Sony WF-1000XM4 レビュー。静寂に包まれるハイレゾ完全ワイヤレスイヤホン
SONYから発売されているBluetooth完全ワイヤレスハイレゾイヤホン「SONY WF-1000XM4」をレビューしていきます。
名前が英数字の羅列でいまだに覚えられない・・
なんでこんな名前にしたんだろう。もっと分かりやすいのに改名希望!
というのは置いておいて、そのノイズキャンセリングの威力は噂に違わず凄まじかったです。
概要とスペック
「SONY WF-1000XM4」はBluetooth 5.2で接続する完全ワイヤレスイヤホン。LDACコーデック対応で、ワイヤレスなのにハイレゾ音源対応。
Bluetooth SoCとノイキャンを一緒にした統合プロセッサーV1が搭載されており、前機種に比べて性能はレベルアップ。
AI技術のDSEE Extremeによるアップスケーリングで、mp3などに圧縮された楽曲でも失われた周波数特性を再現。ハイレゾ級の音楽が楽しめます。
ぴったりと耳にフィットする装着感。低反発イヤーピースで密閉度は高く、パッシブノイズアイソレーションは高め。
何よりもアクティブノイズキャンセリング(ANC)が凄まじいです。余計な外音を一気にカットさてくれるため、音楽へ集中できます。一度経験するとこれなしには戻れません。
カラー | 黒 / シルバー |
形式 | ダイナミック・密閉型 |
接続 | Bluetooth5.2 Class1 |
通信距離 | 10m |
コーデック | LDAC / AAC / SBC |
ドライバー | 6mm |
周波数特性 | 20Hz – 40kHz |
ANC | イヤホンごとに搭載 |
指向性 | 全指向性 |
重さ | イヤホン:7.3g |
バッテリー | 8時間 |
ケースバッテリー | 16時間 |
防滴性能 | IPX4 |
さらに詳しい技術仕様に関しては公式サイトでご確認ください。
同梱物
ケースの形に似ている小型な外箱。リサイクル可能な素材で出来ていてエコ。
- ワイヤレスイヤホン
- 充電ケース
- サイズ違いのイヤーピースx2組
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
同梱物は以上です。
デザインと性能
「SONY WF-1000XM4」は左右が独立しているBluetooth接続タイプの完全ワイヤレスイヤホン。ケーブルレスで快適です。
人気のあったWF-1000XM3からデザインに大幅な変更が加えられ、エルゴノミック・サーフェース・デザインとなって耳によりフィットするようになりました。
「Airpods」や「Airpods Pro」と比べるとかなり大きいですが「Sennheiser MTW2」と比べると同じくらいなサイズ感です。
マットコーティングに、アクセントとして銅色パーツが各所に散りばめられています。ほんのり輝くSONYのロゴがワンポイント。
重量は実測で片耳 7.3g でした。耳につけても重さは感じません。ケースは 40g です。
外側の円形部分はタッチパネルになっています。緩やかなカーブで膨らみのあるデザイン。
片側2つのマイクが搭載されています。両耳でトータル4つ。
丸い部分はフィードフォワードマイクと呼ばれます。
外音を収集し、その騒音信号から逆位相の信号を作り出してドライバーユニット付近で再生。これによって外の音が打ち消され、ノイズがキャンセルされます。
もう1つのマイクはフィードバックマイクと呼ばれます。フィードフォワードよりも耳元に近い位置で外音を収集するため、精度の高い信号を作り出します。
本イヤホンでは、これらフィードフォワードとフィードバックの2つを統合して高精度なノイズキャンセリング効果を得ています。
3つの金色の金属部分は充電端子。黒くなっている部分はセンサーで、耳に装着されたかどうかを判断します。
イヤーピースを取り外したところ。
ここにはよくゴミが溜まりますので、定期的に掃除してあげると清潔感を保てます。
手で持った時のサイズ感。
