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なぜキーボードの下までカバーする大型マウスパッドが使われるのか

大型マウスパッドの心地よさ

PCゲームにおいて大きなマウスパッドを使うのはもはや常識と言って良いでしょう。

それはなぜかと言うと、マウス感度を落として腕や手首の振りでエイムを調整するからです。そのぶんマウスを動かす範囲が広くなり、大きなマウスパッドが好まれます。

しかし、キーボードの下までカバーする巨大な横長マウスパッドがよく売られています。普通の大きめなマウスパッドではなく、なぜキーボードまで置く必要があるのでしょうか?

ここではその疑問について考えていきます。

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なぜキーボードをマウスパッドに置くのか

なぜキーボードをマウスパッドの上に置くのか

対戦ゲームなどにおいて、最も重要なのはツールではなく経験とスキルです。

とは言ったものの、自分用に調整したキーボードやマウスといったツールも実際のところかなり重要です。いきなり使ったことのない別のマウスを使って本来の実力が出せるか?といったら難しい。

しかし、キーボードをマウスパッドに置く理由はそういったゲームの成績に直結する部分ではなく別のところにあります。

  1. ポジショニング
  2. 心地よさ
  3. デスクの材質
  4. 単純に好み

それぞれどんな理由なのか見ていきましょう。

1. ポジショニング

ポジショニング

キーボードのポジショニングによっては、通常のマウスパッドだと物理的に干渉する可能性があります

キーボードの置き方は人によって好みが異なりますが、マウスにできる限り近づけて使いたいという方もいるでしょう。

その場合どうなるのでしょうか?

キーボードがマウスパッドに重なる。または、それを嫌ってキーボードを最も心地よいと感じる場所に置けないという状態になります。

キーボードがマウスパッドに重なる

キーボードがマウスと重なる

キーボードがマウスパッドに重なってしまうと、マウスがぶつかることがあります。

マウスの動きが制限されますし、ぶつかったらイラッとしますよね。特にテンキー付きの大きめのキーボードを使用している場合はよくあると思います。

かといってキーボードを離そうとすると体が開いてしまうので、今度は自分の気持ち良い態勢にならなくなってしまいます。

しっくりくる場所にキーボードを置けない

心地よい場所にキーボードを置けない

しっくりくる場所にキーボードを置けない場合、良い体勢をとれずにミスタイプへ繋がってしまうことも。1回のミスタイプで命取りになる・・そんな戦場にいる方にとっては致命的ですね。

大型マウスパッドなら、机とマウスパッドという境目がキーボードとの間に存在しません。そのため、好きなポジションにキーボードを置いてプレイすることができます。

2. 心地よさ

大型マウスパッドの心地よさ

マウスパッドを敷くと、マウスの底がキーボードの底よりも少し高くなります。薄いキーボードを使っていない限り、その違いは通常ほとんど分からないレベルでしょう。

しかし、違いを感じ取れてしまう人には気になる問題でもあります。

大型マウスパッドと机のエッジ

また、普通のマウスパッドだと手首が机の角に乗ってしまいますが、大型マウスパッドならエッジまでカバーできます。手首にアザを作りたくないなら大型マウスパッドにしておきましょう。

マウスとキーボードの高さ

マウスパッドの厚み

マウスの底が嵩上げされると、キーボードの底の高さと数mmの違いが生まれます。ほとんど誤差レベルかもしれませんが、「違う」ことが分かる人にとって苦痛かもしれません。

これが原因で没入感が阻害されることも

大型マウスパッドでキーボードも乗っけてしまえば底の高さが一致します。よりスムーズなマットが敷かれるので、環境としてはかなり心地よいものになります。

机の角で手首を痛める

机の角に手首

通常キーボードもマウスも、机の手前側に設置するはず。手が届く心地よい場所に。

キーボードに手を添えてリラックスした時、手首はどこにあるでしょうか。そう、机の角です(たぶん)。

角取りしてある机だとしても、長時間ゲームをプレイし続けると手首を痛める可能性があります。その上、跡がアザになってしまうことも

大型マウスパッドならエッジまでカバーできる大きさなので、手首にも優しい。最近よくキーボードについているリストレストはポジションが微調整できないので私は使っていません。

3. 机の材質

机の材質によっては大型マウスパッドをおすすめします。

特に、キーボードがスライドしてしまうという悩みを抱えている人はマウスパッドを敷くことで解決できるかも。

  • 凸凹のある木の机
  • ガラス張りの透明な机
  • 傷つけたくない机
木のデスク

凸凹のある木の机の場合、見た目はオシャレですが使うときに下敷きを使いたくなりますよね。継ぎ目なんかある場合は特に・・!

