ゲームストリーマー・Youtuber向けのおすすめ配信用マイクまとめ
個人が動画を作成したり、ゲーム実況や配信したりするのが当たり前になった昨今・・・自分も配信してみたい!そんな方も多いのではないでしょうか。
配信にせよ動画作成にせよ、音というのは映像を構成する重要な要素。これが綺麗に録れればチャンネル登録者数もグッと増えるかもしれません。
また、配信しなくても、友人と喋りながらゲームする時にちゃんとクリアな音声で喋りたいですよね。
一体どんなマイクを使えばいいの?
ゲームストリーマー・Youtuber向けにおすすめのマイクをまとめました!
ストリーマー・YouTuber向けおすすめマイク
ストリーマー・Youtubeに向けたおすすめのマイクを紹介していきます。
1. Blue Yeti
世界中で多くのストリーマーたちに愛される鉄板マイクの「Blue Yeti」。値段はそこそこ高いけど、高品質コンデンサーマイクとしてのコストパフォーマンスは抜群。
正確に音を拾ってくれ、自然な音で録音されています。ゲインや指向性の変更はダイヤルボタンになっていて、とても分かりやすいのが良い。
サイズと重量はなかなかのものですが、その丸みを帯びたフォルムが愛くるしい。指向性を4種類から選ぶことができます。
かなりサイズが大きいので、机にある程度のスペースがあった方が良いです。ない場合はマイクアーム必須になるでしょう。
カラー | 4種類 |
タイプ | コンデンサーマイク |
サイズ | 120 x 125 x 295 mm |
重さ | マイク: 550g / スタンド: 1kg |
サンプリング | 48 kHz |
ビットレート | 16-bit |
指向性 | 単一指向性、無指向性、双指向性、ステレオ |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
最大SPL | 120dB |
消費電力 | 5V 150mA |
接続 | ミニUSB to USB-A |
ソフトウェア | プラグアンドプレイ |
スタンダードな「Blue Yeti」の他にも複数種類のマイクが発売されています。
Blue Snowball | Blue Yeti Nano | Blue Yeti Pro |
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3つの指向性をそなえたエントリーマイク。デザインが特徴的。 | スタンダードよりも小さく、指向性は2つまで。値段はやや安め | XLR出力もできるハイレゾ録音対応のプロモデル |
それぞれ価格帯が異なりますので、自分の予算に合ったマイクを選ぶと良いでしょう。音楽関係の動画でなければ、よほどのことじゃなきゃ「Pro」じゃなくて普通の「Blue Yeti」で良いでしょう。
スペース問題やギリギリ予算を削りたいのであれば「Nano」も十分選択肢としては良いです。
レビューもしていますので、より詳しく知りたい方は参考にしてください。
2. Razer Seiren Emote
老舗ゲーミングデバイス会社の Razer から発売されているハイパーカーディオイドコンデンサーマイクの「Razer Seiren Emote」。こちらもそこそこの値段ですがコストパフォーマンスは良い品。
トーンの小さな変化もとらえる高品質なコンデンサーマイクで、しっかりと声の微妙なニュアンスも伝えてくれます。
この「Emote」の最大の特徴、それは8ビットアイコンを表示させるLEDディスプレイがついていること。スマイルマークやハートマークなど100種類以上が揃っています。
それらに任意のトリガーを設定し、配信中のコメントやサブスク状況などに合わせてアイコンをオートチェンジすることができます。ストリーマーなら必見の機能ですね。
カラー | ブラック |
タイプ | コンデンサーマイク |
サイズ | – |
重さ | – |
サンプリング | 48 kHz |
ビットレート | 16-bit |
指向性 | ハイパーカーディオイド |
周波数特性 | 100Hz – 20kHz |
最大SPL | 110dB |
消費電力 | 5V 500mA |
ソフトウェア | プラグアンドプレイ |
この他、Razer Seiren シリーズには複数の種類が存在します。
Seiren X | Seiren Elite |
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スーパーカーディオイド指向のやや安めなコンデンサーマイク。LEDディスプレイがいらないならこれ。 | ハイパスフィルタや、歪みを軽減するリミッターが特徴のダイナミックマイク。 |
配信は特にしないからLEDディスプレイはいらないんだけど、「Razer Seiren」の見た目が気に入った!という方は「Razer Seiren X」がおすすめです。
3. HyperX QuadCast
HyperXから発売されている、赤と黒のカラーリングが非常に特徴的な「QuadCast(クアッドキャスト)」。音質はかなりクリアで良好。
独自のショックマウントを標準装備している高品質コンデンサーマイクです。指向性は4種類から選ぶことができ、ゲインの調整も素早く簡単に可能。
ポップフィルターやヘッドホンジャックでのモニター機能を内蔵しており、必要な機能を全て取り揃えたマイクです。PS4でも挿すだけで使えるというお手軽さ。
やはり最もインパクトの大きいのがカラーリングです。このカラーリングとデザインが気に入ったら買いですね!