ケースから少し取り出しにくいのが難点。掴める部分が少ない上、表面が滑りやすく、さらにマグネット吸着が結構強い。気をつけないと落としてしまうかも。
イヤーピース
イヤーピースは低反発のメモリーフォームタイプ。独自開発されたポリウレタンフォームが使われています。
このタイプのイヤーピースはシリコンよりも圧倒的に密閉感と遮音性が高いことが利点です。事実、ANCをオンにしないでも本イヤホンをはめるだけでかなりのノイズアイソレーション効果が望めます。
非常に柔らかく、ギュッと押すとゆっくり元の形に戻っていきます。
ですが、いい事尽くしともいきません。劣化しやすいというデメリットもあることに注意。劣化してしまった時用に予備を備えておきたいですね。
付属してくる予備のイヤーピースはSとLが一組ずつ。つまり、最初からイヤホンに装着されてくるのはMサイズ。
それぞれの寸法を簡単に測ってみました。
サイズ | S | M | L |
---|---|---|---|
直径 | 10.2mm | 11mm | 12.5mm |
高さ | 8.5mm | 8.5mm | 8.5mm |
高さはどれも変わりませんが、直径が異なります。
私はS~Mならどちらでもいけそうでした。Sだと少し小さい感じがして密閉感は減りますが、その代わり圧迫感も少なく長くつけられそう。Lはキツイですね。
アプリには適切なイヤーピースを判断するための機能があるので、全部のイヤーピースで試してみました。全ての計測に置いて「密閉されています」と出たのであんまりアテにならないです。
この純正イヤーピースはサイズごとに別売りされているので予備として購入可能です。2組入り。
SONYのトリプルコンフォートイヤーピースなんかも代替品としておすすめ。比較的安めではありますが、柔らかさは付属品よりも劣るため密閉感が少し薄まります。
ただし密閉感が強いと長時間の使用で耳が疲れるため、カジュアルに長く使いたいならあえてこちらのイヤーピースを使うのも良いと思います。
このイヤーピースを装着した状態で充電ケースに入るか試してみましたが、問題ありませんでした。
充電ケース
イヤホンと同じようなコーティングをした充電ケース。指紋汚れや油汚れは少しつきますが、拭き掃除すれば簡単に綺麗になります。
サイズは 66.5(横幅)x 39.5(高さ)x 29(奥行き)mm です。ポケットには入りますが、やや厚みがあってふっくらとします。
フタは全開まであけるとスナップして固定されますが、それまでは勝手に閉じようとします。
少しだけ開けてイヤホンをパッと取り出したいのに、全開まであけなきゃいけないのは微妙にストレスが溜まります。
充電ポートは3本の金色プッシュピン。イヤホンはマグネットに吸い付くようにパチンとはまってくれて気持ち良い。
マグネットの吸着力はかなり強くて、逆さまにして強く振っても落ちません。
フロント側には充電状況を示すインジケーター。発光時間は短いですが、ぱっと見で分かりやすいです。
背面には充電用のUSB-C端子です。表裏なしにどちらでさしてもいいのは最高。
普通のUSB-AとかマイクロUSBってなぜか体感75%の確率で方向を間違えるんですよね。あれなんなんだろう。
ケーブル
付属してくるケーブルはシリコン素材のUSB-Cタイプですが、20cmと非常に短くて使いにくいです。なんでこんな短いのか不思議。
自分で別途買っておくか、既に持っているものを流用するのがおすすめです。
付属ケーブルは箱に封印しました
最近のデバイスやガジェットには多いのですが、ケーブルは付属するけどコンセントがありません。もし手持ちで余っていなさそうなら別途購入しておきましょう。
バッテリー
イヤホンのバッテリーはDSEE Extremeやノイキャンのオフオンで連続使用時間が異なります。
最も一般的と思われる、AACコーデック+DSEEオフ+ノイキャンオンでは8時間。
これが高音質であるLDACコーデック+DSEEオート+ノイキャンオンとフルスペックで動かすと3.5時間になります。
イヤホンはケースに収納することで充電できます。最大で2回分のバッテリーをケースから充電可能。
