VAYDEER アルミマウスバンジー レビュー。超コンパクトで驚くクオリティ

VAYDEERというブランドから発売されている「アルミマウスバンジー」のレビューをしていきます。

よくある中華系っぽいので、別のブランド名でまったく同じ製品が出される可能性あると思います。

このマウスバンジー、実を言うと1ミリも期待していなかったのですが、結構クオリティ高いし使いやすくてびっくりしました。

非常に背丈が低くてコンパクトなので、バンジー的な要素はいらないけど机上のケーブルを整理したいという方にはおすすめです。

概要とスペック

「アルミマウスバンジー」はマウスケーブルを整理するためのマウスバンジー。マウスバンジーはケーブルの重さでマウスが引っ張られることを防いでくれるサポートアクセサリーのこと。

見た目の通り、バンジー的なバネ要素はないので突っ張ったらアウトですが、背丈が非常に低く省スペース。

質感も良いですし、マウスバンジー感ゼロなのでインテリアとしても優秀。

カラー	銀
サイズ	50 x 50 x 22 mm
重量	107g

同梱物

マウスバンジーをいくつも買いましたが、1番やる気のない梱包箱。

マウスバンジーだけ中に放り込んだっていう感じ。

そんな適当な梱包にも関わらず品質は良いです。

デザインと性能

「VAYDEER アルミマウスバンジー」のサイズは実測値で 50（直径）x 22（高）mm です。

「Xtrfy C1」に次いで小さいマウスバンジーです。ほとんどスペースをとらないので置く位置には困りません。

重量は実測値で 約107g です。マウスバンジーとしてはかなり軽いのですが、底のナノコロイドパッドがとんでもない吸着力なので問題ありません。

アルミの表面。滑らかだし安物感が全然ないです。

見た目にゲーミング感とかマウスバンジー感が一切感じられないので、インテリアとして優秀だし机に置いても自然に見えるはずです。

中央部分の磁石でくっついていて、ちょっと力を入れれば外れます。

外すと内側はこのようになっています。左が上フタ。右がベース。

中央は磁石で、左右に少し曲線を描いた通線口があります。

片側に真っ直ぐ編組ケーブルを通してみます。溝は太いので基本的にどんなケーブルでもハマるはず。

上フタをはめた状態。

バネのような仕組みは一切ないので、ケーブルが突っ張ったらアウトです。ただしマウスにかかるケーブルのテンションはなくなります。

高さがないのでケーブルはマウスパッドに擦れます。

底面はナノコロイドパッドという素材らしいのですが、とにかく吸着力が鬼。あまりに強力すぎて指の力じゃ太刀打ちできません。

精密ドライバーなどを使って底に空気を入れて外します。

本当に微動だにしないので感動を覚えるレベルです。

サイズが丁度良いので、このようにフィギュアやらを置くようなディスプレイとしても使えます。

使用感

ケーブルを真っ直ぐ通しているだけなので、スルスルした編組ケーブルの場合、真っ直ぐに引っ張るとケーブル長が変わります。

ただしラバーケーブルだと全然動きません。根本を持ってゆっくりスライドすれば動くくらいです。

このように折り返して使うこともできます。

これだとガッチリケーブルが固定されるので、微調整はほぼ不可能。ですが、どれだけマウスを激しく動かしてもケーブル長が変わることはありません。

上フタした状態。ケーブルが2本に見えてちょっとうるさい感じにはなります。

ケーブルの出入りを反対側にしちゃえばスッキリ。

高さがないし、スプリングもないので、有線マウスを無線マウスみたいに使う・・なんてのは夢のまた夢です。

あくまでテーブルから垂れ落ちるケーブルのテンションを防ぐくらいでしかありません。個人的には十分だと思いますけどね！

レビューまとめ

良いところ

• 価格はかなり安い
• おしゃれなインテリア感がある
• コンパクトなので省スペース
• ケーブルは何でもOK
• 吸着力は半端ない

イマイチなところ

• 吸着力が強すぎて指じゃ外れない
• バネ機構はない
• つまりケーブルは短くできない

「VAYDEER アルミマウスバンジー」はゲーミング感からは程遠く離れたおしゃれなインテリア的マウスバンジー。価格も安く、梱包がしょうもない割には製品のクオリティは高いです。

バンジーとは言うもののスプリングはないため、あくまで机上にケーブルを固定するアクセサリーです。バネ機構を使ってケーブルをギリギリにしたい人なんかは別のマウスバンジーを選びましょう。

後吸着力が強すぎて、精密ドライバーで無理やり引っ剝がしたのですが、机が見事に傷ついてしまいました・・。外す際は要注意です。