Pulsar Superglide 2 レビュー
Pulsar Gaming Gearsから発売されているガラス製マウスパッド、Superglide 2をレビューしていきます。
提供: Pulsar Gaming Gears
概要
あのデカ文字インパクトデザインで印象的だったPulsar Gaming GearsのガラスパッドSuperglideに2が登場しました。
カラー | 黒・白・赤 |
表面 | アルミノシリケートガラス |
底面 | 高密度シリコンゴム |
サイズ | L: 420x330x1.5mm XL: 490x420x1.5mm |
総厚み | 2.5mm (1.5+1.0mmゴム) |
総厚みが2.5mmと、V1の4mmから大幅に薄くなっているのが大きなポイント。
また、V1の時に販売されていたXXLサイズ(980×420の横長)がなくなりました。あんまり需要なかったのかな。
購入先
Pulsar公式サイトとAmazonなどで購入できます。
デザイン
Superglide…といえばインパクトのすごいデカ文字スタイリッシュデザインでガラスパッド界に殴り込みをかけていた記憶があります。
インパクトが欲しければ赤ですが、今回私がレビューする白いSuperglide 2はお淑やかなデザイン。
1でも黒と白は落ち着いたデザインでしたが、今回もその形を継承していますね。
文字はガラスの下にプリントされたものなのでいくら上をカリカリしても消えません。
安心してマウスかっ飛ばしてください。
汚れも全く目立ちません。
布パッドでゴミがつくのが嫌いな人はその点もストレスフリーです。
サイズ
今回紹介しているのはXLサイズ。
サイズ | 寸法 |
---|---|
L | 420 x 330 x 1.5 mm |
XL | 490 x 420 x 1.5 mm |
サイズは2通り存在し、それぞれLサイズとXLサイズですが、無印の時にあった横長なXXLはなくなりました。
Lサイズだと縦の330mmが結構短くて窮屈に感じると思いますから、私はXL一択かなと。
ちなみにLサイズはArtisanのLサイズと同等の大きさ。
中間層
Superglide最大のポイントである薄さ。
デジタルノギスで4〜5回ほどいくつかの箇所を測ってみるとガラス板部分はアベレージ1.7~2.0mmくらい。
底のシリコンゴムを合わせた厚みはトータルの厚みだと3.0mm前後となりました。
公称値の2.5mmよりはちょっと厚いものの、無印では実測で4.0mmくらいだったので少なくとも実測上1mmは薄くなっています。
3.0mmは薄くていいね!とは思うものの、薄いと折れるんじゃないか?と気になるかもしれません。
このマウスパッドはアルミノシリケートガラス、別称ゴリラガラスという強化ガラスを使っているため多少のことでは折れない割れない傷つかない。
力を入れて曲がるか軽く試してみたけど、中々折れる気しないし、曲がって使い物にならなくなるってこともないです。
薄いけどやっぱり多少の段差はできますが、正直ほとんど気にならないでしょう…ってくらい薄いです。
ただ、沈み込みゼロの硬い感覚はあるので、使っているとだんだん手首は痛くなりますよね。
ガラスパッドって個人的には素肌のままだと手首痛くて少ししたら気になってきますので、アームカバーが手放せません。
Pulsarでもアームスリーブというものが売っているのでまとめ買いするのも良し。
汗かくとくっつくという側面もあるので、一石二鳥。
エッジ処理
エッジは薄くなってもしっかり丸め処理されています。
角も尖ってないから安心安全。
底面素材
底は四点ゴム足タイプではなく、全体を覆う高密度シリコンゴムです。
このタイプだと中央でマウスに加圧しても歪むようなことがないため、均一な滑りを維持できます。
滑り止めとしての性能も非常に高く、安定します。
4点ゴム足に比べても大分コストが高そうな気がしますが、よく価格を抑えているなと感心しかないです。
表面素材
マクロレンズで接写した表面ですが、ちょっと白いと見にくいか。
文字の上なら見やすいんじゃないかと思って撮ってみた写真。案の定。
極めて細かい特殊なテクスチャ加工がされていて、ガラスなのにツルッツルではないコントロール性能が生み出されます。
使用感
最初にマウスを滑らせた印象は思っていたより滑らない…でした。
ガラスマウスパッドをしっかり使うの久方ぶりなのでやや先入観もありましたけど、マウスが結構止まります。Oh?
1の時はもっとこう、「ガラスだぜッ!!」って感じでスパーンと滑りまくっていたので、お前…成長したな…と驚きの念を隠しきれず。
とはいえガラスではありますから、初動は速く、滑走速度も布に比べたら断然速いのは言うまでもなく。
でも少し抵抗感のある滑りでストッピングも効くっていうね、無印の感覚とはかなり違いますので、同じものを求めていたら注意が必要ですよ。
初動に関してはあまり変わっていないような気がするというか、速いです。
沈み込みは全くないのでマウスにめっちゃ加圧する人でも一定のスピード感を維持しやすいですね。
特に4点ゴム足でもなく全体をシリコンゴムで支えているので一部が軋むようなこともないですから、操作に一貫性を強く求めるスピード狂にはいいんじゃないかと。
もちろんスピード感だけ求めているわけじゃないのは分かってます。
例えばデザインもかなり良質なものが多いですし、布みたいに汚れない、操作感が湿気に影響されない、半永久的に使える、みたいな部分も選ぶポイントでしょう。
ダウンサイドとして、ソールがメチャクチャ削れるからそっちの金がかかるぜみたいなデメリット的側面もありますけど。
最近は汎用点ソールなら1パックあたり160個入ってるようなすごいパッケージも売られています。
なのでその点ではハードルは下がっているのかなと感じますね。
なにげにSuperglide 2にはUPEの点ソールがついてくるのが面白い。
とりあえずこれ使ってみるのも良いと思います。
耐水性と湿気の影響
ガラスなので影響ありません。
価格について
- L: 15,730円
- XL: 16,940円
ぼちぼち悪くない値段かなと思います。
レビューまとめ
以上Pulsar Gaming Gears Superglide 2のレビューでした。
- めっちゃ薄くなった
- 底の高密度シリコンゴムは安定
- 滑りは1よりやや遅めに
- 湿気の影響を受けない
- ちょっとやそっとじゃ傷つかない
- ソールはゴリっと削れる
- 汗かくとペタつく
デメリットはガラスパッドだとあるあるなやつです。
他のガラスパッドと比べると以下の3つがポイントかなと。
- めっちゃ薄くてゴテゴテしてない
- 全面シリコンゴムで防滑性・均一性共に高い
- ややコントロールよりの性能(ガラスの中で)
ピンときたらご購入を!