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Glorious Model O レビュー。ハニカムで軽量化されたコスパ抜群マウス

Model Oの光り方

Glorious社から初のゲーミングマウス「Model O」が発売されました。人気爆発の超品薄ゲーミングマウスのFinalmouseと同じハニカム構造になっています。

当時は日本で買う手段が全くなく、個人輸入して実際届くまでほぼマックスの20日間かかりましたが、めちゃくちゃ満足しました。わざわざ海外から輸入して良かった。

というわけで、超軽量マウス「Model O」についてレビューします。

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概要とスペック

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Glorious PC Gaming Race
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マウスパッドメーカーで知名度のあるGlorious PC Gaming Race社が初めて発売するゲーミングマウス。

ハニカム構造になっており、超軽量化されています。その重さなんと67g。ツヤありタイプは1gだけ重い68gです。

カラーブラック / ホワイト / ピンク
接続有線
センサーPMW 3360
DPI16,000
寸法127 x 57 x 37.5 mm
重さ68g
ボタン数6
ケーブル長2m
LEDカラーあり
ソフトウェアあり

Model Oのデザインとシェイプ

ハニカム構造

パッと見て他のマウスと1番違うのはやはりハニカム構造。集合体恐怖症の方にはキツイかもしれません。この穴のおかげでボディが軽量化され、67gという軽さを実現しています。

Model Oのシェイプ

シェイプでいうと、ZowieのFK1に形状がよく似ています。FK1は持ちやすさ天下一品と言われているマウスですので、そっくりな形状のModel Oの持ちやすさもかなりのもの。

自分でも持ってみた感じ、とてもしっくりきました。

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ベンキュージャパン

参考までにZowieのFK1。これも根強い人気を誇るマウスですが、その重さは90g。ゲーミングマウスとしては軽い方ですが、Model Oよりも20g以上重い。

左右対称シェイプ

左右対称に作られています。寸法は、長さ127mm・グリップ幅57mm・高さ37.5mmです。

両利き用ですが、サイドボタンがマウスの左側に2つ付いているので右利き向けといえます。

左側のおっさんアイコンの主張が激しい。全体的に平べったい感じですね。

センサー

Model Oの裏側

底面もきっちり穴抜きされて軽量化されています。

センサーは「PMW3360」で安心信頼です。

カラーの種類

Model Oには4種類の色が存在します。

  • 黒・光沢なしマットタイプ
  • 白・光沢なしマットタイプ
  • 黒・光沢ありグロッシータイプ
  • 白・光沢ありグロッシータイプ
  • マットタイプの重さは67gで、値段は$49.99
  • グロッシータイプの重さは68gで、値段は$59.99

私が購入したのはグロッシータイプです。なぜかと言うと理由はシンプルで、マットタイプが売り切れていたから。マットタイプの方が安いし人気です。

マットはひっかかりがなく、滑らかな触り心地。滑りやすいマウスが好き、または指紋がマウスにつくのが嫌な人はこちらを選ぶと良いでしょう。お値段も10ドル安いのでお求めやすくなっています。

Model Oについた指紋
指紋がつくけどグリップは良い

一方、グロッシータイプはかなりグリップが感じられます。手が乾燥している人はこちらを選ぶと気持ち扱いやすいはず。光沢感がゴージャスなので、見た目で選ぶのも良いです。ちょっと指紋がつきやすいのはご愛嬌・・。気になる方はマットタイプを選びましょう。

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各ボタン・スイッチ

Model Oのメインボタン

メインボタンは軽すぎず硬すぎず、気持ちの良いクリック感があります。カチカチ連打しても違和感ありません。スイッチには2000万クリック耐えられるものが採用されています。

Model Oのサイドボタン

サイドボタンのクリック感も良い感じ。細めに作られていますが、押しやすさに影響はありません。マウスをちょっと強く握ると、誤って押してしまう可能性はあります。しかし、プレイ中に押し間違えることはありませんでした。

