ゲーム実況や動画におすすめの配信用Webカメラ8選
ゲーム実況やTwitchでのストリーミングは、ゲーム画面さえキャプチャできれば簡単に配信できます。しかし、それだけでは味気ない・・やっぱり自分の配信には自分もしっかり出演してエンターテインメントにしたい!そんな方もいるはず。
ShroudやNinjaといったトッププレイヤー達は腕前もさることながら、しっかり自分も映して配信を盛り上げるのが上手です。
淡々とゲーム画面だけ流すよりも、視聴者と一緒になって楽しく配信すれば、見に来てくれる人も増えるだろうし自分も楽しめるはず。手元カメラなんてのもアリですしね。
…まぁ私はそう思いつつも顔出ししてないからまぁアレなんですけどね。あくまで顔出しOKならってところで!
- トップストリーマー達はどんなカメラを使っているのか?
- おすすめはどれなのか?
カメラ選びも悩ましいと思うので、ここで解説していきます。
どんなカメラが良いの?
個人的におすすめなのはミラーレス一眼レフカメラ。よくある配信用カメラと異なり、レンズが必要とか、重いとか、設定を覚える必要があるとか色々と大変なことは多いです。ですがその分クオリティの高い映像になります。
ただこれは用途によっては必ずしも優先されるべきではありません。例えば自分の後ろにグリーンバックを張って配信する場合や、すぐ近くが壁になる場合、ミラーレスで出るボケ感が全く役に立ちません。こういう場合は小型のカメラで十分です。ミラーレスが使えるのは奥行きのある映像を撮る時です。
やっぱりそれでもミラーレスは高いので、安価に済ませたい。小窓でそこまで分からないからお手軽な方が良い。そういった場合は小型カメラをおすすめします。むしろそっちの方がコスパ的にはずっと良いです。
おすすめ配信用カメラまとめ
1. Logicool BRIO
4K対応ウェブカムの「Logicool BRIO」。
4Kでも撮れますが最も使うのは1080pの60fpsモードでしょう。5倍デジタルズーム、HDR対応、オートフォーカス、視野角調整可能と、かゆいところに手が届く仕様になっています。
マイクなどはあまり期待してはいけません。音声入力機器は別途買いましょう。
ウェブカムとしてはそれなりの値段になりますが、高画質や多機能性を求めるならおすすめです。
サイズ | 27 x 102 x 27 mm |
重さ | 107g (クリップこみ) |
視野角 | 65° / 78° / 90° |
対応解像度 | 4K @ 30fps 1080p @ 30 / 60 fps 720p @ 30 / 60 / 90 fps |
デジタルズーム | 5倍 |
フォーカス | オート |
マイク | 無指向性マイク内蔵 |
HDR | 対応 |
ケーブル | USB / 2.2m |
2. Logicool C922N
フルHDウェブカムの「Logicool C922N」。
4K対応の「BRIO」に比べると値段はグッと半額程度まで下がります。1080p@30fpsや720p@60fpsでの放送を考えているならこの「C922N」で十分です。
デジタルズームやHDR、視野角の変更には対応していません。
卓上三脚が付属してくるのが実は地味にありがたい。クリップのみだとアングルが限られてしまうので、三脚に乗せて画角を調整するのがおすすめ。
サイズ | 29 x 95 x 24 mm |
重さ | 162g (クリップこみ) |
視野角 | 78° |
対応解像度 | 1080p @ 30 fps 720p @ 60 fps |
デジタルズーム | |
フォーカス | オート |
マイク | ステレオマイク内蔵 |
HDR | |
ケーブル | USB / 1.5m |
3. Pixio StreamCube
2560×1440のWQHD解像度に対応した「Pixio StreamCube」。
1440の場合は30pですが、1080フルHDの場合は60pまで対応します。視野角の調整が3段階で可能、明るさやホワイトバランスはAIが自動補正してくれます。もちろんオートフォーカス付き。
ユニバーサルマウントが地味に良くて、モニターに載せると縦も横もわりと自由がききます。マイクは期待しない方がいいです。というか基本的にウェブカムのマイクに期待してはダメです。
正立方体で地味に可愛いフォルム。
サイズ | 66.32×66.32×66.13mm |
視野角 | 108(D) / 84.8(H) / 63(V) |
対応解像度 | 1080p@60Hz / 1440p@30Hz |
デジタルズーム | |
フォーカス距離 | 約30cm〜無限遠 |
マイク | ノイズ除去フィルター付き無指向性デュアル |
HDR | |
接続端子 | USB-C 3.1 |
4. SONY α6000
Shroud、Pokimane、Myth が使う軽量化されたミラーレス一眼「α6000」。現在では最新型の「α6400」が発売中ですが値段も高くなっています。
このボディに「Sigma 16mm f/1.4」を装着して使用しているようです(Shroud)。レンズに関しては無理にこのシグマにする必要はなく、部屋にスペースの余裕があるなら24mmや35mmなどでも良いと思います。もっと安い「SONY 16mm f/2.8」とかもありかと。
ISOもそこそこ上がるし、オートフォーカスが有能なども考えると、配信用としてはかなり良い一眼レフです。