カラー | レッド&ブラック |
タイプ | コンデンサーマイク |
サイズ | – |
重さ | マイク: 254g / スタンド: 364g |
サンプリング | 48 kHz |
ビットレート | 16-bit |
指向性 | ステレオ、無指向、カーディオイド、双方向 |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
最大SPL | – |
消費電力 | 5V 125mA |
ソフトウェア | プラグアンドプレイ |
4. Shure SM7B
今回紹介している中では最も高価な shure の「SM7B」。shroudやTfueといった超有名ストリーマーも使うガチプログレードのダイナミックマイク。マイケル・ジャクソンの「スリラー」の収録にも使われたとかなんとか。
自分の声を最もよく録れる様にしたいならこのマイク。声を明瞭に捉えてくれるため、クリアな音で喋ることができます。ハムノイズにも強い。
高性能なウインドスクリーンが付属してくるため、別途他のフィルターなどを買う必要がありません。これは結構嬉しいですよね。
スタンドなどついていないため、単体ではなくマイクアームやスタンドも一緒に買いましょう。おすすめは「Rode PSA1 」です。「SM7B+Rode PSA1」セットは多く使われている組み合わせです。
カラー | ブラック |
タイプ | ダイナミックマイク |
サイズ | 96 x 149 x 190 mm |
重さ | 765g |
サンプリング | – |
ビットレート | – |
指向性 | カーディオイド |
周波数特性 | 50Hz – 20kHz |
最大SPL | – |
消費電力 | – |
ソフトウェア | なし |
接続はXLR3ピンのみなので、USBマイクのようにさせば終わり!という簡単接続ではありません。さらに追加で XLRケーブル と XLR入力のあるプリアンプ と USBオーディオインターフェイス などを購入する必要があります。
全部揃えると相当な値段になるので、極めたいならこの構成を考えるのはアリだと思いますが、もうちょっと気軽に考えたいなら先に紹介した「Blue Yeti」や「Seiren」といったUSBマイクがおすすめです。
5. Antlion ModMic ワイヤレス
ッドホンをヘッドセットに早変わりさせてしまう特殊なキット「Antlion ModMic ワイヤレス」。大きいマイクを別置きするのが嫌な方にとてもおすすめ。
大好きなヘッドホンがある方には最高のキットで、別途ヘッドセットを買わずともずっと愛用しているヘッドホンにマイクを取り付けられるのです。
ワイヤレスなので遅延はどうなの?と思うかもしれませんが、aptXコーデックを組み込んでおり、34msという通常のブルートゥースよりも5倍速い速度でほぼ違和感がないようです。
カラー | ブラック |
タイプ | コンデンサーマイク |
サイズ | – |
重さ | – |
サンプリング | 48 kHz |
ビットレート | 16-bit |
指向性 | 単一指向性、無指向性 |
周波数特性 | 50Hz – 20kHz |
コーデック | aptX Low Latency |
バッテリー | 12時間連続使用 |
ソフトウェア | プラグアンドプレイ |
Antlionにも種類がいくつかあります。
やはりワイヤレス版が最も高いですが、余分なケーブルが必要にならないのでかなり快適です。
予算的に厳しいならUSB接続タイプ、3.5mmジャックでいいならUNIが良いでしょう。
ワイヤレスタイプは近々レビューします。
6. マランツプロ MPM1000U
今回紹介した中では最安値に入る「マランツプロ MPM1000U」。
非常に安価だけどしっかりしたUSBコンデンサーマイクで、エントリークラスとしては最高でしょう。
それなりにクリアな音でノイズも少なめ。一番安いのを探しているならこれでしょう。
マイクホルダーはついてくるのですが、卓上スタンドかマイクアームの別途購入が必須です。後はショックマウントとポップフィルター。
カラー | ブラック |
タイプ | コンデンサーマイク |
サイズ | 158 x 48 mm |
重さ | 300g |
サンプリング | 48khz |
ビットレート | 16bit |
指向性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 20Hz – 17kHz |
最大SPL | 132dB |
消費電力 | – |
ソフトウェア | プラグアンドプレイ |
マイクを買うならマイクアームも一緒に
スタンド付きのマイクも多く発売されていますが、空中で自由にマイクを固定できるマイクアームが最高です。
マイクの位置を自由自在にできると、口元からマイクまでの距離を微調整したり、キーボードやマウスのクリック音をきらったりと、様々なメリットがあります。
これは海外の著名なストリーマー達もこぞって使う鉄板のマイクアーム「Rode PSA1」。
ちょっと高いですが、安いものを買ってアームの動きが固いだとかのトラブルに合うくらいなら最初から良いやつを買っておいた方が後悔しないでしょう。
「私は一番いいヤツ使ってるんだ」と思えるのも気持ち良い。
ただし耐荷重の関係もある(PSA1はショックマウント付きで700g~1.1kg)ので、購入予定のマイクと重さをちゃんと意識しておきましょう。
マイクの中にはショックマウントが付属していないものもあるため、一緒にショックマウントの購入も考えると良いかも。これは外部からの振動をいなすための機器です。
Blue Yeti 用に使えるショックマウント。購入予定のマイクにフィットするショックマウントを探しましょう。
まとめ:特におすすめなのは Blue Yeti
中でもおすすめなのは「Blue Yeti」です。値段と音質のコスパが最高で、世界中で愛されているコンデンサーマイク。ただちょっと大きいので、できればショックマウント+マイクアームを使って空中に飛ばしたいですね。
ストリーマーなら「Razer Seiren Emote」で、マイクにLEDアイコンを表示して視聴者との一体感を生み出すのも良いでしょう。
ヘッドセットスタイルが好きだけど、どうしても愛してやまないヘッドホンがある・・そんな方は「Antlion ModMic Wireless」でヘッドホンにマイクを取り付けちゃうというワザもあります。
自分に合った最高のマイクをゲットして配信・動画作成・友人との会話をより良いものにしましょう。