Gamesense Radar 4mm レビュー
Gamesenseから発売されているゲーミングマウスパッドRadarの4mmバージョンが発売されています。
最初に販売されていたのは3mmタイプなので1mm厚くなっていますが、どんな特徴があるのか見ていきます。
Gamesense Radarの概要
「Gamesense Radar」はアメリカニュージャージー州に拠点を置くゲーミングブランドGamesenseによって発売されているマウスパッド。
VALORANT世界大会でZETA DIVISIONのcrow氏が使っていたことも注目されましたね。
日本ではふもっふのお店が代理店をしており、国内で購入することができます。最初の販売開始時は即売り切れるという人気商品でした。3mmの時も目をつけていたんですが、紫が売り切れちゃったこと、デザインがそこまで好きじゃなかったのでスルーしてたんですよ。
今回紹介するモデルは厚みが3mmから4mmになったモデル。グラフィックデザインも渦を描くようなものから波が広がるようなものへと変更されました。値段ちょっと高いなぁとは思ったんですが、品質は高めだし見た目的にも満足感あるからOK。
今は在庫に余裕あるみたいなのでいつでも買えると思います。
Gamesense Radarの同梱物
1000×500ミリだと外箱が巨大。横にマウス置いてみましたがなかなかのサイズ感。
さらにズッシリと重いです。
薄いビニールで保護されたマウスパッドが梱包されています。
素晴らしいことに巻グセはほぼありませんでした。匂いはちょっとありますけどそこまで気になりません。
Gamesense Radarのデザイン
カラーは黒・青・紫・ピンクの4色展開。3mmは赤もあったけど1種類減りました。4mmバージョンは3mmバージョンとはデザインが異なっています。個人的には今回のデザインの方が好み。
Lだと5,960円ですが、XLでは7,640円となっています。布にしてはちょい高いですね。
サイズ | 寸法 |
---|---|
L | 500 x 500 x 4mm |
XL | 1000 x 500 x 4mm |
多くのゲーミングマウスパッドは横が長めで縦が短めですが、Radarはスクエアタイプ(1:1)。各辺500mmとそれなりに大きめなので、デスクの奥行きが狭い人は注意が必要です。
マウスだけ載せるならL、キーボードまで載せるならXL。基本はLで良いかと思いますが、キーボードも載せると打鍵時の音が静かになるとか、マウスとの高さの差がなくなるのでメリットはあるにはあります。
厚みは4mmで、一般的なマウスパッドが3mmだと考えると1mm厚め。
ロゴは右上に小さくプリントされており、これくらいミニマルなプリントタイプだと滑りに影響出なくて嬉しいですね。
手でなぞるとけっこう摩擦を感じる表面。別にザラザラと痛いわけではありませんが、シルキーということはないと思います。
エッジはスティッチ加工されています。場所によってはやや密度の足りない部分もありますが、概ねキレイに処理されています。幅は細めかつ柔らかめなので、段差を感じにくいのが強みです。
裏面の滑り止めラバーですが、防滑性はちょい弱め。木の机で使っていますが片手でも力を入れると動きます。
1000×500ミリはサイズが大きいので、一部が動いても全体がズレるってことはあんまりないです。なのでそこまで心配することもないかなと。500×500ミリだとどうだろう、マウスと腕が乗った状態ならあんまり動かないんじゃないかと思います。
Gamesense Radarの使用感
宣伝にはコントロールって書かれていたので遅めな滑りかと思ってたんですが、使ってみると滑走速度は意外と速いんですよね。数値で比較してみるとG-SR-SEとかOdin Infinityと同じくらいのスピード。
静摩擦は高めです。つまり初動の滑り出しは遅めで、ストッピングは効きやすい。
マウスを動かし始める際に力が必要になりますが、滑り始めるとスーッと結構速く動くというギャップが面白いところ。初動の重さが嫌な人は点タイプのマウスフィートを使うことで改善できるかもしれません。ただ滑走速度も速くなるけど。
1000×500はキーボードまでしっかり載ります。端のスティッチの段差をあまり感じないのが良いところ。クッション性もそこそこあるし、表面もハードなザラつきはないので手首に優しいです。
4mmと厚みはあるけど、中間層はどちらかというとやや硬め。沈み込みすぎることはなく一定の滑走速度を維持しますが、マウスに力を加えると止めやすさは上がります。
マクロレンズで撮影するとわかりますが、ノンコーティングのクロス表面です。編み目は横方向に流れていますね。
撥水性をチェック
湿気には強いという宣伝文句ですが、真偽の程を確かめるために撥水性テストをしてみました。
このように水の吸収はやや遅めです。1分たつと少しずつ染み込んでいく程度です。
撥水性に乏しい布だと、水を垂らしてから5秒くらいでほぼ染み込み終えるレベルですから、本製品は布にしては耐湿・耐水にほんの少し優れているといえます。
この前部屋の湿度80%だったんですが、手首をマウスパッドに乗せるとすごい湿ってたんですよね。不思議な感覚でした。内部からめっちゃ湿ってた感じ。
ただ滑走速度などに大きな影響があるかといえばそこまででもない気がします。
Gamesense Radarのレビューまとめ
以上「Gamesense Radar 4mm」のレビューでした。
- デザインが良い
- カラーが豊富
- 厚み4mmでクッション性強め
- コントロールにしては滑走速度そこそこ
- 優秀な止めやすさ
- 湿気・耐水にほんの少し優れる
- 初動は重め
- 値段は高い
布にしては値段高めかなと感じますが、高品質かつ完成度は高いので買う価値は十分あります。
滑走速度が遅すぎないコントロールタイプなので、サッと動かしてから止めるまでの操作感が良いです。4mmですが中間層はそんなに柔らかくもなく、かといって硬すぎることもない。マウスに力を加えると止めやすさは上がります。
個人的にこのデザインはかなり推せて、動画の背景とかにもかなり使いやすいです。海外からマウスパッド取り寄せると送料が高すぎるので、デザインの良いマウスパッドはとりあえず抑えておくべしです。