2018年のゲームオブザイヤー(GOTY)受賞ゲームをまとめて紹介
カリフォルニアで行われた2018年のゲーム大賞を決める The Game Awards 2018 。いくつにも分かれたジャンルで様々なゲームが賞を受賞しました。
あなたは全部プレイしていますか?受賞作品をまとめたので、未プレイのゲームがある人は手に取ってみましょう!
複数受賞のタイトルはひとまとめにしてあります。
ゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY) 2018
クリエイティブ・技術の両フィールドで最も素晴らしいゲーム体験をもたらしたゲームに送られる賞。2018年最強になったゲーム(このアワードにおいては)。
ゴッド・オブ・ウォーが受賞。GOTYのほか、ディレクション部門とアクションアドベンチャー部門とトータル3部門で受賞。
北欧神話の世界が舞台。オリュンポスの神々とガチ復讐バトルに明け暮れていた伝説のスパルタ兵クレイトスは、パパとして新たな人生のために息子と過ごしています。ある日変な輩が家を訪ねてきて・・大人気アクションアドベンチャーゲームのゴッド・オブ・ウォーがGOTYを獲得!
元々は超バイオレンスなクレイトスが神々をボッコボコにする爽快感と派手なバトル演出が好評でしたが、今作はパパとして悩めるクレイトスという今までとは別の側面を垣間見ることができます。
正直、今年はレッド・デッド・リデンプション2が受賞すると思っていたのですが、こっちもめちゃくちゃ面白かった。
GOTYジャンルごとの受賞作品
ナレーティブ・音楽・音響デザイン
レッド・デッド・リデンプション2が3部門で受賞。個人的GOTY。
- ナレーティブ:抜きん出たストーリー
- 音楽:オリジナルの音楽やサントラ
- 音響デザイン:音声やサウンドデザイン
1800年代最後のカウボーイになりきれるオープンワールドTPS。ものすごくグラフィックが綺麗で、スクリーンショットを本物の実景だと勘違いする人が多数勃発。
キャラクター同士の会話などがガチに作り込まれており、最後の方になってくるとギャングの仲間が全員大事に思えてくる。モブキャラに魂を吹き込む天才。
ゲームの進展にマッチした音楽が随所で差し込まれ、ゲームへの没入感を高めてくれます。RDRオンラインはどうかな〜多分プレイしないな・・シングルだけでもやり込み要素がたくさんあるので結構なプレイ時間になります。このゲームはホントにおすすめ。
マルチプレイヤー・オンゴーイング
フォートナイトが2部門で受賞。フォートナイトは基本無料なのでオンラインストアなどでダウンロードします。
- マルチプレイヤー:オンラインマルチのゲームプレイやデザインが素晴らしい
- オンゴーイング:ユーザー体験を向上し続ける開発陣
木や石を集めて建物を建築しながら、他のプレイヤーを全員倒して最後まで生き残ることを目指すオンラインバトルロワイヤルTPS。ソロだけでなく4人でチームを組むスクワッドモードもあり、フレンドとプレイするのも非常に楽しいゲームです。
基本無料なので気軽にプレイできます。バトルパスというシーズンパスを購入してプレイすれば、ゲーム内で装備できる洋服やパラシュートスキンといったアクセサリが手に入る上、次のバトルパス購入にも使えるゲーム内通貨も手に入ります。財布に優しい設計です。
