HyperX Cloud Earbuds レビュー。人気のゲーミングイヤホンにイエローの新色登場
HyperXから発売されているゲーミングイヤホン「HyperX Cloud Earbuds」に新色イエローが追加されました。
このイヤホン自体は2018年に販売開始されていますが、当サイトとして本商品に触れるのは初めてなので、しっかりレビューしていきます。
動画で見てみる
チャンネル登録 よろしくお願いします。
概要とスペック
「HyperX Cloud Earbuds」は2018年に発売されたゲーミングイヤホンです。
元々はHyperXらしいブランドカラーの赤色のみでしたが、イエローが新たにカラーバリエーションとして登場。
性能は変わらないため、もうすでに持っている人はわざわざ買い換える必要ないと思います。
- 使い古してきたからそろそろ更新したい
- これから買ってみよう
そんな方にとって、カラーが増えるのは嬉しいことです。
カラー | イエロー / レッド |
接続 | 有線 |
オーディオ | ステレオ |
タイプ | インナーイヤー |
重さ | 19g |
ドライバー | ダイナミック |
ドライバーサイズ | 14mm |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
インピーダンス | 65Ω |
感度 | 116dB |
マイク | インライン |
マイク周波数特性 | 100Hz – 6.3kHz |
マイク感度 | -42dB |
指向性 | 無指向性 |
ライティング | なし |
接続端子 | シングル4極 |
互換性 | PC / Mac / PS5 / Switch / mobile |
同梱物
外箱。封を開ける場所がよく分からなくて、結局ハサミを使ってあけました・・。
そのままプラスチックむしりとれば良さそう。
- イヤホン
- サイズ違いのイヤーピース2組
- トラベルケース
トラベルケース気に入りました。
こういうイヤホンに付属するケースって巾着袋みたいなものが多いのですが、これはハードケース。
ハードだと適当にかばんに放り込んでもイヤホン痛める心配ないし、手だけ突っ込んでガサゴソ探したときも見つけやすいという利点があります。
イヤーピースはS・M・Lのトータル3組。ミディアムサイズはイヤホンにくっついてきます。
よく見ると内側の黄色い部分にサイズが刻印されています。
デザイン
ハウジングからケーブルまで全部黄色。イヤーピースやインラインコントローラー部分はグレーになっています。
ハウジング部分はプラスチック。
高級感はありませんが、プラスチックだと軽いのが強みですね。
外側にはHyperXのブランドロゴが描かれています。
価格は記事執筆時点で5,000円をきる安さ。
ケーブル
ラバータイプの平べったいフラットケーブル。きしめんです。
フラットだと、巻いても絡みにくいのが特徴です。また、絡んだとしてもほぐしやすいです。
ラウンドケーブルの方がスリムで主張しないので、フラットの見た目や取り回しが気にいるかどうかですね。
私としては絡まないってかなりストレスフリーなので嬉しい要素です。
全長は1.2m。イヤホンの長さとしては丁度よいかもしれません。
ですが、PCで使おうとするとフロント側のジャックを使ってギリギリ届くかくらい。
私はちょっと短いと感じていて、せめて1.5mにするか、もしくは延長ケーブルあったら嬉しかった。
端子は3.5mmの4極。90度曲がったL字型端子です。
音もマイクもこれ1本でOKですが、使用状況によっては音とマイクに信号を分離するスプリッターが必要になる可能性も。
L字の良さって、やっぱりさした時にケーブルが飛び出ないことですよね。
引っかかる心配が減ったり、根本部分にテンションがかかるのを未然に防いでくれます。
イヤーピース
イヤーピースは簡単に取り外せて、サイズの違うものに付け替えられます。
イヤホン側に突起物があって、イヤーピースの穴と噛み合うようにデザインされています。
そのおかげで、ちょっとの力じゃ回転しなくなっています。強く回せば回転しちゃいますけどね。
