Wooting UwU レビュー。可愛くてパワフルなミニキーボード
Wootingから発売されているラピトリ対応のミニキーボードUwUをレビューしていきます。
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概要
あの元祖ラピトリキーボードで有名なWootingが新しく発売した3キーの小さな小さなキーボードの名はWooting UwU(ウーウー)。UwUは顔文字です。
Wootingキーボードが持っている機能を全て備えています。アクチュエーションポイント可変、ラピッドトリガー、Mod Tapなどとにかく全部載せ。
タキオンモードをオンにすることで低遅延接続になり、反射神経が求められるOsu!といったゲームにも最適。ゲームで使わない人でもマクロや特殊なキーを割り当てておくサイドキーボードとして活躍すること間違いなし。
もはやキーボードとして使わんなって人でもインテリアになります。買って損なし。
スペック
カラー | ノーマル / RGB / ステルス |
接続 | 有線(USB-C) |
フォームファクター | 3キー |
寸法 | 75 x 57 x 27 mm |
重さ | 63g |
ケース素材 | プラスチック |
キースイッチ | Lekker Switch |
キーキャップ | Dye-Sub PBT |
ケーブル | 布巻き |
ライティング | |
ソフトウェア | |
プロファイル | 1デジタル、3アナログ |
同梱物
- キャリーケース
- UwU本体
- USBケーブル
- コミュニティデザインキーキャップx4
- Lekker L60スイッチx3
- ポストカード
購入先
Wooting公式サイトから購入可能です。海外からの発送なので時間はかかります。
デザイン
3つのアナログキーと3つのデジタルボタンを備えたコンパクトなミニキーボード。角は丸められており柔らかい曲線が印象的で、キーキャップのUwU顔も相まってキュートな見た目に仕上がっています。
3つのモデルがあり、1つは光らないもの、1つはRGB対応、もう1つはステルスといって黒ベースにRGBライティングが実装されたものです。私が購入したのは真ん中のRGBモデル。
USB-Cケーブルもめちゃカワ。普段キーボードとかマウスについてくるケーブルってシンプルな色したものが多くてほぼ使わないのですが、このケーブルは速攻で入れ替えました。マウスと違ってそんなに柔らかくある必要はないのでやや硬めです。
ケーブルを本体に差し込むと光る光る。トップ側ががっつり光って、下部はラインのようにぐるっと回り込むライトです。最初買った時、やっぱ光らなくても良かったかな〜って悩みましたが、光ってていいわコレ。とはいえ値段が2,600円違うので迷ってください。
底面はピンクのシリコンベースで、妙にしっとりとしていて吸着感があります。机に置いて上からグッと力を入れて荷重するとちょっとつついたくらいじゃズレなくなります。面白い。
一応ずっしりとしたブラスのプレートを下に取り付けられるようになっています。これはオプションなので別購入となりますが、防滑性に対してシビアになる人は買っておいた方が良いかもしれません。私は持っていないので効果のほどはお伝えできませんが…。
キーキャップはDye-Sub PBT、メインの3キーの他にOsu!コミュニティによってデザインされたキーキャップがランダムで4つ付属します。
キースイッチはホールエフェクトスイッチであるLekker L45。黄色ステムが特徴的で、従来のL60よりも押下圧が軽くなっています。音はややカチャカチャしてるのでルブし直してあげると良くなります。3キーしかないからルブ入門としても最高な気がしてきた。
予備として押下圧が重めのL60も3つ付属するので、打鍵感が軽すぎるなと思ったら交換してみると良いでしょう。ただしWootingキーボードは割と基板まで分解しないとスイッチを入れ替えにくいのがちょっとネック。
底の2つのネジを外せばパカッと分離できます。さらに基板についている4つのネジを外せばトッププレートから基板を外せるはずなので、分解といっても全く難しいことはないでしょう。
下にあるピンクのボタンはデジタルボタン。要するにアクチュエーションポイントの可変とかはできないけどキーとして機能するもの。通常のキーとはクリック感が異なり、ポチポチとしていますがこれはこれで癖になる押し心地。
実際にアサインできるキーはトータル6つですが、正確には1つはFnレイヤー切り替えとして使うことになると思うので、1つのレイヤーにつき5つと言えます。
トップ側のUSB-C端子。
性能
Wooting機能全部載せ
Wooting 60HEなどで使える機能は全て使えます。
- アクチュエーションポイントを0.1〜4.0mmの間で0.05mm単位で可変
- ラピッドトリガーを0.15〜4.0mmで設定
- タキオンモードで遅延が1ms以下に
- 押し込み時間の違いで1つのキーに2つの機能を持たせるMod Tap
- ストロークによって4つの機能を持たせられるDKS
- 特定の入力のオフ・オンを切り替えられるトグルキー
今後追加される可能性のある機能もサポートされる予定ですので、Wootingが機能を拡張していけば自動的にUwUも進化していきます。
小さいボディにぎっしり機能がパッキングされているので、かなり自由度の高いキー設定が可能です。
専用のWootility Web
Wootingの良さはハードウェアが持つ機能群のみに留まりません。ソフトウェアがウェブベースとなっていて、ブラウザでアクセスすればPCに余計なソフトをインストールしなくて済みます。もちろんアプリ版もありますよ。
このソフトがまた見やすくて分かりやすい。
ライティングはオリジナルプリセットが複数種類ある他、自分で14箇所の色を個別に変えてオリジナルのライティングを作り出すこともできます。
その他下記のようなことが可能です。
- キーのリマップ
- アクチュエーションポイントの設定
- ラピッドトリガーの設定
- タキオンモードのオフ・オン
- 拡張キー(DKS, Mod Tap, トグルキー)の設定
- ゲームパッドのマッピング
- ゲームパッドのカーブ設定
アクチュエーションポイントとラピッドトリガーは全体設定と個別設定の両方が可能です。
タキオンモードはRGBが動かないように固定されること、サードパーティのケーブルを使ったりハブを使ったりすると挙動がおかしくなることがあります。付属してくる専用ケーブル使うのがおすすめ。
ゲームパッドのマッピングなどはアナログプロファイルじゃないとできません。
拡張キーの設定について
この辺りに関してはWooting 60HEのレビュー記事で解説していますのでそちらをご覧ください。
音ゲーマー向け?
デフォルトのキー設定はこのようになっています。まさにOsu!用ですよね。基本的にZ・X・Cキーで操作するわけなので。
アクチュエーションポイント、ラピッドトリガー、タキオンモードの組み合わせ次第で比類ないほどの反応速度でゲームできます。
ちなみに私は今のところOsu!をプレイするわけでもないので、音量の上げ下げ、エクスプローラーの表示などといったメディアキーにリマップして使ってます。メインが60%キーボードなのでやっぱりキーが足りないですからね!後はインテリア的な要素強め。
レビューまとめ
- 見た目最高
- Wootingの機能全部盛り
- 意外と防滑性が高い
- おしゃれなケーブル
- ウェブベースのソフトウェア
以上Wooting UwUのレビューでした。
人によっては使い道が限定されるものの、60%といった小さめのキーボードを使っているならメディアキーを登録して活用できますし、インテリアとしても映えるデザインです。
Osu!やらないしなーと思ってましたが、音量調整とかミュートができるだけでも個人的には結構良い。というか見た目が好きだから満足。