バトロワとしてはPUBGが最初抜きん出ていましたが、プラットフォームの展開の遅さやゲーム最適化の対応に追われてフォートナイトにプレイヤーをとられた感じでしょうね。
インディーゲーム・インパクト
セレステがインディーゲームとインパクトの2部門で受賞。現在はスチームかスイッチのダウンロード版しかありませんが、2019年1月1日にスイッチとPS4のパッケージ版がリリースされる予定。
- インディーゲーム:販売会社(パブリッシャー)を通さず独自に開発・販売されたゲーム
- インパクト:メッセージ性が強く、考えさせられるゲーム
2Dドットの横スクロールアクション死にゲー。ジャンプ・ダッシュ・壁登りだけのシンプルなコマンドで山を登っていきます。ステージの作りが絶妙で、シンプルなゲーム性なのにめちゃくちゃ面白い。ただのレトロっぽいゲームじゃないんですコレ。
死にゲーではありますが、リスタートのスピードも速く、死ぬたびに成長する自分に気付くことができます。シビアな難易度ですが、難しすぎるということもなく素晴らしいバランス。
主人公マデレンは内なる悪魔を克服するために険しい山を何度死んでも登り続けます。登場するキャラクター達も内面に問題を抱えた人たちが多く、このゲームは鬱や不安を抱えた人たちへのメッセージが詰まっています。音楽も素晴らしく、後半の盛り上がりはかなりテンションが上がります。
格ゲー
ドラゴンボール ファイターズが受賞。スイッチ版もあります。
3D制作したキャラクターを2D表現する2.5Dのドラゴンボール格ゲー。アニメ調で動きは滑らかなのでバトルに没頭できます。
本作は3on3で、戦闘中にメンバーを交代したり合わせ技を放ったりと、漫画ではあり得なかったタッグが組めるのが面白いですね。
操作もボタン連打で必殺技が出せるので、あんまり格ゲーが得意じゃないって人も純粋に楽しめると思います。かといって格ゲー好きな人には物足りないかというと絶妙なバランスです。
オンラインでもバトルでき、ランクマッチもあるので自分がどこまで高みに上り詰められるか挑戦するのも良いでしょう。
スポーツとレース
フォルツァ ホライゾン 4が受賞。パソコンとXbox Oneで発売中。
イギリスが舞台のオープンワールド型レースゲーム。登場する車種はなんと450台以上。リアルの日付による季節変化も取り入れられたのが特徴。
レースゲームはやらないので本作も未プレイですが、オープンワールドってのが凄いですね。街中をスーパーカーで爆走できるのは気持ち良さそう。現実的には手が届きませんから・・!
オンラインマルチもあり、かなりできることが多そう。車好きにはたまらないゲームでしょうが、あまりレースゲームとかプレイしない人でもちょっと興味がわく内容ですね。
RPG
モンスターハンター:ワールドが受賞。
巨大なモンスターを狩猟し、素材を集めて装備を強化してさらに強いモンスターへと挑んでいくハンティングアクションゲーム。
前作までとは比較にならないほど進歩したグラフィックや演出で多くのハンターを魅了しました。私もその1人。マップが全て繋がったのでエリアチェンジがなくなりました。狩りへの没入感が増したので素晴らしいと思います。
ただ買ってから2ヶ月くらいでプレイしなくなっていったので、やり込み的にはまだまだアップデートが必要かなと思いました。ここしばらくプレイしてないけど結構モンスター増えたのかな?
