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Razer Viper V2 Pro レビュー。58gまで軽量化されたワイヤレスマウス

Razer Viper Pro V2 レビュー

Razerから発売されているワイヤレスゲーミングマウス「Razer Viper V2 Pro」をレビューしていきます。

旧型であるRazer Viper Ultimate(以下VPU)と比べてどんな違いがあるかについても紹介します。

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概要とスペック

Razer(レイザー)
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VPUといえば、ワイヤレスマウスがほぼLogicool G Pro Wireless一強だったような時代に登場した対抗馬でした。

その後G Pro X Superlightとして軽量化を果たしたロジクールの後を追うように出たのが今回紹介する「Razer Viper V2 Pro」です。

Superlightよりも2gほど軽くなっており、58gと非常に軽量。しかし、その代償としてチャージングドックが使えなくなったり、右側のサイドボタンがなくなって左手では使えなかったりします。

最新センサー、最新の第3世代オプティカルスイッチ搭載など新しい面もあり、旧型よりも使いやすいなと思う反面、定価21,780円は高いなと感じたり。

カラー黒・白
接続無線 2.4GHz
シェイプ左右対称
センサーFOCUS Pro 30K
DPI30,000
ポーリングレート~1,000Hz
寸法126.7 x 57.6 x 37.8 mm
重さ58g(黒)/ 59g(白)
ボタン数5
ライティングなし
ケーブルSpeedFlex 1.8m
オンボードメモリプロファイル x 1
ソフトウェアあり
同梱物

外箱。

  • マウス本体
  • USBレシーバー
  • USB-Cケーブル
  • USB延長アダプター
  • グリップテープ
  • クイックガイド

外観と性能

今回はVPUとの比較という部分に重点を置きながらレビューしていきます。

ですが、以前のVPUを知らない…という方でも分かるようにまとめていきたいと思いますのでどうぞお付き合い下さい。

サイズとシェイプ

サイズはVPUと等しく126.7 x 57.6 x 37.8(LxWxH)mmとなります。

グリップ幅に関しては実測値だと59mmくらい。VPUからサイドのグリップテクスチャがなくなった分、ほんの少しだけ細くなった感じがします。

背丈が低いロープロファイル気味で平べったいZOWIE FKシリーズによく似ています。GloriousのModel Oシリーズとも同じタイプですね。

手の大きさによってはかぶせ持ちが若干窮屈に感じるかもしれませんが、つかみやつまみとは相性が良いです。

最近はつかみだかつまみだかよく分からない中途半端な持ち方してるのでまぁまぁフィットしてるんですよね。

Razer VPUとの比較

ここからが本題。

旧型のRazer Viper Ultimateと比較してみます。

74g→58gへと軽量化

Viper V2 Pro、最大の利点がこのハニカムなしでの軽量化。

重量は実測で58.5gと、旧作よりも約16g軽くなりました。これはワイヤレスマウスの中でもかなり軽量な部類に入ります。

Logicool G Pro X Superlightの60gよりは絶対に軽くするという強い意志を感じますね。

白色モデルは1g重い59gだそうです。塗装でそんなに変わるものなのかな。軽さを求めるなら素直に黒が正解かも。

最新になったパーツ

センサーが30Kに進化

センサーが「FOCUS Pro 30K」という最新モデルになり、最大DPIが30,000になりました。これはPixArt PAW-3950と同等のようです。

最大速度(IPS)は750、最大加速度(G)は70。LODは初期状態で0.9mm、ソフトで設定を「低」にすると0.8mm、「高」にすると1.7mmでした。

各DPIでセンサーテストを行ったところ、xCount・xSumの両方で極めて綺麗な波を描き、センサー的に全く問題ありませんでしたので割愛します。

また、USBレシーバーとの距離を離しながらのテストを行ったところ、xSumでのトラッキングエラーは150cm離れても出ませんでした。ワイヤレスの接続状況はかなり良好だと言えます。

オプティカルスイッチが第3世代に

Razerマウスはほとんどがオプティカルスイッチ搭載で、旧型のVPUは第1世代という初期版でした。鈍い音や安定しない押し心地がネックでしたが、このViper V2 Proに採用されているのは第3世代。

音もクリック感もかなり改善されています。ですが、それでもマイクロスイッチのクリスピーさには敵いません。

Razerのオプティカルスイッチは応答速度が数あるマウスの中でもトップになること、そして耐久値が9,000万回と高くチャタリングと無縁なことが魅力です。

応答速度をとるか、クリック感をとるかで評価は分かれそうです。個人的にはマイクロスイッチ派。

端子はUSB-Cへと変更

Razerは長い間microUSB端子にこだわってきましたが、いやこだわってきたのかは分からないけど、ついにUSB-C端子へと進化しました。拍手。

USB-Cの何が最高かって、オモテウラがないから見ないでさしても一発でささることですよね。

それだけ?と思うかもしれないけど十分USB-Cを推す理由になります。私の中では。

最近では他のデバイスもUSB-C採用タイプがとても多いため、ケーブルを使い回せるというのも大きなメリット。

USB-C=急速充電ってイメージがあるかと思いますが、マウスの充電速度は大して変わらないです。

LEDインジケーターが追加

スクロールホイールすぐ後ろにLEDインジケーターが追加されました。

DPIを変更すると対応する色で一瞬光ります。

DPI
400
800
1600
3200シアン
6400

また、充電するとLEDが点滅を始め、現在のバッテリー残容量を色で教えてくれます。

ビルドクオリティは高くなった

VPUは握り込むと軋みがありましたが、Viper V2 Proではそのような音や感触はほぼ皆無です。強めに握っても堅牢です。

これも前作では少し気になった部分だったのでだいぶ改善されていますね。

微調整された部分

サイドボタンの飛び出し具合が調整された

VPUのサイドボタンって少し埋もれがちで押しにくかったのですが、Viper V2 Proではせり出してかなり押しやすくなっています。

ただし旧型の方がクリック感は一定でもっとカチッとしていたので、一長一短ってところ。ペコペコって感じですね。

ホイールの高さがあがった

左がViper V2 Proですが、ホイールの高さが少し上がっていることが分かります。また押し込みクリックはやや硬めですが、そんなにストレスなく押せるかなと思ってます。