Qi規格のワイヤレス充電器を使ってワイヤレス充電することができます。
ケーブルレスで置くだけ、スマホなどとも充電器を共用できるのでかなり便利。意外とケーブルさすのって面倒ですからね。ポンと置くだけで勝手に充電してくれるのは助かります。
装着感
耳に当ててからひねるようにスライドさせるとロックされて密着されます。
イヤーピースが密閉感の強い低反発タイプなのでキュッとフタがされ、その高い遮音性をすぐさま感じることができます。
落ちそうになることはなく、走っても問題ありませんでした。
着け心地は悪くないですが、やっぱり大きめなので異物感というか、何か耳に付けてるっていう感じは拭えません。
あと、これを着けたまま寝るのはちょっとしんどそう。横になって枕に耳が当たると気になりますね。
操作性
丸いタッチセンサーをタップすることで、左右に割り当てられた機能を起動可能。
左と右はそれぞれ1回タップ、2回タップ、3回タップ、長押しの4パターンに対応しています。
- 左:外音コントロール
-
- 1回:ANC/外音取り込み切り替え
- 長押し:クイックアテンション
- 右:再生コントロール
-
- 1回:再生/一時停止
- 2回:次の曲
- 3回:前の曲
- 長押し:音声入力/キャンセル
初期状態ではこのようになっています。この他、音量コントロールをアサインできます。
本当はこの機能を細かくカスタマイズしたいのですが、SONYアプリでは3つあるプリセットカテゴリーから選ぶしかありません。1回タップでANC、2回タップで前のトラック・・みたいにパーソナライズできないのが弱点。
この点「Sennheiser MTW2」は1つずつに別の機能を割り当てられるようになっているので便利です。
また、タッチした時にイマイチ「タッチ感」を感じにくい部分があります。これは個人差があるでしょうが、私はタップ場所をミスることがかなり多い。
また、普段ピッ鳴る音が反応しない時もあって、間違えて何度も同じボタンを繰り返しタップしてしまうということも。
操作性は微妙ですね
接続とペアリング
接続はBluetooth5.2で行われます。
初期設定ではペアリングを行う必要がありますが、一度接続したらイヤホンを耳にはめるだけで自動的に接続してくれます。
最大で8つのデバイスを覚えられますが、一度に接続できるのは1つの端末のみなのが残念。マルチポイントに対応していたら最高でした。
装着すると日本語音声で「Bluetooth接続しました」や「バッテリー残量100%」といったガイダンスが流れます。
ガイダンスは日本語を始めとして15言語に対応しており、アプリで切り換えられます。これはオフにすることも可能ですが、一部の重要な情報はオフになりません。
左右同時伝送方式
左右同時伝送方式では、再生媒体から両方のイヤホンに音を飛ばします。
- 電波が途切れにくい
- 遅延が少ない
- バッテリー消費が一律
片側のイヤホンを親とし、そこから子へと飛ばすリレー伝送方式に比べ、電波が途切れにくいことや遅延が少ないといったメリットが挙げられます。
左のイヤホンのみでも音が聴きたい場合、まず接続するために右のイヤホンを起動させなきゃいけないのが少し不便。ただし、一度接続さえしてしまえば左耳のみでも聴けます。
接続優先モードではなく音質優先モードにしていましたが、それでも電波はかなり途切れにくく感じます。AirpodsやMTW2だとプツプツ切れてしまっていた人混みでもかなり耐えていました。
YouTubeなどで動画を見ていても聴感上の遅延はあまり感じません。
サウンド
音質は比較的フラットなプロファイルに作られており、クセが少なく聞きやすい。長時間の使用でも聞き疲れすることが少ないです。
中音と高音は明瞭、低音はリッチでパワフル。全体で見ると、少し低音が出ている印象。
全域で音が分離されて聞き取りやすく、やりすぎ感もない反面、刺さる高音やイケイケなベースが好きな人には物足りないかもしれません。
アプリにはEQも備わっているので、デフォルトのプロファイルが気に入らなかったら自分で好みの音質に微調整できます。
私はベースとミッドを少し引いてます!
