ゲーミングデスクのおすすめとその選び方
PCゲームを快適にプレイするにはデスクの広さが大事です。マウスをローセンシにしてプレイしようとするとそれなりのサイズのマウスパッドは必要になりますし、モニター画面との適正な距離も確保したい。
サイズだけ広ければいいのかというとそんなことはありません。激しいマウスの動きやキーボード入力に耐えられるしっかりした作りも欲しい。スピーカーも置きたいし、ヘッドセットもかけたいし、飲み物だってこぼれない位置に置きたい。
そんな悩みを解消するゲーミングデスクについて、おすすめのデスクと選び方を紹介します。
ゲーミングデスクのメリット
- よりスペースがとれる
- ゲーミングデバイスをまとめられる
- ケーブルの整理ができる
- 長時間プレイによる疲労を減らす
- カッコイイ
十分な広さがあり、頑丈でガタツキがなく、ケーブルをまとめられて、ヘッドセットなどを収納できて、そして見た目がオシャレ・・など快適にゲームをプレイするためにはちゃんとゲーマーのことを考えられて作られたゲーミングデスクを使うのが一番です。
日本ではまだまだゲーミングデスクのラインナップが少なく、今回紹介するものの中にはゲーミングではなく普通のデスクもあります。ですがゲームをするには十分(または必要最低限)な機能を持っているデスクですので、見てから財布と相談しながら決めましょう。
ゲーミングデスクの選び方
ゲーミングデスクは基本的に大きなサイズで作られています。マウスをぶんぶん振り回すし、デュアルディスプレイにするだとかで、広いスペースを確保できるかは超重要事項です。この辺りは部屋の物理的スペースが問題になるので、自分の部屋合ったサイズのデスクを選びましょう。
多種多様な環境の人がいることも考え、色々なタイプを紹介します。通常タイプのデスク、L字型デスク、ローデスクなど。結構置き場所にも困るヘッドセットや飲み物といった周辺機器を最初から収納できるようになっているデスクもありますし、ケーブルの配線穴があってゴチャゴチャした見た目から解放されるものもある。LED照明がついちゃうなんてやつも。
横幅や奥行きも大事ですが、高さも非常に重要です。自分の椅子の高さを調節すれば問題なくプレイできるのか、ここを想像しておかないと変な態勢でゲームをすることになり背中にも負担がかかります。
部屋に設置するサイズを測る
- 横幅
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マウスをぶんぶん振り回す、デュアルディスプレイにするなど考えると少なくとも100cmは必要になります。理想は120cm~160cmほしい。
- 高さ
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自分の身長とデスクの高さは関連性があり、あまりに低すぎる・高すぎるデスクは健康によくないとされています。椅子でもある程度高さ調節が可能なので、自分の椅子に座ってデスクの高さが果たして適正かどうか考えてみましょう。
- 奥行き
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できれば60cm程度は確保したい。モニターとの距離も必要ですし、キーボードを置いて窮屈になったりしたら快適にはゲームできません。
周辺機器をおけるか
ヘッドセット・スピーカー・コントローラーといった周辺機器を最初から収納できるなシステムになっているゲーミングデスクがあります。
この辺りは自分でクランプを買ってDIYする方が多いと思いますが、別で買うのが面倒だとかデスク用にデザインされたやつがいいって場合は一考する価値あり。
ゲーミングデスクのおすすめ9選
1. Eureka Ergonomic Z-1S
- 横幅:113cm
- 高さ:77.5cm
- 奥行き:61.5cm
- 天板素材:カーボンファイバー
1番おすすめしたいゲーミングデスク。オシャレなZラインデザインで頑丈、脚には水平をとるためのアジャスターがついています。ヘッドセットやドリンクなどのホルダーあり。物が落ちないような枠が端についていてLEDが青く光り、遊び心も兼ね備えています。ケーブル配線穴もある。
キーボードまで載せられるでかいマウスパッドつき。めちゃでかいマウスパッド、自分では買う気がないという人はついでに試せていいですね。
2. PANDA ゲーミングデスク
- 横幅:100・120・140cm
- 高さ:73cm
- 奥行き:60cm
- 天板素材:カーボンファイバー
- 天板耐荷重:200kg
Eurekaのデスクと似ているけど、横幅が3種類から選べるのが大きな特徴。
サイドに7種類に光る雰囲気LEDライトを搭載したオシャレゲーミングデスク。配線用ケーブル穴が左右に二箇所設置されているので、ケーブル配線もごちゃごちゃしなくて良い。