ファミリーゲーム
オーバークック2が受賞。PS4ではダウンロード専用。
- プラットフォームやジャンルに関わらず家族で楽しめる
レシピ通りに料理を作るはちゃめちゃクッキングゲーム。4人まで協力プレイ可能で、みんなでドタバタしながら料理を作るのが最高に楽しい。
ステージによっては動くギミックや、フライパンから火が出たりとアクシデントも多発。上手く料理をこなして高評価を勝ち取るためにみんなで力をあわせます。それが笑えるし楽しい。
ファミリーゲームの賞どおり、友達や家族とゲラゲラ笑いながらプレイできるゲーム。
eスポーツ
オーバーウォッチが受賞。2016年のGOTY。
- 素晴らしいeスポーツ体験(トーナメント、コミュニティサポートやコンテンツアップデートなど)をもたらした
世界はヒーローを求めている。というキャッチフレーズのオンラインFPS。未来が舞台で、個性あふれるアビリティを持つキャラクター達を選んで6vs6で戦います。ディアブロやウォークラフトで有名なブリザードの初FPSタイトルです。
日本でもeスポーツが盛り上がり始めた年でもありました。LoLやCSGOといった強者を抑えてオーバーウォッチが勝ちました。視聴者数的には負けているのですが、ファン層がかなり厚いですね。私も発売当初めちゃくちゃハマりました。
アクション
Dead Cellsが受賞。PS4ではPSNでダウンロード。
2D横スクロールアクション。スピーディでヌルヌル動くのでやみつきになる。死んでポイントためて強化してってゲームで、1ステージあたりが短いので後1ステージ・・と繰り返しているといつのまにか夜が明けている恐ろしいゲーム。
死ぬたびに変わる迷宮を突き進み、多種多様な武器・能力をアンロックして奥を目指します。死亡すると武器や能力は全消しですが、ゲーム中で手に入るセルという青い玉を使って少しずつ永久アンロックを増やしていけます。こういうアンロック要素ってほんと止まらなくなりますよね。
自分の上達が目に見えて分かるゲームでもあるので楽しめると思います。
ストラテジー
Into the Breachが受賞。今のところ日本語版なし。パソコン(Steam)で購入可能。海外ではSwitch版も出ているようですが、日本ではまだみたい。
未来からきた強力なロボットを操作してエイリアンと戦うSFのターン制ストラテジーゲーム。ちょっと可愛らしいドット系の絵。マップはランダム生成され、その中でミッションをこなしていきます。巷では「詰将棋」と言われています。
好きな人と嫌いな人で結構別れそうだな~というゲーム。
アートディレクション
Return of the Obra Dinn(オブラ・ディン号の帰還)が受賞。パソコン版のみ。
- アートデザインとアニメーションが素晴らしいゲームに贈られる賞。
1800年初頭の保安調査官となり、航海中に消息を絶った「オブラ・ディン号」を調査する、一人称の謎解きミステリーアドベンチャー。死者の死んだ瞬間を垣間見れる不思議な懐中時計を使って謎解きに挑みます。インディーゲームです。
推理小説なんかが好きな人はぜひプレイしておきたい作品ですね。
ゲーム全体がモノトーンになっており、見た目はちょっと古い感じですがきっちり3Dで滑らかに動きます。
VR
Astro Bot Rescue Missionが受賞。
- 素晴らしいVRゲームに贈られる賞。
360度全方向で楽しめるVRアクションゲームです。迷子になった仲間を助けるため、様々なステージに向かいます。ジャンプやパンチといったアクションで敵を倒しながらコインやアイテムを集め、仲間のBOTを探し出しましょう。
VR持ってない!買うとすると結構な出費になってしまうので悩ましいですね・・
独立系デビュー
The Messengerが受賞。スイッチのダウンロード版があります。パソコン版
(Steam)でも販売中。
- 2018年に初めてゲームを発売した独立系スタジオ
かなりレトロな感じの2D横スクロール忍者アクション。1人の忍者が一族の存亡をかけた巻物を持って邪悪な世界を駆け抜けます。8bitと16bitで過去と未来を表現しているのが特徴的。
難易度はそこそこ難しいけど難しすぎるってワケではないようです。脚本もよく、この値段なら全然アリでしょって感じみたい。私は未プレイなのでそのうちやってみます。
モバイル
Florenceが受賞。
若い女性の初恋をテーマにしたインタラクティブなストーリーブック。かなり感情移入のできるアドベンチャーに仕上がっているようです。お値段もモバイルならではの数百円と安いので手に取ってみるのも良いかも。
私はこちらも未プレイなので、そのうち。
まとめ:GOTY2018のゲームはどれも面白い!
The Game Awards 2018で受賞したゲーム作品をまとめました。こう見てみると私もプレイしたことがないゲームがちらほら。年末ですし、全部ポチッてプレイしてみようと思います。複数部門受賞してる作品は神ゲーに間違いないのでまずはそこから始めてみるのも良いかも。