Finalmouse UltralightX 情報まとめ
Finalmouseから発売予定のゲーミングマウス「UltralightX」についての情報をまとめました。
Discord内で聞いた開発中の情報が多いため、製品版に近づくにつれ内容が更新されている可能性があります。その点ご留意ください。
UltralightXとは
UltralightX(ウルトラライトエックス)または短くULXはカーボンファイバーと他素材の混合物を素材としたゲーミングマウス。
Sサイズでわずか29gとされていて、Starlightシリーズと比べても圧倒的に軽量化されています。
元々はHyperlightというコードネームで開発されていましたが、正式名称がUltralightXに決定したようです。
UltralightXの特徴
- 低遅延ワイヤレス
- サイズはS/M/Lの3種類
- 底はウルテムじゃない
- ホイールはラバーなし
- わずか29g
- 8Kポーリングレート
- ハイスピードモード搭載
- USB-C端子
- バッテリーは250mAh
- 値段は189.99ドルで確定
- 世界各国送料14.99ドル固定
- 関税なし
- 基本ドライバーレス
- カラーは2色
- 売り切れたらリストックするシステ
デザイン
こんな感じのモチーフありで黒ベースのデザインです。
カラーは2色で、GuardianとPhatom。
サイズ
S/M/Lの3種類が予定されています。
- Small:Cheetah(チーター)
- Medium:Lion(ライオン)
- Large:Tiger(タイガー)
上記のように呼ばれるらしいですが本稿では分かりやすさを重視し、SMLで区別します。
SとMは今までのStarlightシリーズと同じで、LはAir58にとても近くなります。Air58はMより5%大きいのですが、LはMより4%大きくなるようです。
S | 115 x 54 x 35.3 |
M | 121 x 56.5 x 36.5 |
L | 126 x 58.7 x 38 |
SとMは実測値で、LはMサイズを4%大きくした予測数値にしています。あくまで予想ですのであしからず。
参考までにAir58のサイズは128 x 60 x 40mmだそうです。
底はウルテムじゃない
Starlightはマグネシウム合金ですが、底はワイヤレスの電波を逃すためにウルテムが採用されていました。そのため稀に両サイドを押し込むとギイギイ音が鳴ったりボトム自体がしなったりする不具合もありました。
UltralightXは全てカーボンファイバー混合物なので心配ないようです。
ホイールはラバーなし
ホイールからラバーが排除されたようです。軽量化のためかと思われます。とりあえず曲がってないならなんでもOK。
重さ
サイズ | 重さ |
---|---|
S | 29g |
M | 35g |
L | 37g |
StarlightのSサイズの公称値が42g、Mサイズが47gなことを考えるとかなり軽量化されています。Sサイズだと31%軽くなります。
元々Mサイズは33gと広告されていましたが、バッテリーがオーバースペックであったりペイントの重ね塗りコーティングが増えてしまったりといった理由で数g重くなりました。
8Kポーリングレート
USBレシーバーは8,000Hzポーリングレート対応のドングルになります。
Starlightは通常のUSB-Aでささるようなタイプではなく、机上に置くタイプの独立したドングルでしたが、ULXも同様になると思われます。
FinalmouseのロゴがLEDで光り、バッテリーの残量をお知らせするとか。まぁドングルならバッテリー関係ないから自由に光ってくれてもいいです。
このレシーバー、マイクロUSB端子だったので方向性がありました。しかもマウスに接続する時と反転してたので分かりにくくて仕方なかったのですが、端子がUSB-Cになることもありその点は解決されそうです。
USBレシーバードングルは基本的にマウスと50cmくらいの距離にないと電波干渉などでトラッキングに悪影響が出るため、このスタイルの強制的に机上に置くようなドングルはある意味正しいです。
ハイスピードモード搭載
5種類のモードが搭載されます。
- エコモード:500Hz、省エネ仕様
- 1Kハイスピードトーナメントモード
- 2Kハイスピード
- 4Kハイスピード
- 8K
1Kモードが最も安定しており、デフォルトでも設定されているおすすめモードだそうです。
ハイスピードモードといえばVAXEE XE Wirelessに搭載されて話題になりました。通常よりも電力消費が大きくなる代わりにトラッキングレスポンスを良くするもの。バッテリー時間が犠牲になります。
ノーマルモードみたいなのが言及されていないため、ハイスピードモードとは言っていますがそれが結局のところノーマルと同じパターンはあり得る気がします。
USB-C端子
方向性のあるマイクロUSBからどの方向でもささるUSB-Cに進化しました。
近年のケーブルはUSB-Cが主流になってきているため、汎用ケーブルを使えるようになるのは嬉しいポイント。
バッテリー
バッテリーは280mAhのドイツ製のようです。
Starlightでも相当長い時間バッテリーはもったので、今回も同じく寿命には期待できるかと思います。
値段
Starlightとほぼ同じである189.99ドルで決定しました。
送料は世界各国14.95ドルで固定、関税はかからないとのことなので、203.95ドルとなります。以前よりも安上がりになってる。
最近はワイヤレスマウスも値段が高くなってきているものの、かなり高い部類です。
ただプラスチックで出来ているではなく、無理に高い値段をつけてるわけでもなさそうというか、むしろたぶんリーズナブルなんじゃね?くらいに思ってます。
基本ドライバーレス
DPIボタンは廃止されるようですが、マウスを持ち上げて左ボタン+右ボタン+サイドボタンの組み合わせで変更できるようです。
LODも同じくボタンの組み合わせ+電源のオンで対応。
モード切り替えはウェブベースのアプリXPANELか、または普通のインストールアプリで対応するみたいです。この辺はドライバーレスではありませんので「基本ドライバーレス」としました。
生産数
今までのStarlightシリーズはカラーごとにバッチを区切っていましたが、ULXでは2色を基本と据えてさらに大量に生産するようです。年間最大で7バッチを予定しているとか。
今までのスターライトは年に1〜2バッチかな?そう考えると結構な数生産されそうな気もします。初回生産版はすぐ売り切れる可能性が高いですが、早くリストックされる…はず。
発売予定日
発売は2023年8月1日(現地時間)で、サマータイムなので日本では8月2日0600に発売しました。例年より早い気がする。
今回のドロップは割と簡単で、時間に起きていれば誰でも買えたと思います。販売開始26分後にPhantomが売り切れ、その後35〜45分後くらいでGuardianが売り切れました。
発送は発売日以降最長で8週間以内になる予定でしたが、ずれ込んで11月の半ばくらいになりました。
その後は11月にMサイズのセカンドバッチ、発送は4週間以内。12月にSとLサイズのファーストバッチ…となっていくらしいです。
11月以降は日本の代理店にも流れるかもしれませんね。
さいごに
次はCenterpiece。
最新情報が出たらまた更新します。