
業界最安の海外転送サービス!「Planet Express」のメリットと使い方

日本へ商品発送を行っていないお店からどうしても商品を購入したい時に使える転送サービスについて紹介します。
アメリカに私書箱を作って、その住所に一旦荷物を送ってもらってから日本へ転送してもらうサービスのことです。
私は以前Finalmouseのゲーミンズマウスを購入する時にOPASを利用しましたが。今回は別のマウス、Mode O-を買うために業界最安といわれる「Planet Express」を試してみることにしました。
ホームページの送料計算機で試算してみると、FedExといった速い業者の送料が確かにかなり安い。
そのメリットからアカウント登録、使い方まで詳しく解説していきます。
タップできるもくじ
Planet Expressとは

同じ荷物転送サービス会社Shipitoの最高執行責任者が独立して2017年に設立したサービス。ここ最近にできた会社ですが、送料が業界でもトップクラスの安さを誇っていることで評判です。
アメリカのカリフォルニア州にある倉庫を自分の住所にすることができ、そこの住所あてに荷物を送ってもらい、さらに日本へ転送してもらいます。海外でしか手に入らないモノがどうしても欲しい時に利用しましょう。
お店が国際発送してくれないのであればPlanet Expressの出番です。
Planet Expressの利点

- 送料が安い
- ウェブサイトが分かりやすい
- 日本語対応している
- 無料と有料会員の違いがさほど大きくない
安さこそ正義!
計算機だとかなり安いですが、実際の送料がどうなるかはまだわかりませんので後で追記します。
配送業者を選べる

- USPS
- FedEx
- DHL
- Planet Mail
など複数の配送業者から見積もって好きなものを選ぶことができます。発送のタイミングは自分の好きな時でOKなので便利。
複数の商品をまとめて梱包
合併荷物プランという有料プランにすれば、複数の注文や別の店舗で注文した商品をまとめて梱包して発送ができます。
複数の商品を購入した場合、1つずつ発送してもらうとすごい送料になってしまいます。まとめることで大幅なお金の節約になります。
10日間の無料保管期間
商品が届いてから10日間はPlanet Expressの倉庫で無料保管してくれます。10日後は有料保管になり、$0.01ポンド/日の費用がかかります。
1kgで約2.2ポンドなので、たった$0.02かな?めちゃくちゃ安い。
日本語での問い合わせにも対応
メール・Facebookアカウントで日本語問い合わせが可能です。質問やトラブルがあった時など、日本語で対応してくれるのは非常に嬉しいポイントです。
デポジットを入金しなければいけない

月額会員になる必要はありませんが、最初に5ドルのデポジット入金が必要です。5ドル入れないと住所が取得できません。
ボットや冷やかし対策でしょうか。まだ使っていないのに入金するのはちょっと躊躇するかもしれませんが、転送サービスを使う予定ならPlanet Expressほど安い会社はないと言われています。
とりあえずアカウントだけ作っておいて、利用することが確実になったらデポジットするのが良いでしょう。チャージした瞬間に住所を取得できます。
Planet Expressの送料はどれくらい?
荷物のサイズによって変わるので一概には言えませんが、計算機で計算してみるとOPASやShipitoに比べてかなり安めな印象です。
特にFedExといった速く届くサービスの値段が安く設定されているので、なるべく1週間くらいで欲しいと思っている方にもぴったりです。
0.5kg、20 x 20 x 20cm、東京までの送料を試しに計算してみました。

3-5営業日で届くFedEx Expressでも29.94ドル程度。かなり安いと思います。Planet mailは破格ですが、あまりに時間がかかるので選択肢としては厳しいところ。
しかし、倉庫に届いた荷物が再梱包されて初めて実際の重さ・サイズともに分かります。なので、見積もりが出るまではあくまで参考程度です。
無料会員と有料会員はどっちがお得か
Planet Expressには2種類の会員タイプがあります。
単独荷物プラン
合併荷物プラン
送料やその他のサービスに関しては全く同じです。
無料保管期間が長くなりますが、ものすごく重い荷物を長期間保管しておく・・といったイレギュラーがなければ、無料会員のままの追加料金を支払ってもかなり安いです。
荷物を様々な場所から注文する人、複数注文する人のみ「合併荷物プラン」にアップグレードすると良くて、通常は無料会員で全く問題ありません。
Planet Expressでアカウント登録しよう
Planet Expressの公式サイトは日本語に対応しています。
ここからはPlanet Expressでアカウントを登録する方法について解説していきます。
Planet Expressのサイトにアクセスする
Planet Expressの公式サイトにアクセスします。

右上の「新しいアカウント」をクリックします。

サインアップページになったら、必要な情報を入力して「アカウントの作成」をクリックします。
仮登録メールから本登録する
Planet Expressから「Account activation」というメールが送られてきます。

メールを開き、「メールアドレスを確定しアカウントを再開する。」をクリックして本登録を行います。日本語がちょっと変だけど気にしない!
住所を登録する
ブラウザが開き、アカウント登録が完了します。次に住所を入力します。

