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VAXEE PA Mousepad レビュー。独特な柄でスムーズな布マウスパッド

VAXEE PA Mousepad レビュー

VAXEEから発売されているゲーミングマウスパッド「VAXEE PA Mousepad」をレビューしていきます。

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1分の動画ショートレビュー

スマホ推奨です!

概要

VAXEE初のマウスパッド「PA Mousepad」は新開発の布地と従来の下地を組み合わせた、滑走力とコントロール力を両立させるマウスパッドです。

「従来」というのが何を指すのかよく分かりませんが、現在新しい下地を鋭意開発中のようなので今後にも期待できますね。

デザインはZygenとOutsetの2タイプ用意されています。見た目が違うだけで、性能は同一です。

同梱物

白い箱に入ってきます。箱は太めで、きつく丸められていません。

中身が見えるように一部透明なフィルムになっています。箱にはカラーを区別するような文言などは一切ありません。

外箱をデザインに関係なく共有できるのでコストダウンですね。中々賢い。

丸められた梱包のため、取り出した時は端っこに巻きグセが残っています。しかし頑固なクセではなく、ちょっとすればほぼ平らになります。

ゴム臭さはややあります。

デザイン

デザインは2種類。左はデフォルメされた荒波が描かれた「Zygen」で、右が幾何学的模様でシンプルなモノクロの「Outset」です。

寸法はワンサイズのみで、470 x 390 ± 10 mmとなっています。実際に測ってみたら472x392mmと、約2mm程度大きかったです。

厚みは3.5mm。いわゆるXLと言われるような大きさで、FPSなどに適したサイズです。

左下にはブランドロゴが印字されています。

右下にはVAXEEのロゴ。

ネイビーに白と黄色の線という色合いで、ユニークなデザインをしています。個人的にはかなり好きな色合いの和柄ですね。

表面はザラザラとはしていません。最近ポリエステルタイプばかり使っていたせいかもしれませんが、布感がかなり強い触り心地です。

Zygenをマクロレンズで接写しました。隙間はあまりなく、横方向にほつれ気味に流れているように見えます。

Xtrfy GP4」と似ているかもしれません。「SteelSeries QCK」よりは密度がありそう。

こちらはOutsetを接写したもの。デザインと色が異なるだけで、素材と表面は一緒なことがわかります。

黒色の中間フォーム。多くのマウスパッドは大体3mmなので、この3.5mmだと0.5mmほど余分に厚いことになります。

強く押し込むと沈み込みは感じられますが、結構硬めな印象です。

スティッチ処理はされていません。余分な段差などがないため、手首に違和感を感じるようなことはありません。

その分、使用しているとだんだんほつれてくる可能性があります。

底面は滑り止めのラバーになっています。特段模様などはなく、黒一色。

木製の机で試しましたが、強く揺すったり、ゲームをしばらくプレイしたりしてもズレることはありませんでした。割と強力。

マクロレンズで接写するとこのようになっています。小さな穴が見えますが、全体的にきめ細かい凹凸。これは肉眼だとほぼ分からない細かさです。

使用感

バランスの良い滑り心地。表面は滑らかなのでキツイ抵抗感は感じず、意外と結構滑ります。初動は少し重い。

布タイプなので湿気には弱いです。気づいたらしっとりとしちゃってるんですよね。特にアームエイマーで汗かきの人はアームスリーブ推奨。

厚みは3.5mmとそれなりに厚いのですが、フォームはやや硬め。

端は縫われていないので、手首に段差を感じることなく使用できるのがポイント。最近はスティッチタイプが多いので、このタイプが好きな人には嬉しいですね。

なんにせよデザインが秀逸でテンション上がります。

キーボードまでのせるデスクマットが好きなので出してほしいなぁ

静摩擦と動摩擦を見てみる

「静摩擦」は静止した状態からマウスが動き出すのに必要な力を計測します。最初の滑り出しもそうですが、この値は低い方が微細なコントロールはしやすいです。

「動摩擦」はマウスの滑走を維持するために必要な力となります。この値は低い方がマウスが素早く滑ります。

静摩擦

測定結果は 61.2g でした。

グラフでは中間のややコントロール寄りあたりに位置します。

特化はしていないバランス型で、滑りとストッピングを両立するタイプ。

動摩擦

測定結果は 2.1秒 となりました。

平均的なバランス型という印象です。

初動は重く、滑る・・という評価。

カスタムIDバージョン

本マウスパッドにはカスタムIDを印字してくれるサービスがあります。マウスパッド中央に白文字で好きな文字列をプリント可能です。

公式ショップ上で文字を編集して購入します。「GameGeek」と入れてみました。

GameGeek

かなり小さく見えますね

文字は英字・数字・記号に対応していて、最大24文字まで組み合わせることができます。

値段は通常盤よりも1,100円高い4,790円となっており、生産にも30日〜45日の時間がかかるようです。

書体や色は変更できませんし、フォントもサイズも固定。無理してカスタムIDを買うメリットはあまりないと感じます。好きな人だけ。

レビューまとめ

良いところ
  • 秀逸なデザイン
  • ほどよい大きさと厚み
  • バランスタイプ
  • スティッチがなく段差を感じない
  • 滑り止めラバーは強力
  • 巻グセはすぐになくなる
イマイチなところ
  • 湿気に弱い
  • エッジがほつれ気味になる

以上「VAXEE PA Mousepad」のレビューでした。

選べる2つのデザイン、どちらもセンス抜群で迷いますね。一応もう一度説明しますと、これらは柄が違うだけで性能は一緒です。

GameGeek

私はどちらかと言われたら和柄の方かな

サイズは1種類のみですがXLサイズとも言える大きめな寸法なので、多くのFPSプレイヤーにとっては使いやすいでしょう。ただし足りないと感じる人もいるかも。

滑り的にはバランスタイプで、布タイプのスムーズな触り心地をしています。湿気には弱い。

「G-SR-SE」をコントロール寄りにした感じかな。買えないマウスパッドよりも買えるマウスパッド。ですね。

VAXEE PA Mousepad レビュー

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