SSDまで光るの?!RGBライティング対応のSSDまとめ
ゲーミングPCを光らせる手段は多彩ですが、今は SSDも光る時代。
SSDの値段は以前と比べて安くなっていますが、この光るSSDは安くなった従来品と比較すると割高です。
コストパフォーマンス的には微妙なところですが、SSDとしての性能はちゃんと保証されていますし、何より美しく輝きます。
ただのSSDじゃもう満足できないあなたにお届けしたい、ゲーミングPCを次のレベルに引き上げるRGBライティング対応SSDを紹介します。
RGBライティング対応SSDについて
SSDが光る必要なんてあるの?という疑問もありそうですが、ケースによってはSSDをディスプレイ用に設置するベイが備わっていることも。
例えば「NZXT H710i」では、下方にガラス向きにSSDを設置できるようになっています。
備え付けのベイがなくても、ベルクロなどでペタッと貼り付けて魅せSSDとしてディスプレイすることもできます。
ただし、エアフローの妨げになったり、発熱する部品の近くに設置したりしないように注意は必要です。
フォームファクター
SSDの主流な形状には「2.5インチ」と「M.2」の2種類があります。
2.5インチは例えば「Team DELTA RGB S」のようなもの。マザーボードのスロットを必要としないため、増設がしやすいのが強みです。
M.2は「ADATA XPG SPECTRIX S40G」のように細長いタイプ。NVMe M.2は書き込み速度・読み込み速度ともにSATAモデルと比較して圧倒的に高速です。
設置の場所や接続方法が違いますので、どちらを使うのか理解した上で購入しましょう。
書き込み速度・読み込み速度
SSDのパフォーマンスを決定づける重要な要素である書き込み速度と読み込み速度。当然速い方が良いです。
SATA だとせいぜい600MB/s程度が限界ですが、NVMe M.2のPCIe3.0だと3,500MB/sまでいきます。
PCIe4.0のものなら8,000MB/sまで理論上いきますが、RGB対応のものはGen3止まりです。
というかNVMe M.2って基本的にヒートシンクの下に隠れるので、あえてRGBにする意味がありません。
なのでRGBで光るSSDが欲しいなら基本的にSATA SSDがおすすめです。
最大容量
最低で240GB程度、多くて4TB。
容量は当然多い方が良いですが、値段も比例して高くなる ので予算と相談して決めましょう。
今後も大量に容量を使うことが予想されるなら、少し無理してでも大容量を買うことをおすすめします。
ただしRGBを一点ものとしてディスプレイ用にするのであれば容量の小さいものにしておくのも良さそう。
耐久度・保証
SSDはHDDと違って物理的に回るディスクがないため、比較すると寿命は長くなります。
RGBライティングによって多少の発熱は懸念されますが、どのブランドも冷却対策をしているようなので問題が起きることはないでしょう。
保証はブランドによりますが、3年~5年とそこそこ長きに渡って保証してくれるところが多いので安心です。
おすすめのRGB SSDまとめ
セレクションが少ないため、そんなに選ぶ余地はありません。
もっと普及すれば魅せSSDとして簡単に設置できるようなケースも沢山出てきそうですね。
1. T-Force DELTA MAX Lite
「T-Force DELTA MAX Lite」は前面の大部分がRGBに光るSSDです。ミラーデザインで鏡のように反射するデザイン。台湾に本社を置くメモリメーカーが開発しています。
要領は500GBと1TBで、いずれも値段はそこまで高くありません。RGB SSDを買うならコスパはそもそも度外視なのですが、安さ的にも非常におすすめ。
カラー | 黒・白 |
フォームファクタ | 2.5インチ 9.5mm |
インターフェース | SATA III (6Gb/s) |
容量 | 512GB / 1TB |
読み込み速度 | 550 MB/s |
書き込み速度 | 500 MB/s |
TBW | 最大800 |
MTBF | 100万時間 |
保証 | 3年 |
発光 | ARGB |
2. HyperX FURY RGB SSD
ロゴと上下のライトバーが光る「HyperX FURY RGB SSD」。安心のキングストンHyperXブランドです。
容量は240GB〜960GBまで。RGBコントロールソフトで同期可能。
カラー | 黒 |
フォームファクタ | 2.5インチ |
インターフェース | SATA Rev. 3.0 (6Gb/s) |
容量 | 240GB / 480GB / 960GB |
読み込み速度 | 550 MB/s |
書き込み速度 | 480 MB/s |
TBW | 最大480 |
MTBF | 100万時間 |
保証 | 3年 |
発光 | RGB |
3. XPG SPECTRIX S40G
RGBに光るヒートシンクを搭載した「ADATA XPG SPECTRIX S40G」。
容量は256GB〜4TBまで。4TBもあるRGBSSDは少ないので、大容量を求めているなら良い選択肢。
コストパフォーマンスがかなり良く、値段の割に性能と光り方が良い。マザボのRGBコントローラーで制御しても良いし、XPG専用ソフトを使って制御することも可能です。
カラー | 黒 |
フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | PCIe3.0x4 NVMe1.3 |
容量 | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB / 4TB |
読み込み速度 | 3,500 MB/s |
書き込み速度 | 最大3,000 MB/s |
TBW | 最大2560TB |
MTBF | 200万時間 |
保証 | 5年 |
発光 | RGB |
4. GIGABYTE AORUS RGB SSD
光る M.2 NVMe SSDである「GIGABYTE AORUS RGB SSD」。台湾の有名なパソコンメーカーです。
このタイプの容量は256GBか512GBのみ。ロゴがしっかり光るようになっています。マザーボードと同期可能。
有名ブランドですので値段的にはちょっと割高。書き込み速度がちょっと遅めか。
カラー | シルバー |
フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | PCIe3.0x4 NVMe1.3 |
容量 | 256GB / 512GB |
読み込み速度 | 最大3,480 MB/s |
書き込み速度 | 最大2,000 MB/s |
MTBF | 180万時間 |
保証 | 5年 |
発光 | RGB |
5. Patriot Viper VPR100
RGBライティングが控えめな NVMe M.2 の「Patriot Viper VPR100」。
台湾製、Amazonページの翻訳はなんだか怪しいですが、自作ユーザーからは一定の評価があるブランド。
容量は256GB〜2TBまで。こちらも大容量対応です。
光りすぎるの嫌だけど、アクセント的に使いたい人にはおすすめです。
カラー | 黒 |
フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | PCIe3.0x4 NVMe1.3 |
容量 | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
読み込み速度 | 3,300 MB/s |
書き込み速度 | 最大2,900 MB/s |
TBW | 最大3,115TB |
保証 | 5年 |
発光 | RGB |
まとめ
2.5インチSSD を買うなら「T-Force DELTA MAX RGB」がおすすめ。
M.2 SSD であれば、パワフルに光って大容量にも対応していて、しかも転送速度最速の「ADATA XPG SPECTRIX S40G」がおすすめです。
もっとラインナップ増えて欲しいですね、特に 2.5インチSSD。