Model Oのマウスホイール

マウスホイールにもちゃんとクリック感があり、その上でスクロールも容易。スクロールはとても静かだし、めちゃくちゃスムーズなのでかなり満足。

Gloriousはクオリティコントロールが甘めな印象なので、スクロールホイールの作りも個体差がありそう。

Model OのDPIボタン

DPIボタンはデフォルトだとマウスホイールすぐ下のボタン。これはプリセットとして存在している4タイプのDPIを切り替えるものです。マウスの裏にDPIを示すLEDが点灯するので、色で判別することができます。

DPIボタン

デフォルトの光の色は以下のようになっています。

  • 黄色:400dpi
  • 青色:800dpi
  • 赤色:1600dpi
  • 緑色:3200dpi

これらはオプションのソフトウェアを使うことで、色やdpiを任意に変更することができます。

マウスケーブル

Model Oのマウスケーブル

とてつもなく柔らかくて軽いケーブルです

ワイヤレスとはいかないけれど、ケーブルがないような感覚といってもいいかもしれない。

ただし、ちょっと難点もあります。マウスケーブルアセンブラを使用している場合、溝にケーブルをはめにくい。

Razerのアセンブラでは先端部分だけうまくはまったので、そのまま使っています。

最新ロットでは、柔らかさを維持しつつも遊びをなくして細くした「アセンディドケーブル」にアップグレードされています。

ライティング

Model Oの光り方

両サイドのラインとマウスホイールの3つが明るく鮮明に光ります。これらはそれぞれ別の光を設定することはできません。

オプションソフトウェアでプリセット登録されているライティングモードが8種類あるので、そこから選ぶことができます。全て消して光らせないこともできます。

Model Oの幻想的な光

暗闇で光らせると穴から光が漏れて幻想的です。

Model Oの光(サイド)

ソフトウェア

Model Oのソフトウェア

「Model O」のソフトウェアは公式サイトのダウンロードページからソフトウェアをダウンロードし、インストールして使用します。

  • DPI設定
  • ライティング
  • LOD
  • ポーリングレート

などの調整ができます。

また、マウスボタンにマクロや他のキーをアサインすることができます。

プロファイルは複数作成して保存しておけますが、ゲームごとに切り替えるシステムはありません。

Model Oの使用感

Model O

今まで普通のマウスを使用していたら、間違いなくその軽さに驚くでしょう。

Model Oを使用後に、元々使っていたマウスを持ってみてください。その重さにびっくりすると思います。私はRazer DeathAdderを持って「重すぎる・・」と驚きました。

今でこそ軽量化ブームもひと波終えて様々な軽量マウスが市場に出回りましたが、当時はこれくらいしか発売されていなかったので衝撃でした。

ハニカム構造のアップ

マウスを持ったときに、このハニカム構造が気持ち悪く感じるんじゃないかという心配がありました。ところが綺麗にカットされているのであまり不快感はありません。ただ嫌いな人は結構いるでしょうね。

Model Oのレビューまとめ

良かったところ
  • 67gという軽さ
  • 持ちやすさに特化したシェイプ
  • スムーズなボタンクリック
  • 超柔らかいケーブル
  • RGBで美しく光る
  • 低価格
イマイチなところ
  • もっと軽いマウスがある
  • グロッシーは汚れが目立つ
  • クオリティコントロールは甘め

Model Oが最強に軽いかと言われるとそうでもない。CoolerMasterのMM710は55gをきってるし、FinalmouseのUltralight 2なんて47gです。

シェイプやボタンなど評価する部分はたくさんあるので、軽さだけでは一概になんとも言えません。しかし、Model Oはほとんどにおいて私の期待を上回ってくれました。

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買って間違いなく損はないでしょう。

これの低遅延ワイヤレスが出たら神ですね・・。ほんのーり期待しておきます。

Model Oの光り方

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