GTX980tiでデュアルディスプレイ設定にした際に発生する熱暴走
GTX980tiでデュアルディスプレイを144hz+60hzで利用した際にクロック数が跳ね上がりアイドルでも高温度を維持してしまう状態が発生しました。
なぜかアイドル状態で60℃?
私のPCはGTX980tiを積んでいるのですが、デュアルディスプレイに憧れていて思い切ってメインモニター用にBenq XL2730Zを購入し、それまで使っていたBenq XL2411Zはサブモニターとして使用することにしました。最初はメインモニタを144hz、サブモニタを60hzで動かしていたのですが、グラボの温度を何気なくチェックするとなんとアイドル状態で60℃前後・・それより下がる気配はありませんでした。
元々24のシングルモニター時はアイドルで40℃前後でしたので、これは何かがおかしいと思いとにかく検索すること数十分。まさか2560×1440ってそんなに重いのか?デュアルディスプレイ自体が問題なのか?試行錯誤しながらついに海外のフォーラムでそれらしい問題を見つけました。また、当時は気づきませんでしたが価格.comのフォーラムでもありましたね。
NVIDIA公式フォーラムの質問によると・・
デュアルディスプレイのリフレッシュレートを特定の組み合わせにすると熱暴走が起こる不具合は仕様らしくて対処療法しかないそうでした。ほんとかよ仕様って・・
抜本的な解決策がないため、結果としてはメインモニターとサブの両方を120hzの環境にしたら熱暴走は収まったのでとりあえずこれでよしとしました。あんまりPCに詳しくないと何でグラボが高温度になっちゃってるのか分からないから焦りますね・・他にはshadow playを起動していたがばっかりにアイドルが10℃上がっちゃってた事もありました。しかし144hzのモニタを持っているのに120hzにしなければならないのは非常に歯がゆいですね。
他にもアイドル温度が上がってしまった組み合わせ
- 144hz + 144hz:アイドル上昇
- 144hz + 120hz:アイドル上昇
- 144hz + 60hz:アイドル上昇
- 120hz + 120hz:温度安定
- 120hz + 60hz:温度安定
あとがき
無敵の(個人的に)GTX980tiを積んでるから何も心配なしと思っていたのが間違いでした。グラボのスペックを最高に活かせないのは甚だ残念ではありますが、144hz出す代わりにグラフィック設定を高めに設定して綺麗な画質で120hzを楽しみましょう・・