会社名 | 個人の場合は空欄でOK。会社で利用する場合は会社名を英語表記します |
名 | 最初のアカウント登録時に入力した名前が入っています |
性 | 同じく |
国 | JapanのままでOK |
州 / 県名 | 都道府県を選択 |
住所欄1 | マンション住まいならここに「ビルの名前 部屋番号」を英語表記します。もし戸建てなら、ここに「番地 町名」を入力します |
住所欄2 | 「番地 町名」を入力します |
市町村 | 市や区を入力 |
郵便番号 | ハイフンありでOK |
電話番号 | 国旗マークをクリックして日本を選択。最初の0は抜かなくて大丈夫 |
納税番号 | 空欄でOK |
I agree with Form 1583 | チェックを入れます |
住所変換サイトを利用すると便利です。
ここまで入力したら「SAVE」を押して完了。
FORM 1583とは
Form 1583とは、アメリカ国内で会員の郵便物を転送サービス会社が代理受け取りするために必要な書類です。アメリカの法律によって提出が義務付けられています。
しかし、荷物のみの場合は本来提出の必要はありません。ここでは合意でOK。
デポジット入金する
住所登録が終わると自動的にダッシュボードへ移動します。

Planet Expressでは、アメリカの住所を手に入れるためにまずデポジット入金しなければいけません。不正やいたずら防止のためと思われます。
「+ デポジットの追加」をクリックします。

支払い画面になります。

好きな支払い方法を選択して、金額を入力します。
まずは住所が手に入らないとどうにもならないので、最低金額である$5を入金します。
私はPaypalを利用しましたが、クレジットカードの場合支払い画面が一瞬ややこしかったので補足しておきます。

赤枠で囲った部分にそれぞれの情報を入力して「お支払いを完了する」をクリックします。

次の画面でデポジット分が「confirmed」となっています。
アメリカの住所を確認する
デポジット追加が完了したら、アメリカの住所がもらえます。
左上のメニューを開いて「ダッシュボード」へ移動します。

このように「お客様のアメリカの住所」という部分にアメリカ住所が新しく表示されます。この住所を使って買い物をします。
「詳細」をクリックしてください。

市町村やアドレス1に何を入力すればいいのか迷ったら、ここを確認します。
以上で基本的な登録作業は終わりです。ここからは実際に取得した住所を使って買い物をしていきます。
Planet Expressの使い方を解説
ここでは実際にPlanet Expressを使って商品の転送を行います。
まずは、先ほど取得したアメリカ住所を使って買い物しましょう。お店で届け先住所を入力する際に、取得したアメリカ住所を入力すればOK。請求先(Billing Address)は日本に自宅にしておきましょう。
購入した商品をPlanet Expressに登録する
Planet Expressで到着予定の荷物を登録します。
メニューから「パッケージ」をクリックし、さらに「到着予定のパッケージ」をクリックします。

「新しく到着予定のパッケージ」をクリックします。

パッケージの内容を入力していきます。
パッケージのタイプ | 荷物の場合はパッケージでOK |
到着予定のパッケージ追跡番号 | 購入したお店が荷物を発送すると、トラッキングナンバーがメールで送られてくるはずです。それを入力します |
送り先住所 | 英語で、日本の自宅の住所を入力します |
備考 | 特になければ記入の必要なし |
以上を入力したら「パッケージを挿入」をクリック。

これでOK。後は荷物が倉庫に届いたら転送処理を行います。
荷物が倉庫に届いたら発送手配
荷物が倉庫に届くと「アカウント内のパッケージ」に到着した荷物の詳細が追加されます。

商品の写真、重量、サイズなどの詳細が書かれています。

「税関申告書を入力」をクリックし、商品の詳細について記入します。

必要事項を記入して「+追加」をクリック。上記はマウスを購入したときのもの。

購入・輸入しているので「Merchandise」を選びます。「Gift」だと関税がかからなくなりますが、違法行為に該当すると思われるのでやめておいたほうが良いかと。
「利用規約と条件に同意する」にチェックを入れます。再梱包や写真の追加など、他に何もすることがなければこのまま「保存しメールアウトをする」をクリック。

お届け先住所が正しいことを確認し、住所の部分をクリックします。

ここでパッケージの詳細と、発送業者一覧を確認することができます。配送スピードや値段などを考慮してどれかを選択しましょう。
ちなみに私は FedEx:International Priority にしました。

業者を選択すると「追加サービス」という項目が出現します。
- Add extra bubble wrap:追加の緩衝材
- Remove invoices for gift item:ギフト用商品として請求書を取りのぞく
- Add extra tape / security tape:テープを追加する
- Apply fragile sticker on package:壊れ物ステッカーを貼り付ける
必要であればサービスにチェックを入れましょう。
オーダーの概要を確認し、値段がOKであれば「オーダーを確定」をクリックします。

パッケージが「メールアウト処理中」に追加されました。これで発送を待つことになります。
デポジットにお金が入っていれば勝手に発送されるはずだと勝手に思ったので、残高を「デポジット残高→+デポジットの追加」から追加しておきました。
まとめ:Planet Expressは自社配送サービスが安い
海外から日本へ荷物を転送するサービス「Planet Express」のメリットや使い方について解説しました。
業界最安と言われているだけあり、他の転送サービスと比べても多少安く発送できました。
- OPAS:1-4営業日で届くUPSで37ドル
- Planet Express:3-5営業日で届くFedExで32ドル
どちらも同じような重量・サイズのゲーミングマウスを購入しました。速い業者を使うとそこまで大きくは変わらないですね。
Planet Expressは自社の配送サービスが桁違いに安いので、ある程度時間がかかっても良い方は「Planet Mail Express」で発送すればかなり送料を節約できます。
速く欲しいもの、関税がかかりそうなものはOPASで。少し時間がかかっても安い送料を求めるならPlanet Expressということになります。
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