MENU
ゲームギーク
デバイスレビュアー
ゲーミングデバイスレビューをする「GameGeek」の管理人。トータルで180個くらいはレビューしてきました。レビューなどの依頼はお問い合わせかツイッターまで

Ninjutso Sora 4K レビュー。クリックを受け入れられれば…

Ninjutsoから新たに発売されたSora 4Kをレビューしていきます。

本製品はレビュー用サンプルをご提供いただきました

タップできるもくじ

動画で見てみる

チャンネル登録 よろしくお願いします。

概要

Ninjutsoから発売されている左右対称形ワイヤレスマウスであるSoraはその軽さと性能から多くのファンを獲得したマウスですが、Ninjutso Sora 4Kはその名の通り4K版となります。

サイズやシェイプなどは変わらずそのまま、4Kポーリングレートやスイッチの種類などにアップグレードが入った最新版です。

スペック

マウスSora 4K
カラー黒・白・ピンク
接続2.4GHz 無線
シェイプ左右対称
センサーPixArt PAW 3395
DPI26,000
ポーリングレート~4,000Hz
寸法124.2 x 66.8 x 38.2 mm
重さ59g
ボタン数5
メインスイッチOmronオプティカル
サイドスイッチHuano Black Shell White Point
ホイールスイッチ
エンコーダーTTC Silver
ライティング
バッテリー90時間
ソフトウェア

同梱物

  • マウス本体
  • 4KUSBレシーバー
  • USB-Cケーブル
  • 予備大型マウスソール
  • クイックガイド

予備大型マウスソールは使ってしまったので写真には載せていません。

マウスの購入先

日本の代理店であるふもっふのおみせから購入できます。

性能

基本的にはSora無印版のアップデートバージョン…ということで、変更のない点に関してはドンドン割愛していきます。

通常のSoraレビューはこちらですので、シェイプなどについて詳しく知りたい方は参考にしてください。

デザイン

カラーは黒・白・ピンクの3色展開で、私が持っているのはピンク色。淡いピンクをベースにホイールのサイドや底面などは白色になっていて、ポップで華やかな印象のあるカラーリング。

底にはUSBレシーバードングルを収納しておくソケットがあり、蓋を取り外すことで中にドングルをすっぽり収納しておけます。しかし、本マウスには小型のドングルが付属しません。つまり今までのSora 4Kだからといってデザインが新調されているわけではなく、今までの金型をそのまま使っていることが分かります。

サイズ、重さ、シェイプに関しては私が見てみた限り無印版と大きくは異なりません。なのでSoraが好きな人には嬉しい話ですね。

グリップ力のあるコーティング

4K Soraにはプレミアムコーティングが追加されていて、無印のときのようにスルスル滑るようなことはなくなってグリップ力は改善されました。ZOWIEやVAXEE、最近だとPulsarのものらと比べると少し滑りがちではあります。

さらにちょっと脂はテカります。定期的に拭けばいいのと、ピンクはパッと見そんなに気にならないんですけど、黒はもしかすると少し気になるかもしれません。

こだわりがなければ明るめの色にすると汚れ系は目立ちにくいのでオススメです。

4Kレシーバーの見た目

専用の4Kドングルが付属してきます。これは従来のUSBレシーバーとは全く違う形をしており、サイズはまあまあ大きめです。イメージ的には延長アダプターを一回り大きくしたくらい。

中が透けて見えるシースルータイプで、DPIの色に連動してLEDが点灯します。

レシーバーはケーブルをのばして机の上、マウスのすぐ近くに置くのが理想的です。なぜならあまりに距離が離れすぎると電波状況が悪化するためです。

重さは微増

重さは実測で50gちょうどでした。このサイズのマウスとしてはかなりの軽量級です。

通常版のSoraは47.9gだったので、2gほどの差となります。恐らくバッテリーサイズの違いが影響しているものと思われます。

4Kでセンサー遅延を確認

ソフトウェアで確認するとポーリングレートに2Kと4Kがあります。

ポーリングレートで4,000Hzを選択し、有線のRazer DeathAdder V3の4,000Hzと計測したところ、遅延差は約1.5ms程度でした。

無線モード遅延
2.4GHz1.5ms
MotionSyncオフ

ゲームプレイに問題ない遅延スピードでした。Motion syncはオフにしないと遅延が入るため注意が必要です。

初搭載されたオプティカルスイッチ

スイッチがHuano Black Shell Pink Dotからオムロンのオプティカルスイッチへと変更されています。光学式なので金属接点がありません。そのためデバウンスタイムという遅延時間の設定が必要なく、クリックした時により高速に反応します。