サイズ | 120 x 66.9 x 45.1 mm |
重さ | 285g |
センサー | APS-C |
動画撮影 | 1080p @ 60 fps |
ISO感度 | 最大12800相当 |
フォーカス | ファストハイブリッドAF対応 |
マイク | マイク内蔵 |
出力 | HDMI同時出力可能 |
ビューファー | 可動式 |
5. Sony α7S II
ドラマや映画などの撮影にも使われるレベルのカメラ。
動画作成には最高峰。4K撮影にも対応しているし、ハイスピードによるスローモーション撮影も可能。ISOの最高感度が飛び抜けていて、光源が弱いところでも低ノイズでかなり明るく撮影することができます。
Youtubeでの動画作成や写真撮影も兼ねたいなら一考の余地ありですが、配信用にずっと起動すると負荷をひたすらかけ続けることになるので、そんなことは気にしないお金持ち向け。
サイズ | 126.9 X 95.7 X 60.3 mm |
重さ | 584g |
センサー | フルサイズ |
動画撮影 | 4K @ 24 / 30 fps 1080p @ 24 / 30 / 60 / 120 fps |
ISO感度 | 最大102400相当 |
フォーカス | ファストインテリジェントAF対応 |
マイク | ステレオマイク内蔵 |
ハイスピード | 4倍・5倍あり |
ビューファー | 可動式 |
6. Panasonic LUMIX G9
パナソニックのミラーレス一眼の「LUMIX G9」。値段的にはミドルレンジ。
4K@60fpsと1080p@60fpsでの撮影が可能。フルHDならスローモーション撮影もできます。機能・値段的に「SONY α6400」と迷うかもしれません。4K撮影も考えているならこちら。
「α7S II」を買うほどの余裕はないけど、Youtube動画や写真撮影もするかもっていうなら良いです。
サイズ | 136.9 x 97.3 x 91.6 mm |
重さ | 586g |
センサー | マイクロフォーサーズ |
動画撮影 | 4K @ 24 / 30 / 60 fps 1080p @ 30 / 60 fps |
ISO感度 | 最大12800相当 |
フォーカス | 瞳認識AF・追尾AF |
マイク | ノイズキャンセリングマイク内蔵 |
出力 | HDMI同時出力対応 |
ビューファー | 可動式 |
7. Razer Kiyo
特にストリーマーが使っているわけではありませんが、Razerから出ている「Razer Kiyo」は不思議な形をしたウェブカム。今回紹介している中では価格的に安い方です。
リングライト一体型なので、別途ライトを立てなくてもある程度の距離なら照らしてくれるでしょう。カメラと照明が一体型になっていることに魅力を感じる、見た目が好きという方にはおすすめです。
どちらかというと初心者向けかもしれません。なぜなら、照明と一体型になっているとアングルに制限が出てきたり、ライトの当て方を工夫できなかったりするので、ちょっと慣れてきた方には物足りなくなるはずだからです。
サイズ | |
重さ | |
視野角 | 81.6° |
対応解像度 | 1080p @ 30 fps 720p @ 60 fps 480p @ 30 fps 360p @ 30fps |
デジタルズーム | |
フォーカス | オート |
マイク | マイク内蔵 |
照明 | 一体型 |
ケーブル | USB / 1.5m |
8. Logicool C270n
最高に安いので紹介しておきます。
超破格ですが、解像度は720p@30fpsが限度なので、フルHDには対応していません。
最低限の機能でとりあえず720pでも映ればOK!という方向け。値段も値段なので失敗してもあんまり痛くありません。
まずはこのウェブカムで始めて、配信が起動に乗ってきたらより上位のカメラに乗り換える・・というのは結構良いかもしれません。
サイズ | |
重さ | |
視野角 | 60° |
対応解像度 | 720p @ 30 fps |
デジタルズーム | |
フォーカス | 固定フォーカス |
マイク | ノイズリダクションマイク内蔵 |
照明 | 一体型 |
ケーブル | USB / 1.5m |
まとめ:Logicoolのウェブカムが手軽
ここで紹介したカメラが全てではありません。PCに接続できるような環境が作れるのであれば、もはやどんなカメラでも大丈夫です。ミラーレス一眼が使われることも多々あるようですが、扱いが結構難しいです。
- 初心者には扱いが難しいので習熟に時間がかかる
- そもそも配信用ではないので摩耗が激しい可能性
とはいえ、一眼レフを扱えるなら当然ペタッとしたパンフォーカス(全てにピントが合っている)な映像よりもボケた映像の方が視点誘導できます。
あとは何よりオシャレ!
今の一眼はオートフォーカスも優秀ですし、配信だけでなく写真撮影やVlogにもかなり活躍するので、オールインワン目的として買うのはかなりアリ かなと思います。これを機に写真も始めてみると楽しいかも。
ただし、ミラーレス一眼はボディのみを買っても仕方ないので、ズームレンズキットを買うか、または別途レンズを購入する必要があります。やっぱりそうなるとどんどん高くなっていってしまうので、配信だけ手軽に初めたいなら安くてプラグアンドプレイの Logicoolウェブカムシリーズがおすすめ です。