RTX 3080 Ti 搭載でおすすめのBTOゲーミングPCを比較紹介
RTX30シリーズの中ではトップクラスの性能を誇るRTX 3080 の上位モデルが登場。
各BTOサイトでおすすめの RTX 3080 Ti 搭載のハイエンドゲーミングPCを比較紹介していきます。
RTX 3080 Ti の性能
RTX 3080 Ti にはGPUコア「GA102」と第2世代GPUアーキテクチャ「Ampere」が採用されています。
RTX 3080 と RTX 3090 の間に入るモデルとされていますが、スコア的にはかなり3090に肉薄する高性能ぶり。
電力が30W増加しているという微妙な部分もあります。しかし、3090よりも定価は安くなっているのに同じクラスの性能を誇ります。現状最強といっても過言ではないかもしれません。
3080との基本スペックは以下に比較しておきます。
モデル | RTX 3080 Ti | RTX 3080 |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ampere | Ampere |
レイトレーシングコア | 第2世代 | 第2世代 |
Tensorコア | 第3世代 | 第3世代 |
CUDAコア | 10240 | 8704 |
ブーストクロック | 1.67GHz | 1.71GHz |
ベースクロック | 1.37GHz | 1.44GHz |
標準メモリ構成 | 12GB GDDR6X | 10GB GDDR6X |
メモリインターフェイス幅 | 384ビット | 320ビット |
最高GPU温度 | 93℃ | 93℃ |
電力 | 350W | 320W |
推奨電力 | 750W | 750W |
ゲームのベンチマーク
フルHDのコントロールでは180fps近く、ボダラン3では160弱といったfpsで、3080よりも10%程度のfps向上。
ゲームによっては最上位グラボである3090と横ばいになる数値を出しています。その分消費電力も同じメガマックス級の350W、値段は3080と3090の中間とはいえかなりの高額となっています。
最高峰レベルのグラボが欲しいなら3090よりも3080Tiの方がコスパ的にはおすすめです。特に4Kレイトレーシングオンでゲームしたい人なら投資する価値はあるでしょう。
フルHDでのゲームがメインなら3080の方がリーズナブルなのでそちらもチェックしてみて下さい。
3080 Ti 搭載のおすすめゲーミングPC
RTX 3080 Ti を搭載したおすすめのBTOゲーミングPCを比較して紹介します。
G-Tune
CPU | Ryzen 7 5800X |
グラボ | RTX 3080 Ti |
チップセット | X570 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
HDD | 4TB |
クーラー | 水冷 360mmラジエーター |
光学ドライブ | DVD |
タワー | ミドルタワー |
電源 | 1200W ゴールド |
値段 | 406,780円 |
Ryzen 7 5800X+RTX 3080 Ti 搭載モデル。メモリやディスク容量は多めで、冷却装置も360mmラジエーター水冷に。
電源も1200Wゴールドと容量大きめで安心です。
G-Tuneは高性能なモデルほどコスパが良いですが、本モデルもご多分に漏れず良い構成。
ドスパラ
CPU | Core i9-11900K |
グラボ | RTX 3080 Ti |
チップセット | Z590 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB Gen4 |
HDD | なし |
クーラー | GAMMAXX L240 V2+(水冷) |
光学ドライブ | なし |
タワー | ミドルタワー |
電源 | 850W ゴールド |
値段 | 399,980円 |
Core i9-11900K+RTX 3080 Ti 搭載モデル。税込みで40万円弱とお値段はしますが、パーツはそこそこ高性能なものが搭載されています。
Z590チップセットなので、1TB付属SSDが高速な新規格のGen4となっています。さらにメンテいらずな水冷仕様。
前面がLEDで光る洗練されたケースになってよりゲーミングPCらしい見た目。さらに、サイドの透過パネルから中が覗けるようにもなっています。
ドスパラは出荷がとにかく速いので、似たようなスペックのモデルが乱立しているならこの1点だけでもドスパラを選ぶ理由になります。
TSUKUMO
CPU | Core i7-11900KF |
グラボ | RTX 3080 Ti |
チップセット | Z590 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB Gen4 |
HDD | なし |
クーラー | 空冷 |
光学ドライブ | なし |
タワー | ミドルタワー |
電源 | 850W ゴールド |
値段 | 479,800円 |
Core i9-11900KF+RTX 3080 Ti 搭載モデル。ドスパラとやや似たようなスペックですが、メモリは32GB。Bluetooth v5.1と無線LANが標準搭載されています。
ドスパラのモデルよりも値段が10万円ほども高いのでちょっと割に合わない感じ。
ケースはCoolerMasterと共同開発したもので、前面メッシュ構造が特徴的。冷却性能は高く、デザインも良いです。
3080 Ti 搭載のBTOゲーミングPCを比較
ブランド | モデル | CPU | グラボ | チップセット | メモリ | SSD | HDD | 光学ドライブ | クーラー | ケース | 電源 | 値段 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
G-Tune | HP-A-3080Ti | Ryzen 7 5800X | 3080 Ti | X570 | 32GB | 1TB | 4TB | DVD | 水冷 | ミドルタワー | 1200W ゴールド | 406,780円 |
ドスパラ | ZA9C-R38T | Core i9-11900K | 3080 Ti | Z590 | 16GB | 1TB Gen4 | なし | なし | 水冷 | ミドルタワー | 850W ゴールド | 399,980円 |
TSUKUMO | GX9J-D212/ZT | Core i9-11900KF | 3080 Ti | Z590 | 32GB | 1TB Gen4 | なし | なし | 空冷 | ミドルタワー | 850W ゴールド | 479,800円 |
まとめ
RTX 3080 Ti 搭載型のBTOゲーミングPCを紹介しました。
最上級クラスのグラボを搭載しているだけあって値段もかなり高額となっています。その中でもコスパがぶっちぎりなのがドスパラのモデル。
それと比べてしまうと他のモデルは全部割高に見えてしまいます。
今後3080Ti搭載型は他のBTOからも発売されてくると思いますが、現状はドスパラが唯一の選択肢といっても良さそうです。