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G-Wolves Hati HT-S レビュー。小さくて超激軽だけど人を選ぶ?

【レビュー】G-Wolves Hati HT-S - 小さくて超激軽だけど人を選ぶ?

めちゃくちゃ小さくて激軽な「G-Wolves Hati HT-S」をレビューします。

またの名を「Hati Mini」とも言える本マウス、左右対称形のハニカム軽量マウスである「G-Wolve Hati HT-M」のミニバージョンとなります。

タップできるもくじ

概要とスペック

G-Wolves Hati HT-S

G-Wolves Hati HT-S」は左右対称形のハニカムゲーミングマウス。その軽さは「Finalmouse Ultralight 2 」を凌ぎますが、その小ささゆえつまみ持ち一択になりそうです

スターダストの見た目も洒落てるしビルドクオリティも一点をのぞいて問題ないので、総合的に考えれば良いマウスです。豊富な付属品は相変わらずで、今回はサイドボタンの色に合った予備のケーブルがついてきました。

現在日本では売っていませんので、X-RAYPAD などから輸入しましょう。海外発送してくれます。

カラー黒(スターダスト)
接続着脱式有線
センサーPixArt PMW 3389
DPI16,000
寸法113 x 61 x 40 mm
重さ48g
ボタン数7
ケーブル長2m
LEDカラーほぼなし
ソフトウェアあり

同梱物

G-Wolvesは同梱物が盛り沢山です。

Hati HT-S 外箱

しっかりと厚みのある外箱で、スターダストエディションなので星空が描かれています。

中のカンカン

外箱の中にはさらにカンカンのケースが入ってます。マトリョーシカ的な。

Hati HT-S 付属品

Skoll SK-S ACE」のときもそうだったのですが、フタを開けると芳香剤の香りがかなりします。苦手な人は苦手なので換気しておいた方が良いです。

Hati HT-S 芳香剤

原因はコイツ。カンカンのフタ裏にあるグリップテープの袋の中に紛れ込んでいました。まずはこれを速攻で捨てましょう

ケーブルとかにも匂いが染み付いているのでしばらくリフレッシュさせた方が良いです。

HT-S 予備のマウススイッチ

予備のマウススイッチ。

HT-S グリップテープ

サイドやマウスボタンなどに貼り付けられるグリップテープ。

HT-S マウスフィート

予備のマウスフィート。消耗品なのでこれは嬉しいですよね。

HT-S マイクロUSBケーブル

マイクロUSBケーブル。無線ではありませんが、ケーブルは着脱式。

HT-S 予備の水色ケーブル

予備の水色ケーブル。サイドボタンの水色と合わせたい時はこちらを使うと良いかも。

HT-S 謎の筆

G-Wolvesといえばこの謎の筆。掃除用だと思いますけど、これいらないから$1でも安くしてほしい。

  • マウス本体
  • マイクロUSBケーブル
  • 予備ケーブル
  • 予備スイッチx2
  • 予備マウスフィート
  • グリップステッカー
  • 香り袋
  • 簡易説明書

同梱物は以上です。付属品が盛りだくさんです。

デザインと性能

G-Wolves HT-S

G-Wolves Hati HT-S」は左右対称形の小型有線ゲーミングマウスです。スターダストエディションで、黒ベースに白い斑点、水色がアクセントとなっています。

G-Wolves Hati HT-S サイズ

サイズは実測値で 112(長さ) x 60.2(幅) x 38.8(高さ) mm です。かなりの小型サイズです。

サラサラとしたマットコーティング

サラサラとしたマットコーティングがされていて、力を入れるとグリップします。一方、サイド部分はコーティングがされておらず、やや滑ります。

Hati HT-S 重さ

重さはコードなしで 約49g でした。「Skoll SK-S ACE」とほぼ同じ、「Finalmouse Ultralight 2」と比べると実測ではこちらの方が軽いです。トップクラスに軽いです。