ホイールの回転も旧型は少し重くてタクタイル感が強かったのですが、Viper V2 Proでは適切な軽さになっており、全体的にホイールは改善されています。

マウスフィートは形状が変わった

Razer Viper Ultimate - 底面
旧型

旧型は四隅に小型のもの、そしてセンサー周りにスクエア型が貼られていました。

Viper V2 Proでは後方は1枚に合体し、前方は2枚のままですがいずれも丸みを帯びたシェイプになっています。

Ultraslickマウスフィートという名前らしく、やや褐色系だった旧型とは異なり真っ白です。滑りはよく、エッジの丸め処理も丁寧で引っかかりはありません。

サイドのグリップテクスチャがなくなった

旧型(画像下)は両サイドがグリップ感のあるテクスチャになっていましたが、Viper V2 Proではそれらがなくなって他のシェルと同じ素材になりました。

その代わり、後付けできるグリップシートが付属します。ボタン用のグリップもあり。

サイドのグリップに関しては人によって評価の分かれるところでしたので、このように好きな人だけどうぞのスタイルが無難かもしれません。

ライティングなし、バッテリー寿命上昇

ロゴのライティングがなくなりました。Viper V2 Proはただのマーク。

バッテリーは従来のものよりも小型化されているらししいです。元々は70時間連続使用可能でしたが、新型は80時間になりました。

箱には70って書いてあるんですが、ファームウェア調整したら80時間行けたわ!ってサイトに書いてありました。

実際使ってみてますが、ライティングなしの割にはそんな長持ちな感じないですね。finalmouse SL-12やLogicool G303SHに比べると短くて、よくあるワイヤレスマウスくらいの感じ。

電源ボタンが1つにまとめられた

VPUでは底面にボタンが2つあり、DPIボタンと電源ボタンは分かれていました。

Viper V2 Proでは電源ボタンとDPIボタンが一緒になって、ボタンを3秒長押しで電源のオフ・オンになってます。

長押しはやや面倒ですけど、基本つけっぱのまま使うでしょうし、特にそこまでデメリットとは感じないかなと思います。

軽量化のために犠牲となった機能

右側のサイドボタンがなくなった

これはマイナスポイントです。軽量化のために右側のサイドボタンを削り、左手でマウスを使っていた人たちを置き去りにしました。

Logicool G Pro X Superlightの後追いするからって何もそこまで同じ判断しなくてもと思いますけどね。

むしろ右サイドボタン残してくれたらPro Xと差別化できて、やっぱViperだよねってなる人も結構いたと思うんですけど…。

充電ドック用の金具がなくなった

チャージ用の金具がなくなりました。よってVPUの超有能な点であったチャージングドックでの充電ができなくなりました。

私はケーブルさし忘れることが多いので、ドックがあると気が向いたら載せて充電してました。これなくなっちゃったの痛い。試合中に電源切れちゃう。

今後この流れで充電ドック排除の方向にRazerが舵を切ったら、そのうちドックがただのUSB延長アダプターになってしまうのが寂しいところ。文鎮よりは幾分マシ。

USBレシーバーソケットなし

USBレシーバーを入れておけるソケットがなくなりました。これで持ち運びの時にレシーバーを紛失してしまう可能性が高まりました。

これは残しておいてほしかったな…。マウスしまうときにUSBレシーバーを一緒にまとめておけるって普通に嬉しい機能なんですよ。

値段は高くなった

過去のVPUと比べて値段が上がっています

これは昨今から続く円安と素材供給不足による物価上昇の影響が大きいと思います。

VPU(ドックあり)VPU(ドックなし)Viper V2 Pro
149.99ドル129.99ドル149.99ドル
16,980円14,980円21,780円
Amazon Amazon Amazon

上記はいずれもオフィシャルストアでの定価。Amazonであれば、旧型はそれよりもだいぶ安い価格で購入可能です。

昨今の情勢が情勢なので物の値上がりは仕方ないとはいえ、少なくともドックがない分あたりは考慮して欲しいと思います。

Razer Viper V2 Proのレビューまとめ

以上「Razer Viper V2 Pro」のレビューでした。

レビューまとめ
  • 軽量化されてより使いやすいマウスに
  • スイッチは第1世代よりも圧倒的に良い
  • サイドボタンやホイール改善
  • 右サイドボタンなしで左手プレイヤーを置き去りに
  • 充電ドック使用不可やソケットなしなどの引き算
  • ライティングなし、バッテリー時間微上昇
  • 値段は高い

普通に使っている分にはとても良いマウスだと思いますが、旧VPUで気に入っていた様々な機能面が削られているのは悲しい。

引き算したからって安くしろってわけじゃないんですけど、定価21,780円は高いなぁ。少なくともドック分はさ…って思っちゃうわけです。

特に金銭的なデメリットが気にならないVIPERファンなら買いで間違いないでしょう。あとは左利きじゃない方か。

性能的には正統進化しているいいマウスだと思います。

Razer(レイザー)
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