WOBKEY ZEN 65 RT レビュー

WOBKEYから発売するZEN65 RTをレビューしました。

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スペック

所感

Wobkeyの新作ZEN65 RTは、先んじて発売されたメカニカル版のZEN65を一部受け継ぎつつ、磁気スイッチモデルになったもの。Wobkeyらしい高級感があります。

まず印象的だったのは、全体の造りの堅牢さと仕上げの丁寧さ。アルミケースの質感はずっしりとしており、ボトムプレートのピンクカラーなど外観デザインにもちょっとした遊び心があります。

打鍵感はカーボンプレートxTTC KOM POMスイッチで軽快。やや高めの打鍵音が特徴で、底打ちの反発感が心地よく、最初は硬めに感じても慣れてくるとクセになるタイプです。PCキーキャップの独特な音も、全体のキャラクターとしてうまく調和していました。

スイッチ精度や応答性も非常に優秀。アクチュエーションやラピトリ調整の幅も広く、ゲーミング用途にも十分対応できるレベル。

全体として、Wobkeyらしいデザイン性と性能のバランスがしっかり取れた一本。コンパクトな磁気スイッチキーボードを探している人には、有力な選択肢になると感じました。

価格はやや高めですが、仕上がりとブランドの信頼性を考えれば納得できる内容です。

提供: KIBU