マウスボタンの下が肉抜きされて空洞になっています。この軽量化はなかなかありません。サイドから見ると前がロープロファイルになっていることが分かりますね。

両サイドは内側から補強されているので比較的頑丈。ただサイドの穴は持った時に違和感があるかもしれません。

HT-S 底面

底面にはポーリングレートの切替スイッチがあります。センサー位置はほぼセンター。ステッカーで隠れていますが、底面もかなり穴抜きされていて軽量化されています。

ビルドクオリティ

HT-S ハニカム押し込み

ビルドクオリティは全体的に良いですが、底はハニカムでもろくなっています。強く押すと歪んで壊れそうですが、ここはそんなに押すこともないので大丈夫でしょう。

左サイドをちょっと強めに押すとサイドボタンがカチッと鳴る程度には軋みますが、通常使用の時に力を入れても鳴らないので及第点。

振った時にカタカタ・・と何かが震えるようなラトル音がします。これはホイールとかDPIボタンじゃなくて内部からでした。

センサー

HT-S センサー

センサーは「PixArt PMW3389」。最大DPIは16,000です。

センサーテスト

ポーリングレート1,000Hzで、それぞれDPIが400、800、1,600の時のセンサーテストを行いました。

400DPI

800DPI

1600DPI

xCounts、xSum両方ともに波形は良好です。

LOD

HT-S LOD

LODは短めの 1mm でした。かなり良い長さです。あえてLODを長くしたい時はソフトウェアで変更できます。

マウスフィート

HT-S マウスフィート前面

マウスフィートは白いPTFEで、滑りは良い です。

マウスボタン

HT-S メカニカルスイッチ

G-Wolves Hati HT-S」のマウスボタンはセパレートタイプでメカニカルスイッチ。カチッとした小気味良い音です。ちょっと堅めの押し心地。

HT-S サイドボタン

サイドボタンはやや小さめサイズで丸みを帯びたシェイプ。水色でアクセントになってるのが良いですね。細めですが出っ張っているので、押しやすくて音が良いです。

HT-S スクロールホイール

スクロールは若干重めで、コリコリと回した感じは強め。ホイールは上下に回しても一定の音です。

ホイールクリックは堅め。「G-Wolves Skoll SK-S ACE」ではホイールを押し込むとペコっという異音がしていたのですが、この問題は本製品では解決されていました。

HT-S 底面のポーリングレートボタン

底面にはポーリングレートボタン。LEDの色で現在の設定を確認可能です。

  • ポーリングレート:125 / 500 / 1000

この数値はソフトウェアで変更することが可能です。

着脱式ケーブル

HT-S ケーブル

G-Wolves Hati HT-S」は有線ゲーミングマウスとしては珍しい着脱式ケーブルを採用しています。あくまでワイヤレスではないので注意してください。

HT-S マイクロUSB端子

いまだにマイクロUSBなのではやくType-Cに移行して欲しいと思いますが、コストとかスペース的に難しいのかな?

HT-S マウス側USB端子位置

マウス前方にマイクロUSB差込口。

地面と平行なケーブル

カチッとすんなりハマります。接続部分は意外にもガッチリしています。ケーブルブッシュは地面と平行になるのは高評価。

ケーブルは編組タイプ。それなりに柔らかいですが、パラコードには敵いません。ちょっと作りが特殊なのでパラコード化は難しいです。

ライティングはおまけ

HT-S ライティング

G-Wolves Hati HT-S」は基本的に光らないゲーミングマウスです。基盤に直で設置されているロゴがあり、それがかなり小さく光りますがおまけの域を出ません。

ソフトウェア

G-Wolvesには専用ソフトウェアが存在しますが、現段階で「Hati HT-S」用のものは見当たりませんでした。

  • プロファイル管理
  • ボタンアサイン変更
  • ロゴライトエフェクト変更
  • DPI変更
  • LEDインジケーターの色変更
  • LODを低と高で切替
  • ポーリングレート変更
  • デバウンスタイム変更
  • マクロ作成

他のマウスだとこれくらい設定可能なので、公式ソフトウェアがダウンロード可能になった時の参考にしてください。

基本ドライバーレスで使えるようになっていますので なければないで問題ないです

HT-SとHT-Mを比較

HT-SとHT-Mの比較

Sサイズである「Hati HT-S」とMサイズである「Hati HT-M」を比較してみます。

こう見てみるとかなりサイズが異なります。「HT-M」のサイズは 124 x 64.1 x 39.6 mm ですが、「HT-S」のサイズは 113 x 61 x 40 mm です。Sの方がむしろ高さがあるのが面白いですね。

HT-MとHT-Sの長さの比較

「HT-S」はそのまま小さくなったわけではなくて、長さがギュッと縮まった感じ。それなのに高さがほぼ変わらないわけですから、持った感覚はだいぶ異なります。

HT-MとHT-S後ろから

右の「HT-S」の方が引き締まった感じがしますね。

マウスの持ち方と使用感

HT-Sを持つ

かなりの小型サイズで、マウスボタンがロープロファイルなので 基本的につまみ持ち一択 だと思った方が良いです。

かぶせ持ちつかみ持ちつまみ持ち

かぶせ持ち

やはりサイズが小さいため手の腹がかなり地面に擦れます。また、マウスボタンがロープロファイルなのでフィット感もいまいち。

つかみ持ち

手が小さければつかみ持ちにはそこそこ適したシェイプだと思います。

つまみ持ち

サイズ・重さを考えるとつまみ持ちが最も適しています。超軽量なためかなり素早くエイムできるでしょう。

ただし、コーティングにグリップ力がないため滑りやすいという懸念点も。

レビューまとめ

良いところ
  • 48gと超軽量な左右対称形
  • 最先端センサーPMW3389搭載
  • LODは1mmと良い長さ
  • つまみ持ちに最適
  • 手の小さい人におすすめ
  • ビルドクオリティは結構良い
イマイチなところ
  • 手の大きい人には向かない
  • かぶせ・つかみは微妙
  • 底面が柔らかすぎる
  • 振るとラトル音

G-Wolves Hati HT-S」のレビューでした。

ゲーミングマウスの中でも 超軽量 に分類される本マウス、手が小さい人やつまみ持ちをする人にはかなりおすすめです。頑丈さを損なわないギリギリラインまで軽量化しているのが凄いですね。

このマウス、ハマる人にはドンピシャで最高のマウスになるかもしれません。が、私の手には全くフィットしないためお蔵入りしそうです。かなり人を選ぶマウスだと思います

【レビュー】G-Wolves Hati HT-S - 小さくて超激軽だけど人を選ぶ?

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タップできるもくじ