対荷重が200kgもあるんですがホントかな?なんでも載せれちゃいますね。周辺機器を整理するホルダーなどはありません。左右の脚を補強している横長のプレートがちょっと邪魔そうではある。
3. DXRacer GD-1000
- 横幅:127cm
- 高さ:82cm
- 奥行き:82cm
- 天板素材:天然木突板
- 天板対荷重:50kg
DXRacerが放つゲーミングデスク。
天板が木製なのと、手前に10℃傾斜しているのが特徴。樹脂製のアームサポートがついており、長時間プレイが疲れないように考えられたデスク。脚には360℃回転するアジャスターがついている。
ネックは値段が高いこと、奥行きがかなりあること。
4. Bauhutte 昇降式デスク
- 横幅:100・120cm
- 高さ:59cm-80cm
- 奥行き:55cm
- 天板素材:合成樹脂化粧繊維板
- 天板対荷重:40kg未満
横幅は100cmと120cmの2種類。
1番のポイントは高さを59cm〜80cmまで自由に昇降できること。子供から大柄な人まで快適に使えるようにサイズ調整可能。脚の水平を調整できるが、天板の傾きも調整できる。脚の部分を上手に使えばタップを固定したり物をひっかけたりもできる。
ゲーム用としても売り出しているがパソコンデスクっぽい印象の方が強い。あまりゲーミングデスクっぽくないのが欲しい人にもおすすめ。
5. ATLANTIC ゲーミングデスク
- 横幅::102cm
- 高さ:73cm
- 奥行き:60cm
- 天板素材:カーボンファイバー
デスクの外に少し突き出したスピーカーホルダー、ヘッドセットホルダー、コントローラーホルダーなどゲームに必要なデバイスを収納できるシステム。モニタースタンドは32インチまで約18キロの耐荷重。
横幅は102cmなんだけど、スピーカーラックまで考えると+21.6cmくらいなので、123.6cmは横幅を見ておいた方が良いでしょう。
海外で買うと100ドルくらいなんだけど、日本では発売されていないため買おうとすると高い。本来コストパフォーマンスが非常に優秀なんだけど、現状日本で買うなら別のデスクの方が安上がりで良いでしょう。
6. サンワダイレクト シンプルワークデスク
- 横幅:120cm
- 高さ:70cm
- 奥行き:60cm
- 天板素材:木製(メラミン化粧板)
- 天板対荷重:50kg
安さこそ正義である。という方のための超ベーシックなデスク。本当にただのデスクだけど、値段にしてはそこそこ頑丈。コスパは良い。
モニターアームなどのクランプも問題なくできる設計になっています。また脚のスチール部分にはマグネットを取り付けられるので、タップなどをはりつけておけます。ガタつき用のアジャスター付き。ケーブル系を収納する構造はありません。
7. FlexiSpot 電動式ゲーミングデスク
- 横幅:140cm
- 高さ:60-123cm
- 奥行き:70cm
- 天板対荷重:100kg
高さを電動で調節できるゲーミングデスク。電動な分値段も相当なもの。天板の形は通常タイプの長方形と、手前がカーブしているもの2種類から選べます。
高さの位置は3つまでメモリーすることができ、ボタン1つで高さをウインウイン変えられます。家族でパソコン使う時とかその人の身長に合った高さに変えられるのがいいかも。
とりあえず・・高いっす・・。
8. 山善 サイバーコム L字コーナーデスク
- 横幅:160cm
- 高さ:71cm
- 奥行き:160cm
- 天板素材:合成樹脂化粧繊維版
L字型のゲーミングデスクのようなものはあまり見かけないので、山善のコーナーパソコンデスクをおすすめ。それなりのスペースが必要になるため置ける人は限られると思いますが、かなり広々としていて理想的なサイズです。
2口コンセントが卓上に2箇所ついているため、モニターなどの電源をとってもいいし、携帯の充電スペースにしてもいい。モニタースタンドも付属。
コンソールゲーマーでノートパソコンを横に置くようなタイプのゲーマーにもおすすめです。
9. Bauhutte ローデスク
- 横幅:120cm
- 高さ:39-49cm
- 奥行き:55cm
- 天板素材:合成樹脂化粧繊維版
ローデスク派向けのおすすめデスク。高さを39~49cmまで昇降できます。座椅子などを使うとそれなりに高さが必要になることがあるので、高さ調節機能は非常に嬉しいですね。
このローデスクにすると部屋に圧迫感がなくなるので、見た目の広さには余裕を持ちたいという人にはおすすめです。
まとめ
おすすめのゲーミングデスクを9つ紹介しました。横幅・高さ・奥行きなど、最も問題となるのは置けるかどうかという物理的なスペース問題。色んな環境があると思うので、今回紹介した中でピッタリハマるサイズがあるといいなと思います。
eSportsの盛り上がりなどもあって少しずつゲーミングデスクも増えてきていますが、まだまだ色んなラインナップが欲しいですね。海外では人気のデスクも日本じゃ売ってないなんてことはザラにあります。日本でも安く買えるようにしてくれっ!