Windowsでゲーム画面のスクリーンショットをボタン1つでファイル保存する方法
ゲームやってる最中に ココだ! ってスクリーンショットのタイミングありますよね?
そんな時皆さんはどうしていますか?
とりあえずPrt Sc押しておいて、後でペイント開きますか?いやいやフルスクリーンでゲームしてるからそれは面倒!スニッピングツールも同じく面倒!
NO ペイント! NO Snipping Tool!
選択している画面だけフォルダにjpegで瞬間保存してほしくて色々と試しました。
結果、 Windowsとゲーミングキーボードのマクロ機能を使って処理 をすることにしました。
その方法について解説していきます。
スクリーンショットをボタン1つでファイル保存するには
- Windows10を使用中
- マクロを記録・登録できるキーボードを持っている
Windows10に標準で搭載されている ゲームバー機能 を使います。
しかし、ゲームバー機能でスクリーンショットを撮るためには 複数のボタンを同時押し しなければなりません。ゲーム中にそんなことは難しいですし、指をいちいち動かすのも大変。
そんなわけで、 ゲーミングキーボードのソフトウェアを利用してマクロを作成します。 これをどこかのキーに割り当てれば、ボタン1つでスクリーンショットのファイル保存が可能になります。
マクロ自体は無料ソフトウェアなどでも作られますが、キーへの割り当てなどを考えるとゲーミングキーボードが1番便利。
ゲームバーの設定
デスクトップ左下のWindowsボタンで 右クリック します。
出てきたメニューから「設定」をクリックします。
Windowsの設定が表示されるので、「ゲーム」をクリックします。
ここで、「ゲームバーを使ってゲームクリップ、スクリーンショットを記録し、ブロードキャストする」がオンになっていることを確認します。
次に、スクリーンショット画像を保存するファイルを指定します。
左のメニューから「ゲーム DVR」選択します。
「ゲームスクリーンショットとゲームのクリップを次の場所に保存します」で「フォルダーを開く」をクリック。お好みのフォルダを指定して終わりです。
この状態で Windowsキー + Alt + Prt Sc を押すと、現在選択されている画面のスクリーンショットが自動でフォルダに保存されます。
キーの組み合わせを変更する
キーの組み合わせを変更したい場合のバインド方法です。
左のメニューで「ゲームバー」をクリックし、「スクリーンショットをとる」の部分で空欄を選択し、任意のキーをバインドします。
Ctrl、Alt、またはShiftキーと1つ以上のキーを使う必要があります。
ゲーミングキーボードでマクロ作成
ここではRazerの Razer Synapse 3 で説明していきます。他のゲーミングキーボードでも応用可能です。
Razer Synapse 3を開きます。
上部のメニューで「マクロ」を選択し、左側に出てくる「マクロリスト」の右側の+をクリックします。
これで新しいマクロファイルができました。
「● 記録」ボタンを押すと3秒後に記録開始となります。
以下の順番でキーを押します。全部押すまで全て押しっぱなし。
- Windowsキー
- Alt
- Prnt Scrn
今3つのキーが全て押しっぱなしになっていると思います。
以下の順番でキーを離します。
- Prnt Scrn
- Alt
- Windowsキー
要するに、押したのと逆の順番ですね。
離し終わったら「■ 停止」をクリックします。
画像のように記録されているはずです。
キーを押したスピードも記録されているので、高速で入力したかのように時間を変更します。
記録されたボタン入力をクリックします。例えば上の画像では、「Alt」を押したタイミングを選択しています。
右側にプロパティが表示されるので、「遅延」と書いてある下の欄をクリックし、「0.01」と入力します。これで別のところをクリックすれば反映されます。単位の s はつけなくても自動補間されます。
これを全ての入力に反映させます。
マクロをキーにバインドする
作成したマクロを任意のキーにバインドし、ワンタッチでスクリーンショットを撮影できるようにします。
Razer Synapse 3 + Blackwidow Chromaで解説。
マクロのタブで、先ほど作ったマクロを選択しておきます。
右側に「キーのバインド」があるので、+マークをクリックします。
バインドするデバイスをクリックして選択します。
任意のキーをクリックして選択し、保存。
今回はマクロボタン1に割り当てました。エキストラボタンがあるキーボードはこういう時に非常に便利ですね。
以上で終わりです。
ブラウザやゲーム画面を選択し、マクロをアサインしたキーを押してみてください。先に指定した画像保存フォルダにスクリーンショットが保存されたら完成です
マクロ管理ができるおすすめゲーミングキーボード
ほとんどの有名どころのゲーミングキーボードにはソフトウェアが付属しています。ソフトウェアを通じてマクロの作成やキーバインドの割り当て変更をします。
安いキーボードの中にはそういったソフトがない可能性もあるので、ブランドがある程度有名なものがおすすめです。
Corsair K95 RGB Platinum
軽量なアルミフレームとCherry MXキースイッチを採用したCorsairのゲーミングキーボード。
左端に6つのマクロ専用キーがついているので非常に使い勝手が良い。また、マクロを内蔵ストレージに保存して持ち歩けるのも利点。
HyperX Alloy Elite RGB
強固なスチールフレームとCherry MXキーを採用したキングストンのゲーミングキーボード。
専用ソフトでマクロ管理などが可能で、内蔵ストレージもついているため設定を持ち運べます。チタンカラーの交換用キーキャップ付き。
Razer Cynosa Chroma
メンブレンスイッチを採用したRazerのゲーミングキーボード。安め。
ソフトな打鍵感が特徴です。マクロはRazer Synaseソフトウェアで管理可能。
まとめ
これでゲーム中でもボタン1つでスクリーンショットをファイル保存することができるようになりました。
Windows10のゲームバー機能を使ってマクロを組み、キーに割り当てる。
ちょっとややこしいですが、設定が終わるとワンタッチで選択画面のスクリーンショットが撮れるので超便利ですよ。
では快適なゲームライフを!