy GP4」。スウェーデンの現代画家によって抽象芸術が描かれています。
マウスパッド次第で机の雰囲気はガラッと変わりますから、このようなアートを机に1枚置いておくだけで全然違いますね。
その見た目とパフォーマンスについてレビューしていきます。
本製品は Xtrfy 様よりご提供いただきました
同梱物
今回紹介するのは「Xtrfy GP4」のピンクカラー。
箱の大きさは、以前から発売されているGP1やGP2のものと一緒でそんなに大きくないです。
プラスチックの丸筒に入ってくるので、製造中や輸送中にマウスパッドの表面が傷つくことはなさそう。
出した瞬間の巻グセはかなりキツイです。しかし、1日~2日ほど放置しておけば少しずつ収まって平坦になっていきます。シワが入るので逆に巻かないように。
臭いが結構キツイので、最初は換気するなりした方が良いでしょう。
デザインと性能
「Xtrfy GP4」の寸法は 460 x 400 x 4 mm のラージサイズオンリーで、ローセンシでも使える大きさのゆったり布製マウスパッドです。キーボードは乗りません。
パッド全面に抽象画がプリントされています。色によってパフォーマンスの違いはないはずなので、気に入った柄を選びましょう。
デスクにのせるとこんな感じ。腕エイムでも問題ない大きさです。
ちなみに私のデスクは「サンワダイレクトの120x60cmデスク」。メラニン化粧板なのでラバーとの相性が良く、マウスパッドとか全くズレません。
4ミリと厚みがあって、指で押すと結構沈み込みます。弾力は結構あります。マウスに力をかけるとコントロールよりになり、柔らかいので手首や腕に優しいです。
Xtrfyのロゴは通常のもの。結構ストリートっぽいアートなので、「Xtrfy M4 Street」のロゴみたいに崩したフォントっていうのも面白かったかも。
表面はややザラつきを感じますね。ツブツブとしていて、抵抗感はほどほどあります。模様部分によって感触が違うようなことはなく、一定の触り心地です。
クロースアップで見た編み目。横方向に編んであるようですが、かなりきめ細かいみたいではっきりとはよく分かりませんでした。
水を垂らしてみましたが、拭いた後の乾きは早かったです。なので湿気には強そうな印象。
洗濯機使用可能なので、汚してしまった時は洗ってしまいましょう。乾燥機はダメです。
ステッチエッジ。割とびっしりと縫われているので持ちは良さそう。エッジの幅が結構細く、段差も少ないので違和感はあまりないでしょう。
ちょっとばかり毛羽立っていますが、特に品質的な問題があるわけではありません。
裏面のラバーベースは模様がないシンプルなタイプ。メラニン化粧板の上なら全然動きません。木の机でもほとんど動かないので、滑り止めとしては優秀な部類です。
ラバーベースをクロースアップでよく見てみると、小さな穴がポツポツとあいていることが分かります。肉眼で見る分には基本的にまっさらな黒だと思ってOK。
使用感
スルスル滑るようなスピードタイプではなく、ややコントロール寄りのバランスタイプのマウスパッドである「Xtrfy GP4」。
フォースゲージで滑り具合を計測したところ、マウスに手の力を加えない状態で大体「Xtrfy GP1」や「Artisan NINJA FX ヒエン SOFT」と一緒くらいの滑りでした。
厚みが 4mm で弾力があり、強めに押すとやや沈み込みますので、少し力を加えれば止めやすくなります。そういった意味ではコントロールが効きやすい。
全体的にバランスが良いので使いやすいです。
レビューまとめ
- 良いところ
-
- 全5色のアート柄がおしゃれ
- ゆったりLサイズ
- コントロール寄り
- 頑丈なステッチエッジ
- ブレない優秀なラバーベース
- イマイチなところ
-
- 値段がちょっと高め
- 臭いがややきつめ
「Xtrfy GP4」で最も惹かれるのはやっぱりマウスパッド全面に描かれたグラフィティアートですね。これを机の上に置くだけで雰囲気が変わりますよ。
コントロール寄りのバランスタイプで使いやすい。中間フォームは柔らかくてクッションが効いていますし、手首や腕をケアしたい人には良いでしょう。裏面のラバーも強力でFPSをガンガンプレイしても大丈夫。