このクリック…ストローク浅めでソリッドな押し心地なんですが…音だけかなり不思議です。

何かが擦れてるのか、キュピキュピ変な音がしました。かなりハイピッチな音で、すごい不思議なクリック音。日々使っていくうちに徐々に収まっていったような気もしていますが、やっぱり今でもちょっと気になる。

動画でも撮影してみたので、伝わるかどうか微妙なところですが気になったら聞いてみてほしいです。

公式の中の人に直接「この音って正常です?」と動画を送って聞いてみましたが、オムロンのオプティカルスイッチは跳ね返りがかなり強いためハイピッチな音は普通だとのこと。

ただそれに加えて擦れるような音がしてるんで、それが受け入れられるかどうかでこのマウスの評価は大きく分かれるかと思います。正直言って、個人的には無理でした。

クリック応答速度の検証

OSLTTという計測装置を用いて30回クリックした応答速度の計測結果です。

4K Soraでデバウンスタイムを0msに設定したところ、1.12msでとても高速でした。Razerに近いトップクラスと言えます。

無印のSoraが4.86msですが、これは1,000Hzでの計測ということもありますので、4K Soraを1,000Hzモードで計測し直しました。すると1.793秒だったので、結果としては3ms程度の差でかなりの速度アップでした。

ポーリングレートよりもオプティカルスイッチの方がクリック応答速度に影響を及ぼします。

ソフトウェアにはなぜかデバウンスタイム(Key Response Time)の設定があります。

LAMZUでも同じ現象だったので、おそらくソフトウェアが中華のOEM使い回し。それが普通のマイクロスイッチ用の設定になってるみたいですね。その辺は改修しておいてほしいところ。

設定4K SoraSora
0ms1.793ms4.86ms
1,000Hzでの比較

謳い文句としては3倍速くなった…ですがガチでしたね

バッテリー寿命がのびた

MCUはNordic nrf52840、さらに搭載しているバッテリーの容量は250mAhから300mAhへと変更になりました。バッテリー寿命は70時間から90時間へと20時間も増えています。

90時間は強い…けどこれは1Kポーリングレートの時の話。4Kのフルスペックで使った場合、もっと短くなるので頻繁に充電する必要が出てくるでしょう。

不思議なんですが少しななめにバッテリーが貼り付けられています。最初はなにかの間違いかと思ったけどボトムシェルの構造上これが正しいっぽい。左右のバランスを絶妙にとってるとか?

内部構造チェック

分解してみました。分解すると保証が無効になるので自己責任です。

センサーはPAW3395。

MCUはNordic nrf52840。

オムロンオプティカルスイッチ。

サイドスイッチは旧来のものと一緒です。HUANO Black Shell White Point。

トップシェルの構造。

価格はやや高めに

価格は無印が12990円のところ、4Kは17,980円とおよそ5,000円ほどの値上がり。

4Kドングル同梱されてるしパーツも変わってるのでこの値上げは当然かなと思いつつ、低予算マウスではなくなってきた印象がちょっとあります。まぁ他のブランドのマウスも軒並み値段上がってるんですけどね。

レビューまとめ

Ninjutso Sora 4K
総合評価
( 3 )
メリット
  • 4Kポーリングレートに対応したSORA
  • オプティカルスイッチの反応は超高速
  • 最初からカラーは3種類用意
  • シースルーのUSBドングル
  • ほどほどのグリップ力
  • バッテリー寿命は長くなった
  • Nordic nrf52840
デメリット
  • 不思議なクリック音
  • ソールは微妙
  • 価格は値上がり

Ninjutso Sora 4Kは前作のSoraよりも様々な部分でアップグレードされています。バッテリーが250mAh→300mAhになっているのに加えてnrf52840のおかげもあり、バッテリー寿命が20時間ほど伸びているのは良いですね。4Kを使わない場合でもアップグレードの恩恵を享受できます。

4Kドングルは同梱されていないマウスも多いですが、本製品には付属します。4KUSBドングルはコスト的にネックだとは思いますが、値上がりしたとしてもそこはしっかり同梱してくるのは良いと思います。

オムロンオプティカルスイッチの応答速度は業界トップクラスを誇りつつも、個人的にはクリックした時のハイピッチかつ擦れるようなキュピキュピ音が受け入れられなくて使うのやめてしまいました。海外レビュアーの評価は結構高いため個体差の可能性が高いのですが、この1点だけで私としてはちょっとキツイ感じになっちゃいました。

コーティングは確実にパワーアップしてグリップ力は増しましたが、他ブランドの強力なコーティングと比べると少し滑るかなという感じ。

特に4Kポーリングレートが必要なくてグリップテープを使うのに抵抗がないなら、無印版から無理してアップグレードしないでも良いですというのが私の見解です。ですが、クリック的に問題なさそうであればちゃんとアップグレードされているのでSORAを愛用しているなら買い替えるのも良いかも。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
タップできるもくじ