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Varmilo 87 Koi レビュー。美しいイラストが映えるテンキーレスキーボード

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多彩なイラストが描かれた、普通のキーボードとは一線を画す個性派オシャレキーボードブランドの「Varmilo(アミロ)」。

Varmiloから発売されている中国娘とのコラボシリーズ「Varmilo 87 Koi」をふもっふのおみせ様よりご提供頂いたのでレビューしていきます。

  • 87はテンキーレスなのでコンパクトめ
  • 赤と白のカラーに美しいデザイン
  • 軸は選べる
  • 頑丈なビルドクオリティ
  • 取り外し可能なUSBケーブル接続

カラフルでオシャレな絵柄と頑丈なビルドクオリティ、そして銀軸のスピード感が最高の一品となっています(※ 軸は複数から選べます)。

タップできるもくじ

Varmilo 87 Koi について

created by Rinker
Varmilo(アミロ)

Varmilo(アミロ)」は2007年に設立された中国のメカニカルキーボードブランド。

中華といえ、DuckyやVarmiloはかなりの高クオリティで世界中で人気となっています。超有名なTfueも使用していたので安心。いやむしろ今これ使わないと!と思うくらい。

今回紹介する「Varmilo 87 Koi」は、中国娘と錦鯉が描かれた白と赤の美しいキーボードです。描かれている錦鯉は、幸運・豊さ・忍耐を象徴しています。

概要とスペック

Varmilo Koi 87

フルサイズキーボードから数字パッドをとりのぞいたテンキーレスキーボードです。寸法は 356 x 134 x 33mm となっており、大きすぎないサイズとなっています。いわゆる 80%キーボード になります。

Varmilo 87 Koi - Fnキー

物書きや動画編集といったゲーム以外の作業もする方にとって、矢印キーやファンクションキーはワンタッチで押せないと作業効率が下がることも。ゲームのみならずエディット系もする人は80%サイズだと捗ります。

VarmiloKoi 87 重さ

スケールで重さを測ってみると 約946g でした。1kg近いということもあり、持つと結構ズッシリとしていて重厚感があります。

Varmilo Koi 87 銀軸

キー軸はCherry MX軸またはVarmilo静電容量タイプから好きなものを選択可能です。静電容量タイプは白色LED搭載です。

静音重視の静音赤軸(ピンク)や、反応が高速な銀軸などを選ぶことができます。

Varmilo KMoi 英字配列

英字配列 となっています。Dukcyシリーズもほとんどそうですね。日本語のプリントはありませんし、記号配列は異なります。しかし、配列はJISキーボードよりもロジカルなので慣れれば使いやすいです。

サイズ80% 87キー
寸法356 x 134 x 33 mm
重量946g(実測)
配列ANSI(英字配列)
スイッチCherry MX
キーキャップPBT ダブルショット
ロールオーバーNキー
ケーブルコネクタMini-USB
ケーブル長1.6m
ライティングなし、静電容量は白LED
ソフトウェアなし
マクロなし
プロファイルなし

同梱物

Varmilo koi 87 - ダンボール

最初は梱包用のダンボールかと思っていたのですが、外側に軸の種類などが書いてあり、中を開けたら替えのキーキャップが入っていたのでこのダンボールが外箱になります。

Varmilo koi 87 - ダンボールの中身
  • キーボードの化粧箱
  • 替えのキーキャップ x 2
  • ポストカード

入っていたのはこれで全部。

Varmilo koi 87 - 替えのキーキャップ

替えのキーキャップ。Scroll Lock と CapsLock ですが、キーの下方にライトインジケーターがついてますね。これらのキーキャップだけはONのときにLEDで光るようになっています。

Varmilo koi 87 - ポストカード

ポストカードはこんな絵柄で4枚ついてきました。可愛い。

Varmilo koi 87 - 化粧箱

キーボードの化粧箱。かなり高級感のある箱です。捨てるなんてもったいなさすぎる!

