プロゲーマー・ストリーマーたちが使うゲーミングキーボードランキング
1600人のeSportsプロゲーマー・有名なストリーマーたちが好んで使うゲーミングキーボードをランキングで紹介。
- CS:GO
- Valorant
- Fortnite
- PUBG
- Overwatch
- Apex Legends
- R6S
以上人気ゲームの強者たちはどんなゲーミングキーボードを使っているのでしょうか。
プロゲーマーが使うゲーミングキーボードランキング
プロたちはどのようなメカニカルキーボードを好んで使っているのでしょうか。
軸の特性や用語について後半で解説していますので備忘録としてご覧ください。
1位 HyperX Alloy FPS / Pro
キーの周りから余分なスペースが排除された細いベゼルデザインで、テンキーつきですがコンパクトなデザインになっています。キーボードとPC間の接続ケーブルはミニUSBで着脱可能、かつ持ち運び用のトラベルメッシュケースが付属しています。
滑り止めがついたWASD1234の交換キートップが付属。赤色でおしゃれ。LED点灯パターンは6通りの赤色だけなので、もっと光らせたい人はRGB仕様の方が良いかも。
サイズ | フルサイズ / TKL |
配列 | 英語 |
軸 | CherryMX 青/赤/茶 |
アクチュエーションポイント | スイッチによる |
押下圧 | スイッチによる |
キーストローク | スイッチによる |
ロールオーバー | Nキー |
ケーブル | 着脱式ミニUSB |
ライティング | 赤色LED |
2位 Logitech G Pro X
コンパクトなテンキーレスデザインなので、マウスにより近づけてプレイすることができます。キーボードとPCを繋ぐケーブルがマイクロUSBで着脱式なので持ち運びにも楽。
シンプルで競技のために特化したパフォーマンス重視型キーボードです。スイッチはホットスワップ可能となっていて、GXスイッチはクリッキー・リニア・タクタイルの3種類の軸を脱着カスタマイズできるのが強みです。
アクチュエーションポイントなどはスイッチによります。公式サイトのスイッチセクションに詳しく書いてあるので参考にしてください。
サイズ | TKL |
配列 | 日本語 |
軸 | ホットスワップGXスイッチ |
アクチュエーションポイント | スイッチによる |
押下圧 | スイッチによる |
キーストローク | スイッチによる |
ロールオーバー | Nキー |
ケーブル | 着脱式マイクロUSB |
ライティング | RGB |
3位 Corsair K70 RGB Mk.2
Corsairのフルサイズゲーミングキーボード。K65との違いはテンキーがあるか・ないかです。8MBのオンボードメモリがついており、3つまでのプロファイルをドライバなしで利用可能。
キーボードの裏面にケーブルを整理するためのX状の溝があり、ケーブルルートを上手に整理することができます。FPSなどでメインに使用されるキーキャップの交換品も付属してくるのがありがたい。
サイズ | フルサイズ |
配列 | 英語 |
軸 | CherryMX Speed |
アクチュエーションポイント | 1.2mm |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 3.4mm |
ロールオーバー | Nキー |
ケーブル | 着脱不可 |
ライティング | RGB |
4位 Razer BlackWidow V3 TKL
実際のところ最も人気なのは「BlackWidow Chroma Tournament Edition V2」というTKLモデルですが、ちょっと古いモデルになります。ブラックウィドウシリーズは種類がめちゃくちゃ多いため、選ぶのに苦労するかと思います。
ここではV3のTKLを紹介。Amazonだと★1がかなりついていますが、これは初期のチャタリング問題のもの。ファームウェアアップデートで改善されているので安心して大丈夫です。
全体的な完成度が高く、老舗ブランドらしいゲーミングキーボードに仕上がっています。
サイズ | フルサイズ |
配列 | 日本語 / 英語 |
軸 | Razer 緑 / 黄 |
アクチュエーションポイント | スイッチによる |
押下圧 | スイッチによる |
キーストローク | スイッチによる |
ロールオーバー | Nキー |
ケーブル | ワイヤレス |
ライティング | RGB |
5位 SteelSeries Apex Pro / TKL
キーごとのアクチュエーションポイントをカスタマイズ可能にした異次元キーボード。どこまで押したらキーが反応するか、微調整ができます。
OmniPointスイッチは従来のメカニカルスイッチに比べて驚異の速さで反応します。そのスピード実に8倍。有機ELディスプレイも射幸心を煽る素晴らしいキーボード。
取り外し可能なマグネット式リストレスト付属。
サイズ | フルサイズ / TKL |
配列 | 日本語 / 英語 |
軸 | OmniPointスイッチ |
アクチュエーションポイント | 0.4~3.6mm 可変 |
押下圧 | 45g |
キーストローク | – |
ロールオーバー | Nキー |
ケーブル | 着脱不可 |
ライティング | RGB |
軸の特性
アクチュエーションポイントや押下圧は軸の種類によって数値が異なります。
多くのキーボードはいくつかの軸から自分の好きなものを選べるようになっているので、紹介した仕様表の中では記載しませんでした。
よく使われる軸の特性をいくつか紹介しておきます。自分で使っている軸の種類が分かれば、そこから引き算足し算でどんな押し具合になるのかなんとなく想像できるかもしれません。
Cherry MX 青 / 赤 / 茶 / 銀
軸色 | 青 | 赤 | 茶 | 銀 |
クリック感 | あり | なし | あり | なし |
アクチュエーションポイント | 2.2mm | 2.0mm | 2.0mm | 1.2mm |
押下圧 | 60cN | 45cN | 55cN | 45cN |
キーストローク | 4.0mm | 4.0mm | 4.0mm | 3.4mm |
Razer 緑 / 黄 / オレンジ
軸色 | 緑 | 黄 | オレンジ |
クリック感 | あり | なし | なし |
アクチュエーションポイント | 1.9mm | 1.2mm | 1.9mm |
押下圧 | 50cN | 45cN | 45cN |
キーストローク | 4.0mm | 3.5mm | 4.0mm |
補足:それぞれの単語について
一応私の知識レベルで単語の補足をしておきます。
- アクチュエーションポイント
-
「接点」のこと。キーを押した時に、どのポイントで接点に到達して信号が送られるか。
この値が低ければ低いほど、キーを深く押さないでも信号が送信されます。しっかり押し込みたい場合は高めがおすすめですが、その分入力が遅くなります。FPSプレイヤーは反射神経命なのでアクチュエーションポイントは低めがおすすめ。
- 押下圧
-
キーを押し込む時に必要になる力です。
軽ければ軽いほどソフトなタッチでもキーが沈み、重いとしっかり押さないと沈みにくい。重いと1つのキー打鍵ごとに疲れがたまるのでそんなに重くないのがおすすめ。かといって軽すぎると、指を添えていただけなのに押したことになっていた・・なんてことも。
- キーストローク
-
キーを押した際に沈む距離のこと。
浅いと押した感が薄く、深いと押した感があります。浅ければキーを押しこむ労力は減ります。打鍵感が欲しいなら深めがおすすめ。
プロゲーマー御用達のゲーミングキーボードまとめ
これらがプロに愛用されているゲーミングキーボード。
持ち運びが便利であったり、コンパクトな作りのものが半分くらいを占めますが、フルサイズも結構ありますね。