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Cerakey レビュー

cerakey レビュー

キーキャップではABSかPBTのプラスチックタイプが最も一般的で、他にもメタルやラバーといった素材もマイナーですが昔から販売されています。

しかし今回紹介するのはそのいずれでもなく、なんとセラミックを素材としたユニークな打鍵音と打鍵感を持つキーキャップ。

その名も「Cerakey(セラキー)」をレビューしていきます。

本製品はレビュー用サンプルをご提供いただきました

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動画で見てみる

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Cerakeyについて

Cerakeyは2020年に中国深圳で設立されたブランド。

工業用アルミナセラミックを採用した薄くて丈夫なキーキャップで、コトコトとしたマーブルのような打鍵音と滑らかな打鍵感が特徴です。

セラミックだけど薄くて軽いというのが強みで、プラスチックやメタルとは違った感触でとてもユニークです。

カラーは通常モデルが10色用意されていて、それぞれプリントのありなしを選ぶことができます。

また、セラミックブルーではひび割れ加工がされており、陶磁器感のある見た目になっています。

現在Makuakeにてクラウドファンディング中。今なら期間限定で割引された値段で購入できます。

世界初のセラミック製キーキャップCerakey

先行予約販売サイトMakuakeにて販売中!

https://www.makuake.com/project/cerakey/

Cerakeyの特徴

コトコトとマーブルのような響き

タイピングは独特のフィーリングで、コトコトとしたいわゆるThockという心地良い音がして耳障りが良いです。

もちろんこの辺はキースイッチの状況にも左右されるわけですが、打鍵音的にも全く悪くないと思いました。

タイピングテストは動画からご覧いただけます。

美しく煌めく艶あり表面

光沢のある艶ありの表面なので明かりを反射して煌めきます。これは他のキーキャップにはないビジュアルで満足感があります

さわり心地も極めて滑らかです。シルクのよう。

これは私の問題なんですけど、印字なしだとタッチタイピングできてもたまに指置く位置間違いそうになります。

ライティングの透過率が高い

キーキャップ自体の透過率が通常のプラスチックに比べて高いため、ライティングの透け方がとても美しいです。

特にWooting60HEのように押し具合によって明るさが変動するライティングと組み合わせると最高です。

耐衝撃性が高いので落としても割れにくい

Cerakeyの厚みは約1.71mmくらいでした。

PBTが1.34mmだったので、Cerakeyの方がやや厚めとなります。

持った感じ、落としたら割れそう感が半端ないのですが、実はかなり耐衝撃性に優れています

Makuakeの公式動画でも階段から放り投げて落としていますが割れていません。

ただし表面は鋭利なもので触ると傷ついてしまうため、その点は注意が必要です。

そこだけ注意すれば安心して長い間使えるはず。

一部キーは重くて工夫がいるかも

通常の1UキーはPBTに比べて約3倍の重さ。とはいえメタルとかに比べると断然軽く、薄さと軽さを保ちながらセラミック素材を採用できているのはスゴイですよね。

スペースバーは20gオーバーと結構ヘビー級で、キースイッチによっては重量のせいで跳ね返らず押し込まれたままになってしまう可能性があります。

押下圧が軽いものだと厳しそうで、私のWooting60HEは軽いスプリングに変更していましたが上手く押し込みから戻ってこなかったため、重いスプリングに変更しました。

Cerakeyには押下圧が重めなボックススイッチが予備として2つ付属してきますので、追加で買わなくても賄えます。

ホットスワップだったらスペースと右シフトの比較的重いキーだけ交換すればOK。

はんだづけされてしまっている押下圧軽めのキースイッチのキーボードだと向いていません。

冷たくて汗をかくと滑りやすい

冬だとひんやりしてまさに陶磁器感があります。

暖房をつけた室内なら問題ないのですが、省エネしてるとキーボード冷たっ!って驚くくらい冷たくなりました。

夏とかは逆に心地よさそうですね。

むしろこのセラミックって感じのさわり心地と温度感が逆に気に入っています。

そもそも滑らかなさわり心地が特徴なのでグリップ力は皆無です。

ドライハンドでもスルスル滑るし、汗をかくとなおさらツルツルします。

レビューまとめ

ここまで「Cerakey」のレビューでした。

メタル系も結構好きだったんですが、重すぎて中々跳ね返りもきつく、使い方が極めて限定的になってしまうものが多かったのですが、セラミック製のCerakeyは比較的軽くてまさにその中間点をついてきましたね。

ライティングを透過させる薄さを保ちつつ、かつちょっとやそっとじゃ割れない丈夫さも兼ね備えているという長く使っていけるキーキャップだと感じました。

アナログスイッチを搭載したキーボードとの組み合わせがことさら最高だと思いますが、普通のRGB搭載型キーボードでも十分美しく光ってくれます。

表面に光沢があって艶やかな見た目をしているので、むしろライティング使わないパターンでも大丈夫。

現在Makuakeにてクラファン中ですので安く手に入れるチャンスですよ。

世界初のセラミック製キーキャップCerakey

先行予約販売サイトMakuakeにて販売中!

https://www.makuake.com/project/cerakey/

cerakey レビュー

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