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ROCCAT Kain 200 AIMO レビュー。クリック感が最高な格安無線マウス

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クリック感がたまらない注目のワイヤレスゲーミングマウス「ROCCAT Kain 200 AIMO」のレビューをしていきます。

本マウスではカラーリングが2色存在し、色によってモデルナンバーが異なります。200がブラック202がホワイト となります。カラー以外の違いはありません。

ワイヤレスマウスといえば長らく「Logicool G Pro Wireless」が覇権をとっていましたが、2019年に「Razer Viper Ultimate」が登場して無線界が揺れました。

この仲間にROCCATが食い込めるのか?

詳しく見ていきましょう。

タップできるもくじ

概要とスペック

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ROCCAT
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ROCCAT Kain 200 AIMO」は左右非対称型、右手用エルゴシェイプのワイヤレスゲーミングマウス。ただし「ROCCAT KPU」のように奇抜な形をしておらず、全体的にフラットなタイプです。

無線であることの他に本マウスで最も注目すべきなのは「Titan Click」というROCCAT独自マウスクリック構造です。非常に気持ちの良いクリスピーなクリック感と音を実現しています。

加えて、現状人気の他ワイヤレスマウスに比べて 値段が劇的に安い です。記事執筆時(2020年3月3日時点)でなんと 7,000円強。無線が欲しくても値段に抵抗がある方や、初めて使ってみるという方でも手が出しやすい価格帯なのでとてもおすすめ。

カラー黒 / 白(202)
接続2.4GHz ワイヤレス / 有線
センサーPixArt PMW3335
寸法124 x 65 x 43 mm
重さ105g
ボタン数6
最大DPI16,000 dpi
ポーリングレート1,000Hz
コネクターUSB2.0
LEDカラーRGB
オンボードメモリあり
ソフトウェアあり

同梱物

ROCCAT KAIN 200 AIMO - 外箱

外箱の見た目。

ROCCAT KAIN 200 AIMO - 開封
  • マウス
  • マイクロUSB-USBケーブル
  • レシーバードングル
  • ドッキングハブ
  • 取説

これらが入っています。

ROCCAT KAIN 200 AIMO - ケーブル

マイクロUSB – USBケーブル です。本マウスは有線/無線の両刀になりますので、有線にしたい場合はこのケーブルをマウスに接続します。また、充電もこのケーブル頼みになります ので大事に使いましょう。

ドックのケーブル

やや硬めですがゴムケーブルよりはだいぶマシといったところ。

レシーバードングル

レシーバードングル。最重要パーツの1つです。

小型なのでPCに直接挿しても大きく突き出ることはなく、非常に使いやすいサイズ。ただし「Razer VPU」のようにマウスの中に保管するといったことはできませんので、しまう場合はなくさないように注意。

ROCCAT KAIN 200 AIMO - ドック

ドッキングハブ。これを使わなくてもレシーバーをPCに直接させば使えます。しかし、マウスを充電するためには有線ケーブル必須となりますので、このハブを組み立てて机の上に置いておくのが最も効率が良いです。

ドックに接続

レシーバーとUSBケーブルをこのように接続します。

ドックに接続した状態

あとはUSBをPC側にさせばOK。ドッキングハブは机やPCケース上のどこかに置いておいて、充電が必要になったらUSBケーブルをマウスに差しなおせば良いです。

デザインと性能

ROCCAT KAIN 200 AIMO - 真上から

ROCCAT Kain 200 AIMO」は左右非対称のエルゴシェイプワイヤレスゲーミングマウスです。サイズは 124 x 65 x 43 mm で、分類的にはLサイズ。

全体を通してスムーズなマット仕上げで触り心地良しですが、使っているとやや油汚れは目立ってきます。マウスホイールの部分は金属素材になっていて、非常に高級感のあるデザイン です。

kain 200 の重さをはかる

重さは公式で105g、実測値で104.6g とほぼ同じ。結構重めなので、同じ無線マウスの「Logicool G Pro(80g)」や「Razer VPU(74g)」が軽すぎると思う方はしっくりくるかも。

個人的には長く使っていると手首が疲れてきてしまうのでちょっと重いと思います。私の手首は軽量マウスのせいで軟化したようです・・。

Kain 200 正面から

正面から見るとシェイプが左右非対称なのがよく分かります。左側面がかなり鋭角になっています。

マウス下部の差し込み口にUSBケーブルを接続すると有線タイプになり、バッテリーを充電してくれます。差し込む方向に注意。

Kain 200 左サイドから

左サイドのボタンは平べったく設計されており、非常に押しやすいです。ちょっと大きめなのも良い。

Kain 200 右サイド

右サイドからの見た目。側面はいずれもフラットなデザインです。

Kain 200 後ろから

後ろから。ROCCATロゴは光ります。

底面

センサーは安定のセンター配置で、「PixArt PMW3335」が搭載されています。

前方のマウスフィートは2枚、後方マウスフィートは大きめ。テフロンで滑りは普通です。

電源On・Offボタン

「ペアリング」ボタンと「電源ON・OFF」ボタンがあります。電源ボタンはスライドスイッチ式。特に電源ランプなどは存在せず、RGBライティングONにしていればマウスが光ることでパワーが入ったことを確認できます。

