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ゲーミングデバイスレビューをする「GameGeek」の管理人。トータルで180個くらいはレビューしてきました。レビューなどの依頼はお問い合わせかツイッターまで

VANCER ICE レビュー。ファイバーガラスコーティングのハイスピード型マウスパッド

VANCER ICE

VANCERから発売されているゲーミングマウスパッド「ICE」をレビューしていきます。

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概要

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VANCER ICE」はスピードタイプに属する布マウスパッド。

表面にガラスコーティングが施されていて、そういった意味ではよく名前を聞くであろうArtisan紫電改と同タイプと言えます。

コーティングなのでちゃんとソフトな布の柔らかさで、折れ曲げられるのが特徴。

多少クッション性はあるしストッピングが効くので、ガチガチに滑るハードタイプのスピードパッドより扱いやすいです。

日本ではHID-Labsが代理店で、AmazonArkで販売されていますが人気があるので売り切れている可能性が高め。

英語のオフィシャルサイト探したけどないっぽい。このご時世にそんなことある?Twitterはありました。

梱包と同梱物

独特な虎柄の円筒に梱包されてきます。なかなか主張が激しい。

これくらい丸まってくるので、巻グセは不可避です。

フィルムのようなものが外側に巻かれていて、パッド表面が内壁で傷つくのを防いでいます。

巻グセはこれくらい。1日たつと収まってきますが、1週間ほど経ってやっと完全にフラットといえるようになりました。

メガネ拭きのようなクロスが付属します。

デザイン

カラーはあまり見かけないグレーで、この1色のみ。

サイズ寸法
L450 x 400 x 4 mm

サイズは一般的なL~XLサイズ相当で、FPSをプレイするのに十分な大きさです。

デスクの上に載せるとこんな感じ。

厚みは4mmなので、一般的な3mmタイプよりもほんのすこし厚め。

左上にはVANCERロゴがゴムみたいなタグでくっついてます。

もし邪魔に感じるようならハサミで切っちゃえばいいです。

布の毛羽立ちなどはなく、表面の触り心地はスムーズです。

紫電改と同じように光の反射で白い粉のような粒がきらめきます。

マクロレンズで接写してみるとこのように極微小の粒が集まってできています。

ひとつ気になるのは表面がかなり汚れやすいこと。特に脂ぎっているわけでもないのに、手形が簡単につきます。

これは付属してくるクロスで拭いてあげることで綺麗にできますが、定期的に掃除しないと見た目が良くないのでややストレスに感じるかも。

スティッチ処理されたエッジ。柔らかい糸で織り込まれていて嫌なザラつきなどは一切感じません。

密度も一定ですしほつれもほとんど見られず優秀です。

エッジの方がマウスパッド表面よりもごくわずかに高いですが、ほとんど同じレベルと言っても差し支えないくらい。

幅の細さもあって全く気にならないかと。

裏面の滑り止めラバーはよく見かける模様の一般的なもの。

防滑性は弱めです。

私はナチュラルウッドの机で使っていますが、マウス操作では動かないものの手首が擦れると簡単にズレます。

机によっては相性が悪いでしょう。

使用感

滑走速度・初動の軽さともにかなりの速さを誇り、布マウスパッドの中ではトップクラスです。

滑り出しはかなり速いですが、スピードは他の高速な紫電改やコーデュラタイプのマウスパッドに比べるとほんの少し遅いという印象です。

当サイトで計測した滑走速度や静摩擦によると文句なくスピード型に分類されます。

実際にマウスをふって確かめてみましたが、他のマウスパッドに比べて以下のように感じました。

  • 紫電改 MIDより遅い
  • Endgame Gear MPC CORDURAより遅い
  • Razer Striderより遅い
  • CoolerMaster MP511より速い
  • Fnatic Dashより速い

これらは摩擦係数の数値も考慮していますが、実際に並べて触ってみた印象を優先しています。

この辺は湿気やマウスパッドの劣化度などによっても変化するので参考程度にお願いします。

ガラスコーティングなので比較対象はArtisan紫電改かと思いますが、それよりも少し滑りません。

同じようなフィーリングだろうと考えていましたが、硬さが違いますね。表面がゴリゴリ削れるような感覚がないです。

また、布タイプでは高速の部類にあるCORDURA素材採用のマウスパッドよりも遅いです。

ただし、CoolerMaster MP511はコーデュラのくせに遅めで初動が重いので、それよりは速く感じます。

数あるマウスパッドの中ではかなり滑るスピードタイプですね。

このマウスパッドで最も面白いのは中間層が他の似たマウスパッドに比べて柔らかめなところ。

柔らかいかと言われたらどっちかというと硬い部類で、デュロメーターで測ってもかなりの硬度なのですが、特殊素材を用いたハイスピードマウスパッドとしてはとても柔らかいと言えます。

ですので、沈み込みで制御しやすい…とまでには感じませんが、ややストッピングが効きます。

GameGeek

でた!「滑って止まる」。最強!

表面はガラスコーティングでやや硬いため、多少エッジがたったマウスフィートでも引っかかりなどなく滑ります。

点タイプの小さなソールよりも、普通にマウスに最初からついているものや大きめな方が使いやすいかもしれません。

ガラスソールであるSuperglideを使うとマウスがすっとんでいきます

速さを突き詰めるなら面白い組み合わせですが、普通にピーキーすぎるのでおすすめしません。

耐水性と湿気の影響

マウスパッドの上に水を垂らして耐水性について確かめていきます。

想像に難くないですが、耐水性は極めて高いです。

2分経過しても水を全く吸い込みません。

湿気による影響もほぼ感じないため、一定のパフォーマンスを出しやすいマウスパッドです。

レビューまとめ

以上「VANCER ICE」のレビューでした。

VANCER ICE
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 初動は軽く、滑走速度も高速
  • 結構ストッピングが効く
  • 段差が少なく綺麗なエッジ処理
  • マウスフィートを選ばない
  • 耐水性能はとても優秀
デメリット
  • 汚れが目立つ
  • 防滑性は弱め

巻きグセが少しとれにくいのと、すぐに汚れてしまう表面が気になる部分ですが、それ以外は優秀な性能を持ったマウスパッドです。

ガラスコーティングだけあってハイスピードタイプなので、スルスル流れるようなマウス操作をしたい人にはおすすめ。

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VANCER ICE

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