LDACはソニーが開発した独自のハイレゾコーデックで、SBCの3倍高音質を誇ります。しかしiPhoneは対応していないため、AACコーデックをDSEE Extremeでアップスケーリングするのが最高音質となります。
iPhoneユーザーなのでLDACの恩恵を受けられていないのですが、AAC+DSEE Extremeでも十分高音質だと感じています。
マイク音質
特定の方向に対して強い指向性を持つビームフォーミング技術と、頭蓋骨の振動により音を伝える骨伝導センサーにより、自分の声をしっかり拾ってくれます。
ただし、マイク音質は微妙です。イヤホンのマイクはこんなものだと言われればこんなものかなとは思います。
スタンドアローンのコンデンサーマイクなんかと比べるのはおかしいので、あくまでワイヤレスイヤホンでの品質として考えると通話するには十分な音質だと思います。
大きな利点はANCのおかげで相手の声がとても聞き取りやすいこと。周りがうるさくて「すみません今聞き取れませんでした!」みたいなことがなくなります。
たとえマイク音質が微妙だったとしても、ANCだけのためにも通話に使う価値はあると思います。
ノイズキャンセリング
アクティブノイズキャンセリング(ANC)をオンにすると様々な外的ノイズを消音してくれるのですが、極めて高い効果を発揮します。
前機種と比較しても、あらゆる帯域においてより高いノイズキャンセリング効果を発揮するように進化しました。
車や電車の音などスッと小さくなってくれます。横を通る時の音は少し聞こえますけど、かなり静か。他の人の声も聞こえにくくなり、会話するのが困難になるほど。
そこに音楽を流すともうほぼそれしか聞こえません
ANCの利点って、ノイズが減れば音楽のボリュームをそんなに上げないでもクリアに聞けるところですよね。
爆音で聴いていると耳へのダメージが蓄積しますので、長期的な健康という観点から考えても本イヤホンには投資する価値があります。
扇風機の音が消えた
最初開封して耳に初めて取り付けた時、暑かったので50cmくらい後ろから扇風機を自分に向けて当ててたんですよ。中くらいのパワーで、普通にブーンとうるさいレベル。
イヤホン着けてANCがオンになった瞬間にサーーっと音が消えて、誰か扇風機消したのかと思って振り向いてしまいました。扇風機はバリバリ普通に回ってて、ANC効果で静寂に包まれていただけでした。
これはいきなり感動
風切り音に対しても優秀だし、IPX4で防滴性能も持っているため、ジムで使ったりランニングしたりも良さそう。
豪雨でも静かだった
一度大雨の中を歩いたのですが、ノイズキャンセリングをオンにしてるのにやたらと傘に当たる雨粒がうるさい。雨音には弱いのかな?とか思いながら片耳外してみたらびっくりするほどの豪雨で驚きました。
ノイズキャンセリングめちゃくちゃ効いてた上に、ここまで静かだと体感も違うんですよね。雨の強さ、もっと弱いかと勘違いしてましたけど、実際はとんでもなかった。
やっぱノイキャンは超優秀!
外音取り込み
アンビエントサウンドとも呼ばれる外音取り込み機能。
イヤホンに付属しているマイクを通して周囲の音を聴けるようにするモード。音楽を流しながらもオンにできます。
取り込み量を調整するスライダーがあって、0〜20の間で好きな音量に調整できます。音楽と外音を好きにミックスできるのはいいシステム。
人の声は割と自然に聞こえますので、そのままコンビニやスーパーで買い物するのも問題なさそうです。たまにロボットっぽい反響音は聞こえますけどね。
個人的には「Sennheiser MTW2」の外音取り込みよりは優秀かなと思いました。あっちは状況によっては人の声がかなり聞き取りにくかったので。
スピーク・トゥ・チャット
自分が声を発すると自動的にイヤホンが感知し、音楽を止めて外音取り込み機能をオンにするモード。デフォルトではオフになっており、アプリで設定します。
音楽再生+ANCオンの状態で声を発すると、1秒後らいに音楽が止まって周囲の音が聞こえるようになります。
これ意外にも精度が良いです
口笛を吹いても反応しないし、軽く咳き込んでも反応しません。なのに、声を出すとちゃんと反応します。
喋っていないのに反応してしまうという人には低感度モードもありますので、調整はできます。ただし独り言が多い人には・・当然ながら向いていません。
クイックアテンション
初期設定では左のイヤホンを長押しするとオンになる機能。
