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ゲーミングデバイスレビューをする「GameGeek」の管理人。トータルで180個くらいはレビューしてきました。レビューなどの依頼はお問い合わせかツイッターまで

超軽量な開放型高音質ゲーミングヘッドセット fumo TRUTH レビュー

開放型ヘッドホンが好きで「Sennheiser HD599SE」を愛用しているゲームギークです。

今回はニッチなゲーミングデバイスを沢山販売しているふもっふのおみせが初めて作った自社製ゲーミングヘッドセット「fumo TRUTH」をレビューしていきます。

正直Twitterの宣伝が好きじゃなくてかなりネガティブな印象から入った本製品ですが、色々思うところはあれどけっこう満足できるヘッドセットに仕上がってるなぁと感じました。

開放型ってほんとその名の通り開放感もあって日常使いには最高なので手にとって試してみてほしいです。

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概要とデザイン

fumo TRUTH」は珍しい開放型の有線ゲーミングヘッドセット。

カラー
接続有線
オーディオステレオ
タイプ開放型
重さ187g / 194g(wマイク)
スピーカー周波数特性20Hz – 40kHz
スピーカーサイズ53mmダイナミック
出力音圧レベル103 dB/mW
インピーダンス77Ω
マイク着脱式マイク
指向性ハイパーカーディオイド
接続端子シングル4極/デュアル3極

アルミの銀色と白、そしてライトグレーのイヤーパッドで全体的に明るめの色にまとまっています。

かなり軽量化に力を入れていて、マイクとケーブル込みでもわずか196.7gです。

マイクなしだと実測189.8gでした

ヘッドバンドは薄いアルミフレームになっていて、しなやかさと剛性の両方を兼ね備えています。

ロゴはミニマルで上品

フレームの角はちゃんと処理されているので怪我することはなさそうですが、それでも金属感が強く少し鋭利な部分が気にかかります。

左右のケーブルこれどう繋がってるんだ…?ってぐるぐる見てたら3.5mmを両サイドにさすタイプでした。

ハウジングは開放型らしく三角状のホールで穴抜きされていて、ここもアルミ素材となっています。

恐らく軽量化のためだと思いますが、ハウジング周りに操作ボタンの類は一切なく、マイクのミュートもケーブルの首元あたりにボタンが付属しています。

イヤーパッドはとても柔らかい低反発タイプで、その辺の安物とは一線を画す柔らかさです。厚みが25mmですがぶ厚い感じしますね。

マイクは着脱可能で、他にマイクを用意しているなら取り外してヘッドホンとして利用することができます。

同梱物はヘッドセット、マイク、接続ケーブル、そしてスプリットケーブルですが、初回版だけ厚みが20mmと少し薄くなったイヤーパッドが付属しています。

ケーブルが結構長くて、コレは助かるんですけどPS5のコントローラーとかに繋げると長すぎるので短いケーブルも別途売り出して欲しいです。

最初はリケーブルすればいいやと思ってたんですが、よく考えたらこれL側が4極でR側が3極、そしてPC側が4極なんですよね。

私の検索能力がないのかもしれないけど、このケーブル珍しすぎて買い替えができない気がしてます。

マイク機能を捨てるなら普通にLR3極のケーブル買えば大丈夫そう。

fumo TRUTHの特徴

fumo TRUTH」のメリット・デメリットといった特徴について紹介していきます。

めちゃくちゃ軽いが装着感はクセあり

重さは約200g弱と非常に軽量で、Logicool G435が出たときに165gでヤバいなと思いましたがそれに肉薄する軽さです。

fumo TRUTHでは素材にアルミを多用しており、その比重はプラスチックを1とするとアルミは2~3と言われているため、バッテリーなどを積んでいないにしても軽量化にかなり力を入れていることが分かります。

長時間着けていても疲れませんし、イヤーパッドが柔らかいので気持ち良いです。

普通ヘッドセットってヘッドバンドの下にウレタンみたいな柔らかい素材をつけて頭頂部を保護するんですけど、こいつは軽すぎるせいでそんなのないゴリゴリのアルミフレームでも問題ありません。

アルミなんでたぶん強めに曲げたらサイズ調整できそうですが、これは自己責任で…。

ハウジングの角度固定が弱いためか、アルミフレームの開き具合のせいなのか、なぜかハウジングの下側がフィットせずにそっぽを向いてオープン状態になります。

そのせいで上側が逆に側圧きつめになってしまい、ちょっとした違和感があります。これは人によると思うんですけど、たぶん小顔の方なら問題ないんじゃないかな…。

対処法として、初回限定版なら付属してくる20mmの厚みのイヤーパッドに換装することでフィット感が高まります。

イヤーパッドの厚みが薄くなるということは耳がスピーカーに近づくことになるため、音質に変化があると思われることと、耳が大きい人はドライバーにあたって痛い可能性もでてきます。

私は25mmの厚い方だと下が開くのが気になってしまってダメなので薄いほう使ってますが、これたぶん元々は薄いので設計されてたのかな?だから厚いのにして不具合出てきてるのかも。