有線接続すると、マウス裏の電源スイッチがOFFになっていてもマウスが起動します。

マウスボタン

Kain 200 メインマウスボタン

メインマウスボタンはやや細めに作られています。ROCCAT独自のTitanクリック機構が搭載されており、素晴らしいクリック感を実現しています。ストロークは浅めで跳ね返りが強いです。

カチッとすごくクリスピーな音で気持ち良いです。これがメインボタンだけじゃなく全てのボタンでそうだから極めて優秀。

マウスホイールとDPIボタン

マウスホイールとDPIボタン。マウスホイールはやや重めの印象で、タクタイル感はありますが個人的にはあまり好きじゃない回し心地。ホイールクリックは気持ち良いです。

スクロールホイール後ろのボタンですが、わざわざ「DPI」って刻印しなくても良かったような気がします。キーバインドで設定変更ができますからね。ただ、このボタンですらクリック感がめちゃくちゃ良いという。

サイドボタン

サイドボタンは大きめで平べったい設計。非常に押しやすいです。このボタンはストロークがやや深く、柔らかめな押し心地になっています。クリック感はもはや言わずもがな良し。

ライティング

光るマウス

光るのはマウスホイールとロゴ部分の2箇所。

光るマウスホイール

マウスホイール部分の光は結構キレイです。DPIボタンは光ると思わせておいて無発光。

光るバックロゴ

ロゴも光ります。マウスの光り方は数種類あり、ソフトウェアで制御することができます。

ライティングソフトウェア

「AIMOインテリジェントライティングシステム」は使えば使うほどプレイヤーの行動を学んでライティングが変化するらしいのですが、よく分からないというのが正直な感想。ホイールとロゴの色が同期してないなくらいしか思わないのですが、しばらく使っていれば変化があるのかも。

他には「ウェーブ」「ブレス」「BATTERY INDICATION」が良さげです。「BATTERY INDICATION」は残電池量によって光の色が変わるもの。バッテリーをわざわざソフトウェアを開いて確認しなくても良くなります。

ソフトウェア

ROCCAT Swarm」というソフトウェアを公式サイトからダウンロードして使用します。

ファームウェアアップデート

ファームウェアアップデートの際に注意しておかなければならないのが、有線でマウスを接続する必要があること。最初にドングルをアップデートしてからマウス本体をケーブルで繋いでアップデートせよ、と書いてあります。

アップデート可能に

ケーブルで接続すると「アップデート」が水色になりクリックできるようになります。ファームウェアをアップデートしないとソフトウェア設定画面までいけませんので必須事項となります。

本ソフトウェアでは、クリックのキーバインド設定やDPI・ポーリングレートなど一通りの設定は可能です。

電池残量

電池の残量は「高度な設定」タブで確認できます。

バッテリーステータスが%で表示されていますが、この数値そんなに正確じゃないようです。3時間くらい使ったあとでも表記が変わりませんでした。また、有線接続してもチャージされているか分かりにくいのも難点

公式では連続使用50時間(イルミネーションオンで35時間)です。4週間は充電なしで大丈夫!って言ってますが、それだと1日1時間~2時間ちょいのゲーム計算なのでもっと定期的な充電が必要でしょう。

持ち方とそれぞれの使用感

ROCCAT Kain 200 AIMO」はかぶせ持ちが最もしっくりきます。つかみ持ちもOK。

つまみ持ちも可能ですが、重さがあるのがネックです。

かぶせ持ちつかみ持ちつまみ持ち

かぶせ持ち

かぶせもち

Lサイズで高さも比較的あるため、かぶせ持ちのフィット感は上々。メインマウスボタンはちょっと高い気がします。

つかみ持ち

つかみ持ち

個人的にはつかみ持ちもそこそこのフィット感ですが、かぶせ持ちほどではありません。手の腹部分にマウスのシェイプを強く感じるのがその影響かも。

つまみ持ち

つまみ持ちはやや微妙。重いため、動かして止めるのにちょっとした力が必要で、精度に欠けてしまうと思われます。

レビューまとめ

良いところ
  • マット仕上げでスムーズな触り心地
  • 高級感のあるデザイン
  • ワイヤレスマウスとしての完成度は高い
  • Lサイズでかぶせ持ちがフィット
  • Titanクリックの感触が素晴らしい
  • サイドボタンが押しやすい
  • かなり低価格
イマイチなところ
  • やや重いため長時間使うと疲れる
  • つまみ持ちには向かない
  • 充電ドックがあったらなおよしだった
  • バッテリー残量がもっと分かりやすいと良い

ワイヤレスゲーミングマウス「ROCCAT Kain 200 AIMO」のレビューでした。

Logicool G Pro Wireless」「Razer VPU」の2強に並ぶ完成度の高いワイヤレスマウスが出てきたという印象です。何より値段が安くて驚きます

中サイズでかぶせ持ち・つかみ持ちのフィット感も良く、重いものの、そこまで重い!と感じるものでもありません。むしろ重めのマウスが好きな方もいると思うので選択肢が増えるのは大歓迎。

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