ガラスのデスク

ガラス張りだとツルツルしてひんやり冷たい。夏なんかはいいかもしれませんが、冬だとちょっと嫌ですよね。マウスパッドでカバーしてしまえばスムーズだし冷たくも感じません。

キーボードの裏側

キーボードを動かすと、底面で机を傷つけてしまうかもしれません。特にキーボードを手前に傾斜させる足なんか厄介ですね。ゴムでカバーされているものもありますが、油断できません。

机を傷つけたくないのであれば全面にマウスパッドを敷いてしまう。シンプルな解決方法です。

4. 単純に好み

好み!

人によってはマウスパッドは切り離しておきたい人もいるでしょう。あまりないと思いますが、持ち運びするとなったら大きいだけ大変です。

しかし、それを凌駕するメリットや心地よさがあると思っていますのでかなりおすすめです。

机にそれなりのスペースが確保できていて、かつ試したことがない人は一度使うと病みつきになるかもしれません。

おすすめの大型マウスパッド

おすすめの巨大なマウスパッドたちを紹介します。

1. Varmilo 海の音色

海の音色

この記事でもちらほら出てきているマウスパッドはVarmiloの「海の音色」です。

サイズは900x400mm。水彩画のようなクジラと海の色合いが最高。机に向かうのが楽しくなるマウスパッドなんて初めてです。

滑りも良いし、端はステッチ処理。裏面もラバーでズレにくい。お値段も安いと思います。

購入はふもっふのおみせから。

2. SteelSeries QCK XXL

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SteelSeries
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SteelSeries QCKのXXLバージョン

サイズは900x400mm。安定・高品質のQCKシリーズなので、現在もQCKシリーズを愛用している人が試してみるにはもってこいの大型マウスパッド。

滑らないように裏面がラバー加工されていて、机の材質を選びません。

奥行きそんなにいらないよ!という方には以下のQCK Edge XLがおすすめ。

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サイズは900x300mmなので、XXLよりも奥行きに100mm余裕が持てます。

3. Glorious XXXL

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Fortniteプレイヤーがめちゃくちゃ使っているGloriousのXXXL

サイズが1219x610mmと超大きい。もはや机をガッチリ覆ってしまうレベルの大きさ。

裏面には滑り止めのゴムがついていて、ガラス・木・プラスチックなど机の材質を選ばず使えます。また、洗濯機で丸洗いOKなのも嬉しいところ。

このシリーズは2XLやXLなど、大きめでもサイズの種類が豊富なので自分の机に合ったサイズを探せるのがポイント。

4. HyperX FURY S

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HyperX FuryのXL。通常の黒色もありますが、このSpeedバージョンはグラフィックが格好良い。

サイズは900x420mmと、奥行きが他社製品に比べてやや大きくなっています。

端はシームレススティッチが施されているためほころびにくく、裏面はラバーで滑りにくくなっています。

5. Razer Gigantus V2

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RazerのGigantus V2は幅広いサイズが揃っています。XXLよりも大きなXXXLも存在し、机全体を覆うほどです。非常に安価でコスパの高いマウスパッドです。

まとめ

なぜキーボードの下にマウスパッドを敷くのか?という疑問について解答しました。

  • キーボードがパッドに重ならないようにする
  • キーボードとマウスがぶつからないようにする
  • キーボードとマウスの距離感を自分好みに微調整
  • キーボードとマウスの底の高さを均一化
  • 机の角で手首を痛めるのを防ぐ

と、あーだこーだ言いましたが、最終的には好みかなとも思います。

まだ使ったことはないけれど興味がある!という方は一度ぜひ試してみることをおすすめします。そんなに高くないですしね。

大型マウスパッドの心地よさ

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