とりあえず薄いやつも別売りでいいから販売して欲しいですね。

密閉感のない高音質で定位感も抜群

密閉型とは違ってヘッドセットを装着しても外側の空気感をそのまま感じられる自然な聞き心地が特徴です。

奥から手前にかけて傾斜がついている

それなのに音を鳴らすと低域は響きますし、音抜けは良いし、ボーカルの中音もしっかり聞こえてバランスが良く、ゲーミングヘッドセットとしては音はかなり良くて、音楽も全然いけると思います。

あくまで私の感想ですけど、音の傾向的にはやや中音が出たフラットって感じでしょうか。高音がよく鳴るブライトというより低音寄りの暖かめなウォームみたいな。

音の解像度や広がりも良いですし、爆音にしても音割れしません。しれっとハイレゾクラスの40kHzまで聞けるんですよね。

普段は「THX Onyx」というUSB DACを接続して使っていますが、PCのマザーボード「MSI Z590 GAMING CARBON WIFI」のオンボードサウンドカードでも全然鳴らせます。

VALORANTでデスマッチをプレイして定位感を確認してみましたが、かなり分かりやすくて久々に1位とりました。

近くか遠くかの2択というよりもどれくらい敵が近そうか感覚的に分かりますし、銃声や足音の方向がしっかり分かります。

開放型なので周りがガチャガチャにうるさかったら使いにくそうだなっていうのと、静かなら静かで自分のヘッドセットの音が外にけっこう漏れるのでくれぐれもその点は心に留めておくように。

これは開放型ヘッドセットの宿命なのでそういうもんだと理解しておくのが重要です。

音質がんばってる着脱式マイク

まずはテスト収録してみた音を聞いてみてください、イヤホンかヘッドホン推奨です。

ヘッドセットのマイクにしてはかなり頑張っている方で、歯擦音は刺さりますがこもったような音はせずにクリアな音質だと思います。

口元に近づけ過ぎると音量がデカいのと低音が強くなるので、フラットめな聞きやすい音質にするならむしろ口元から少し離した方が良さそうです。

また、マイクを別で用意している場合、外せないタイプだとただただ邪魔なんですがfumo TRUTHはしっかりしたマイクな上に着脱できるようになってるのがポイント高い。

どれくらい周辺音を拾うか

単一指向性のハイパーカーディオイドで集音角度は鋭いのですが、背面の音もやや拾う特性があります。

座っている状態でキーボードとマウスがちゃがちゃ鳴らしてみましたが、ほぼ普通に聞こえてますね。

これが気になる場合「NVIDIA Broadcast」といったAIノイズ除去ソフトを使うことで解決できる場合があります。

同じようにキーボードなどガチャガチャ強めに叩いてますがほぼ聞こえなくなりました。

自分の声が聞こえる利点

密閉型だと自分の声が聞こえにくいので、気づいたら大声になっちゃってることあるあるじゃないですか。

その対策でサイドトーンっていってマイクの音を耳に返す機能があるんですけど、開放型には必要なくて、自分の声が割と聞こえるので大声になりにくいです。

もちろん爆音にしてたらダメですけどね。最近難聴問題が話題に上がってたんですが、あんまり音デカくしないほうがいいですよね。

改善の余地がある部分

首かけするにはアルミフレームがひんやり冷たくて硬いし、ハウジングの圧迫感もきつくて微妙ですね。

回転する機構作るとそれはそれで重くなるしね、あちらを立てればこちらを立たずになりそうだからまぁ首かけは諦めようって話

そしてサイド部分はスライドしてサイズ調整を行うのですが、ここが緩くて固定されないんですよ。

少し縮めておきたいのに気づいたら一番でかいサイズまでズルズルとスライドがズレてしまうので、そこが残念ですね。

テープか何かで固定すれば応急処置できますけど、見た目がしゃれてるだけにもったいないというか。

それと装着感のところでも挙げましたが、厚みのあるイヤーパッドだと下側が開き気味になってしまって上側の側圧が強くなるのも微妙。

音質とかは問題ないので、フレームとか構造的にはまだ改善の余地ありそうな気がします。

レビューまとめ

fumo TRUTH
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 開放型で自然な聞き心地
  • 解像度が高くバランスのとれたサウンド
  • 定位感はとても分かりやすい
  • マイク音質は良い
  • めちゃくちゃ軽い
  • 見た目はかわいい
デメリット
  • スライダー調整がきちん止まらない
  • 首かけするには圧迫感がある
  • アルミフレームのせいか耳の下側が開きがち
  • 価格は高め

以上「fumo TRUTH」のレビューでした。

無線でもANCがあるわけでもないのに定価29,800円はなかなかの価格だと思いますが、ゲーミングヘッドセットとしてはかなり珍しい開放型で音質も定位感も良いのでしっかり満足できるヘッドセットではあります。

見た目は明るい白やライトグレーベースなので、白でデバイス統一している方でも使えますし、私は見た目アルミヘッドバンドの部分以外はおおむね気に入ってます。

厚みのあるイヤーパッドを装着すると下側がやや開き気味になってしまうので、人によっては装着感が合わないかもしれませんから、試遊できるなら実際に着けてみるのがおすすめです。

まぁヘッドセットって全部試着した方がいいんですけどね、なかなかそうもいかないのが実情ではありますが。

スライダー調整が止まらないみたいな構造的に改善の余地ありですが、つけ心地的に問題なく使えるのであれば音質とか重要な部分に関してはおすすめできるヘッドセットです。

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