Varmilo koi 87 - 箱を開けた状態

地味に使えるプラスチックカバー。しばらく家をあけるときなどに被せておくと、ホコリカバーの役目を果たしてくれます。

Varmilo Koi 87 - セット
  • キーボード本体
  • キープラー
  • ミニUSBケーブル
  • 説明書

付属品はこれで全て。

キープラー

Varmilo Koi 87 - キープラー

キーキャップを引き抜く道具、キープラー。

キーキャップの交換や、外してキーボードを掃除するときによく使います。柄のところには Varmilo と刻印されています。

ミニUSBケーブル

Varmilo Koi 87 - マイクロUSBケーブル

取り外し可能な白いミニUSBケーブル。長さは1.6mないくらいなので、ほんのちょっと短め。

DuckyはUSB-Cですが、VarmiloはミニUSBです。別途キーボード用にケーブルを用意している人は注意しておきましょう。

Varmiloのベルクロ

ベルクロには「VARMILO」の文字が。こういうのってなんか地味に嬉しいですよね。

説明書

Varmilo Koi 87 - 説明書

説明書は多言語で書かれており、日本語対応しています。読まなくても全く問題ありませんが、マルチメディア機能くらいは読んでおいてもいいかなと。

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Varmilo(アミロ)

デザインと性能

Varmilo Koi 87 - 真上から

Varmiloキーボードの最大のポイントは個性的なイラストです。他のブランドにはないような美しいイラストがキーボード全体にデザインされています。

Varmilo Koi 87 - ベゼルにも浮き彫り

ベゼルには模様が浮き彫りされています。安っぽさは全くなく、どこを見ても高級感あふれる美しいデザイン。

Windowsキーが「錦」になっているので、まだ慣れていないと一瞬見失います。

Varmilo Koi 87 - 背面

背面の真ん中に小さな穴がありますが、ここはケーブルの通り道となっています。接続端子部分が外に露出していません。

Varmilo Koi 背面ケーブル

ケーブルの接続部分が突き出していると事故で折ってしまう可能性や、飲み物などをこぼしたときに端子に害が及ぶ可能性も。中々ないとは思いますが、備えあれば憂いなし。見た目も良いです。

Varmilo Koi 87 - 右サイドから

足を立てていない状態で見てみると、奥に向かって緩やかに傾斜しています。

Varmilo Koi 87 - 美しいベゼル

足を立てて角度を調整可能です。

Varmilo Koi 87 - ベゼルは美しい仕上がりを見せる

ベゼルは滑らかで美しい仕上がり。ちょっとメタリックな印象を受けます。

Varmilo Koi 押し込んでも歪まない

ビルドクオリティはかなり頑丈で、端っこを強く押してもほとんど歪みません。

Varmilo Koi 87 - 底面

底面にも浮き彫りデザイン。ここにも妥協せずイラストを書き込むとは芸が細かい・・。

底面の白い部分は滑り止めのゴムになっています。かなりズレにくい。キーボードの角度調整をする足は収納式になっています。このゴム足は安定感抜群です。

持ち運ぶときはコンパクトに畳めるのが良いですね。

Varmilo Koi 87 - ケーブル接続

ケーブルを接続する部分。横の溝にもケーブルをはめれそうですが、とりあえずオーソドックスに真ん中から出しています。

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Varmilo(アミロ)

