
Ninjutso Sora V3 レビュー

Ninjutsoから発売されているSora V3についてレビューしました。
もうSoraもV3か。
ナンバリングの他にも色々出ていたはずなので、シリーズ的にはさらに多いとは思いますが、Sora V3もとても良いです。
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外観とデザイン

Sora V3はいつもどおりのデザインですね。特に大きな変更はありません。

正直漢字系はダサいと思いますが、日本人が英語書いてあるのかっこいいと思うのと一緒で外人からしたらカッケエ!って感じなのかな。まぁこんな話数十年前から繰り返されているわけだし、この一文字がゲームプレイに影響するわけでもないのでね。
コーティングの手触りとしてはさらっとしていて、乾いた手で握ってみるとグリップ力はやや弱めに感じました。V2よりも良くなっているとの謳い文句ですが、そうかな?という印象。
評価できるポイントとして、白モデルはどうしても汚れが気になるところですが、実際使ってみると意外と目立ちにくいんです。実は結構嬉しい。
今回の白は、V2に比べるとややブルーがかった白となっています。どちらが白っぽいかと言われると、V2の方が普通の白ですね。

ビルドクオリティに関してはかなり高め。押し込んでも軋みはほぼ感じませんしスカスカ感もないです。V2の時点でもそこまで悪くなかったですが、よりサイドの剛性が高まって、密度が上がった印象があります。

ボトムまでソリッドな形状ですが、重さは大体41g程度。ソールは未装着状態で届く仕様になっています。後方部分はV2よりもガイドが広めになっており、自由度が高くなりました。
穴なしでこの重量は普通に軽い部類。持ち上げや切り返しも楽で、競技用途でも十分通用します。バランスも良く、前後どちらかに偏る感じはありません。

というか気づかれたかと思いますが、エグいくらいNINJUTSOのロゴが刻まれています。Razerっぽいんだよな発想が。

ドングルは前回紹介したTEN Airと同じデカいカプセル状のピカピカに光るパーティー仕様。高ポーリングレートにも対応しており、競技用途でも問題ないスペック。
夜に光らせておくとなかなかご機嫌なやつです。
シェイプ

左右対称の掴み持ち寄り形状。
フロントは低めで、後方に向かって高さが出るいわゆるケツ高寄り。ただし極端な盛り上がりではなく、自然に手のひらに当たるバランスです。

V2とほぼ同じシェイプかと思いきや、グリップ幅がわずかに細くなっているのがポイント。この変更が思った以上に効いていて、指先でコントロールしやすくなっています。
サイドは軽くくびれていて、薬指と小指の収まりが良く、全体的にキュッと締まる持ち方がしやすい設計です。また、逆ハの字はすこーし緩くなっています。左はよく分かりませんが右サイドでは薬指と小指が感じるでしょう。
ケツの膨らみ方もV3の方が少し浅くなっている気がして、より手のひらに強いフィット感があったV2からマイルドになっています。細かな違いは感じますね。
大きさとしてはミドルサイズ寄りで、手のサイズをそこまで選ばない万能型。ただしフロントが低いので、完全なかぶせ持ちよりはつかみ持ち〜つまみ持ちの方が相性は良さそうです。
センサー・内部仕様

現行のハイエンド帯らしく必要な性能はしっかり網羅されています。
AIMNINJA2 PROは最大DPI45,000となっています。
初期ファームウェアでは遅延や挙動が不安定といった指摘もありましたが、今後発売するロットではファームウェアアップデートにより解消されているはずです。

今回はSym Visionという技術が採用されていて、バッテリー寿命が向上しています。
マウスを持ち上げると消費電力が約90%低減され、8KHzといった高いポーリングレートでマウスをぶん回しても約52%ほど低減されると。
なので地味にあるマウス持ち上げの瞬間にバッテリーを温存していくというチリツモ作戦ですが、使ってみると結構真面目にバッテリー消費スピード遅いと思いました。
マウスって8Kで使っていると頻繁にチャージしなきゃいけなくなってめんどいので、私は普段2Kとか4Kにしてるんですが、このマウスはレビュー目的で8Kで使ったところ、かなり充電する回数は少なかったです。
ボタン各種
今回一番印象が変わったのはここ。
メインボタン

V2で気になっていたクリック周りですが、V3ではかなり改善されています。Ten Airで導入されたHyperClickテクノロジーが採用されています。
今回ちょっと分解してないので推測ですが、ボタンから下方向へ加圧するボタンテンション構造も引き続き採用されているんじゃないかなと。これ結構良くて、プリトラベルがほぼゼロになります。
まぁ単純に上からリーフのような金属で下向きにプレッシャーをかけてボタンのピラー(クリックするプラスチックの柱)とスイッチをくっつけてるってだけなんですが、これが効くんだよなぁ。
クリックは軽すぎず重すぎず、しっかりとした反発がありつつ歯切れも良い。横ブレも少なく、かなり完成度が高いです。
最近Superlight Pro X2 SSもよく使っているのですが、クリック感が恋しくなるとこちらに戻ってきています。
サイドボタン

適度なふくらみとプリトラベルで軽い押し心地ながら歯切れ良さも共存させるサイドボタン。
V2はコーティングの仕様だったのか、指をポジションにおくとキュキュッという嫌な音がしましたが、V3ではありません。
V2に比べて押し込んだときのブレや振動も抑えられている印象で、アップグレードされています。
ホイール

V2よりもしっかりノッチ感を感じるようになったV3のホイールです。
軽い回し心地ですが分離感があります。クリックはペコペコとうるさい音をたてるのでそこだけちょっと微妙でしたが、硬くて硬直するようなレベルではありません。
ソフトウェア
Ninjaforce.coというウェブドライバで諸々設定可能です。

昔からそうなんですが、このサイト、若干重いんですよね。そこだけもっと最適化してもらいたいものです。
基本的な設定は全て網羅されていますのでここにアクセスすれば問題ありません。
総評

Sora V3は、V2の不満点をしっかり潰してきた正当進化モデルです。
特にクリック周りの改善は大きく、これだけでも乗り換える価値はあると感じました。シェイプの微調整も地味ながら効いていて、全体の完成度が一段引き上がっています。
一方で、劇的に何かが変わったというよりは、細かい部分の積み重ねで完成度を高めてきたタイプ。だからこそ「触ると良く感じる」という印象になっています。
軽量左右対称マウスの中ではかなりバランスが良く、クセも少ないので、幅広い層におすすめできる一台です。
提供: NINJUTSO












