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グループバイでGMK Metropolisキーキャップ買ったけど2年弱待ったからもうこりごりな件

グループバイでGMKキーキャップ買ったけど2年弱待ったからもうこりごりな件

やっと届きました、GMKキーキャップ

もう待ちに待ちました、と言いたいところですがもはや忘れてましたね存在を。

これいつ頼んだんだっけ?と思ってメールボックス掘り起こしたらグループバイでオーダーした日が2021年の4月でした。

それは1年と9ヶ月前の話にございました…。

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キーキャップのグループバイ

GMKキーキャップはグループバイで買った物ですが、グループバイっていうのはこんないい感じのデザイン用意したんで、先に資金を集めてさせてください!お願いします!っていういわゆる共同購入というやつです。

なんとなくこんな印象

GMK自体はドイツのブランドをさしますが、各国のデザイナーやクリエイターが自分なりのデザインをし、小売ベンダーを通してグループバイを募ります。

超大量生産とはいかないので値段は高くなりがち、時間もかかります。

本来グループバイって買う人が多くなればなるほど値段が安くなるみたいなものだったと思うんですが、安くならない時点でグループバイっていうかただの受注生産販売?とは思いますけど、もしかするとあらかじめ決めた購入人数に届かなかったらキャンセルとかするのかもしれませんね。

人気がそこまでなければ1回こっきりのこともあるのかな、期間をあけて2回グループバイを行う場合もあるようです。

届くまでは時間かかる

当然オーダーした時点ではまだ作り始めていないわけで、発送予定時期も1年後とかちゃんと書いてあるんですけど、今回はコロナ禍ということもあって結構遅れました。

これは私が購入したのとは別ショップでのMetropolisの表記ですが、最初は2022年4月30日でしたがそこから2回遅延して結局2023年1月に。

今回このGMKキーキャップ買うの初めてだったんですけど、まぁさすがに2年弱待つのはキツイですね。

どうしても欲しいキーキャップがあったら無理して高値でも転売で買った方がストレス少なそう。あんまりすすめないですけど。

何が悲しいって、当時は「毎月買えば毎月新しいキーキャップ届くぞー」とか張り切っちゃって、そこから4ヶ月間くらい毎月なんらかのグループバイに参加してたことですよね。

今過去に戻れたらやめろって言いたい

普通に買えることも

普通にショップで売り出されることがあります。

購入したのはGMK Metropolis R2ですが、Novelkeyで普通に売り出されてました。

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いや普通に買えるんかい

LIMITED STOCKと書いてあるので個数限定ですが、買ったらすぐに発送されるわけなので、あのヤキモキした2年弱はなんだったんだよとちょっと悲しい気持ちになりましたけど。

このメトロポリスキーキャップは2回目のグループバイだと思いますから余分に作ったのかな。

購入方法

待ってもいいから欲しいぞ!と言う方はグループバイを募っているショップで参加できます。

日本だと遊舎工房でグループバイに参加できることがありますし、海外ショップで私が過去参加したところだとNovelkeySpace Cables、そしてKBDfansあたりです。

グループバイの参加は1ヶ月単位程度で締め切られ、終わったら少し時間を置いて別のキーキャップのグループバイが始まりますので、欲しいキャップを見つけたら早めに購入しておきましょう。

基本となるBASEセットの他、ノベルティといってモチーフがデザインされたものやテンキー、色違いキャップなどが別でも売られます。

全部買うとキーキャップのくせにとんでもない値段になります。

同時にマウスパッドが販売されることもたまにあり、中にはとても映えるものもそれだけ買うというのもアリです。私は遊舎工房でムーミンのマウスパッド買ったんですけど、これも発送がずっと遅れてる状態。

GMKキーキャップ Metropolis

GMKキーキャップ、Metropolisを開封してみます。

中はこのような再生紙っぽい厚紙の箱になっていますが、輸送時にキーキャップとこすり合って紙くずがかなり出てたのが残念。

ほぼ全部取り出しながら拭くことになりました。めちゃくちゃ面倒くさかった。この梱包やめてほしい。

購入したのはBASEセット。キーのトータル数は154個で、かなり豊富です。

JISでも使えそうな逆L字リターンはありますが短いスペースバーはなさそう。

65%キーボードは右下のALTやFnが1Uと少し特殊なのが厄介ですが、このキーキャップではカバーできています。

品質は噂に違わずすごくいいですね。PBTのようなちょっとザラついた感触です。

発色はとても良いし、表面やエッジはどこを触って見ても粗はなく整形品質は高いです。

唯一背面部分に小さい円状のマークがついていますが、これは製作時の行程でついてしまうものと思われます。まぁどうせ反対側ですしそんなに気になりません。

MXスイッチに適合するプラス形状の差し込み口で、一般的なメカニカルキースイッチだったら問題なくハマります。

GMKの素材はABSプラスチックですが、ダブルショット製法で厚みがあって安っぽさはありません。

PulsarのABSキーキャップの厚みが1.15mmなのに対し、GMK ABSは1.32mmあります。

Wooting 60HE付属のPBTキーキャップが1.47mmだったので、こちらの厚みに近いです。

左はWooting 60HEの付属品

チェリープロファイルでやや浅めな作り。

これは基本セットしか買ってません。ノベルティセットとかも欲しかったけど、追加で買ってたらお金がいくらあっても足りませんからね。

ライティングに関しては印字とかが透けて光るなんてことはありません。文字が光るの好きな人からしたら候補から外れるかもです。

本当に品質はいいけど、1年とか2年近くも待つならDuckyが出してるようなキーキャップでいいやとも思っちゃいますよね。十分品質良いですし、デザイン豊富ですし。

あまり他の人と被りたくないなら高いお金出してGMKキーキャップ買うのありかと思います。

見た目はけっこう良くて気に入ってはいるんですよね。

打鍵音はちょっと高めな音になる気がしますね。ルブ次第でしょうか。

Wootingのルブもう乾いてきちゃってるんですがまた塗り直すのしんどい。

Gloriousのグループバイ

私がグループバイ嫌だな〜って思ったのはこのGMKキーキャップのせいだけじゃないんですよ。

むしろGMKは個人クリエイターが資金集めてオリジナルキーキャップを世に放出できるという意味ではすごく良い制度でもあるよなと思ったんですけど、このグループバイをそこそこ知名度ある企業がやるのはなんかよく分からなくて。

グロリアスのことなんですけど。

最近グループバイしまくってて、限定生産品多めに出してます。ただグロリアスの初期ロットって不良品多くて、前買った2つのマウスも両方とも分解修理が必要な残念個体だったのでけっこうめんどくさい思いしました。

限定品だと購買意欲を煽れる側面もありますし、資金的にもブランド側のリスクが少ないので経営からしたら良さそうな選択肢ですけど、消費者側からしたらやめてくれる?って感じですよね。

さいごに

GMKキーキャップは品質良くて物自体はとても気に入ってます。見た目も初期のデザイン画通りで綺麗な色してるし。

なのでデザイン見て「これだ!」と思ったらたぶんその通りに来る可能性高いんで、待てる人は待てば良いと思います。

グループバイという販売形態を批判するつもりもないですけど、それでもまぁ2年は待ちたくないよね。

もう参加しないと思います。たぶん。

グループバイでGMKキーキャップ買ったけど2年弱待ったからもうこりごりな件

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