注目のキーキャップ

Varmilo Koi 87 - 中国娘

今回のKoiバージョンは中国娘とのコラボ。女の子と錦鯉のイラストが矢印キーあたりに大きく描かれています。

矢印キー自体も鯉や水の波紋の形をした独特なプリントです。

Varmilo Koi 87 - 錦鯉スペースキー

スペースキーをはじめ、各キーにデザインされた美しい錦鯉などのイラスト。

Varmilo Koi - エスケープキー

エスケープキーは花が描かれています。

Varmilo Koi 87 - エンターキー

エンターキーは荒波。

Shiftキーも良く見てみてください。小さいですが、Sが鯉の形になっています。

Varmilo Koi 87 - 文字

メインのキーも、水がはねたようなデザインの文字です。

全てのキーでこのような工夫が凝らされていて、かなりこだわりを感じます。デザイン面での妥協は一切ありません。控えめにいって最高。

Varmilo Koi 87 - キーキャップの素材と昇華印刷

これらのキーキャップは、電気耐性・熱耐性に優れたPBT樹脂に昇華印刷されているため、キーキャップ自体の摩耗によってのみ文字が消えるのがポイント。

Cherry MX 銀軸

今回のキーボードは銀軸(シルバー)搭載。

Varmilo Koi 87 - 銀軸
軸色銀(シルバー)
クリック感なし
アクチュエーションポイント1.2mm
押下圧45cN
キーストローク3.4mm

銀軸だけあって、打鍵音はカチャッとはしておらず、スコスコっという感じで軽くタイピングできます。音はどちらかというと静かめですが、静音赤軸と比べると音がします。

反応速度命の銀軸、接点が浅く、キータッチが軽いので高速で反応してくれます。

Varmilo Koi 87 - キーボード

他の青軸や赤軸に比べるとキーストロークは0.6mm浅く、アクチュエーションポイントも0.8mm浅い。ですので、一瞬の反応スピードの違いで勝負が決まりかねないFPSでは有利になるというメリットがあります。

しかし、実はちょっと指に力が入っただけでキー入力されてしまうことが。なので、慣れるまではキーの誤入力が発生する可能性を考慮しておきましょう。

Varmiloはそのほか様々な色の軸にできるので、好きな軸にカスタマイズしましょう。個人的なおすすめは静音赤軸(ピンク軸)です。とにかく静かで最高。

ふもっふのおみせでは売り切れの軸は選択肢に出ません

LEDライティングなし

Varmilo Koi 87

LEDライティングはないので光りません。

特に光らなくても良いよって人、ちょっと落ち着いたキーボードが欲しい人には良いでしょう。

スクロールロックは光る

Scroll Lock と CapsLock のみ、替えのキーキャップに付け替えることで上記のようにインジケーターを出すことができます。

ちなみにこれはCherryMXの話で、Varmilo静電容量タイプだと白色LEDが搭載されているようです。

マルチメディア機能

Varmilo Koi マルチメディア機能

Fnキーと特定のキーを組み合わせて入力することで、マルチメディアなどの機能を利用できます。内容はキーキャップの手前に記載されています。

ボリュームの上下やミュートは案外使うことがあるかもしれません。覚えておくと便利。

ちなみにWindowsキーのロック機能もあります。

まとめ

良いところ
  • 87はテンキーレスなのでコンパクトめ
  • 高級感のある見た目
  • 赤と白のデザインに美しい個性的なイラスト
  • 軸は Cherry MX から選べる
  • こと銀軸はキータッチが軽く反応が高速
  • キャップはPBT昇華印刷
  • 頑丈なビルドクオリティ
  • マルチメディア機能搭載
  • 取り外し可能なUSBケーブル接続
イマイチなところ
  • ちょっと重い
  • LEDライティングなし(CherryMX)
  • ハードウェアマクロなし
  • USBケーブルがType-CではなくMini

Varmilo 87 Koi」はLEDなし・ソフトウェアなし・マクロなしなど、性能的にはミニマリスト向けとなっています。それにしてもこの高級感とこのデザインの美しさには唸ってしまいます・・。

個性的なキーボードで差をつけたいならVarmiloに決まり!

87のテンキーレスバージョンは、ストリーマーやコンテンツクリエイターの方たちが動画編集といった作業をする際に効率を上げてくれるキーボードサイズですので、かなりおすすめです。

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Varmilo(アミロ)
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