Pulsar Micro Bungee ES レビュー
Pulsar Gaming Gearから発売されるマウスバンジーMicro Bungee ESをレビューしていきます。
一般的な机に置くマウスバンジーと比べて圧倒的にコンパクトかつ価格も安くて評判の良かったマイクロバンジーの第2世代になります。
画期的なデザインの小型マウスバンジーですが、初期バージョンはケーブル部分がしなるだけでした。
しかし今回はなんと水平方向に360度回転する作りになっています。
すでにコスパ最強かと思われていたマイクロバンジーの新境地、さらに進化してどのような使い心地になったのか見ていきます。
進化したマイクロバンジー
旧マイクロバンジーと見た目はけっこう似通っているのですが、ボールベアリングが埋め込まれているのが大きな進化です。
水平方向にテンションがかかると旧型ではアームがしなるだけでしたが、マイクロバンジーESでは滑らかに回転してテンションを逃します。
そのため今までよりもケーブルを短く攻めてもピンと張ってしまう可能性が低くなり、使いやすくなりました。
使い方
3M VHB両面テープが貼られているので、保護シートをはがしてモニターの下部分に押し当てます。
くっつけたら一度グッと強く押して固定するのがポイント。
フレキシブルケーブルアームというシリコン製の部品がありますので、ここにケーブルを通します。
切れ込み部分があるので、そこを開いてケーブルを中に入れてあげればOK。方向があるのでそこだけ気にかけておきましょう。
ケーブルアームをホルダーに差し込みます。
完成しました。モニターを上手く使った賢いマウスバンジーです。
旧マイクロバンジーとの違い
従来のマイクロバンジーと同じ程度にケーブル長を調整して試してみると、横方向の可動域が全く違います。
そのため横方向のマージンをとっておくためにケーブルを長くする必要がなくなり、よりケーブル長を短くしてすむようになりました。
マイクロバンジーの良いところ
Micro Bungee ESの良い点についてまとめます。
ケーブルがテンションフリーになる
マウスバンジーを使うことで机奥に垂れ下がるケーブルのテンションや摩擦感から解放されます。
無線と同等クラスとまではいきませんが、有線マウスでもケーブルを気にしなくて良いレベルには快適になります。
場所をとらない
マウスバンジーは机に置くと結構場所をとります。
モノ自体が結構デカいというのもありますが、スプリング状のケーブルホルダーが長くて高さもあるので、人によっては邪魔に感じることがあります。
マイクロバンジーESはモニターの下に貼り付けて使うので机にも置かれないし高さもないため省スペースという意味では他に敵うマウスバンジーはありません。
価格が安い
旧型の価格と比べてみます。
種類 | 定価 |
---|---|
Micro Bungee x 1 | 590円 |
Micro Bungee x 3 | 1,190円 |
Micro Bungee ES | 980円 |
旧マイクロバンジーの1.7倍くらいの値段ですが、一般的なマウスバンジーよりもかなり安いのは変わりありません。
モニターじゃなくても良い
基本モニターに取り付けて使う設計だと思いますが、マイクアームなどに取り付けて使う手もあります。
これすると真面目にほとんどケーブルテンションがなくなってどこにマウスを動かしても引っ張られることがなく、無線レベルに快適になります。
ただ視界の中でちらつくケーブルが時折鬱陶しい。
マイクロバンジーが向かない人
モニターに貼り付けて使うという他製品に依存するアイテムなので、モニターの位置次第では使いにくい可能性があります。
特にモニターをかなり手前まで持ってきて使う方の場合は相性が悪く、別のつけ場所を探すことに。
実際モニターじゃなくても空中に吊るせそうならマイクアームだろうがなんでもいいので、その辺は臨機応変に対応していきましょう。
ある程度高いところにマイクロバンジーを取り付けた方が最大の効果を発揮できるかと思いますが、机奥でケーブルが机から落ちる部分のひっぱりを緩和できるだけでも十分な効果を感じられます。
まとめ
- シンプルでコンパクト
- 机上の場所をとらない
- ケーブルを吊るせる
- ベアリングで水平もテンションフリー
- 価格は安め
- 貼り付ける場所がないと使えない
以上、Pulsar Micro Bungee ESのレビューでした。
初代マイクロバンジーが出た時に革新的で最高だなって思ったんですけどさらにベアリング追加してくるとはね…。
横方向の制限が解除されたことでさらにテンションレスはマウス操作が可能になりました。有線派は絶対チェックしておきましょう。