市販品のイヤーピースを買って取り付けることができなさそうなのがネック。
マイク
左耳側のケーブル途中についているインラインマイク。黒い丸がマイクですね。
音質はこもりがちでかなり微妙です。
さらに無指向性なのでノイズを拾いやすいこと、口元から離れるため拾ってくれる音量が小さいことも懸念点。
コミュニケーションはとれますので、おまけレベルで考えておきましょう。
インラインコントローラー
マイクをひっくり返すとボタンがあります。
押すと音楽などのプレイ・ストップが可能です。2回押すとトラックスキップ。
正直ここマイクミュートボタンが良かったです。ミュートないのは痛手かも。
互換性
3.5mmが接続できる端末ならどれでも使えます。私が試したのは以下の通りですが、全て問題なく使えました。
互換性チェック | |
PC | ◯ |
Mac | ◯ |
PS5 | ◯ |
Switch | ◯ |
iPhone | ◯ |
iPhoneは3.5mm→ライトニング変換を使用してチェックしました。
装着感と性能
最初は耳栓みたいになるカナル型かな?って思っていたら、インナーイヤー型でしたね。
耳に栓をするような密閉感のあるタイプじゃなくて、外の音が割と聞こえてくる開放型タイプです。
インナーイヤーだと、古いAirpodsとか、iPhone付属のイヤホンとかが代表的。
密閉して音に集中できるカナル型が今は主流なので、やや珍しいタイプとも言えます。
遮音性が低い
インナーイヤー型は耳に栓をしないため、遮音性が低いのが特徴です。
うるさい環境で使うと、どうしても聞こえづらくなって、細かい音を聞き逃しやすくなります。
音は犠牲になりますが、周囲の状況を把握しやすいというメリットはあります。
車が通るのを音で感じたりとか、友人に名前呼ばれて気づけたり・・とかね。
耳への圧迫は少なめ
カナルと違って耳に圧をそこまで加えないため、圧迫感が少ないというメリットがあります。
単純に耳が疲れにくくなります。長時間ゲームするならメリットですね。
イヤーピースのフィット感
色々調べていたら、どうも人によってはイヤーピースが耳に合わない場合があるようです。
こればっかりは耳の形とか大きさの影響なのでなんとも言えないですね・・。
私はミディアムでジャストフィットでした
引っ張ってもポロッとは落ちません。
理想はお店で試着できたらいいんですけどね。
音質について
ドライバーは14mmタイプ。
音質は値段相応の良さがあり、重低音が結構聞こえる感じです。爆発音とか迫力ありますね。
高音あたりは少しこもり気味に聞こえました。
iPhone付属イヤホンなんかと比べたらかなりのアップグレードになると思います。
定位について
足音をVALORANTで聞いてチェックしてみました。
そこそこ聞き取りやすいです。どこに相手がいるのかちゃんと分かります。
でもヘッドホンみたいな音の広がりはないので、そこは勝てませんね。
Cloud Earbudsの良さと注意点
- 良いところ
-
- 音質は値段相応に良い
- 重低音がよく聞こえる
- 足音はそれなりに聞こえる
- 絡みにくいフラットケーブル
- サイズ違いのイヤーピース付属
- 耳への圧迫が少ないインナーイヤー
- マイク付き
- 3.5mmなので互換性おおめ
- 値段が安い
- 注意点
-
- 高音はこもりがち
- ケーブルがやや短い
- 遮音性が低い
- マイクの音質はかなり微妙
- マイクミュート機能なし
こんな方におすすめ
- 低価格なゲーミングイヤホンを探している
- 圧迫感の少ないインナーイヤーが良い
- 遮音性が低くても問題ない
レビューまとめ
以上「HyperX Cloud Earbuds」イエローのレビューでした。
インナーイヤーなので遮音性が低いという弱点がありますね。
個人的には耳への圧迫も少ないし、ほどよく外の音が聞こえていた方が好きなのですが、ゲームに没頭したい!という方には物足りないかもしれません。
価格が安い割には音質は十分良いです。マイクはうーんって感じですけど、入門用のゲーミングイヤホンとしてはおすすめです。