長押ししている間のみ、音楽が消音されて外音取り込み機能がオンに。タップし始めた瞬間から約2秒くらいで周囲の音が聞こえてきます。音楽は止まるわけじゃなくて、あくまで消音なので裏で流れ続けています。
外音取り込み機能オンにすればいいのでは?という疑問もありそうですが、まぁその通りだと思います。その場合は音楽を止めるというステップも踏まなきゃいけないですけど。
長押しで左耳をホールドする手も疲れますし、使い所がよく分からない機能というのが正直な感想。
アプリ
アプリストアから「SONY Headphones Connect(iPhone/Android)」をダウンロードすることで、操作の変更やイコライザーなどさまざまな設定が可能です。
スピーク・トゥ・チャットは便利だし、接続品質の設定やDSEEのオフ・オンもここで行います。
アダプティブサウンドコントロール
自分の行動によってANCや外音取り込み機能を自動で切り替える面白いモードです。どんなもんかと思って試してみたら、意外と外出する人には良いかも。
位置情報オンが条件ですが、電車に乗っている時、歩いている時、止まっている時などを判別してANC設定を自動で切り替えてくれます。
初期設定のまま試してみました。
- 電車中はANCオン
- 電車から降りたら外音取り込みオン
- 信号待ちでANCオン
- 歩き出したら外音取り込みオン
このようにシームレスで切り替わってくれました。
止まっている状態、歩いている状態、走っている状態、そして乗り物に乗っている状態の4モードをそれぞれ設定できます。
各モード時にどのような設定にするかはアプリでカスタマイズできます。
使ってみたら案外便利かもなっていう機能でした。
360 Reality Audio
立体音響技術を使った、全方位から音を感じられるオーディオ体験。
面白そうだな〜とは思うのですが、対応しているサービスが少なくて手が出せませんでした。Deezerとか知らんかった・・。
と思っていたら、なんと海外だと私が契約してるTidalで聴けるとか。なのでアプリから探してみるとあるじゃないですが360のマークが!
実際にノーマル版と聴き比べてみましたが、音の広がり方が違いました。音に囲まれるっていうのは大袈裟な気もしますが、自分を中心にサウンドステージが広がった感じはあります。
左右の音の動きがとても自然で滑らかなのがいいです。楽曲数は限られているので、まだまだこれからなのか、そのうち廃れるのか・・。
最適化のため、最初に自分の耳の写真を撮るとアプリが分析してくれるのですが、平面の写真撮って本当に分析できるのか疑問だし、そもそも気味が悪いです。これはイヤかな。
この360オーディオのためだけに音楽ストリーミングサービスを契約する価値があるか?と問われたら普通にNOです。
私も契約しているTidalはめちゃくちゃいいので普通におすすめで、もしストリーミングサービスを探しているのであればそちらがおすすめ。日本から登録するにはコツがいるので以下を参照。
レビューまとめ
- 良いところ
-
- Bluetooth5.2のワイヤレス
- 現在最高レベルのANC
- 外音取り込みはそれなりに自然
- フラットで聴きやすい高音質
- LDACハイレゾ対応
- DSEE Extremeでアップスケール
- フィット感抜群な着け心地
- 遮音性の高いイヤーピース
- 左右伝送方式
- バッテリーが長持ち
- ワイヤレス充電対応
- 価格に見合った性能
- イマイチなところ
-
- 名前が頭に入ってこない
- 操作カスタマイズに制限
- マイク音質は並
- 360オーディオサービスの少なさ
- マルチポイント非対応
- 付属ケーブルが短い
以上、「SONY WF-1000XM4」のレビューでした。
機能は色々とあるわけですが、とりあえず何より言いたいのはアクティブノイズキャンセリングがめちゃくちゃ優秀ってこと。
ほんとに最初扇風機の前でつけた時はいきなり静寂に包まれて感動。
昔はオープン型の「Airpods」が最高とか言ってましたけど、もうどこも最高じゃないです。ANCなしじゃ外でイヤホンつけらない身体になりました。
音質も良いし、EQでカスタマイズできるのも心強い。ハイレゾのLDACはiPhoneじゃ楽しめませんけど、DSEE Extremeでも十分高音質だと思います。
イマイチなところも色々挙げてますけど、どれも大したネガティブポイントじゃないと思っていて、普通に激推しします。
みんなおすすめって言ってるけど、実際ほんとにおすすめ!